はじめに
就労継続支援B型事業所の利用を考える際、「午後のみの利用は可能なのか」「午後だけでも意味があるのか」「午後のみだと受け入れてもらえないのでは」という疑問や不安を抱く方がいらっしゃいます。朝が苦手、午前中は体調が安定しない、フルタイムは難しいが午後なら働ける こうした理由から、「午後のみ」の利用を希望される方は少なくありません。
B型事業所の大きな特徴の一つは、利用者の状況に合わせた柔軟な働き方ができることです。週1日から利用可能、1日2時間からOK、そして「午後のみ」の利用も多くの事業所で受け入れられています。一般企業では難しい「午後のみ勤務」も、B型なら可能です。
本記事では、午後のみ利用の具体的な内容、メリットとデメリット、午後のみ利用を受け入れている事業所の見つけ方、成功させるためのポイント、そして午後のみ利用者の実例まで、詳しく解説していきます。
「午後のみ」とは具体的にどういうことか
定義
午後のみ利用 午前中は通所せず、午後の時間帯(通常12時〜15時頃)だけ事業所に通う利用形態。
具体例
- 13時〜16時(3時間)
- 12時〜15時(3時間)
- 14時〜17時(3時間)
- 13時〜15時(2時間)
柔軟性 事業所によっては、開始・終了時間を柔軟に調整できます。
午前のみとの違い
午前のみ
- 9時〜12時など、午前中だけ通所
- 午後は帰宅
午後のみ
- 午前中は家にいる
- 12時〜13時頃から通所
どちらも可能 多くの事業所では、午前のみ、午後のみ、どちらも受け入れています。
一日利用との違い
一日利用(フルタイム)
- 9時〜15時など、朝から午後まで通所(6時間程度)
午後のみ
- 12時〜15時など、午後だけ通所(2〜3時間)
違い
- 通所時間 一日利用の約半分
- 工賃 一日利用の約半分
- 体力的負担 午後のみの方が軽い
午後のみ利用を選ぶ理由
理由1 午前中の体調不良
うつ病の日内変動 うつ病の方の多くは、午前中に症状が重く、午後になると軽減します。
具体的な症状
- 朝は気分が沈んで動けない
- 午前中は無気力
- 午後になると少し活動できる
他の症状
- 双極性障害の抑うつ期
- 慢性疲労症候群
- 線維筋痛症
理由2 薬の副作用
眠気・ふらつき
- 朝服用した薬の効果が出るまで時間がかかる
- 午前中は副作用(眠気、ふらつき、集中力低下)が強い
- 午後になると薬が効いて活動できる
具体例 「朝9時に薬を飲むと、12時頃までぼんやりする。13時頃から活動できる」
理由3 睡眠障害・起床困難
遅延性睡眠相症候群 体内時計がズレており、朝起きられない。
過眠
- うつ病による過眠
- 薬の副作用による眠気
- 目覚ましをかけても起きられない
現実的な対応 午前中に無理に起きるより、午後から活動する方が現実的。
理由4 体力・集中力の限界
長時間は無理
- 一日通所は体力的に無理
- 午後の2〜3時間なら大丈夫
- 集中力が数時間しか続かない
段階的なアプローチ まずは午後のみから始めて、体力がついたら一日利用も検討。
理由5 他のサービスとの併用
午前中に別のサービス
- 午前 病院のデイケア
- 午後 B型事業所
または
- 午前 リハビリテーション
- 午後 B型事業所
併用のメリット 多様なサービスを組み合わせられる。
理由6 家庭の事情
午前中の予定
- 子どもの送り出し
- 家族の介護
- 家事
- 通院
午後なら 午前中に用事を済ませてから通える。
理由7 通勤ラッシュ回避
混雑が苦手
- パニック障害で満員電車に乗れない
- 感覚過敏で人混みが辛い
- 朝のラッシュ時にストレス
午後なら 昼過ぎは電車も空いており、楽に通える。
理由8 生活リズムの問題
夜型の生活
- 長年の昼夜逆転
- 夜中に眠れず朝まで起きている
- 朝型に戻すのが困難
現実的な選択 無理に朝型に戻すより、午後から活動する方が続けやすい。
理由9 段階的なステップアップ
ハードルを下げる
- いきなり朝からは難しい
- まずは午後のみから始める
- 慣れたら徐々に朝からも検討
理由10 午後の方が調子が良い
個人差 人によって、調子が良い時間帯は異なります。
午後型の人 午後の方が頭が働く、体が動く、集中できる。
午後のみ利用のメリット
メリット1 無理なく継続できる
最大のメリット 午前中に無理をせず、午後から無理なく通えます。
継続性 無理して一日通うより、午後のみで無理なく続ける方が、長期的に良い結果につながります。
メリット2 体力的・精神的負担が少ない
短時間だから楽 2〜3時間だけなら、体力的にも精神的にも負担が少ないです。
疲れにくい 一日通所だと疲れ果てるが、午後のみなら適度に疲れる程度。
メリット3 午前中を自由に使える
午前中の過ごし方
- ゆっくり休む
- 家事をする
- 通院する
- 他のサービスを利用する
- 趣味を楽しむ
- リラックスする時間
自分のペース 午前中を自分のペースで過ごせることは、精神的な安定につながります。
メリット4 通勤ラッシュを避けられる
快適な通勤 昼過ぎの電車やバスは空いており、ストレスフリーです。
感覚過敏の方に優しい 人混み、騒音、満員電車のストレスを避けられます。
メリット5 生活リズムを保てる
無理に朝型にしなくていい 夜型の生活リズムでも、午後から活動することで、社会とのつながりを保てます。
現実的な選択 理想(朝型)より現実(午後型でも働く)を優先。
メリット6 体調管理しやすい
午前中に調整 体調が悪い朝も、午後までに調整できます。
柔軟性 「今日は午前中に病院に行って、午後から通所」ということも可能。
メリット7 ハードルが低い
始めやすい 「一日通所」より「午後のみ」の方が、心理的ハードルが低いです。
第一歩 働くことへの第一歩として、午後のみは最適です。
メリット8 集中して作業できる
短時間だから集中 2〜3時間だけなら、集中力を保って作業できます。
効率 ダラダラ長時間より、集中して短時間の方が、作業効率が良いこともあります。
メリット9 他のサービスと併用しやすい
組み合わせ可能 午前 デイケア、午後 B型など、複数のサービスを組み合わせられます。
メリット10 一般企業では難しい働き方
B型ならでは 一般企業で「午後のみ勤務」は難しいですが、B型なら可能です。
柔軟性 B型事業所の柔軟性が、最大限に活かされます。
午後のみ利用のデメリット
デメリット1 工賃が少ない
作業時間が短い分、工賃も少ない
例
- 一日利用(6時間) 月2万円
- 午後のみ(3時間) 月1万円
現実 午後のみだと、月5千円〜1万円程度になることが多いです。
対策
- 工賃以外の価値(居場所、生活リズムなど)を重視
- 障害年金や生活保護と併用
- 「少しでも収入がある」と前向きに捉える
デメリット2 午前のプログラムに参加できない
ミーティングやイベント 午前中にミーティング、朝礼、イベントがある事業所では、参加できません。
対策
- 午後のプログラムも充実している事業所を選ぶ
- 重要なミーティングだけは午前中に参加する
デメリット3 午後の利用者が少ない場合も
午前中で帰る人もいる 午前中だけ来て、午後は帰る利用者もいるため、午後は人数が少ないことも。
メリットにもなる
- 静かな環境を好む人には良い
- 支援員との距離が近くなる
デメリットにもなる
- 孤独を感じる
- 活気がない
デメリット4 生活リズムが朝型に戻りにくい
固定化のリスク 午後のみを続けると、生活リズムが夜型に固定され、朝型に戻しにくくなります。
対策 将来的に朝型に戻したい場合は、計画的に徐々に早めていく。
ただし 朝型に戻す必要がない場合は、問題ありません。
デメリット5 事業所によっては受け入れていない
午前中のみの事業所 一部の事業所は、午前中で閉所(例 9時〜13時)のため、午後のみは利用できません。
対策 午後も開所している事業所(例 9時〜17時)を探す。
デメリット6 送迎サービスの対応
午前の送迎のみ 送迎サービスが午前中のみの事業所もあります。
対策
- 午後の送迎も対応している事業所を探す
- 自力で通う(電車、バス、自転車など)
デメリット7 「もっと通えるのでは」というプレッシャー
周囲の期待 家族や支援員から「もっと通えるのでは?」と言われることがあります。
対策
- 自分のペースを守る
- 「午後のみが自分に合っている」と説明する
- 無理に増やさない
デメリット8 孤立感
午後だけだと 午前中からいる利用者の輪に入りにくいことがあります。
対策
- 積極的にコミュニケーションを取る
- 支援員に相談
- 午後からの利用者同士で繋がる
午後のみ利用を受け入れている事業所の見つけ方
方法1 相談支援専門員に相談(最もおすすめ)
希望を明確に伝える 「午後のみの利用を希望しています。例えば13時〜16時くらいです」
相談支援専門員ができること
- 午後のみ利用可能な事業所を紹介
- 事業所との調整
- あなたの状況を事業所に事前に説明
最も確実で効率的 相談支援専門員を通じるのが、最もスムーズです。
方法2 事業所に直接問い合わせる
電話やメールで確認
質問例
「就労継続支援B型の利用を検討している○○です。
体調の関係で、午後のみの利用を希望しているのですが、
可能でしょうか?
具体的には、13時から16時くらいの3時間程度を
考えています」
ほとんどの事業所は柔軟 多くの事業所は、個別のニーズに柔軟に対応してくれます。
方法3 開所時間を確認する
午後も長く開いている事業所を探す
開所時間の例
- ◎ 9 00〜17 00(午後5時まで)→ 午後のみでも十分利用可能
- ◎ 9 00〜16 00(午後4時まで)→ 午後のみ利用可能
- △ 9 00〜15 00(午後3時まで)→ 午後のみは短時間に
- ✕ 9 00〜13 00(午後1時まで)→ 午後のみは難しい
確認方法 ホームページ、WAM NET、電話で確認。
方法4 柔軟性を重視する事業所を探す
個別対応が得意な事業所
特徴
- 小規模でアットホーム
- 「利用者一人ひとりに合わせます」と明記
- 口コミで「柔軟に対応してくれる」と評判
探し方
- 少人数(定員10名以下)の事業所
- ホームページに「柔軟な働き方」と記載がある事業所
方法5 見学時に確認する
見学の際に質問 「午後のみの利用は可能ですか?」
午後の時間帯に見学 可能なら、午後の時間帯(13時〜15時頃)に見学し、午後の雰囲気を確認。
確認すべきこと
- 午後も支援員がいるか
- 午後の利用者は何名いるか
- 午後の作業内容
方法6 市区町村の窓口で相談
障害福祉課で相談 「午後のみ利用できる事業所を探しています」
職員が紹介してくれる 地域の柔軟な事業所を教えてくれることがあります。
方法7 実際に利用している人に聞く
口コミ 実際にB型を利用している知人や、支援団体のメンバーに聞いてみる。
情報収集 「午後のみで通っている人はいますか?」
方法8 複数の事業所を比較
1ヶ所だけでなく3ヶ所以上見学 複数見学することで、どこが最も柔軟に対応してくれるか分かります。
見学時の詳細な確認ポイント
基本的な確認事項
1. 午後のみ利用の可否
- [ ] 午後のみの利用は受け入れていますか?
- [ ] 午後から何時まで利用できますか?
- [ ] 午後のみの利用者は現在何名いますか?
2. 具体的な時間
- [ ] 何時から何時まで利用できますか?
- [ ] 開始時間は固定ですか、それとも柔軟に調整できますか?
- [ ] 例えば、今日は13時から、明日は14時からということは可能ですか?
3. 午後のプログラム内容
- [ ] 午後はどんな作業がありますか?
- [ ] 午前と午後で作業内容は違いますか?
- [ ] 午後だけでも、十分な作業量がありますか?
- [ ] 午後のみでも、作業の選択肢はありますか?
4. 支援体制
- [ ] 午後も支援員は常駐していますか?
- [ ] 午後の支援員は何名ですか?
- [ ] 午後のみの利用者へのサポート体制は?
5. 工賃
- [ ] 午後のみでも工賃は支払われますか?
- [ ] 午後のみの場合、月平均でいくらくらいですか?
- [ ] 工賃は時間に応じて計算されますか?
6. 他の利用者との関係
- [ ] 午後のみの利用者に対して、他の利用者の反応は?
- [ ] 午前から来ている人と、午後からの人で待遇の違いはありますか?
- [ ] 午後のみでも、コミュニティに馴染めますか?
7. 送迎サービス
- [ ] 午後の送迎サービスはありますか?
- [ ] 午後の迎えは何時ですか?
- [ ] 午後の送りは何時ですか?
- [ ] 送迎範囲はどこまでですか?
8. 午後の雰囲気
- [ ] (実際に午後の時間帯を見学して)午後は何名くらい利用していますか?
- [ ] 午後は静かですか、それとも賑やかですか?
- [ ] 午後の方が落ち着いた雰囲気ですか?
9. 柔軟性
- [ ] 体調によって、午後のみと一日利用を使い分けることは可能ですか?
- [ ] 将来的に、午後のみから一日利用に移行することは可能ですか?
- [ ] 逆に、一日利用から午後のみに変更することも可能ですか?
10. その他
- [ ] 昼食は提供されますか?(午後から来る場合、昼食は不要かもしれませんが)
- [ ] 午後からでも、イベントやレクリエーションに参加できますか?
- [ ] 午後のみの利用で、何か制限されることはありますか?
午後のみ利用を成功させるための具体的なステップ
ステップ1 事前準備
1. 自分の状態を把握する
- 何時頃から活動できるか
- 何時間くらい集中できるか
- 週に何日通えるか
2. 理由を明確にする なぜ午後のみなのか、理由を自分の中で整理します。
例
- うつ病の日内変動で午前中は動けない
- 薬の副作用で午前中は眠い
- 午前中は通院している
3. 希望する時間帯を決める
- 13時〜16時(3時間)
- 12時〜15時(3時間)
- 14時〜17時(3時間)
など、具体的に決めます。
4. 週の日数を決める
- 週1日
- 週2日
- 週3日
まずは少なめに設定し、慣れたら増やします。
ステップ2 事業所選び
1. 相談支援専門員に相談 「午後のみ、週2日、13時〜16時で利用したいです」と具体的に伝えます。
2. 複数の事業所を見学 最低3ヶ所は見学し、午後の雰囲気を確認します。
3. 体験利用 可能なら、午後の時間帯に体験利用します。
4. 最も柔軟な事業所を選ぶ 午後のみの利用に対して、最も理解があり、柔軟に対応してくれる事業所を選びます。
ステップ3 事業所との調整
1. 午後のみの理由を説明 事業所に、なぜ午後のみなのか、正直に説明します。
説明例 「私はうつ病があり、午前中は症状が強く動けません。午後になると少し楽になるので、午後から通いたいと思っています」
2. 具体的な時間を決める 「13時から16時まで、週2日(火曜日と木曜日)でお願いします」
3. 柔軟性を確認 「体調によって、時間が前後することもあるかもしれませんが、大丈夫ですか?」
4. 試用期間を設ける 「まずは1ヶ月試してみて、続けられそうか確認したいです」
ステップ4 利用開始
1. 小さく始める
- 最初は週1日から
- 慣れたら週2日、週3日と増やす
2. 時間通りに通う 午後のみでも、約束の時間は守りましょう。
3. 積極的にコミュニケーション 午前中からいる利用者とも、積極的に話しましょう。
4. 支援員との定期面談 「午後のみの利用で大丈夫か」「もっと時間を増やした方がいいか」など、定期的に相談します。
ステップ5 継続と調整
1. 継続する まずは3ヶ月続けることを目標にします。
2. 体調に応じて調整
- 調子が良い週は週3日
- 調子が悪い週は週1日 など、柔軟に調整します。
3. 定期的に振り返る
- 午後のみで満足しているか
- もっと増やしたいか
- 逆に減らしたいか
定期的に振り返り、調整します。
4. 必要なら変更
- 午後のみから一日利用へ
- 逆に、一日利用から午後のみへ
- 事業所の変更
必要があれば、いつでも変更できます。
午後のみ利用者の実例(架空の事例)
事例1 Aさん(30代、うつ病)
状況 うつ病の日内変動があり、午前中は気分が沈んで動けない。午後になると少し楽になる。
利用形態
- 火曜・木曜の週2日
- 13時〜16時(3時間)
- 軽作業(袋詰め)
経過 最初は週1日から始め、3ヶ月後に週2日に増やした。午後のみだが、「働いている」という実感が持て、自己肯定感が上がった。工賃は月8千円程度だが、障害年金と併用しているので問題ない。
Aさんの声 「午前中は本当に動けないので、午後のみで受け入れてくれて助かりました。無理なく続けられています」
事例2 Bさん(40代、双極性障害)
状況 薬の副作用で午前中は眠気が強い。午後になると薬が効いて活動できる。
利用形態
- 月・水・金の週3日
- 14時〜17時(3時間)
- パソコン作業(データ入力)
経過 午後のみから始めて半年後、体調が安定したため、一日利用(9時〜15時)に移行した。
Bさんの声 「最初から一日利用だったら、続かなかったと思います。午後のみから始められたおかげで、今は一日通えるようになりました」
事例3 Cさん(50代、統合失調症)
状況 午前中は病院のデイケアに通っている。午後の時間を有効に使いたい。
利用形態
- 月・水・金の週3日
- 午前 デイケア(9時〜12時)
- 午後 B型事業所(13時半〜16時半)
経過 デイケアとB型を併用することで、一日を充実させている。工賃は月1万円程度。
Cさんの声 「午前はデイケアで人と話し、午後はB型で作業する。両方あるから、生活にメリハリがつきます」
事例4 Dさん(20代、自閉スペクトラム症)
状況 睡眠リズムが夜型で、朝起きられない。昼過ぎに起きる生活が定着している。
利用形態
- 火・木の週2日
- 14時〜16時(2時間)
- 手工芸(ビーズアクセサリー作り)
経過 午後のみ、短時間から始めた。1年経っても朝型には戻っていないが、午後のみの利用を継続している。本人は満足している。
Dさんの声 「朝起きるのは無理なので、午後からで受け入れてくれて嬉しいです。短時間だけど、続けられています」
よくある質問(FAQ)
Q1 午後のみの利用は、甘えですか?
A いいえ、甘えではありません。体調や障害の特性によって、午前中が難しい方がいます。午後から通えていること自体が素晴らしいことです。
Q2 午後のみだと、工賃はどれくらいですか?
A 作業時間に応じて計算されるため、一日利用の約半分になります。例えば、一日利用で月2万円なら、午後のみ(半分の時間)で月1万円程度です。ただし、事業所や作業内容によって異なります。
Q3 午後のみの利用者は、他にもいますか?
A 事業所によりますが、午後のみの利用者がいる事業所も多いです。珍しいことではありません。
Q4 午後のみから、一日利用に変更できますか?
A はい、できます。体調が改善したり、慣れてきたりしたら、一日利用に移行することが可能です。
Q5 逆に、一日利用から午後のみに変更できますか?
A はい、できます。体調が悪化した場合など、柔軟に対応してもらえます。
Q6 午後のみだと、他の利用者に白い目で見られませんか?
A B型事業所は、個別のニーズを尊重する場です。午後のみの利用も一つの選択肢として受け入れられています。心配しすぎる必要はありません。
Q7 送迎サービスは、午後も対応していますか?
A 事業所によります。午後の送迎も対応している所もあれば、午前のみの所もあります。見学時に確認しましょう。
Q8 午後のみだと、午前のミーティングに参加できませんが、大丈夫ですか?
A 大丈夫です。重要な連絡事項は、午後に伝えてもらえます。または、重要なミーティングだけ午前中に参加することもできます。
Q9 午後のみの利用を、ずっと続けてもいいですか?
A もちろんです。午後のみで満足しているなら、ずっと続けて問題ありません。無理に一日利用にする必要はありません。
Q10 「午後のみ」と伝えると、受け入れを断られませんか?
A ほとんどの事業所は断りません。むしろ、正直に伝えることで、適切なサポートを受けられます。
まとめ 午後のみでも十分価値がある
B型事業所の「午後のみ利用」は、体調や生活リズムに合わせた賢い選択です。午前中が難しくても、午後から働けることは素晴らしいことです。
大切なポイント
- 午後のみ利用は可能 多くの事業所が柔軟に対応してくれます。
- メリットが多い 無理なく継続、体力的負担が少ない、午前中を自由に使える。
- デメリットも理解 工賃が少ない、午前のプログラムに参加できない。
- 相談支援専門員に相談 午後のみ利用できる事業所を紹介してもらえます。
- 事前に詳しく確認 見学時に、午後のプログラム内容、支援体制、工賃を確認。
- 理由を正直に伝える なぜ午後のみなのか、事業所に説明する。
- 小さく始める 週1日、2時間からでもOK。慣れたら増やす。
- 柔軟に調整 体調に応じて、時間や日数を調整できる。
- 午後のみでも価値がある 工賃は少なくても、居場所、生活リズム、社会参加の価値がある。
- 自分のペースを守る 他人と比較せず、自分に合ったペースで。
あなたへのメッセージ
「午後のみしか通えない自分はダメだ」 そう思っていませんか? しかし、それは間違いです。
午前中が難しいこと、午後からしか活動できないことは、あなたの責任ではありません。それは、障害の特性であり、薬の副作用であり、体質です。そして、そういった状況にある方のために、B型事業所は存在しています。
午後のみでも、通えていること自体が素晴らしいことです。家から出る、事業所に行く、作業をする、人と関わる これらは、午後であろうと朝であろうと、等しく価値があります。
工賃は少ないかもしれません。しかし、お金だけが働く価値ではありません。居場所がある、生活にリズムがある、社会とつながっている これらの価値は、お金では測れません。
「いつか一日通えるようになりたい」と思うなら、それは素晴らしい目標です。午後のみから始めて、体力がついたら、徐々に時間を増やしていけばいいのです。
そして、もし「午後のみで十分」と思うなら、それも素晴らしい選択です。無理に一日利用にする必要はありません。午後のみの利用で、あなたが満足し、充実した日々を送れるなら、それが最適な働き方です。
大切なのは、他人の基準ではなく、自分に合った働き方を選ぶことです。午後のみの利用は、あなたに合った賢い選択です。自信を持って、午後からの通所を始めましょう。
あなたが、午後のみの利用で、無理なく通い、安心して働ける場所を見つけられることを心から願っています。午後のみでも、あなたを温かく迎えてくれる事業所は、必ず見つかります。一歩踏み出す勇気を持って、まずは相談してみましょう。あなたのペースで働ける場所が、必ずあります。

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