【障害者枠】面接で提出する「自分のトリセツ」テンプレートと書き方のコツ

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自分のトリセツ、いわゆる取り扱い説明書は、自分の特性、強み、苦手、必要な配慮を書面でまとめた、面接でのコミュニケーションを補完する重要なツールです。

「面接で、トリセツを提出すべきか」

「具体的なテンプレートを知りたい」

「どんな項目を、書けばいいか」

「企業に好印象を与える書き方を、知りたい」

と気になる方は多いものです。

トリセツを面接で提出することで、口頭での説明を補完し、合理的配慮の希望、自己理解の深さを、書面で明確に伝えられます。

本記事では、トリセツの基本、テンプレート、戦略について整理します。

トリセツの基本

トリセツの基本を整理します。

トリセツは、A4サイズで、1枚から2枚程度にまとめます。

シンプルで、要点が伝わる構成が、効果的です。

書面で渡すことで、面接官が後で読み返し、理解を深められます。

複数の面接官、または採用後の上司、同僚への共有も、可能となります。

ポジティブな表現で、自分の特性と業務での貢献を、伝えます。

トリセツのテンプレート項目

トリセツのテンプレート項目を整理します。

項目1、基本情報。

氏名、年齢、障害種別、障害者手帳の等級、診断名などを、簡潔に記載します。

項目2、業務での強み。

「細部への注意力」「長時間の集中力」「正確性、几帳面さ」「責任感、誠実さ」「業務マニュアルの徹底」など、業務に活かせる強みを、3つから5つ程度、書きます。

項目3、業務で苦手なこと。

「対面コミュニケーション」「電話対応」「マルチタスク」「急な業務変更」「対人ストレス」など、業務で苦手なことを、簡潔に書きます。

項目4、必要な合理的配慮。

業務指示の文書化、業務量の調整、フレックスタイム制、リモートワーク、通院のための半休、業務環境の整備、防音ブースなど、具体的な配慮を、書きます。

項目5、ストレス反応のサインと対処法。

「ストレスが溜まると、こんなサインが出る」「こんな対処法で回復する」と、自己理解の深さを示します。

項目6、医療、サポートの体制。

「主治医のもとで治療を続けている」「定期的な通院」「ジョブコーチ、家族のサポート」を、簡潔に書きます。

項目7、業務での貢献意欲、長期就労への意欲。

「貴社で長期的に貢献していきたい」「合理的配慮を受けながら、無理なく続けたい」と、明確に伝えます。

トリセツの具体的なテンプレート

トリセツの具体的なテンプレートを整理します。

タイトル、自己紹介と合理的配慮の希望、または自分のトリセツ、氏名

基本情報

氏名、〇〇〇〇

年齢、〇〇歳

障害種別、精神障害者保健福祉手帳〇級、または発達障害、いわゆる自閉スペクトラム症、ADHDなど

主治医、〇〇クリニック、月1回通院中

業務での強み

1、決められた手順に従っての、確実な業務遂行

2、細部への注意力、ミスの少なさ

3、長時間の集中力、ルーチンワークへの強み

4、業務マニュアルの徹底、整理整頓

5、責任感、誠実さ、長期就労への意欲

業務で苦手なこと

1、急な業務変更への対応

2、複数の業務を同時並行で進めるマルチタスク

3、対面での長時間のコミュニケーション

4、電話対応、特に対外的な電話

5、対人ストレスの蓄積

必要な合理的配慮

1、業務指示は、メール、チャット、Slack、Microsoft Teamsなどの文字で行ってください

2、業務量、業務の優先順位を、明確に伝えてください

3、急な業務変更がある時は、事前に文書で伝えてください

4、月1回の通院日に、半休をいただきたいです

5、対外的な電話対応は、可能な範囲で配慮いただきたいです

6、業務外の社内行事、いわゆる歓迎会、忘年会、新年会への参加を、強要しないでください

ストレス反応のサインと対処法

ストレスが蓄積すると、頭痛、不眠、疲労感、集中力の低下などのサインが出ます。

対処法として、定期的な休憩、深呼吸、軽い散歩、主治医への相談、家族との対話などで、回復に努めています。

職場で、サインが出た時は、上司、または産業医に率直に相談したいです。

医療、サポートの体制

主治医、〇〇クリニックで、月1回の定期通院、薬の服用を続けています。

家族のサポート、ジョブコーチ、就労定着支援員、当事者会との連携を、続けています。

業務遂行に必要な医療的な管理は、安定して継続できる体制です。

業務での貢献意欲、長期就労への意欲

過去の経験を活かし、貴社で長期的に貢献していきたいです。

合理的配慮を受けながら、3年、5年、10年というスパンで、業務での貢献を、続けていきたいと考えています。

腰を据えて、無理のないペースで、専門性を高めていきたいです。

トリセツの提出のタイミング

トリセツの提出のタイミングを整理します。

タイミング1、面接の前に、書類選考と一緒に提出する。

履歴書、職務経歴書と一緒に、トリセツを送ります。

エージェントを通じての提出が、おすすめです。

タイミング2、面接の冒頭で、提出する。

面接の冒頭で、「自己紹介と合理的配慮の希望をまとめたシートを、ご覧ください」と、面接官に手渡しします。

口頭での自己紹介を、書面で補完します。

タイミング3、面接の最後に、提出する。

面接の最後の質疑応答の場面で、「合理的配慮の希望を、書面でまとめてきました」と、手渡しします。

タイミング4、内定後、書面合意の場面で提出する。

内定通知書、雇用条件通知書、合理的配慮の合意書の作成の段階で、トリセツを基に、書面合意を進めます。

トリセツを提出する際の注意点

トリセツを提出する際の注意点を整理します。

注意点1、A4サイズで、1枚から2枚程度にまとめる。

長すぎるトリセツは、読まれにくくなります。

シンプルで、要点が伝わる構成にします。

注意点2、ポジティブな表現を、心がける。

「できない」「無理」というネガティブな表現を避け、「この配慮があれば、確実に業務遂行できる」というポジティブな表現を、選びます。

注意点3、業務遂行に必要な範囲で、情報を記載する。

業務に関連しない過度な詳細、いわゆる家族の病歴、過去の入院の全詳細などは、必要ありません。

業務遂行に関連する範囲で、情報を絞ります。

注意点4、誤字脱字、書式の乱れを、丁寧にチェックする。

第三者、家族、エージェントの担当者に、見てもらうことで、見落としを防げます。

注意点5、企業ごとに、調整する。

応募する企業、業界、業種に応じて、強調する強み、必要な配慮を、調整します。

まとめ

面接で提出する自分のトリセツは、口頭での説明を書面で補完し、合理的配慮の希望、自己理解の深さを明確に伝える、重要なツールです。

テンプレート項目として、基本情報、業務での強み、業務で苦手なこと、必要な合理的配慮、ストレス反応のサインと対処法、医療、サポートの体制、業務での貢献意欲、長期就労への意欲などがあります。

提出のタイミングとして、書類選考、面接の冒頭、面接の最後、内定後の書面合意の場面などがあります。

dodaチャレンジ、アットジーピー、サーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOワークス、Manaby Worksなどの障害者専門エージェントのサポートを、活用します。

法テラスを利用すれば、収入が一定以下の方は無料法律相談を受けられます。

明るい未来は、必ずあなたの前に開かれています。

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