訪問看護の初回面談で何をするかの流れと事前に準備しておくべきこと

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訪問看護の利用を始める際の初回面談では看護師が利用者の状態を詳しく把握するための聞き取りと説明が行われ、事前に準備しておくことでスムーズに必要なケアを開始できます。

この記事では訪問看護の初回面談で何をするかの流れと事前に準備しておくべきこと解説します。

初回面談の全体的な流れ

全体的な流れを、把握しておきましょう。

初回面談は通常60分から90分程度の時間をかけて行われます。

通常の訪問よりも長めに時間が設定されており、利用者の状態を包括的に把握するための重要な機会です。

面談は利用者の自宅で行われることが一般的で、看護師が訪問して実施します。

利用者本人だけでなく、家族やケアマネジャーが同席する場合もあります。

初回面談で行われる具体的な内容

内容を、見ていきましょう。

第一の内容は、自己紹介と訪問看護の説明です。

担当看護師が自己紹介を行い、訪問看護のサービス内容、訪問の頻度と曜日、1回の訪問時間、緊急時の連絡方法などを説明します。

24時間対応体制の事業所であれば、夜間や休日の連絡方法についても説明があります。

第二の内容は、契約と重要事項の説明です。

訪問看護サービスの利用契約書と重要事項説明書の内容を説明し、同意を得ます。

料金体系、キャンセルポリシー、個人情報の取り扱い、サービス内容の変更方法、苦情の申し立て方法などが含まれます。

不明な点はその場で質問して構いません。

第三の内容は、健康状態と病歴の聞き取りです。

現在の疾患、既往歴、手術歴、アレルギー、服用中の薬、通院先と通院頻度などを詳しく聞き取ります。

お薬手帳、診察券、検査結果などがあるとスムーズに情報共有できます。

第四の内容は、バイタルサインの測定です。

血圧、体温、脈拍、酸素飽和度などを測定し、基準となる数値を記録します。

今後の訪問で測定した数値と比較することで、体調の変化を早期に発見できます。

第五の内容は、身体状態の観察です。

全身の状態、皮膚の状態、むくみの有無、関節の可動域、筋力、歩行の安定性などを観察します。

褥瘡がある場合は、部位、大きさ、深さ、状態を詳細に記録します。

第六の内容は、日常生活動作(ADL)の確認です。

食事、入浴、排泄、着替え、移動、家事などの日常動作がどの程度自分でできるかを確認します。

第七の内容は、生活環境の確認です。

自宅の間取り、段差の有無、トイレや浴室の状況、ベッドの配置、手すりの有無、室温や換気の状態などを確認します。

転倒リスクのある場所や、ケアを行う上で調整が必要な点を把握します。

第八の内容は、本人と家族の希望と不安の聞き取りです。

「どのようなことに困っていますか」「どのような支援を希望しますか」「不安に感じていることはありますか」など、本人と家族の声を丁寧に聞き取ります。

第九の内容は、訪問看護計画書の説明です。

聞き取りと観察の結果を基に、訪問看護計画書を作成します。

計画書にはケアの目標、具体的なサービス内容、訪問頻度などが記載されます。

初回面談当日に計画書が完成する場合と、後日作成して次回の訪問時に説明する場合があります。

初回面談に向けて準備しておくとよいもの

準備しておくものを、見ていきましょう。

お薬手帳は現在服用している薬の情報を正確に共有するために必要です。

健康保険証、介護保険証、障害者手帳、自立支援医療受給者証など、保険に関する書類を用意しておきます。

診察券や検査結果があれば持参するとスムーズです。

印鑑は契約書への署名捺印に必要な場合があります。

困っていることや希望を事前にメモしておくと、面談時に伝え漏れを防げます。

家族が同席できる場合は、介護の状況や家族の要望も伝える機会となります。

緊張や不安がある場合は、ケアマネジャーや相談支援専門員に同席を依頼できます。

自立支援医療制度を活用すれば、通院医療費の自己負担を軽減できます。

障害年金の申請は、社会保険労務士のサポートを受けることが推奨されます。

保険の見直しは、ほけんの窓口や保険見直し本舗で無料相談ができます。

つらい気持ちが強まった時は、よりそいホットライン、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤルに連絡できます。

まとめ

訪問看護の初回面談では自己紹介と契約の説明、健康状態と病歴の聞き取り、バイタルサインの測定、身体状態と日常生活動作の確認、生活環境の確認、本人と家族の希望の聞き取り、訪問看護計画書の説明が行われ、お薬手帳、保険証類、困っていることのメモを準備しておくとスムーズに進み、ケアマネジャー、相談支援専門員、社会保険労務士、ほけんの窓口、よりそいホットラインなどの支援を活用しながら安心して訪問看護を始めていきましょう。

いろとりどり編集部

この記事の監修・運営

就労継続支援B型 いろとりどり編集部

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