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障がいがあるけれど手帳がなくてバレずに一般枠で働きたい、障がいのことを職場に知られずに転職できるか知りたい、クローズ就労について知りたいという方は多くいます。この記事では手帳なしでの就労の実態と知っておくべきこと、選択肢について解説します。
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クローズ就労について正しく理解することが重要
障がいのことを職場に開示せずに一般雇用枠で働くことをクローズ就労と呼びます。
クローズ就労は法律的に禁止されているわけではなく多くの方が選択している就労形態のひとつです。
一方でクローズ就労にはメリットとデメリットの両方があり自分の状況を正確に把握したうえで判断することが重要です。
クローズ就労のメリットとデメリット
クローズ就労のメリット
求人の選択肢が広がることとして一般雇用枠の求人は障害者雇用枠より数が多く職種の幅が広くなります。
給与が高くなりやすいこととして障害者雇用枠より一般雇用枠の方が給与水準が高い場合が多くあります。
障がいを意識せずに働けることとして職場で障がいのことを常に意識せずに済む場合があります。
偏見や差別を受けにくいこととして障がいを開示することで生じる可能性がある偏見や不当な扱いを避けることができます。
クローズ就労のデメリット
配慮を受けにくいこととして職場が障がいを知らないため特性への配慮を公式に求めることが難しくなります。
体調が悪化した場合に対処しにくいこととして体調が悪化して休職や業務調整が必要になった場合に障がいを開示せずに対処することが困難になることがあります。
精神的な消耗が大きいこととして障がいを隠しながら働くことの精神的な負担が慢性的な疲弊につながることがあります。
仕事が続かないリスクがあることとして配慮を受けられない環境での就労が特性との摩擦を生じさせて離職につながりやすくなることがあります。
クローズ就労を選ぶ場合に知っておくべきこと
障がいの告知義務について
採用選考において障がいの有無を告知する法的義務は原則としてありません。
ただし採用後に業務に支障が生じた場合に事前の告知がなかったことが問題になる可能性があることを理解しておくことが重要です。
障がいを開示するかどうかの判断は個人の自由ですが就労の継続可能性と精神的な負担の観点から慎重に検討することが重要です。
健康診断での告知について
入社時の健康診断で精神科や心療内科への通院について聞かれることがあります。
通院しているという事実を告げる義務については法的な解釈が複雑なため判断に迷う場合は就労支援機関や弁護士への相談が有効です。
配慮を求めることが難しくなること
クローズ就労を選んだ場合は職場に対して障がいを理由とした配慮を公式に求めることが難しくなります。
体調管理や業務調整を個人の努力のみで行わなければならない状況が生じやすくなります。
手帳なしで働く場合の選択肢
手帳なしでの一般雇用枠での就労
障がいの診断があっても障害者手帳がない場合は一般雇用枠での就労が基本的な選択肢となります。
自分の特性に合った職種、職場環境、勤務形態を選ぶことが長く働き続けるうえで重要です。
特性に合った職場環境の選び方については前述のクローズ就労での工夫が参考になります。
手帳の取得を検討する
手帳なしで働くことに限界を感じている場合は障害者手帳の取得を検討することが選択肢として重要です。
精神障害者保健福祉手帳は精神疾患や発達障害がある場合に申請できる手帳です。
手帳を取得することで障害者雇用枠での就労が可能になり特性への配慮を公式に求めやすくなります。
手帳の取得については主治医への相談が最初のステップです。
部分的なオープン就労を検討する
職場全体には開示せずに直属の上司や信頼できる人事担当者にのみ開示するという部分的なオープン就労も選択肢のひとつです。
部分的な開示でも業務の調整や体調不良時の対処がしやすくなることがあります。
どこまで開示するかについては就労支援機関や主治医と相談しながら決めることが重要です。
クローズ就労で長く働くための工夫
クローズ就労を選んだ場合に長く働き続けるための工夫を知っておくことが重要です。
自分の特性に合った職場環境を選ぶ
クローズ就労では配慮を公式に求めにくいためそもそも配慮が必要になりにくい職場環境を選ぶことが重要です。
自分の特性に合った職種、職場環境、勤務形態を徹底的に選ぶことが長く働き続けるうえで最も重要な準備です。
自己管理の習慣を確立する
クローズ就労では自己管理が特に重要になります。
睡眠、食事、休息等の生活習慣の管理、定期的な通院の継続、体調のセルフモニタリング等の自己管理の習慣を確立することが安定した就労の継続につながります。
社外のサポートを充実させる
職場に相談できない分社外でのサポートを充実させることが重要です。
主治医やカウンセラーへの定期的な相談、就労定着支援サービスの活用、信頼できる家族や友人とのつながり等の社外のサポートを充実させることが職場での困難への対処力を高めます。
無理をしないことを最優先にする
クローズ就労では職場に配慮を求めにくいため自分で無理をしないことを意識的に管理することが重要です。
業務量が過剰になっている、ストレスが蓄積している等のサインに早めに気づいて対処することが重要です。
オープン就労とクローズ就労のどちらが自分に合っているかの判断
オープン就労とクローズ就労のどちらが自分に合っているかは以下の点を考慮して判断することが重要です。
障がいの特性の程度として特性が仕事に大きく影響する場合はオープン就労での配慮が安定した就労につながりやすくなります。
希望する職種と職場環境として障害者雇用枠での求人が少ない職種を希望する場合はクローズ就労の方が選択肢が広がることがあります。
精神的な負担の許容度として障がいを隠すことへの精神的な負担の大きさを考慮することが重要です。
体調の安定度として体調に大きな波がある場合はオープン就労での配慮が安定した就労につながりやすくなります。
この判断については就労移行支援事業所や障害者専門転職エージェントへの相談が自分の状況に合った判断のサポートとなります。
消えてしまいたいという気持ちが浮かぶ場合は緊急のサインです。すぐに医療機関または相談窓口に連絡してください。よりそいホットライン(0120-279-338)は二十四時間無料で相談できます。今すぐ電話してください。
まとめ
障がいがあって手帳なしでバレずに働くクローズ就労は法律的に禁止されているわけではなく多くの方が選択している就労形態のひとつです。
クローズ就労のメリットとして求人の選択肢の広さ、給与水準の高さ等が挙げられます。一方でデメリットとして配慮を受けにくいこと、精神的な消耗が大きいこと等があります。
クローズ就労で長く働くためには特性に合った職場環境の選択、自己管理の習慣の確立、社外のサポートの充実が重要です。
体調の管理に限界を感じる場合は手帳の取得や部分的なオープン就労も選択肢として検討することが重要です。消えてしまいたいという気持ちが浮かぶ場合はすぐに専門家に相談してください。
クローズ就労かオープン就労かの判断は一人で悩まず就労支援機関のサポートを積極的に活用しながら自分に合った選択をしていってください。

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