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障害者枠で入社が決まった方の中には、障害者手帳のコピーをいつ提出するか分からない、適切なタイミングを知りたい、入社手続きを円滑に進めたいと、こうした切実な悩みを抱えている方は少なくありません。
障害者手帳のコピーの提出は入社手続きの重要なステップで、適切なタイミングと方法で長期勤続のスタートを円滑にすることが可能です。
ここでは、障害者手帳の提出の基本、提出のタイミング、提出方法、企業側の取り扱い、注意点、利用できる支援について解説していきます。
障害者手帳の提出の基本
障害者手帳のコピーは、障害者枠での雇用契約の根拠となる、最も重要な書類です。
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳などが、対象です。
企業は、提出された手帳の写しで、障害者雇用率制度のカウントを行います。
ハローワークへの障害者雇用状況報告も、手帳の情報を基にします。
合理的配慮の依頼、運用の根拠としても、機能します。
提出のタイミング、方法は、企業によって異なります。
ただし、一般的な流れがあります。
応募時、内定時、入社時など、複数のタイミングで提出を求められる場合があります。
主治医の意見書と組み合わせて、合理的配慮の依頼の根拠として活用できます。
提出のタイミング1 応募時
提出のタイミングを、見ていきましょう。
応募時が、最も早いタイミングです。
応募書類(履歴書、職務経歴書)と一緒に、手帳のコピーを添付します。
障害者枠での応募であることを、明確に示すためです。
エージェント経由の場合、エージェントが企業に提出する場合もあります。
提出のタイミング2 書類選考通過後
書類選考通過後も、提出のタイミングです。
面接前、または面接時に、提出を求められます。
書類選考の段階で求められない場合、面接時の準備として持参します。
提出のタイミング3 面接時
面接時に、手帳の現物の提示、コピーの提出を求められる場合があります。
応募者の確認、合理的配慮の根拠としての確認です。
提出のタイミング4 内定時
内定時にも、提出のタイミングです。
内定通知書、雇用契約書、合理的配慮の合意書と一緒に、手帳のコピーを提出します。
正式な雇用契約の根拠となります。
提出のタイミング5 入社時
入社時にも、提出のタイミングです。
入社手続きの一環として、必要書類とともに、手帳のコピーを提出します。
社員登録、健康保険、年金、雇用保険の手続きと、組み合わせます。
提出のタイミング6 更新時
更新時にも、提出が必要です。
精神障害者保健福祉手帳は、2年ごとに更新です。
更新後の手帳のコピーも、企業に提出します。
提出のタイミング7 等級変更時
等級変更時にも、提出が必要です。
障害の等級が変わった場合、新しい手帳のコピーを提出します。
合理的配慮の運用にも、影響する場合があります。
提出方法1 紙でのコピー
提出方法を、見ていきましょう。
紙でのコピーが、最も基本的な方法です。
手帳の表紙、裏表紙、本人情報、障害種別、等級などのページをコピーします。
A4サイズで、整理します。
提出方法2 PDFでの提出
PDFでの提出も、選択肢です。
スマートフォンのスキャナーアプリ、コピー機のスキャン機能でPDFを作成します。
メール、Slack、社内システムでの提出に、対応できます。
提出方法3 原本の提示
原本の提示は、確認のために求められる場合があります。
採用担当者、人事担当者の前で、手帳を提示します。
提示後、コピーをその場で取られる場合もあります。
提出方法4 エージェント経由
エージェント経由の場合、エージェントが企業に手帳のコピーを提出することもあります。
事前に、エージェントに手帳のコピーを共有します。
提出方法5 マイナンバーカードとの併用
マイナンバーカードとの併用も、近年増えています。
入社手続きで、マイナンバーカードの提示と、手帳のコピーを組み合わせます。
提出方法6 オンラインでの提出
オンラインでの提出も、増えています。
社内システム、人事システムへのアップロードです。
提出方法7 郵送
郵送も、選択肢です。
応募書類とともに、手帳のコピーを郵送します。
簡易書留など、安全な方法で送ります。
必要なページ1 手帳の表紙
必要なページを、見ていきましょう。
手帳の表紙が、最も基本的なページです。
「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」の表記が、確認できます。
必要なページ2 本人情報のページ
本人情報のページも、必要です。
氏名、生年月日、住所、手帳番号などです。
必要なページ3 障害種別・等級のページ
障害種別、等級のページも、必要です。
身体障害の種類、精神障害の等級、療育の判定などです。
必要なページ4 有効期限のページ
有効期限のページも、必要です。
精神障害者保健福祉手帳は、2年の有効期限があります。
身体障害者手帳、療育手帳は、原則として有効期限なしです。
必要なページ5 顔写真のページ
顔写真のページも、必要に応じて提出します。
本人確認の根拠です。
必要なページ6 等級判定の理由
等級判定の理由も、必要に応じて提出します。
主治医の意見書と、組み合わせます。
必要なページ7 更新履歴
更新履歴も、必要に応じて提出します。
精神障害者保健福祉手帳の、過去の更新履歴です。
企業側の取り扱い1 個人情報保護
企業側の取り扱いを、見ていきましょう。
個人情報保護が、最も基本的な原則です。
手帳のコピーは、社内の個人情報保護方針に従って、厳重に保管されます。
企業側の取り扱い2 雇用率制度のカウント
雇用率制度のカウントに、使用されます。
法定雇用率(2026年7月以降2.7%)の達成のための、カウントです。
企業側の取り扱い3 ハローワークへの報告
ハローワークへの報告にも、使用されます。
毎年6月1日時点の、障害者雇用状況の報告です。
企業側の取り扱い4 合理的配慮の根拠
合理的配慮の根拠としても、使用されます。
業務環境、業務内容の調整の根拠です。
企業側の取り扱い5 助成金の申請
助成金の申請にも、使用される場合があります。
障害者雇用関連の助成金です。
企業側の取り扱い6 産業医・産業保健師との共有
産業医、産業保健師との共有も、行われます。
社員の健康管理、業務環境の配慮のためです。
企業側の取り扱い7 廃棄・返却
退職時の廃棄、返却も、行われます。
退職後、企業に保管された手帳のコピーは、適切に廃棄、または返却されます。
注意点1 体調を最優先
注意点を、整理しておきましょう。
体調を、最優先します。
入社手続きのストレスで、体調を崩さないようにします。
注意点2 主治医との連携
主治医との連携を、続けます。
意見書、診断書の発行を、相談できます。
注意点3 手帳の有効期限の確認
手帳の有効期限の確認も、進めます。
精神障害者保健福祉手帳の場合、入社時に有効期限が近い場合は、事前に更新します。
注意点4 等級の正確な確認
等級の正確な確認も、進めます。
手帳の等級は、合理的配慮の運用、雇用率制度のカウントに、影響します。
注意点5 個人情報保護への配慮
個人情報保護への配慮も、進めます。
提出した手帳のコピーが、どのように保管・取り扱われるかを、確認します。
注意点6 提出のタイミングの確認
提出のタイミングの確認も、進めます。
企業によって、求められるタイミングが異なります。
事前に、確認します。
注意点7 サポート機関の活用
サポート機関の活用を、進めます。
エージェント、ジョブコーチ、ハローワークなどです。
手帳がない場合の対応1 主治医の意見書
手帳がない場合の対応を、見ていきましょう。
主治医の意見書が、最も基本的な代替書類です。
障害の状態、就労可能性、必要な配慮を、明記してもらいます。
手帳がない場合の対応2 診断書
診断書も、必要です。
精神科、心療内科などの医師による、診断書です。
手帳がない場合の対応3 手帳の取得
手帳の取得も、検討します。
精神障害者保健福祉手帳、身体障害者手帳、療育手帳の取得です。
各市町村の窓口で、申請できます。
手帳がない場合の対応4 一般雇用での応募
一般雇用での応募も、選択肢です。
手帳の有無を、開示せずに応募する方法です。
手帳がない場合の対応5 オープン就労・クローズ就労の選択
オープン就労、クローズ就労の選択も、進めます。
オープン就労は、手帳の開示、合理的配慮の依頼。
クローズ就労は、手帳の非開示、配慮なしの就労です。
手帳がない場合の対応6 自立支援医療制度
自立支援医療制度の活用も、進めます。
精神科の通院、服薬の自己負担を、1割に軽減します。
手帳がない場合の対応7 障害年金
障害年金の受給も、検討します。
経済的な備えとして、活用できます。
利用できる支援機関
主治医、カウンセラーは、最も重要な相談相手です。
医学的な意見書、診断書、手帳の取得相談を、依頼できます。
複数の障害者専門エージェントへの登録が、効果的です。
DODAチャレンジ、アットジーピー、エージェントサーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOキャリア、マイナビパートナーズ紹介、障害者雇用バンク、かべなし求人ナビなどに登録できます。
入社手続き、書類の準備をサポートしてもらえます。
ハイクラス向けエージェント(JACリクルートメント、ビズリーチなど)、IT特化型エージェント(レバテック、Geekly、ワークポートなど)も、選択肢です。
ハローワークの専門援助部門は、無料の就労相談窓口です。
雇用保険の手続き、入社手続きの相談も、できます。
地域障害者職業センターでは、職業評価や職業準備支援、ジョブコーチ支援を受けられます。
ジョブコーチによる、入社後のフォローも受けられます。
就労移行支援事業所(LITALICOワークス、ココルポート、ウェルビー、atGPジョブトレなど)では、就労準備、入社手続きのサポートが受けられます。
障害者就業生活支援センター(ナカポツ)は、就労と生活の両面で長期的な支援を提供します。
精神保健福祉センターでは、無料で心の相談を受けられます。
産業医、産業保健師、社内の障害者職業生活相談員も、入社後に活用できます。
社会保険労務士は、雇用契約、社会保険、障害年金、手帳の手続きの専門家です。
ファイナンシャルプランナーは、家計と生活設計の専門家です。
法テラスは、無料の法律相談ができる公的機関です。
市役所、各区役所の障害福祉担当は、手帳の申請、更新の窓口です。
オンラインの自助グループ、当事者コミュニティへの参加も、心の支えになります。
入社手続きの経験を持つ仲間からの情報も、貴重です。
家族や信頼できる人にも、相談します。
24時間対応の電話相談窓口も、頼れる存在です。
よりそいホットライン0120-279-338、いのちの電話、いのちSOS 0120-061-338などが、無料で利用できます。
これらの支援機関を活用しながら、入社手続きで障害者手帳のコピー提出のタイミングを整えて長期勤続のスタートを切っていきましょう。
まとめ
障害者手帳のコピーは障害者枠での雇用契約の根拠となる最も重要な書類で、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳が対象、雇用率制度のカウント・ハローワーク報告・合理的配慮の根拠として機能、応募時・内定時・入社時など複数のタイミングで提出を求められ、主治医の意見書と組み合わせて合理的配慮の依頼の根拠になります。
提出のタイミング(応募時、書類選考通過後、面接時、内定時、入社時、更新時、等級変更時)、提出方法(紙コピー、PDF、原本、エージェント経由、マイナンバー併用、オンライン、郵送)、必要なページ(表紙、本人情報、障害種別・等級、有効期限、顔写真、判定理由、更新履歴)、企業側の取り扱い、手帳がない場合の対応、注意点を踏まえ、主治医、エージェント、ハローワーク、ジョブコーチ、就労移行支援事業所、ナカポツ、社労士、市役所などを活用して長期勤続のスタートを切っていきましょう。
