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「勤務時間を短縮したいけれど、給料がどれくらい減るか心配」
「フルタイムから短時間勤務に変えたら、生活できるか」
「具体的に、いくらになるのか計算したい」
「障害年金、各種手当を組み合わせると、どうなるか」
と気になる方は多いものです。
体調と仕事のバランスを取るために勤務時間の短縮を検討する方は、経済面のシミュレーションが大切です。
本記事では、給料減額の計算方法、シミュレーション例、補助制度の活用について整理します。
給料減額の基本的な計算
給料減額の基本的な計算を整理します。
時給制の場合、勤務時間に比例して給料が変動します。
時給1500円で、フルタイム月160時間勤務の場合、月収24万円となります。
短時間勤務で月120時間に短縮すると、月収18万円となります。
月給制の場合、企業の規定によって、計算方法が異なります。
「月給を勤務時間に応じて按分」「短時間勤務専用の月給を設定」「フルタイムと同じ月給で短時間勤務を認める」など、企業ごとに異なる扱いです。
ボーナス、賞与は、勤務時間に応じて減額されることが多いものです。
「フルタイムと同じ算定基準」「勤務時間に応じて按分」「ボーナスなし」など、企業の規定によります。
各種手当、通勤手当、住宅手当、家族手当などの扱いも、企業によって異なります。
通勤手当は、原則として支給されることが多いものです。
住宅手当、家族手当は、勤務時間に関わらず支給される企業もあれば、減額される企業もあります。
社会保険、厚生年金、雇用保険の加入条件にも、影響します。
週20時間以上、月給8.8万円以上、雇用期間2か月超、学生でない場合、社会保険に加入できます。
加入できない場合、国民健康保険、国民年金に自分で加入する必要があります。
シミュレーション例 フルタイムから週30時間への短縮
シミュレーション例として、フルタイムから週30時間への短縮を整理します。
前提条件、月給25万円、ボーナス年2回、各2か月分、通勤手当月1万円、年収400万円のフルタイム勤務。
短縮後の前提、週30時間勤務、月給は勤務時間に比例して按分。
短縮後の月給、25万円かける30時間割る40時間で、18万7500円。
短縮後の年収、月給18万7500円かける12か月で、225万円。
ボーナスも勤務時間に応じて減額、フルタイムボーナス100万円かける30時間割る40時間で75万円。
通勤手当月1万円かける12か月で12万円。
短縮後の年収、合計約312万円。
フルタイム年収400万円から、年間で約88万円の減少となります。
社会保険、厚生年金は、加入条件を満たすため、継続します。
各種手当、住宅手当、家族手当などは、企業の規定によります。
シミュレーション例 フルタイムから週20時間への短縮
シミュレーション例として、フルタイムから週20時間への短縮を整理します。
前提条件、月給25万円、ボーナス年2回、各2か月分、通勤手当月1万円、年収400万円のフルタイム勤務。
短縮後の前提、週20時間勤務、月給は勤務時間に比例して按分。
短縮後の月給、25万円かける20時間割る40時間で、12万5000円。
短縮後の年収、月給12万5000円かける12か月で、150万円。
ボーナスも勤務時間に応じて減額、フルタイムボーナス100万円かける20時間割る40時間で50万円。
通勤手当月1万円かける12か月で12万円。
短縮後の年収、合計約212万円。
フルタイム年収400万円から、年間で約188万円の減少となります。
社会保険、厚生年金の加入条件、月給8.8万円以上、週20時間以上を、満たすかどうか、確認します。
満たさない場合、国民健康保険、国民年金に自分で加入する必要があります。
シミュレーション例 特定短時間労働者として週15時間勤務
シミュレーション例として、特定短時間労働者、いわゆる週10時間以上20時間未満の勤務を整理します。
前提条件、時給1500円、月60時間勤務、ボーナスなし、通勤手当月5000円。
短縮後の月給、時給1500円かける月60時間で、9万円。
短縮後の年収、月給9万円かける12か月で、108万円。
通勤手当月5000円かける12か月で6万円。
短縮後の年収、合計約114万円。
社会保険、厚生年金には、加入できないため、国民健康保険、国民年金に自分で加入する必要があります。
国民健康保険、国民年金の保険料、月額約2万円、年額約24万円が、自己負担として発生します。
手取りで、年間約90万円程度となります。
障害年金、各種手当との組み合わせ
障害年金、各種手当との組み合わせを整理します。
障害基礎年金2級は、年額78万900円、月額約6万5000円です。
障害厚生年金、配偶者加給年金などがある場合、さらに支給額が加算されます。
これを、就労による収入と合算します。
シミュレーション例、週20時間勤務、月給12万5000円、ボーナスを按分して年収約212万円。
障害基礎年金2級、年額78万円を加算。
年間収入合計、約290万円。
特別障害者手当、障害児福祉手当、各種手当が該当する場合、さらに加算します。
自治体の独自の手当もあります。
医療費控除、障害者控除、自立支援医療制度などの税制優遇も活用します。
これにより、実質的な手取りが、増えます。
非課税世帯の場合、医療費の追加助成、各種給付金などを受けられます。
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナーに相談しながら、自分に合った組み合わせを、整えます。
固定費削減で生活費を整える
固定費の削減で生活費を整える方法を整理します。
家賃を見直します。
家賃が月収の3分の1以内に収まるよう、調整します。
UR都市機構、公営住宅、家賃の安い物件への引っ越しなども、検討します。
光熱費を見直します。
電力会社、ガス会社の切り替え、節電、節水などで、月数千円の削減が可能です。
通信費を見直します。
格安SIM、格安スマホ、サブスクリプションの整理などで、月数千円の削減が可能です。
保険料を見直します。
民間保険の必要性を、再検討します。
医療保険、生命保険、自動車保険などを、最低限の補償に絞ります。
食費を見直します。
外食を減らし、自炊を増やすことで、月数千円から1万円の削減が可能です。
家計の見直しで、月3万円から5万円程度の削減が可能な場合もあります。
これにより、勤務時間短縮による収入減少を、補えます。
長期的なキャリアプラン
短時間勤務を、長期的なキャリアプランの一部として、捉えます。
最初は短時間勤務で体調を整え、徐々に勤務時間を増やしていく道があります。
「最初の半年は週20時間、その後週30時間、最終的に週40時間」など、段階的なステップアップを目指します。
逆に、体調の悪化を避けるために、長期的に短時間勤務を維持する選択もあります。
「無理をして倒れるよりも、無理のないペースで長く続ける」という戦略です。
スキルアップ、資格取得を、短時間勤務の余裕の時間で進めます。
将来的に、給与水準の高い職種、ハイクラスの求人にステップアップする道があります。
ジョブ型雇用、専門職での就労を目指すことで、短時間勤務でも給与水準を高められる場合があります。
副業、フリーランス、独立など、複数の収入源を組み合わせる道もあります。
注意点
勤務時間短縮の注意点を整理します。
書面での合意を、必ず求めます。
勤務時間、給与、ボーナス、各種手当、合理的配慮を、雇用条件通知書で明確にします。
社会保険、厚生年金の加入条件を、確認します。
加入できない場合、国民健康保険、国民年金に自分で加入する手続きが必要です。
正社員登用、キャリアアップの可能性を、確認します。
「短時間勤務だと、正社員登用がない」「昇進、昇給の機会が限定される」企業もあります。
長期的な視点で、慎重に判断します。
主治医、家族、ジョブコーチ、エージェントと相談しながら、決定します。
無理のないペースを、選びます。
「もっと働きたい」と無理を重ねて、症状が悪化することは避けます。
まとめ
勤務時間短縮による給料減額は、企業の規定、勤務時間、勤務形態によって異なります。
時給制では、勤務時間に比例して給料が変動します。
月給制では、月給を按分する、短時間勤務専用の月給を設定する、フルタイムと同じ月給で短時間勤務を認めるなど、企業ごとに異なります。
ボーナス、各種手当、社会保険、厚生年金の加入条件にも、影響します。
シミュレーション例として、フルタイムから週30時間で年収約88万円減少、週20時間で約188万円減少などがあります。
障害基礎年金2級、年額78万円、特別障害者手当、各種手当、税制優遇、自立支援医療制度などを組み合わせることで、実質的な手取りを整えます。
家賃、光熱費、通信費、保険料、食費などの固定費削減で、月3万円から5万円程度の削減が可能です。
長期的なキャリアプランとして、段階的なステップアップ、短時間勤務の長期維持、スキルアップによる給与アップ、副業、フリーランスなどの選択肢があります。
dodaチャレンジ、アットジーピー、サーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOワークス、Manaby Worksなどの障害者専門エージェント、ハローワーク、地域障害者職業センター、就労移行支援事業所、主治医、社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー、税理士などのサポートを、組み合わせて活用します。
書面での合意、社会保険の加入条件、正社員登用の可能性、長期的な視点、無理のないペースなどを、慎重に判断します。
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