就労継続支援B型の利用手続きが難しい ステップごとに分かりやすく解説

はじめに

就労継続支援B型事業所を利用したいと思っても、「手続きが複雑で分からない」「何から始めればいいか分からない」「書類が多くて大変」と感じている方は多くいらっしゃいます。行政の窓口で専門用語を使われて理解できない、必要な書類が何なのか分からない、どこに相談すればいいか分からないこうした悩みは、初めて福祉サービスを利用する方にとって、大きなハードルとなります。

確かに、B型事業所の利用手続きには、いくつかのステップがあり、書類も必要です。しかし、手続きは決して不可能なほど難しいものではありません。一つひとつのステップを理解し、順番に進めていけば、必ず利用開始まで辿り着けます。そして、あなたを助けてくれる専門家相談支援専門員、市区町村の窓口職員、医療機関のソーシャルワーカーがいます。

本記事では、B型事業所の利用手続きを、初めての方でも分かるように、ステップごとに詳しく解説します。難しく感じる理由、手続きの全体像、各ステップの具体的な方法、そして手続きをスムーズに進めるコツまで、丁寧にお伝えします。

なぜB型の利用手続きが難しく感じるのか

理由1  全体像が見えない

どこから始めればいいか分からない 手続きの全体像が分からないため、「まず何をすればいいのか」が分かりません。

ゴールが見えない 「最終的にどうなれば利用できるのか」が分からないため、不安になります。

理由2  専門用語が多い

難しい言葉

  • 受給者証
  • サービス等利用計画
  • 相談支援専門員
  • サービス管理責任者
  • 障害支援区分
  • アセスメント

これらの専門用語が、理解を難しくしています。

理由3  関係する機関が多い

複数の機関とやり取り

  • 市区町村の窓口
  • 相談支援事業所
  • B型事業所
  • 医療機関(診断書が必要な場合)

複数の機関とやり取りする必要があるため、混乱します。

理由4  書類が多い

提出する書類

  • 申請書
  • 診断書(または障害者手帳)
  • サービス等利用計画
  • その他の書類

書類の名前が難しく、何を準備すればいいか分かりません。

理由5  時間がかかる

すぐには利用できない 申請から利用開始まで、通常2週間〜1ヶ月程度かかります。

待つのが不安 待っている間、「本当に利用できるのだろうか」と不安になります。

理由6  相談できる人がいない

一人で抱え込む 誰に相談すればいいか分からず、一人で抱え込んでしまいます。

家族も分からない 家族も初めてのことで、助けてもらえません。

理由7  精神的・体調的に大変

障害の特性 不安が強い、疲れやすい、集中力が続かないなど、障害の特性によって、手続きが大きな負担になります。

外出が困難 外出が困難な状態では、市区町村の窓口に行くことすら大変です。

手続きの全体像(5つのステップ)

まず、手続きの全体像を理解しましょう。B型事業所を利用するまでには、大きく分けて5つのステップがあります。

ステップ1  相談・情報収集

    ↓

ステップ2  相談支援事業所に依頼

    ↓

ステップ3  市区町村で受給者証を申請

    ↓

ステップ4  事業所を選び、契約

    ↓

ステップ5  利用開始

所要期間 2週間〜1ヶ月程度

それぞれのステップを、詳しく見ていきましょう。

ステップ1  相談・情報収集(1日〜1週間)

何をするステップ?

最初の一歩 B型事業所を利用したいと思ったら、まず相談・情報収集から始めます。

目的

  • B型事業所がどんなものか理解する
  • 自分が利用できるか確認する
  • 手続きの流れを知る
  • どこに相談すればいいか知る

相談先の選択肢

選択肢1  市区町村の窓口

  • どこ  ○○市(区)役所の障害福祉課
  • 誰に  窓口職員
  • 何を  「B型事業所を利用したいのですが、どうすればいいですか?」

選択肢2  医療機関

  • どこ  通院している病院・クリニック
  • 誰に  精神保健福祉士(PSW)、ソーシャルワーカー、主治医
  • 何を  「B型事業所を利用したいと思っているのですが」

選択肢3  相談支援事業所

  • どこ  地域の相談支援事業所(市区町村で紹介してもらう)
  • 誰に  相談支援専門員
  • 何を  「B型事業所の利用を検討しています」

選択肢4  地域の障害者支援機関

  • どこ  地域活動支援センター、障害者就労支援センターなど
  • 誰に  支援員
  • 何を  「B型事業所について知りたい」

選択肢5  家族や友人

  • すでにB型を利用している方に話を聞く

どの選択肢がおすすめ?

最もおすすめ  市区町村の窓口 初めての方は、まず市区町村の障害福祉課に行くことをお勧めします。

理由 

  • 手続きの流れを教えてもらえる
  • 相談支援事業所を紹介してもらえる
  • 市内の事業所リストをもらえる
  • 受給者証の申請も同じ窓口

電話でもOK いきなり窓口に行くのが不安な場合、まず電話で相談してもOKです。

電話の例  「お忙しいところ失礼します。就労継続支援B型の利用を検討しているのですが、手続きの流れを教えていただけますでしょうか?」

このステップで確認すること

確認リスト 

  • [ ] 自分はB型を利用できるか(対象者の条件)
  • [ ] 手続きの全体の流れ
  • [ ] 必要な書類(診断書、障害者手帳など)
  • [ ] 相談支援事業所のリスト
  • [ ] 市内のB型事業所のリスト
  • [ ] 所要期間(どれくらいで利用開始できるか)

対象者の条件

B型事業所を利用できる人 

  • 就労移行支援を利用したが、企業等への就労に結びつかなかった人
  • 就労経験があり、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難になった人
  • 50歳に達している人、または障害基礎年金1級受給者
  • ①〜③に該当しない場合でも、市区町村の判断で利用が認められる場合

簡単に言うと  一般企業で働くのが難しい障害のある方が対象です。詳しくは市区町村の窓口で確認しましょう。

このステップのゴール

次のステップに進める準備ができた状態 

  • B型事業所のことを理解した
  • 手続きの流れが分かった
  • 相談支援事業所のリストを手に入れた
  • 必要な書類が何か分かった

ステップ2  相談支援事業所に依頼(1日〜1週間)

何をするステップ?

「サービス等利用計画」を作ってもらう B型事業所を利用するには、「サービス等利用計画」という書類が必要です。この計画は、相談支援事業所の「相談支援専門員」に作成してもらいます。

相談支援専門員とは? あなたの希望を聞き、あなたに合ったサービスを一緒に考えてくれる専門家です。B型事業所選びから、利用開始後のサポートまで、あなたの伴走者となってくれます。

相談支援事業所の探し方

方法1  市区町村で紹介してもらう(おすすめ) ステップ1で市区町村の窓口に相談した際、相談支援事業所のリストをもらえます。

方法2  インターネットで検索 「相談支援事業所 ○○市」で検索します。

方法3  医療機関で紹介してもらう 通院先のPSWやソーシャルワーカーに紹介してもらいます。

方法4  WAM NETで検索 WAM NET(ワムネット)で、地域の相談支援事業所を検索できます。

相談支援事業所への連絡

電話で連絡 リストの中から1ヶ所選び、電話で連絡します。

電話の例  「お忙しいところ失礼します。○○市の△△です。就労継続支援B型の利用を検討していて、サービス等利用計画の作成をお願いしたいのですが、対応していただけますでしょうか?」

訪問または来所 相談支援専門員と面談します。自宅に訪問してもらうこともできますし、事業所に行くこともできます。

面談で話すこと

相談支援専門員が聞くこと 

  • あなたの現在の状況
  • 障害の特性
  • 生活の様子
  • B型を利用したい理由
  • どんな作業をしたいか
  • 将来の希望

あなたが話すこと  正直に、自分の状況や希望を伝えましょう。

 「精神障害があり、現在は通院しながら自宅で過ごしています。家にいるだけでは生活リズムが乱れがちなので、B型事業所に通って、規則正しい生活を送りたいです。作業は、パソコン作業か軽作業が希望です。まずは週2日くらいから始めたいです」

サービス等利用計画の作成

相談支援専門員が作成 面談の内容をもとに、相談支援専門員が「サービス等利用計画案」を作成します。

計画の内容 

  • あなたの希望や目標
  • どのB型事業所を利用するか
  • 週何日、何時間利用するか
  • その他の支援サービス(必要な場合)

あなたの確認 作成された計画案を見て、内容を確認します。修正が必要なら、遠慮なく言いましょう。

所要時間  面談から計画案の作成まで、数日〜1週間程度です。

このステップで必要なもの

持参するもの(初回面談時) 

  • 障害者手帳(持っている場合)
  • 診断書(持っている場合)
  • 印鑑(シャチハタ不可の場合あり)
  • メモ帳と筆記用具

費用  相談支援事業所の利用料は、基本的に無料です(一部負担がある場合もありますが、大抵の場合無料)。

このステップのゴール

サービス等利用計画案ができた状態  相談支援専門員が作成した「サービス等利用計画案」を手に入れます。この計画案を持って、次のステップ(受給者証の申請)に進みます。

ステップ3  市区町村で受給者証を申請(1〜3週間)

何をするステップ?

「受給者証」を取得する B型事業所を利用するには、「障害福祉サービス受給者証」(通称 受給者証)が必要です。この受給者証を、市区町村の窓口で申請します。

受給者証とは? あなたがB型事業所を利用する権利を証明する証明書です。健康保険証のようなものです。

申請場所

どこで申請するか お住まいの市区町村の役所・役場の障害福祉課(名称は自治体によって異なります)。

例 

  • ○○市役所 福祉部 障害福祉課
  • ○○区役所 保健福祉センター 高齢・障害支援課

申請に必要な書類

基本的な必要書類 

  1. 申請書
    • 窓口でもらえます(または市区町村のHPからダウンロード)
  2. サービス等利用計画案
    • ステップ2で相談支援専門員に作成してもらったもの
  3. 障害を証明する書類(以下のいずれか)
    • 障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)
    • 医師の診断書(手帳がない場合)
    • 特定疾患医療受給者証、自立支援医療受給者証など
  4. 印鑑
    • シャチハタ不可の場合が多い
  5. マイナンバーが分かるもの
    • マイナンバーカード、通知カードなど
  6. 本人確認書類
    • 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど

自治体によって異なる 必要書類は自治体によって異なる場合があるので、事前に電話で確認しておくと安心です。

診断書について

手帳がない場合 障害者手帳を持っていない場合、医師の診断書が必要になることがあります。

診断書の取得 

  • 通院している病院・クリニックで、主治医に「B型事業所を利用するための診断書をお願いしたい」と伝えます
  • 診断書の作成には、数日〜2週間程度かかります
  • 費用がかかります(数千円程度)

診断書の内容 

  • 病名
  • 障害の状態
  • 日常生活・就労の能力
  • B型事業所の利用が適当であること

申請の流れ

1. 窓口に行く 市区町村の障害福祉課の窓口に行きます。

2. 申請書を記入 窓口で申請書をもらい、記入します(分からない箇所は職員に聞けます)。

3. 書類を提出 必要書類をすべて提出します。

4. 面談(調査) 窓口職員と面談します。あなたの状況について質問されます。

面談で聞かれること 

  • 障害の状態
  • 日常生活の様子
  • なぜB型を利用したいか
  • どんな作業をしたいか
  • 通所頻度の希望

正直に答える  質問には正直に答えましょう。「できる」と言いすぎると、必要な支援が受けられなくなります。

5. 申請完了 すべての手続きが終わったら、申請完了です。

待機期間

審査期間 申請から受給者証の交付まで、通常1〜3週間程度かかります。

待っている間 この間に、B型事業所を見学・体験利用しておくと良いでしょう。

受給者証の交付

郵送または窓口受取 受給者証は、郵送されるか、または窓口で受け取ります。

受給者証の内容を確認

  • 名前
  • 利用できるサービス(就労継続支援B型)
  • 支給量(月○日など)
  • 有効期間(通常1年)
  • 自己負担上限月額

分からないことがあれば 受給者証の内容で分からないことがあれば、窓口に問い合わせましょう。

自己負担額について

原則1割負担 B型事業所の利用料は、原則としてサービス費用の1割を自己負担します。

ただし、上限がある 所得に応じて、月額の負担上限額が設定されています。

負担上限月額(例) 

  • 生活保護受給世帯 0円
  • 市町村民税非課税世帯 0円
  • 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満) 9,300円
  • 上記以外 37,200円

多くの方は無料 生活保護受給者や市町村民税非課税世帯の方は、自己負担が0円です。実際、多くのB型利用者は自己負担0円で利用しています。

このステップのゴール

受給者証を手に入れた状態 これで、B型事業所を利用する権利が得られました。次は、実際に利用する事業所を選びます。

ステップ4  事業所を選び、契約(1〜2週間)

何をするステップ?

実際に利用する事業所を選び、契約する 受給者証を手に入れたら、次は実際に通う事業所を選び、契約します。

事業所選びのプロセス

1. 情報収集(すでに終わっている場合もある)

  • 市区町村の事業所リスト
  • WAM NET
  • 相談支援専門員からの紹介
  • インターネット検索

2. 候補を絞る(3〜5ヶ所) 興味のある事業所を3〜5ヶ所に絞ります。

3. 見学の予約 各事業所に電話して、見学の予約をします。

電話の例  「お忙しいところ失礼します。就労継続支援B型の利用を検討している○○と申します。見学させていただきたいのですが、可能でしょうか?」

4. 見学 実際に事業所を見学します(詳しくは前回の記事参照)。

5. 体験利用 可能であれば、数日間体験利用します。

6. 事業所を決定 見学・体験の結果をもとに、事業所を決定します。

決定の報告 

  • 相談支援専門員に、どの事業所に決めたか報告します
  • 相談支援専門員が、サービス等利用計画を正式版に更新します

事業所との契約

1. 契約日の調整 事業所と、契約日を調整します。

2. 契約時に持参するもの

  • 受給者証
  • サービス等利用計画
  • 印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証など)

3. 契約の内容 事業所と「利用契約」を結びます。

契約書の内容 

  • 利用するサービスの内容
  • 利用日時(週○日、○時〜○時)
  • 工賃
  • 送迎サービスの有無
  • 自己負担額
  • 契約期間
  • その他の重要事項

4. 説明を受ける 重要事項説明書の説明を受けます。分からないことがあれば、遠慮なく質問しましょう。

5. 契約書に署名・押印 内容に納得したら、契約書に署名・押印します。

6. 契約書の控えをもらう 契約書の控えを必ずもらいましょう。

利用開始日の決定

いつから利用開始するか 事業所と相談して、利用開始日を決めます。

例 

  • 契約の翌週から
  • 契約の翌月1日から
  • ○月○日から

準備期間 利用開始までに、生活リズムを整えたり、通所の練習をしたりする準備期間を設けることもできます。

このステップのゴール

事業所と契約し、利用開始日が決まった状態 これで、あとは利用開始を待つだけです。

ステップ5  利用開始(おめでとうございます!)

何をするステップ?

実際に通所を開始する いよいよ、B型事業所への通所を開始します。

初日の流れ(例)

1. 通所

  • 自分で通所、または送迎サービスを利用
  • 持ち物 受給者証、契約書の控え、筆記用具、飲み物など

2. オリエンテーション

  • 事業所の説明
  • 支援員の紹介
  • 他の利用者の紹介
  • 施設の案内

3. 簡単な作業体験 初日から本格的な作業はせず、簡単な作業を体験します。

4. 個別面談 サービス管理責任者と面談し、今後の目標や希望を話します。

5. 帰宅 初日お疲れさまでした!

最初の数週間

無理をしない 最初は、週1〜2日、午前中だけなど、無理のないペースで始めましょう。

慣れてきたら増やす 慣れてきたら、徐々に日数や時間を増やしていきます。

困ったことがあれば相談 困ったことがあれば、すぐに支援員や相談支援専門員に相談しましょう。

定期的なモニタリング

相談支援専門員が定期的に訪問 利用開始後、相談支援専門員が定期的に訪問し、様子を確認します(モニタリング)。

頻度  通常、3ヶ月に1回程度(状況によって異なる)。

内容 

  • 利用状況
  • 困っていること
  • サービス等利用計画の見直し

このステップのゴール

B型事業所に通い始めた! おめでとうございます!あなたは、すべての手続きを乗り越え、新しい一歩を踏み出しました。

手続きをスムーズに進めるコツ

コツ1  早めに動く

申請から利用開始まで時間がかかる 申請から利用開始まで、通常2週間〜1ヶ月かかります。早めに動き始めましょう。

コツ2  相談支援専門員を頼る

一人で抱え込まない 相談支援専門員は、あなたの伴走者です。分からないことは、遠慮なく頼りましょう。

相談支援専門員ができること 

  • 手続きの説明
  • 書類の作成サポート
  • 事業所の紹介
  • 見学の同行
  • 市区町村とのやり取りの代行

コツ3  事前に電話で確認

窓口に行く前に電話 市区町村の窓口に行く前に、電話で必要書類を確認しておきましょう。

確認すること 

  • 必要な書類
  • 窓口の場所と営業時間
  • 予約が必要か
  • 持参するもの

コツ4  メモを取る

聞いたことは必ずメモ 窓口や相談支援専門員から聞いたことは、必ずメモを取りましょう。

メモする内容 

  • 日付
  • 誰に聞いたか
  • 何を聞いたか
  • 次にやるべきこと

コツ5  書類のコピーを取る

提出前にコピー 提出する書類は、必ずコピーを取っておきましょう。

コピーを取るもの 

  • 申請書
  • 診断書
  • サービス等利用計画
  • 契約書

コツ6  家族や友人に同行してもらう

一人が不安なら 一人で窓口に行くのが不安な場合、家族や友人に同行してもらいましょう。

同行者ができること 

  • メモを取る
  • 質問する
  • 精神的なサポート

コツ7  焦らない

ゆっくりでいい 手続きは焦らず、一つひとつ丁寧に進めましょう。

休憩も大切 疲れたら、無理せず休憩しましょう。

コツ8  分からないことは遠慮なく質問

質問は恥ずかしいことではない 分からないことは、遠慮なく質問しましょう。

「分かりません」と言っていい 「よく分からないので、もう一度教えていただけますか?」と言って大丈夫です。

コツ9  診断書は早めに依頼

診断書の作成に時間がかかる 診断書が必要な場合、作成に数日〜2週間かかります。早めに主治医に依頼しましょう。

コツ10  並行して事業所を探す

待機期間を有効活用 受給者証の審査を待っている間に、事業所の見学・体験をしておきましょう。

手続きが難しい時のサポート

サポート1  相談支援専門員

最も頼りになる 相談支援専門員は、手続き全体をサポートしてくれます。

遠慮なく頼る 「手続きが難しくて困っています」と正直に伝えましょう。

サポート2  市区町村の窓口職員

丁寧に教えてくれる 窓口職員は、手続きを丁寧に教えてくれます。

「初めてで分かりません」と伝える 「初めてで何も分からないので、一から教えてください」と伝えれば、丁寧に対応してくれます。

サポート3  医療機関のソーシャルワーカー

病院・クリニックで 通院先のPSWやソーシャルワーカーも、手続きをサポートしてくれます。

サポート4  家族

家族の協力 家族に協力してもらいましょう。

家族ができること 

  • 書類の記入を手伝う
  • 窓口に同行する
  • スケジュール管理を手伝う
  • 精神的なサポート

サポート5  障害者支援団体

地域の団体 地域の障害者支援団体(親の会、自立生活センターなど)も、情報提供やサポートをしてくれます。

よくある質問(FAQ)

Q1  手続きは、どれくらい難しいですか?

A  一人で全部やるのは大変ですが、相談支援専門員や市区町村の窓口職員のサポートを受ければ、必ずできます。多くの方が、サポートを受けながら手続きを完了しています。

Q2  手続きに、どれくらい時間がかかりますか?

A  申請から利用開始まで、通常2週間〜1ヶ月程度です。診断書の取得に時間がかかる場合は、もう少し長くなることもあります。

Q3  一人で手続きできる自信がありません。

A  大丈夫です。相談支援専門員が、手続き全体をサポートしてくれます。一人で抱え込まず、サポートを求めましょう。

Q4  障害者手帳がないと、B型は利用できませんか?

A  手帳がなくても、医師の診断書があれば利用できます。手帳の有無は問いません。

Q5  費用はどれくらいかかりますか?

A  利用料は、所得に応じて自己負担があります(上限あり)。ただし、多くの方は自己負担0円で利用しています。診断書が必要な場合、診断書の作成費用(数千円)がかかります。

Q6  申請が却下されることはありますか?

A  対象者の条件を満たしていれば、却下されることは基本的にありません。却下される場合は、条件を満たしていない、または書類に不備がある場合です。

Q7  受給者証の有効期間は?

A  通常1年です。有効期限が切れる前に、更新手続きが必要です(更新は、新規申請より簡単です)。

Q8  途中で事業所を変更できますか?

A  できます。受給者証があれば、事業所は変更できます。変更する際は、相談支援専門員に相談しましょう。

Q9  申請中に見学や体験利用はできますか?

A  できます。受給者証がなくても、見学や体験利用は可能です。むしろ、申請中に事業所を決めておくことをお勧めします。

Q10  手続きが難しすぎて、諦めたくなっています。

A  諦めないでください。手続きは、確かに大変ですが、サポートを受ければ必ずできます。相談支援専門員、市区町村の窓口職員、医療機関のソーシャルワーカーなど、あなたを助けてくれる人がたくさんいます。一人で抱え込まず、助けを求めましょう。

まとめ 一歩ずつ進めば、必ず利用開始できる

B型事業所の利用手続きは、確かに複雑で、初めての方には難しく感じられます。しかし、一歩ずつ進めば、必ず利用開始まで辿り着けます

大切なポイント

  1. 全体像を理解する 5つのステップ(相談→相談支援事業所→受給者証申請→事業所選び→利用開始)を理解しましょう。
  2. 相談支援専門員を頼る 相談支援専門員は、あなたの伴走者です。遠慮なく頼りましょう。
  3. 一人で抱え込まない 市区町村の窓口、医療機関、家族など、サポートを求めましょう。
  4. 焦らない 手続きには時間がかかります。焦らず、一つひとつ丁寧に進めましょう。
  5. 質問を遠慮しない 分からないことは、遠慮なく質問しましょう。
  6. メモを取る 聞いたことは必ずメモを取り、後で見返せるようにしましょう。
  7. 並行して事業所を探す 待機期間を活用して、事業所の見学・体験をしておきましょう。
  8. 諦めない 手続きは大変ですが、諦めないでください。必ずゴールに辿り着けます。

あなたへのメッセージ

手続きが難しく感じることは、当然のことです。初めてのこと、専門用語、複数の機関とのやり取りは、誰にとっても負担になります。

しかし、あなたは一人ではありません。相談支援専門員、市区町村の窓口職員、医療機関のソーシャルワーカー、家族や友人など多くの人が、あなたをサポートしてくれます。

手続きは、B型事業所を利用するための通過点に過ぎません。この手続きを乗り越えれば、あなたは新しい生活をスタートできます。働く場所、仲間、生活のリズム、そして希望これらが、あなたを待っています。

一歩ずつで大丈夫です。焦らず、一つひとつのステップを丁寧に進めていきましょう。分からないことは、遠慮なく質問しましょう。疲れたら、休憩しましょう。そして、諦めずに前に進みましょう。

あなたが、すべての手続きを乗り越え、B型事業所での新しい生活をスタートできることを心から願っています。手続きは難しく感じるかもしれませんが、必ずできます。あなたには、それをやり遂げる力があります。そして、あなたをサポートしてくれる人がいます。

一歩ずつ、前に進んでいきましょう。新しい未来が、あなたを待っています。

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