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クローズ就労から障害者枠のオープン就労への移行を考えている方の中には、志望動機に何を書けばいいか分からない、なぜオープン就労にしたいかを上手く伝えられるか不安、こうした悩みを抱えている方は少なくありません。 志望動機は採用担当者が最も重視する項目の一つで、クローズからオープンへの移行理由を明確に伝えることが採用への鍵となります。 ここでは、志望動機の重要性、含めるべき要素、避けるべき内容、書き方のコツ、シーン別の例文、利用できる支援について解説していきます。
志望動機の重要性
志望動機は、応募書類、面接で最も重要視される項目です。
採用担当者は、志望動機から複数の情報を読み取ります。
なぜこの企業を選んだか、なぜこの職種を選んだか、なぜ障害者枠に応募したか、長期勤続できるかなどです。
クローズからオープンへの移行の場合、特に注目されます。
なぜ今、オープン就労に切り替えるのか、その判断の理由が、企業にとって重要な情報となります。
明確で説得力のある志望動機が、書類選考、面接通過の鍵となります。
逆に、曖昧な志望動機、ネガティブな内容は、不採用につながるリスクがあります。
事前の準備が、採用結果を大きく左右します。
含めるべき要素1 オープン就労への移行理由
含めるべき要素を、見ていきましょう。
オープン就労への移行理由が、最重要です。
なぜクローズからオープンに切り替えるのかを、明確に伝えます。
合理的配慮を受けながら、長く働きたいなど、ポジティブな理由を伝えます。
過去のクローズ就労での経験から、必要な配慮を明確にできたという、自己理解の深化を伝えます。
過去の症状悪化、離職を、教訓として位置づけます。
含めるべき要素2 企業を選んだ理由
企業を選んだ理由も、含めます。
応募企業の特徴、文化、事業内容に共感した点を、具体的に伝えます。
事前の企業研究で得た情報を、活用します。
御社の障害者雇用への取り組みに、共感しましたなど、具体的に伝えます。
表面的な称賛ではなく、自分の言葉で共感した点を伝えます。
含めるべき要素3 自分が貢献できる強み
自分が貢献できる強みを、明確にします。
過去の業務経験、スキル、保有資格を、具体的にアピールします。
障害特性を、強みとして再構成して伝えます。
ASDの方は、緻密性、集中力、論理性などです。
精神疾患のある方は、共感力、自己理解、自己管理能力などです。
数字で示せる実績があれば、強調します。
含めるべき要素4 長期勤続への意欲
長期勤続への意欲を、明確に示します。
合理的配慮を受けながら、長く働きたい気持ちを、率直に表現します。
そのために、どのような準備をしてきたかを伝えます。
主治医との連携、症状の安定、サポート機関の活用などです。
長期勤続は、企業が最も重視する要素の一つです。
含めるべき要素5 学ぶ姿勢
学ぶ姿勢も、含めます。
入社後も、業務に必要なスキルを学び続ける意欲を、伝えます。
最近取得した資格、学習中のスキルなどを、具体的に伝えます。
成長意欲は、長期的な貢献への期待につながります。
避けるべき内容1 過度にネガティブな表現
避けるべき内容を、整理しておきましょう。
過度にネガティブな表現は、避けます。
前職への悪口、症状の悪い面、家族のトラブルなどです。
ネガティブな内容を中心にすると、採用担当者の印象が悪くなります。
過去の苦労、症状の悪化は、ポジティブな表現に変換します。
避けるべき内容2 待遇への過度な期待
待遇への過度な期待も、避けます。
給与、休暇、福利厚生、合理的配慮を多く受けたいといった、待遇中心の志望動機は、避けます。
これらは、面接、内定後に確認します。
志望動機では、自分の貢献、企業への共感を中心に伝えます。
避けるべき内容3 一般的すぎる表現
一般的すぎる表現も、避けたいものです。
どの企業にも当てはまる、汎用的な志望動機は、印象に残りません。
御社の事業内容に興味がありますなど、具体性のない表現は避けます。
応募企業ならではの理由を、明確に伝えます。
避けるべき内容4 自分への自信のなさ
自分への自信のなさも、避けます。
謙虚さは大切ですが、過度な自己卑下は、印象が悪くなります。
何もできませんが、足を引っ張らないようになど、極端な表現は避けます。
自分の強み、貢献できる点を、しっかりアピールします。
書き方のコツ1 構成の基本
書き方のコツを、見ていきましょう。
構成の基本を、押さえます。
最初に、オープン就労への移行理由を、簡潔に伝えます。
次に、企業を選んだ理由、共感した点を、伝えます。
その後、自分の強み、貢献できる内容を、具体的に示します。
最後に、長期勤続への意欲、学ぶ姿勢を、強調します。
300字から500字程度に、まとめます。
書き方のコツ2 自分の言葉
自分の言葉で書くことが、最も大切です。
テンプレートを丸写しすると、説得力がなくなります。
自分の経験、感じたこと、考えたことを、自分の言葉で伝えます。
文章が下手でも構いません。 誠実さ、本気度が伝わることが重要です。
書き方のコツ3 具体性
具体性も、重要です。
抽象的な表現より、具体的なエピソード、数字、固有名詞を使います。
御社の○○の取り組みに共感、過去の業務で月100件のデータを処理しましたなど、具体的に伝えます。
書き方のコツ4 ポジティブな表現
ポジティブな表現を、心がけます。
過去のネガティブな経験も、現在の自分を作る教訓として、前向きに伝えます。
クローズ就労での挫折を、自己理解の深化として表現します。
成長物語として、語ります。
書き方のコツ5 主治医の意見書との一貫性
主治医の意見書との一貫性も、確認します。
志望動機の内容と、主治医の意見書の内容に、矛盾がないようにします。
合理的配慮の依頼内容も、志望動機と一貫させます。
書類全体の整合性が、信頼性につながります。
シーン別の例文1 事務職への応募
シーン別の例文を、見ていきましょう。
事務職への応募の例文です。
前職では、症状を隠して一般枠で5年間営業職に従事していましたが、過重な業務量と人間関係のストレスで、うつ病が悪化しました。
療養期間中に、主治医との連携、就労移行支援事業所での準備を経て、自分に必要な配慮、向いている業務が明確になりました。
御社の障害者雇用への積極的な取り組み、特例子会社としての長期勤続の実績に、強く共感しました。
事務職として、これまでの社会人経験で培ったコミュニケーション能力、PCスキル、緻密な業務遂行能力を活かして、貢献したいと考えています。
合理的配慮を受けながら、長く貢献できる人材として、成長していきたいと思います。
シーン別の例文2 IT職への応募
IT職への応募の例文です。
これまでIT業界で7年間、エンジニアとして従事してきましたが、症状を隠してきたことで、長時間労働を続けるうちに適応障害を発症し、休職を経験しました。
療養期間中に、自分のASD特性、必要な配慮を理解し、オープン就労として再出発する決意を固めました。
御社のリモートワーク中心の働き方、合理的配慮の充実、技術人材への評価に、強く共感しました。
技術スキル(Java、AWS、Linuxなど)、これまでの開発経験を活かしながら、御社のシステム開発に貢献したいと考えています。
ASDの強み(論理性、緻密性、集中力)を活かしながら、長期的に貢献できる人材として、成長していきたいと思います。
シーン別の例文3 経理職への応募
経理職への応募の例文です。
これまで一般枠で経理事務を10年間担当してきましたが、症状を隠して働き続ける中で、業務のミスが増え、不安障害が悪化しました。
療養期間中に、簿記2級を取得し、自分の特性、必要な配慮を整理しました。
御社の経理部門の業務内容、特例子会社としての専門業務への取り組み、長期勤続できる職場環境に、共感しました。
経理の専門知識、Excelの高度な操作スキル、緻密な業務遂行能力を活かして、御社の経理業務に貢献したいと考えています。
主治医との連携、サポート機関のサポートを受けながら、長く活躍できる人材として、成長していきたいと思います。
シーン別の例文4 製造業への応募
製造業への応募の例文です。
前職では、症状を隠して一般枠で営業職を5年間続けていましたが、対人ストレスで、社交不安障害が悪化しました。
療養期間中に、自分の特性、向いている業務を理解し、対人ストレスの少ない製造業の検査業務に挑戦することを決めました。
御社の障害者雇用への取り組み、検査業務での丁寧な研修制度、長期勤続できる職場環境に、共感しました。
緻密な作業、集中力、正確性が、製造業の検査業務で活かせると考えています。
合理的配慮を受けながら、確実な業務遂行で、御社に貢献したいと思います。
シーン別の例文5 在宅勤務求人への応募
在宅勤務求人への応募の例文です。
これまで一般枠で事務職を8年間続けていましたが、症状を隠して通勤、対面業務を続けることが負担となり、うつ病が悪化しました。
療養期間中に、自分の特性を理解し、リモートワーク中心の働き方が、長期勤続につながると確信しました。
御社の完全在宅勤務制度、ダイバーシティ&インクルージョン推進、長期勤続を重視する文化に、強く共感しました。
これまでの事務経験、PCスキル、自己管理能力を活かして、在宅でも確実に業務を遂行できると考えています。
主治医との連携、生活リズムの確立を続けながら、長く貢献できる人材として、成長していきたいと思います。
利用できる支援機関
クローズからオープンへの移行と志望動機作成で利用できる支援機関を、整理しておきましょう。
障害者専門の転職エージェントは、志望動機の添削ができる専門家です。 DODAチャレンジ、アットジーピー、エージェントサーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOキャリアなどに登録できます。
ハローワークの専門援助部門は、無料の応募書類添削窓口です。
就労移行支援事業所では、書類作成と面接対策のプログラムがあります。
地域障害者職業センターでは、職業評価や職業準備支援を受けられます。
障害者就業生活支援センター(ナカポツ)は、就労と生活の両面で長期的な支援を提供します。
主治医、カウンセラーには、自分の状況と就労について相談できます。
精神保健福祉センターでは、無料で心の相談を受けられます。
社会保険労務士は、雇用契約や障害年金の専門家です。
ファイナンシャルプランナーは、家計と生活設計の専門家です。
自助グループ、当事者団体への参加も、心の支えになります。 オープン就労への移行を経験した先輩のアドバイスを、聞けることがあります。
家族や信頼できる人にも、相談します。 書類のチェックを、依頼することもできます。
24時間対応の電話相談窓口も、頼れる存在です。 よりそいホットライン0120-279-338、いのちの電話、いのちSOS 0120-061-338などが、無料で利用できます。
これらの支援機関を活用しながら、説得力のある志望動機で転職を成功させていきましょう。
まとめ
志望動機は応募書類・面接で最も重視される項目で、クローズからオープンへの移行ではなぜ今切り替えるのかが採用担当者に注目され、明確で説得力のある志望動機が書類選考と面接通過の鍵となります。 含めるべき要素は、オープン就労への移行理由(合理的配慮を受けながら長く働きたい)、企業を選んだ理由(具体的な共感点)、自分が貢献できる強み(過去の経験・スキル・障害特性の強み化)、長期勤続への意欲、学ぶ姿勢の5つです。 避けるべき内容は、過度にネガティブな表現、待遇への過度な期待、一般的すぎる表現、自分への自信のなさで、書き方のコツは構成の基本(300字から500字)、自分の言葉、具体性、ポジティブな表現、主治医の意見書との一貫性です。 事務職、IT職、経理職、製造業、在宅勤務などシーン別の例文を参考に自分の経験に合わせてアレンジし、障害者専門エージェント、ハローワーク、就労移行支援事業所、主治医、家族、自助グループなどを活用しながら説得力のある志望動機で転職を成功させていきましょう。
