うつ病と誤診されやすい?アジソン病と甲状腺機能低下症について紹介

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強い疲労感や気分の落ち込みなどが続いており「これってもしかしてうつ病かも」と感じる方は多いかもしれません。

しかし、それはうつ病ではなく別の病気が原因である可能性があるかもしれません。

ここではうつ病と誤診されやすいと言われるアジソン病と甲状腺機能低下症について紹介していきます。

アジソン病とは

アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)は腎臓の上にある副腎の働きが低下してステロイドホルモンが慢性的に不足する病気で、指定難病に指定されています。

アジソン病とうつ病の共通する症状

アジソン病とうつ病には以下の共通する症状があります。

  1. 全身の倦怠感・疲労感
  2. 無気力・気分の落ち込み・不安感
  3. 朝起き上がれないなどの活動性の低下

アジソン病とうつ病の違い

アジソン病は副腎のホルモン不足による身体の病気です。

アジソン病にもうつ病の様に強い疲労感や体重減少などの症状がでますが、うつ病と異なり日焼けしていないのに肌が黒ずむ「色素沈着」が特徴的です。

アジソン病かもしれないと思ったら

アジソン病かもしれないと思ったらまずは内分泌内科に行くのが良いですが、近くに内分泌内科がない場合は最寄りの内科にかかるのが良いでしょう。

内科にかかりアジソン病かもしれないとなれば医師から紹介状を書いてもらえます。

特に身体的な症状がないとなればうつ病かもしれいないとなり適切な専門医(精神科など)を紹介してもらえます。

甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症は全身の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンが不足する病気で、倦怠感や体重増加等の症状がでます。

甲状腺機能低下症とうつ病の共通する症状

甲状腺機能低下症とうつ病には以下の共通する症状があります。

  1. 気分の落ち込み、無気力感
  2. 集中力や記憶力の低下
  3. 体重増加

甲状腺機能低下症とうつ病の違い

甲状腺機能低下症は橋本病(慢性甲状腺炎)などによる甲状腺ホルモンの分泌不足が原因の体の病気です。

甲状腺機能低下症にも強い疲労感や不安感などの精神的な症状もでますが、うつ病と異なり食事量が変わらないのに体重が増加したり、便秘やむくみなどの身体症状が強くでます。

甲状腺機能低下症かもしれないと思ったら

甲状腺機能低下症かもしれないと思ったら内分泌内科か甲状腺専門外来が適切ですが、近くにない場合は一般的な内科を受診しましょう。

一般内科で血液検査を受け、その後専門医を紹介してもらうことができます。

まとめ

アジソン病と甲状腺機能低下症は両方ホルモンの不足による体の病気であるのに対してうつ病は脳の機能や精神的な病気です。

アジソン病と甲状腺機能低下症に共通するのは強い疲労感や無気力感などで、うつ病と誤診されやすい病気として語られています。

アジソン病と甲状腺機能低下症どちらも内科にかかるのが良いと書きましたが、うつ病でも内科に受診するのはおすすめされています。

理由としては、うつ病でも頭痛や肩こりなどの身体症状が出ることがあることと精神科や心療内科にかかるよりハードルが低いことです。

加えて、別の疾患であるのにうつ病と誤診されるのを防ぐこともできるでしょう。

そのため、うつ病かもしれないと思ったら先に精神科や心療内科にかかるのではなく、内科を受診するのも選択肢の一つになりえます。

それぞれの病気に見合った適切な治療を受けることが早期の症状緩和につながるので早めの受診を心がけましょう。

いろとりどり編集部

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