訪問看護はショートステイの退所日に訪問できるかのルールと注意点

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訪問看護をショートステイの退所日に利用できるかは、ショートステイの種類と訪問看護の保険区分により異なり、正しいルールを理解することで退所後の安全な在宅生活の再開につなげられます。

この記事では訪問看護はショートステイの退所日に訪問できるかのルールと注意点を解説します。

ショートステイの種類による違い

種類の違いを、把握しておきましょう。

ショートステイには大きく分けて2つの種類があります。

第一の種類は、短期入所生活介護です。

特別養護老人ホームなどの福祉施設で提供されるショートステイです。

介護を中心としたサービスであり、医療行為の提供は限定的です。

第二の種類は、短期入所療養介護です。

介護老人保健施設(老健)や介護医療院などの医療系施設で提供されるショートステイです。

医師や看護師が配置されており、医療的なケアも含めた対応が可能です。

この2つの種類の違いが、退所日の訪問看護の算定可否に大きく影響します。

ショートステイ退所日の訪問看護の算定ルール

算定ルールを、見ていきましょう。

短期入所生活介護(福祉系ショートステイ)の退所日の場合を解説します。

介護保険の訪問看護は算定可能です。

退所後に自宅に戻った利用者に対して、介護保険の訪問看護を提供して算定できます。

医療保険の訪問看護は算定できません。

短期入所療養介護(医療系ショートステイ)の退所日の場合を解説します。

介護保険の訪問看護は、主治医が退所日に訪問看護が必要であると認める場合に算定が可能です。

また特別管理加算を算定している利用者も算定できます。

特別管理加算の対象者とは、人工呼吸器を使用している方、気管カニューレを使用している方、留置カテーテルを使用している方、在宅自己腹膜灌流を行っている方、真皮を越える褥瘡のある方などが該当します。

医療保険の訪問看護は算定できません。

ショートステイ入所日の訪問看護の取り扱い

入所日の取り扱いも、確認しておきましょう。

入所日については介護保険の訪問看護のみ算定できます。

ショートステイに入所する前に訪問看護を実施し、その後入所するという流れであれば、介護保険での算定が可能です。

医療保険の訪問看護は、入所日も退所日も算定できません。

医療保険の訪問看護は短期入所療養介護も短期入所生活介護の入所日および退所日に提供することができません。

退所日に訪問看護が必要となる主な場面

必要な場面を、見ていきましょう。

第一の場面は、医療処置の継続確認が必要な場合です。

ショートステイ中に行われていた褥瘡の処置、インスリン注射、バルーンカテーテルの管理などが、退所後の自宅でも適切に継続できるかを確認します。

第二の場面は、内服薬の確認と管理が必要な場合です。

ショートステイ中に薬が変更されている場合や、認知症の方で退所後に正しく服薬できるか不安がある場合に、看護師による服薬管理が重要です。

第三の場面は、体調の変化が見られた場合です。

ショートステイ中に体調の変化があった利用者の、退所後の状態確認を行います。

第四の場面は、認知症の方のBPSD(行動心理症状)への対応です。

環境の変化によりBPSDが悪化している場合に、自宅での状態確認と対応を行います。

ケアマネジャーとの連携と調整のポイント

連携のポイントを、見ていきましょう。

退所日に訪問看護を入れるかどうかは、ケアマネジャーがケアプランに組み込むことで対応します。

短期入所療養介護の退所日に介護保険の訪問看護を入れる場合、主治医の判断が必要であるため、事前にケアマネジャーから主治医に確認を取ってもらいます。

ショートステイ先の施設と訪問看護事業所の間で、利用者の状態や注意点の情報共有を行うことが推奨されます。

退所時刻と訪問時刻の調整も、ケアマネジャーを通じて行います。

自立支援医療制度を活用すれば、通院医療費の自己負担を軽減できます。

障害年金の申請は、社会保険労務士のサポートを受けることが推奨されます。

保険の見直しは、ほけんの窓口や保険見直し本舗で無料相談ができます。

つらい気持ちが強まった時は、よりそいホットライン(0120-279-338)、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤルに連絡できます。

まとめ

ショートステイ退所日の訪問看護は短期入所生活介護では介護保険の訪問看護が算定可能、短期入所療養介護では主治医が必要と認めた場合や特別管理加算対象者のみ介護保険の訪問看護が算定可能で、医療保険の訪問看護はいずれの場合も退所日に算定できないため、ケアマネジャーと主治医と訪問看護事業所が連携して退所日の訪問の要否と保険区分を事前に確認し、社会保険労務士、ほけんの窓口、よりそいホットラインなどの支援を活用しながら安全な在宅復帰を支えていきましょう。

いろとりどり編集部

この記事の監修・運営

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