障がい者転職を検討中の方必読!
絶対に読むべき必読記事
就職活動は大きな人生の岐路でありこれからの人生を左右する大きなイベントです。
そのため、心身に大きな負荷がかかることも珍しくありません。
「この記事では、終わりの見えない就活のつらさや、なぜ心が折れてしまうのかについて、実際に就活うつを経験した私がお話しします。今、ひとりで苦しんでいるあなたの心が、少しでも軽くなるヒントになれば嬉しいです。」
就活うつとは
「就活って、これからの人生が決まるような気がして、すごくプレッシャーがかかりますよね。『内定がもらえない』『行きたかった会社に落ちてしまった』といったことが続くと、この先どうなるんだろう……と目の前が真っ暗になってしまうことも。毎日の張り詰めていた心が限界を迎えて、動けなくなってしまう状態を『就活うつ』と呼んだりします。
就職活動の失敗が原因となり、人生をあきらめてしまう方もいる程、それほどまでに人を深く傷つけ、追い込んでしまう恐ろしいものです。だからこそ、ひとりで耐えるべきものでは絶対にありません。
毎年のように早期化する就活
就活うつになってしまう大きな理由として、まずお伝えしたいのが「どんどん早まる就活のスケジュール」です。
国のルールでは「4年生の6月から選考スタート」と決められていますが、実際はそれよりずっと前に内定をもらっている人がたくさんいます。企業がインターンシップを通して、早いうちから優秀な学生に声をかけているからです。
公式のスケジュール通りに動いていると、気づいた時には「まわりはみんな内定を持っていた……」なんてことになりかねません。この「いつの間にか置いていかれる恐怖」や「早く始めなきゃという焦り」が、心をすり減らす大きな原因の一つでもあります。
就活はふつう、学校に通いながら進めるものですが、これが本当に大変ですよね。
大学や専門学校を卒業するためには、当然テストや論文、日々の授業もしっかりこなさなければなりません。「就活が忙しいから学校は休む」というわけにもいかないのが、つらいところです。
毎日の課題に追われながら、履歴書を書き、面接の準備もする……。そんな過密スケジュールの中で、「どっちも完璧にやらなきゃ」とがんばりすぎてしまう人ほど、心も体もボロボロになりがちですね。
それから、就活をしていると、どうしてもまわりの人と自分を比べてしまいますよね。
就活が始まると、まず「自己分析をして、自分の長所や強みを見つけましょう」と言われますよね。でも、これまでの学生生活の中で、自分の強みをアピールする機会なんてそうそうなかったはずです。
だからこそ、急に「あなたの強みは?」と聞かれても、パッと答えられなくて当然です。なかなか自分の良いところが見つけられない人ほど、エントリーシートが書けずに最初のステップでつまずいてしまいがちです。
そうして就活が思うように進まない日々が続くと、つい「もう内定をもらった」という友達の姿が目に入り、自分と比べてさらに落ち込んでしまう……という悪循環に陥ってしまいます。
『まわりの友達はみんな内定をもらっているのに、自分だけまだ一つもない……』。そんな風に考えてしまうと、どうしても心が暗い気持ちでいっぱいになってしまいますよね。
そうやって心がすっかり疲れてしまっている状態のまま就活を続けるのは、本当に苦しいものです。元気がでないから上手くいかない、上手くいかないからもっと自信をなくしてしまう……という、悲しい悪循環にはまり込んでしまうことも少なくありません。
そして、もう一つ大きな負担になるのが、「新卒カード」という言葉の重みです。
日本では昔から、みんなが一斉に就活を始める「新卒一括採用」の文化が根強く残っています。そのため、「新卒」という特別なブランドは、今でも就活を有利に進めるための強力な武器だと言われています。
でも、だからこそ、**「このチャンスを絶対に逃しちゃいけない」「今失敗したら、もう後がないかもしれない」**という目に見えないプレッシャーが、就活生の心を何倍もしんどくさせてしまうのです。
もちろん、今は「既卒」や「第二新卒」といった道もありますが、それでも「新卒」と比べると、少しハードルが高く感じられてしまうのが現実です。中には、この新卒という立場を守るために、大学院への進学を選ぶ人がいるほど、今の日本において「新卒」の重みはとても大きいものです。
この、あまりにも新卒を特別視する社会の仕組みこそが、就活生のメンタルを追い詰める大きな原因になっています。
「今ここで内定がもらえなかったら、もう自分の人生はうまくいかないかもしれない……」。そんな風に、逃げ道がないように思えてしまうほどの強い焦りや孤独感が、心を深く傷つけ、就活うつというつらい状況を引き起こしてしまうのではないでしょうか。
人手不足は本当?
世間ではよく「いまは深刻な人手不足だ」と言われていますよね。でも、就活をしていて「本当に人手不足なの?全然内定が出ないんだけど……」と、モヤモヤした疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、大企業などを中心に「新卒の採用人数を少し絞ろう」という動きが、じわじわと広がっているのが現実です。
いまはAIの進化によって、これまで人がやっていた仕事の一部が自動でできるようになり、早期退職を募る企業まで出てきています。その結果、企業側も「時間をかけてゼロから育てる学生」よりも、「すぐに現場で活躍できる即戦力」を求めるようになってきているのです。日本は現在人手不足とよく言われています。
そのため新卒の時点でも即戦力を求められる傾向にあります。
そうなると「新卒で経験もないのにスキルを求められる」という矛盾が出てきます。
これからAIがもっと身近になり、最初から高いスキルを求められるようになると、就活のハードルはさらに高くなっていくかもしれません。『この先、自分は社会でやっていけるのだろうか……』。そんな目に見えない大きな不安に押しつぶされて、心に限界を迎えてしまう人が、今後はもっと増えてしまうのではないかと心配です。
もし、就活うつになるとどうなるのか?
実は、私自身も就職活動の大きなストレスから、うつ病になってしまいました。
その経験からお伝えすると、一番つらいのは『就活そのものが大きなトラウマになってしまう』ということです。私の場合、履歴書を書こうとしたり、面接の準備をしようとしたりするだけで、体が拒絶反応を起こして動けなくなってしまいました。
無理に就活を続けようとすると、うつの症状がどんどんひどくなり、当時は『もう消えてしまいたい……』と毎日のように思い詰めるほど追い込まれていました。そのため、現在は一度就活から離れ、働くことが難しい状況の中で少しずつ心を休めています。
【心が限界を迎えたあなたへ】まずは一度、立ち止まってみませんか?
就職活動を理由にうつ状態になってしまった場合は早めに最寄りの心療内科や精神科へ受診し適切な治療を受けることが大事です。
うつ病と診断され、先生から一度就職活動をやめて治療に専念なされてみてはと?提案された場合、(就職をしないなんて、本当に大丈夫……?)と、不安になるかもしれません。でも、心が壊れてしまうくらいなら、一度立ち止まることは間違いなく『大正解』です。ボロボロのまま無理をして進むより、まずは心を元気にする方が、これからの人生にとってずっと大切なことだからです。就職活動に抵抗(トラウマ)ができてしまった場合は今後就職活動をしないという選択肢も考えてみましょう。
ただ、就活をやめたらこの先どうなるんだろう……と不安になりますよね。そんな時は、一般の企業ではなく、福祉のサポートを受けられる「B型事業所」などの居場所を頼るルートもあります。
利用するための条件はいくつかありますが、一般的な就活のような厳しい面接や履歴書の選考はありません。自分の体調に合わせて無理のないペースで通えるので、心を一度リセットした後の「最初のステップ」として、とてもおすすめです。
また、うつ病の症状の度合いにもよりますが、お金や生活のことが心配なときは、障害年金や生活保護といった国の制度に頼ることも、自分を守るための大切な選択肢として考えてみましょう。
まとめ
ここまで就活うつとはどういったものなのか?今後のAI台頭による就活うつに陥る人の増加の懸念、実際に就活うつになってしまったら?についてお話してきました。
就活がどんなにつらくても、どうか自分を追い詰めすぎないでくださいね。新卒で就職できなかったからといって、あなたの人生が終わるわけでは絶対にありません。普通に就職しなくても、安心して生きていく方法は必ずあります。
実は、私自身もいまはB型事業所を利用しながら、自分の心と相談しつつ、あせらずこれからのことを考えている最中事です。
だから、あなたも一人で苦しまないでください。まずはゆっくり心を休めて、私と一緒に、自分のペースで生きていきましょう

