障がい者転職を検討中の方必読!
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視覚に障害があると、どのような仕事に就けるのか、今の仕事を続けられるのか不安に感じる方は少なくありません。
この記事では、目が見えない方の仕事の選択肢や、働く上での工夫、利用できる支援制度について詳しく解説します。
視覚障害にはさまざまな程度がある
視覚障害と一口に言っても、全く光を感じない全盲の状態から、視力が著しく低下しているものの一部は見える弱視の状態まで、程度はさまざまです。
見え方の状態によって、仕事で必要となる工夫や配慮の内容も大きく異なります。
まずは自分自身の見え方の特徴を整理し、どのような場面で困りやすいのかを把握しておくことが、仕事選びの第一歩になります。
視覚障害のある方が就きやすい仕事
視覚障害のある方の仕事として、伝統的によく知られているものにあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師といった、あはき師と呼ばれる職種があります。
これらは触覚を中心とした技術を活かせる仕事であり、視覚障害者を対象とした専門の養成施設も各地に整備されています。
国家資格を取得することで、治療院やクリニック、企業の医務室など、さまざまな場所で働く道が開かれています。
近年では、パソコンの音声読み上げソフトの発達により、事務職やコールセンター業務、プログラミングといった仕事に就く方も増えています。
画面の情報を音声で読み上げてもらいながら業務を行うことで、視覚に頼らずにパソコン作業を進めることが可能になっています。
また、電話でのカウンセリングや相談業務など、聴覚を活かした仕事も選択肢の一つです。
音声情報のやり取りが中心となる業務は、視覚障害のある方にとって取り組みやすい分野といえます。
仕事において直面しやすい困難
視覚障害のある方が仕事をする上では、いくつかの困難に直面しやすい傾向があります。
まず、職場までの移動や、社内での移動に不安を感じることです。
慣れない経路や、障害物の多い環境では、移動そのものに大きな負担がかかります。
次に、紙の書類や、画像を多く含む資料の確認が難しいことです。
音声読み上げソフトに対応していない資料形式の場合、内容を把握するのに時間がかかってしまうことがあります。
また、対面でのコミュニケーションにおいて、相手の表情やジェスチャーといった視覚的な情報を受け取れないため、やり取りに工夫が必要になる場面もあります。
職場でできる工夫
視覚障害のある方が働きやすい環境を整えるためには、いくつかの工夫が助けになります。
まず、パソコン作業においては、画面読み上げソフトや、文字を拡大するソフトの導入が有効です。
資料はできるだけテキストデータで共有してもらう、重要な内容は口頭でも説明してもらうといった配慮があると、情報を得やすくなります。
職場内の移動については、机の配置や通路の状態をできるだけ変更しないようにしてもらう、新しい経路がある場合は事前に案内してもらうといった配慮が助けになります。
また、対面でのやり取りでは、自分から話しかける際に名前を名乗ってもらう、資料を指し示す際は言葉で位置を説明してもらうといった工夫も役立ちます。
職場への伝え方
視覚障害について職場にどこまで伝えるかは、悩ましい問題です。
すべてを詳しく説明する必要はありませんが、どのような場面で困りやすいか、どのような配慮があれば業務を進めやすいかを、上司や人事担当者に事前に伝えておくと、いざというときに周囲も対応しやすくなります。
障害者雇用枠での就職であれば、採用の段階から必要な配慮についてすり合わせておくことができます。
利用できる支援制度
視覚障害のある方が仕事を探す、あるいは今の仕事を続けていく上で、いくつかの支援制度を利用できる可能性があります。
身体障害者手帳を取得することで、障害者雇用枠での就職や、税金の控除、補装具の交付といった支援を受けられる場合があります。
就労を目指す場合は、就労移行支援を利用して、パソコンの音声操作技術の習得や、就職活動のサポートを受けることができます。
視覚障害者を対象とした職業訓練校では、あはき師の資格取得を目指すコースや、パソコン技能を身につけるコースが設けられていることもあります。
すでに働いている場合でも、ジョブコーチによる職場定着支援を利用することで、職場での困りごとについて専門的なサポートを受けることができます。
まとめ
視覚障害のある方の仕事の選択肢は、あはき師のような伝統的な職種から、音声読み上げソフトを活用した事務職まで、幅広く存在します。
自分の見え方の特徴を整理し、必要な工夫や支援制度を組み合わせながら、無理のない働き方を見つけていきましょう。

