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訪問看護に家族が同席することで利用者の状態変化を共有でき、看護師からの報告を正しく受け取ることで家族も安心して在宅介護を続けられます。
この記事では訪問看護に家族が同席する重要性と看護師からの報告の受け方を解説します。
家族が同席するメリット
メリットを、把握しておきましょう。
第一のメリットは、利用者の状態を直接把握できることです。
訪問看護師が行うバイタルチェック、身体の観察、ケアの内容を家族がその場で見ることで、利用者の現在の状態を正確に理解できます。
「最近血圧が少し高めですね」「皮膚の状態が改善してきています」などの情報を直接聞けます。
第二のメリットは、ケアの技術を学べることです。
看護師が行う処置や介助の方法を見ながら、家族も手技を覚えられます。
体位変換の方法、吸引の手順、経管栄養の管理、褥瘡のケアなど、訪問日以外に家族が行うケアの質が向上します。
第三のメリットは、気になることをその場で質問できることです。
「昨日から食欲がない」「夜中に何度もトイレに起きる」「最近表情が暗い」など、日常の中で気になっていることを看護師に直接相談できます。
電話では伝えにくいことも、対面であれば伝えやすくなります。
第四のメリットは、家族自身の精神的なサポートになることです。
在宅介護は家族に大きな負担がかかります。
看護師に介護の不安や疲労を話すことで、精神的な支えが得られます。
第五のメリットは、利用者が伝えにくいことを家族が補足できることです。
利用者本人が症状を正確に伝えられない場合や、認知症で状況の説明が難しい場合に、家族が日頃の様子を補足することで看護師がより正確な判断をできます。
看護師からの報告で確認すべきポイント
確認ポイントを、見ていきましょう。
第一のポイントは、バイタルサインの変化です。
血圧、体温、脈拍、酸素飽和度などの数値が前回と比べてどう変化しているかを確認します。
普段の数値の範囲を把握しておくことで、異常に早く気づけるようになります。
第二のポイントは、実施したケアの内容と結果です。
褥瘡の処置を行った場合は改善しているか悪化しているか、リハビリを行った場合は動きに変化があったかなどを確認します。
第三のポイントは、今後の注意点と次回までの観察ポイントです。
「次の訪問まで、この部分の皮膚の色を観察してください」「水分摂取量を記録しておいてください」など、家族に依頼する観察項目を明確にしてもらいます。
第四のポイントは、主治医への報告の要否です。
看護師が主治医に報告する必要があると判断した事項があるかを確認します。
薬の変更の可能性や、受診が必要かどうかの見解も聞いておきます。
第五のポイントは、次回の訪問予定です。
次回の訪問日時、訪問する看護師(担当者が変わる場合)、次回に予定しているケアの内容を確認します。
同席が難しい場合の対処法
対処法を、見ていきましょう。
第一の対処法は、連絡ノートの活用です。
訪問看護師と家族の間で連絡ノートを共有し、看護師が訪問時の記録と申し送り事項を記入し、家族が日頃の気づきや質問を書き込む仕組みを作ります。
第二の対処法は、訪問後の電話連絡です。
訪問に同席できなかった場合、訪問後に看護師から家族に電話で報告してもらう方法があります。
事業所に「訪問後に電話で報告をお願いできますか」と依頼します。
第三の対処法は、ICTツールでの情報共有です。
LINE WORKSやMCSなどのICTツールを活用している事業所であれば、訪問後の報告をテキストや写真で共有してもらえる場合があります。
第四の対処法は、月に1回だけでも同席の日を作ることです。
毎回の同席が難しくても、月に1回は同席して看護師と直接話す機会を作ることで、利用者の状態の変化を把握しやすくなります。
家族が報告を受ける際の心構え
心構えを、見ていきましょう。
遠慮せずに質問することが大切です。
医療用語が分からない場合は「もう少し分かりやすく教えていただけますか」と遠慮なく聞いて構いません。
報告の内容をメモに残す習慣をつけると、後から振り返る際に役立ちます。
他の家族にも情報を共有し、介護の負担が一人に集中しないようにします。
気になることは小さなことでも伝える姿勢が大切です。
「こんなことを聞いてもよいのかな」と思うことでも、看護師にとっては重要な情報である場合があります。
ケアマネジャーにも訪問看護の状況を共有しておくと、ケアプラン全体の見直しに役立ちます。
自立支援医療制度を活用すれば、通院医療費の自己負担を軽減できます。
障害年金の申請は、社会保険労務士のサポートを受けることが推奨されます。
保険の見直しは、ほけんの窓口や保険見直し本舗で無料相談ができます。
介護に疲れた時やつらい気持ちが強まった時は、よりそいホットライン(0120-279-338)、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤルに連絡できます。
まとめ
訪問看護への家族の同席は利用者の状態の直接的な把握、ケア技術の習得、気になることの即時相談、家族自身の精神的サポートのメリットがあり、バイタルの変化、実施したケアの結果、次回までの観察ポイント、主治医への報告の要否を確認し、同席が難しい場合は連絡ノートや訪問後の電話連絡やICTツールで情報共有しながら、ケアマネジャー、社会保険労務士、ほけんの窓口、よりそいホットラインなどの支援を活用して安心した在宅介護を続けていきましょう。

