お子さんの将来を考え、B型施設を探している保護者の方へ
障害のあるお子さんに合った選択をするために、まず知っておきたい基本ガイド
初めての方は、基礎知識と不安解消をセットで押さえると安心です。
まず読むべき基礎知識5記事
施設選びでつまずきやすいポイント5記事
障がい者雇用の契約社員として働いていたけれど契約更新なしで雇い止めにあった、雇い止めが違法ではないか知りたい、雇い止めされた後の対策と次の転職活動の進め方を知りたいという方は多くいます。この記事では障がい者雇用での雇い止めへの対策と次に向けての動き方について解説します。
雇い止めとは何か
雇い止めとは有期雇用契約の期間満了時に企業側が契約の更新を行わないことです。
障がい者雇用枠での雇用には契約社員やパートタイム等の有期雇用契約での採用が多く雇い止めのリスクが一般雇用枠での正社員より高くなりやすい状況があります。
雇い止めは全て違法というわけではありませんが一定の条件を満たす場合は違法となる可能性があります。
雇い止めが違法となる可能性がある場合
雇用継続の合理的な期待がある場合
契約が長期間にわたって反復更新されてきた場合は雇用継続への合理的な期待が生じているとみなされることがあります。
この場合の雇い止めは解雇と同様の厳格な基準で判断されることがあります。
無期転換ルールの適用がある場合
同じ企業で有期雇用契約が通算五年を超えて更新された場合は無期雇用への転換を申し込む権利が生じます。
無期転換の申し込みを行った後に雇い止めをすることは違法となる場合があります。
不当な理由による雇い止めの場合
障がいを理由とした雇い止め、合理的配慮の申請をしたことへの報復としての雇い止め等は障害者雇用促進法と障害者差別解消法に違反する可能性があります。
手続きの不備がある場合
雇用期間が一年を超える場合は少なくとも三十日前に雇い止めの予告が必要です。
予告なしに雇い止めが行われた場合は手続き上の問題として対処することができます。
雇い止めへの対処法
雇い止めの理由を確認する
雇い止めを通知された場合はその理由を書面で確認することが重要な最初のステップです。
労働基準法に基づいて雇い止めの理由について書面による明示を企業に求めることができます。
理由が明確でない場合や納得できない場合は以下の相談窓口への相談が重要です。
相談窓口への相談
労働基準監督署として雇い止めの手続きに問題がある場合は労働基準監督署への相談が重要な選択肢のひとつです。
都道府県労働局の労働相談として雇い止めの内容が違法である可能性がある場合は都道府県労働局への相談が重要な選択肢のひとつです。
法テラス(0120-078-374)として法的な対応が必要な場合は法テラスへの相談を通じて弁護士への相談費用の立替支援を受けることができます。
社会保険労務士として労働条件と雇用に関する専門家である社会保険労務士への相談が有効な選択肢のひとつです。
労働組合として労働組合に加入して団体交渉によって雇い止めへの対処を求めることが選択肢のひとつです。
証拠の保全
雇い止めへの対処を進めるうえで以下の証拠を保全しておくことが重要です。
雇用契約書とその更新の履歴として全ての雇用契約書と契約更新の記録を保全することが重要です。
雇い止めの通知書類として雇い止めを通知した書面や記録を保全することが重要です。
関連するメールや書類として雇い止めに関連するメールや書類を全て保全することが重要です。
給与明細と勤務記録として就労の実績を示す給与明細と勤務記録を保全することが重要です。
雇い止めを防ぐための事前の対策
雇い止めのリスクを事前に減らすための取り組みを知っておくことが重要です。
無期転換ルールの活用
同じ企業での有期雇用契約の通算期間が五年を超えた場合は無期雇用への転換を申し込む権利を行使することが重要です。
無期転換の申し込みを行うことで雇い止めのリスクを大幅に減らすことができます。
就労実績の積み重ね
業務のパフォーマンスと勤怠の安定を維持して就労実績を積み重ねることが契約更新につながりやすくなります。
職場でのコミュニケーション
上司や担当者との良好なコミュニケーションを維持することで契約更新への意思を早めに確認できるようになります。
契約期間の終了が近づいた段階で契約更新の意思があることを上司に伝えることが重要です。
就労定着支援の活用
就労定着支援サービスを活用して職場での困りごとを早期に解決することが就労継続と契約更新につながります。
正社員転換の申し出
有期雇用から正社員への転換を希望している場合は早めに上司や人事担当者に申し出ることが正社員転換の機会を得やすくなります。
雇い止め後の転職活動の進め方
雇い止めにあった後の転職活動を進めるうえでの重要なポイントを知っておくことが重要です。
失業保険の手続きを早めに始める
雇い止めは会社都合での退職として扱われることが多くあります。
会社都合での退職の場合は自己都合退職より早く失業保険の受給を開始できる場合があります。
早めにハローワークでの手続きを始めることが生活費の確保につながります。
雇い止めの経験を次の転職活動に活かす
雇い止めにあった理由を分析することで次の転職先での同じ問題の繰り返しを防ぐための準備ができます。
有期雇用ではなく正社員としての採用を目指すことが雇い止めのリスクを根本的に減らすための重要な方針のひとつです。
就労移行支援事業所への相談
雇い止め後の転職活動については就労移行支援事業所への相談が重要な選択肢のひとつです。
就労移行支援事業所では雇い止め後の精神的なサポートと次の転職活動への準備サポートを受けることができます。
正社員採用の求人を優先する
次の転職活動では有期雇用ではなく正社員での採用を優先することで雇い止めのリスクを減らすことができます。
障害者専門転職エージェントに正社員での採用を希望していることを明確に伝えることが重要です。
消えてしまいたいという気持ちが浮かぶ場合は緊急のサインです。すぐに医療機関または相談窓口に連絡してください。よりそいホットライン(0120-279-338)は二十四時間無料で相談できます。今すぐ電話してください。
まとめ
障がい者雇用での雇い止めは全て違法ではありませんが長期にわたる契約更新の実績がある場合や無期転換ルールの適用がある場合、障がいを理由とした不当な雇い止めの場合は法的に問題となる可能性があります。雇い止めへの対処として雇い止めの理由を書面で確認する、証拠を保全する、労働基準監督署や法テラスへの相談を行うといった対処が重要です。雇い止めを防ぐための事前の対策として無期転換ルールの活用、就労実績の積み重ね、就労定着支援の活用が重要です。雇い止め後の転職活動では失業保険の手続きを早めに始めて正社員採用の求人を優先することが重要です。消えてしまいたいという気持ちが浮かぶ場合はすぐに専門家に相談してください。雇い止めへの対処と次の転職活動は一人で抱え込まず就労支援機関と相談窓口のサポートを積極的に活用しながら進めていってください。

コメント