埼玉県障害者雇用総合サポートセンター(サポセン)の活用方法と支援内容

お子さんの将来を考え、B型施設を探している保護者の方へ
障害のあるお子さんに合った選択をするために、まず知っておきたい基本ガイド

初めての方は、基礎知識と不安解消をセットで押さえると安心です。

まず読むべき基礎知識5記事

就労継続支援B型とは? 仕事内容・対象者・A型との違いをわかりやすく解説
就労継続支援A型とB型の違いを徹底比較 就労支援A型・B型の違いを徹底解説!あなたはどっち!?
就労継続支援B型の利用条件と対象者 年齢制限はある?利用条件と年代別のポイント
就労継続支援B型の工賃はいくら? 月収はいくら?工賃の実態と生活費のシミュレーション
就労継続支援B型の利用までの流れ 利用開始までの日程と全体の流れを解説

施設選びでつまずきやすいポイント5記事

B型施設の選び方で失敗しないポイント 合わない事業所を選ばないための判断基準と注意点
見学時に必ず確認すべきチェックリスト 見学で確認すべきポイントを整理して、選定ミスを防ぐ
親ができるサポートと距離感 親が相談するときのポイントと関わり方
利用を断念せざるを得なかったケース 諦めざるを得なかった理由
よくある質問 工賃・通所頻度・人間関係 利用への不安を整理し、よくある悩みと解決策をまとめました

埼玉県で障害者枠での転職を考えている方の中には、地元の支援機関を活用したい、埼玉県のサポートセンターはどんな支援をしてくれるのか、企業向けだけでなく個人でも利用できるのか分からないと、関心を持っている方は少なくありません。 埼玉県障害者雇用総合サポートセンター(愛称:サポセン)は、企業の障害者雇用を多面的に支援する公的機関で、間接的に障害者本人にも大きな影響を与える存在です。 ここでは、サポセンの基本、支援内容、その他の埼玉県の支援機関、活用方法、利用できる支援について解説していきます。

埼玉県障害者雇用総合サポートセンターの基本

埼玉県障害者雇用総合サポートセンターは、愛称をサポセンといいます。 障害者雇用総合サポートセンター(愛称:サポセン)では、企業の障害者雇用について、雇用開拓から企業支援、定着支援まで一連の支援をおこなっています。

対象とする障害の範囲は、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害、難病と幅広く設定されています。

主な対象は、企業です。 埼玉県では、事業主の皆様に障害者雇用を進めていただくために、障害者雇用総合サポートセンターを開設しています。障害者雇用のプロフェッショナルが無料でご相談を承ります。

サポセンは、企業向けの支援機関ですが、障害者本人にとっても重要な存在です。 サポセンが支援した企業に就職することで、障害者は安心して長く働ける環境を得られます。

サポセンは、企業支援だけでなく、ジョブコーチ派遣を通じた本人への直接的な支援も行っています。

サポセンの支援内容1 雇用開拓

サポセンの支援内容を、見ていきましょう。

雇用開拓は、サポセンの重要な業務です。 障害者を雇用していない企業、雇用拡大を検討している企業に対して、直接訪問して働きかけを行います。

主に障害者雇用経験がない企業に、企業を直接訪問してアプローチします。 障害者雇用の意義、メリット、具体的な進め方などを説明します。

雇用の場の創出を、目指す活動です。 新しい雇用機会を生み出すことで、障害者の就労先を増やしています。

短期雇用体験のコーディネートも、行われています。 企業と障害者のマッチング、お試し就労の機会を提供します。

これらの活動により、埼玉県内の障害者雇用の機会が広がっています。

サポセンの支援内容2 ジョブコーチ派遣

ジョブコーチの派遣も、サポセンの重要な支援です。

私たち埼玉県障害者雇用総合サポートセンターは、「ジョブコーチ」の派遣を通じて、質の高いアセスメントに基づいた、計画的かつきめ細やかな支援を提供します。

就労支援機関と連携して、企業に一定期間ジョブコーチを派遣する仕組みです。

ジョブコーチは、障害者と企業の双方を支援します。 本人の業務習得、職場での人間関係、合理的配慮の調整などをサポートします。

支援計画を策定して、計画的に進めます。 集中支援、移行支援、フォローアップ支援などのフェーズで対応します。

地域の就労支援機関と協働して、長期的なサポートを提供します。

サポセンの支援内容3 企業の定着支援

定着支援も、サポセンの重要な役割です。

地域の支援機関と協働して、障害者が安心して長く働けるよう支援を行います。

企業向けの研修、セミナーも、開催されています。 人事担当者向けの研修などで、適切な雇用管理の知識を提供しています。

障害者雇用企業事例紹介で、優良企業の取り組みを共有しています。 障害者雇用企業事例紹介に新規企業として、複数の企業の取り組みが定期的に更新されています。

定着支援により、障害者の離職率を下げ、長期勤続を支援しています。

サポセンの支援内容4 重度障害者及び精神障害者雇用支援

重度障害者および精神障害者の雇用にも、特化した支援があります。

重度障害者及び精神障害者雇用の伴走型パッケージ支援という、新しい支援も提供されています。

ICT活用型教育訓練など、新しい技術を活用した支援も進められています。

これらの取り組みにより、就労が特に難しい障害者の雇用機会も広がっています。

埼玉障害者職業センター

埼玉県には、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する埼玉障害者職業センターもあります。

埼玉障害者職業センターは、障害者職業カウンセラー等を配置し、ハローワーク(公共職業安定所)、障害者就業・生活支援センターとの密接な連携のもと、就職や職場復帰を目指す障害のある方、障害者雇用を検討する企業を支援します。

主な支援内容として、職業評価、職業準備支援、リワーク支援、ジョブコーチ支援、職場復帰支援などがあります。

就職に向けての相談、職業能力等の評価、就職前の支援から就職後の職場適応のための援助、職場復帰の支援等、個々の障害状況に応じた継続的な支援を行っています。

利用は、無料です。

障害者就業・生活支援センター

埼玉県内には、障害者就業・生活支援センター(ナカポツ)が複数設置されています。

障害者就業・生活支援センターは、10障害保健福祉圏域のうち8圏域に10か所設置されています。

就労と生活の両面で、長期的な支援を提供する機関です。

就労準備、就職活動、職場定着、生活支援などの相談ができます。

利用期間に制限がなく、必要な期間サポートを受けられます。

市町村障害者就労支援センター

市町村レベルでの支援機関もあります。

障害のある方の就労機会の拡大を図るために、市町村が設置する支援機関です。(県内41カ所)。

各市町村が、直接または民間の事業者などに委託して運営しています。

市町村障害者就労支援センターは、最も身近な相談窓口です。

地域に密着したサービスを、提供しています。

埼玉県障害者雇用優良事業所認証制度

埼玉県には、独自の認証制度もあります。

埼玉県障害者雇用優良事業所認証制度として、優良な雇用に取り組む事業所が認証されています。

認証された事業所は、埼玉県のホームページで紹介されています。 転職先選びの参考にできる、信頼性の高い情報源です。

提携融資について(障害者雇用優良事業所対象)などの優遇措置もあり、企業側にもメリットがある制度です。

難病患者向けの支援

難病患者向けの支援も、充実しています。

企業が難病患者を雇用する場合は、埼玉県の難病患者雇用促進アドバイザーが、無料で職場受け入れ研修等サポートをさせていただきます。既に雇用されている場合でも、ちょっとした質問やお悩み事に対応いたします。

障害者手帳を持たない難病患者でも、雇用支援を受けられる仕組みがあります。

特定求職者雇用開発助成金(発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース)も、活用できます。

活用方法

埼玉県の支援機関の活用方法を、見ていきましょう。

まず、自分の状況に応じて、最も身近な機関に相談します。

市町村障害者就労支援センターは、地域密着の窓口です。 お住まいの市町村のセンターに、まず相談できます。

ハローワークの専門援助部門でも、無料で相談できます。 埼玉県内の主要なハローワークに、専門援助部門があります。

埼玉障害者職業センターでは、職業評価などの専門的な支援が受けられます。

障害者就業・生活支援センターは、就労と生活の両面で長期的な支援を提供します。

サポセンの活動を活かした企業との出会いも、これらの支援機関を通じて広がる可能性があります。

複数の機関を組み合わせて活用することが、効果的です。

利用できる支援機関

埼玉県で利用できる支援機関を、整理しておきましょう。

埼玉県障害者雇用総合サポートセンター(サポセン)は、企業向けの総合支援機関です。

埼玉障害者職業センターは、職業評価、職業準備支援、リワーク支援を提供します。

ハローワークの専門援助部門は、無料の就労相談窓口です。

障害者就業・生活支援センターは、県内に10か所設置されています。

市町村障害者就労支援センターは、県内41か所に設置されています。

就労移行支援事業所(LITALICOワークス、ココルポート、ウェルビー、atGPジョブトレなど)も、埼玉県内に多数あります。

障害者専門の転職エージェントは、企業の内部事情に詳しい専門家です。 DODAチャレンジ、アットジーピー、エージェントサーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOキャリアなどに登録できます。

主治医、カウンセラーには、自分の体調と就労について相談できます。

精神保健福祉センター、保健所も、相談窓口として活用できます。

社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーは、雇用契約や生活設計の専門家です。

自助グループ、当事者団体への参加も、心の支えになります。

家族や信頼できる人にも、相談します。

24時間対応の電話相談窓口も、頼れる存在です。 よりそいホットライン0120-279-338、いのちの電話、いのちSOS 0120-061-338などが、無料で利用できます。

これらの支援機関を組み合わせて活用しながら、埼玉県内で長く働ける職場を見つけていきましょう。

まとめ

埼玉県障害者雇用総合サポートセンター(サポセン)は、企業の障害者雇用について、雇用開拓から企業支援、定着支援まで一連の支援を行う機関で、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害、難病など幅広く対象としています。 主な支援内容として、企業への雇用開拓、ジョブコーチ派遣、定着支援、重度障害者及び精神障害者雇用の伴走型パッケージ支援、ICT活用型教育訓練などがあり、企業を通じて障害者本人にも好影響を与えています。 埼玉県には、サポセン以外にも、埼玉障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター(県内10か所)、市町村障害者就労支援センター(県内41カ所)、埼玉県障害者雇用優良事業所認証制度、難病患者雇用促進アドバイザーなど、多層的な支援体制があります。 これらの公的支援機関とハローワーク、就労移行支援事業所、障害者専門の転職エージェント、主治医、自助グループなどを組み合わせて活用しながら、埼玉県内で自分に合った職場を見つけていきましょう。

関連記事