障害者雇用の転職で職歴ボロボロでも採用される対策と書類の書き方

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障害特性のために短期離職や休職を繰り返してしまい、 履歴書の職歴欄を埋めるのが憂鬱になっている方は少なくありません。 転職を何度もしている、 ブランク期間が長い、 1年未満で辞めた職場が複数あるといった職歴は、 本人にとって大きな引け目となるものです。 しかし職歴がボロボロでも、 障害者雇用枠なら採用される可能性は十分にあります。 正しい戦略と書類の書き方を身につければ、 過去の職歴を前向きな材料に変えることもできるのです。 この記事では職歴ボロボロでも採用される対策と書類の書き方を解説していきます。

職歴がボロボロになる典型的なパターン

障害のある方が職歴を複雑にしてしまう背景には、 共通したパターンがあります。 自分の状況を客観的に整理することから始めてください。

一般雇用枠で無理を重ねた結果、 体調を崩して短期離職を繰り返すパターンが最も多くあります。 障害を開示せずに働いたものの、 配慮を受けられず数ヶ月から1年程度で辞めざるを得なくなる事例です。

職場の人間関係が原因で退職するパターンも多く見られます。 発達障害や精神障害の特性から職場でのコミュニケーションがうまくいかず、 複数の職場を転々としてしまうケースがあるのです。

業務内容と特性のミスマッチで退職する方も多くいます。 電話対応が苦手なのに電話業務がメインだった、 立ち仕事を任されて身体が持たなかったといった事情で、 適性のない仕事から離れることになるのです。

体調悪化による休職と退職を繰り返した方も少なくありません。 治療と仕事の両立が難しく、 長期休職を経て退職に至るパターンが繰り返されることがあります。

職歴ボロボロを前向きに整理する考え方

過去の職歴を否定的に捉えるのではなく、 自己理解を深めるための経験として位置づけてください。 複数の職場を経験したからこそ分かったことを、 強みとして活かす視点が大切です。

何が自分に合わないかを明確に理解できているのは、 転職を繰り返した方の強みです。 電話対応が困難、 立ち仕事は体力的に厳しい、 過剰なプレッシャーは体調を崩す原因になるといった具体的な情報は、 次の職場選びに活かせる貴重な財産なのです。

自分に必要な配慮を具体的に理解していることも、 プラスの要素です。 書面での指示が必要、 定期通院への配慮が必要、 業務量の調整が必要といった事項を明確に伝えられれば、 入社後のミスマッチを防げます。

過去の失敗から学んだ対処法を持っていることも、 強みとして表現できます。 ストレス管理の方法、 体調悪化の兆候への対処、 職場での円滑なコミュニケーションのための工夫など、 具体的な行動指針を持っていることをアピールしてください。

履歴書の職歴欄を整理する方法

履歴書の職歴欄では、 事実を正確に書きつつも見せ方を工夫することが大切です。 すべての職歴を書く必要があるかは、 状況に応じて判断してください。

短期間の雇用については、 基本的にすべて記載するのが原則です。 ただしアルバイトや短期派遣などは、 正社員経験と区別して記載する形でまとめることも可能です。

休職期間がある場合は、 退職日と再就職日の間にブランクとして示すか、 療養期間として明記する方法があります。 障害者雇用枠であれば、 療養していたことを正直に記載するほうが誠実な印象を与えます。

複数の派遣先で働いた経験は、 派遣会社名を中心に整理してください。 派遣社員として10年間勤務、 派遣先で複数のプロジェクトに従事といった形でまとめることで、 ボロボロした印象を緩和できる仕組みです。

職歴欄に書ききれない場合は、 別紙の職務経歴書で詳細を補足してください。 履歴書では概要を示し、 職務経歴書で具体的な業務内容や得たスキルを丁寧に書く形が望ましいでしょう。

職務経歴書で過去の経験を強みに変える

職務経歴書では、 各職場で得たスキルや経験を具体的に記述することが大切です。 退職理由ではなく、 何を学んで何を身につけたかにフォーカスしてください。

職務経歴を時系列順ではなく、 スキルや経験別に整理する方法もあります。 事務スキル、 コミュニケーション能力、 PC操作能力といった項目ごとに、 複数の職場での経験をまとめて記述する形です。

短期離職が多い場合は、 各職場で得た学びを明示してください。 たとえ短期間でも、 業務知識、 社会人マナー、 特定のスキル習得など、 何かしらの学びがあったはずです。

複数の業界経験を強みに変えることもできます。 さまざまな業界を経験したことで、 適応力、 学習能力、 多角的な視点を得たと表現することが可能なのです。

退職理由を書く欄では、 体調管理のため、 治療に専念するため、 自分の特性に合った働き方を模索するためといった、 前向きな表現を選んでください。

面接で職歴について質問されたときの対応

面接では、 ボロボロした職歴について必ず質問されます。 事前に答えを準備しておくことが、 落ち着いた対応の鍵となります。

退職を繰り返した理由を聞かれた場合は、 自分の特性への理解が不十分だったことを率直に認めてください。 障害特性に合わない環境で無理を重ねた結果、 体調を崩して退職するパターンを繰り返してしまいました、 現在は自分の特性を理解し配慮のある環境で長く働きたいと考えていますといった伝え方が効果的です。

これまでの経験から学んだことを具体的に示してください。 電話対応が苦手なため文字でのコミュニケーションが中心の職場を希望しています、 立ち仕事が困難なためデスクワークを希望していますといった、 具体的な学びと希望を伝える姿勢が大切です。

長く働ける根拠を示すことも重要です。 今回は自分に合った職場環境を慎重に選んでいる、 医療機関との連携を強化している、 ストレス対処法を身につけているといった具体的な行動を示すことで、 入社後の定着への期待を高められるのです。

過去の失敗を責められた場合も、 冷静に対応してください。 過去を取り戻すことはできませんが、 そこから学んだことを次に活かす姿勢を貫きますという誠実な対応が、 採用担当者の心を動かす場合があるのです。

採用率を上げるための専門機関の活用

就労移行支援事業所の活用は、 職歴ボロボロからの転職に極めて効果的です。 履歴書や職務経歴書の添削、 模擬面接、 スキル向上トレーニングを受けながら、 就労実績を積み上げられる仕組みです。

就労移行支援を利用した期間は、 履歴書の職歴に記載できます。 就労移行支援を利用して職業訓練、 業務スキル習得、 就労準備を進めたという記録は、 前向きな姿勢を示す材料となるのです。

地域障害者職業センターでは、 職業評価を受けられます。 自分の適性や強みを客観的に評価してもらえるため、 これまでの失敗を踏まえた次の職場選びに活かせる仕組みです。

ハローワークの障害者専門援助窓口、 障害者就業生活支援センターも頼れる存在です。 ジョブコーチによる職場定着支援を組み合わせることで、 入社後の定着率を高められます。

障害者専門の転職エージェントも有力な選択肢です。 アットジーピー、 ランスタッドキャリアサポート、 dodaチャレンジ、 LITALICOワークスといったサービスは、 複雑な職歴を持つ方の転職支援にも実績があります。

経済的な不安がある場合は、 法テラス0570-078374で無料法律相談を受けられます。 よりそいホットライン0120-279-338では、 24時間無料で総合的な相談が可能です。

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まとめ

障害者雇用での職歴ボロボロは、 自己理解と必要な配慮を明確に伝える材料に変えられます。 履歴書では事実を正確に書きつつ、 職務経歴書でスキルや学びを具体的に表現してください。 面接では特性に合わない環境で無理を重ねた経験と、 今後は自分に合った職場で長く働きたい姿勢を誠実に伝えましょう。 就労移行支援事業所、 アットジーピーなどの専門エージェント、 よりそいホットライン0120-279-338も活用してください。

いろとりどり編集部

この記事の監修・運営

就労継続支援B型 いろとりどり編集部

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