就労継続支援B型の在宅利用完全ガイド|自宅で働く選択肢を知る

はじめに

「外出するのが辛い」「通勤が大きな負担になっている」「在宅で働けたら続けられるのに」——そんな思いを抱いている方は少なくありません。

精神障害や身体障害のある方の中には、作業そのものはできても、通所することが大きなハードルになっている方がいます。朝起きられない、電車に乗るのが怖い、人混みが苦手、体力的に往復が辛い、感覚過敏で外出が負担など、理由は様々です。

新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、就労継続支援B型事業所でも在宅での作業を認めるところが増えてきました。しかし、「B型で在宅勤務ができる」という情報はまだ十分に知られていません。

本記事では、就労継続支援B型の在宅利用について、基本的な仕組み、メリットとデメリット、利用条件、実際の作業内容、事業所の探し方、そして成功事例まで、詳しく解説していきます。

就労継続支援B型の在宅利用とは

在宅利用の基本

就労継続支援B型の在宅利用とは、事業所に通所せず、自宅で作業を行い、工賃を得る働き方です。

従来のイメージ 就労継続支援B型は事業所に通所して作業するものという認識が一般的でした。

現在の状況 新型コロナウイルス感染症の流行以降、在宅での作業を認める事業所が増加しています。感染予防だけでなく、通所が困難な利用者への配慮として、在宅勤務を積極的に導入する事業所も出てきました。

完全在宅と併用型

  • 完全在宅型  最初から最後まで在宅で作業
  • 併用型  週に数日は通所し、他の日は在宅で作業
  • 段階的移行型  最初は通所し、慣れてから在宅に移行

多くの事業所では、併用型や段階的移行型を採用しています。

制度上の位置づけ

法的な位置づけ 障害者総合支援法では、就労継続支援B型の「在宅支援」が認められています。ただし、すべての事業所が在宅支援を提供しているわけではありません。

自治体による違い 在宅支援の実施について、自治体によって解釈や運用に違いがある場合があります。お住まいの市区町村でどのような扱いになっているか、確認が必要です。

報酬の仕組み 在宅での作業も、通所と同様に工賃が支払われます。ただし、事業所によって在宅時の工賃体系が異なる場合があります。

コロナ禍での変化

2020年以降の急速な普及 新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの事業所が急遽在宅勤務の導入を進めました。

ICTツールの活用 Zoom、Google Meet、Slack、Chatworkなどのオンラインツールを使った支援が一般化しました。

認識の変化 「通所が難しくても働ける」という認識が広まり、在宅支援を恒久的な選択肢として提供する事業所が増えています。

在宅利用のメリット

通所の負担がない

在宅利用の最大のメリットは、通所に関わる負担がすべて解消されることです。

身体的負担の軽減

  • 長時間の移動が不要
  • 満員電車に乗らなくて済む
  • 体力を作業に集中できる
  • 天候に左右されない

身体障害のある方、体力が低下している方、慢性的な疲労感がある方にとって、通勤の負担がないことは大きなメリットです。

精神的負担の軽減

  • 外出への不安がない
  • 人混みのストレスがない
  • 知らない人との接触が最小限
  • 安心できる自宅で作業できる

広場恐怖症、社交不安障害、パニック障害などのある方にとって、外出しなくて済むことは精神的な安定につながります。

感覚過敏への配慮 発達障害のある方の中には、音、光、匂いなどに過敏な方がいます。自宅なら、自分が快適な環境を作れます。

時間の節約 通勤時間がゼロになることで、その時間を休息や趣味に使えます。

自分のペースで働ける

作業環境を自分で調整できる

  • 照明の明るさ
  • 室温
  • BGMの有無と音量
  • 椅子や机の高さ
  • 休憩のタイミング

すべて自分の好みに合わせられるため、集中しやすい環境が作れます。

中断・再開が自由 体調が悪いときは休憩し、回復したら再開できます。他人の目を気にせず、自分のペースで進められます。

生活リズムに合わせられる 朝が弱い方は午後から、夜型の方は夕方からなど、自分の生活リズムに合わせて作業時間を設定できる場合もあります。

家族のケアと両立できる

育児との両立

  • 子どもが昼寝している間に作業
  • 保育園の送迎の合間に作業
  • 急な発熱でも対応しやすい

介護との両立 親の介護をしながらでも、自宅で働けます。

家事との両立 作業の合間に家事をこなすこともでき、生活と仕事のバランスが取りやすくなります。

将来の在宅ワークにつながる

在宅フリーランスへの準備 B型で在宅作業のスキルを身につければ、将来フリーランスとして独立する際の準備になります。

リモートワーク可能な企業への就職 在宅で働いた実績は、リモートワーク可能な企業への就職活動でアピールポイントになります。

テレワークスキルの習得 オンラインコミュニケーション、セルフマネジメント、ICTツールの活用など、現代の働き方に必要なスキルが身につきます。

在宅利用のデメリットと課題

孤独感・孤立感

人との接触が減る 在宅だと、他の利用者やスタッフと直接会う機会が減ります。会話や交流が減ることで、孤独を感じやすくなります。

対処法

  • 週に1〜2日は通所する併用型を選ぶ
  • オンラインで定期的にスタッフとミーティングを行う
  • チャットツールで他の利用者と交流する
  • 事業所外での友人関係や趣味の活動を持つ

自己管理の難しさ

自分で全てを管理する必要がある

  • 作業時間の管理
  • スケジュール管理
  • モチベーションの維持
  • 休憩のタイミング

通所なら周りの目やスタッフの声かけで自然と作業リズムができますが、在宅では自分でコントロールする必要があります。

対処法

  • タイマーやアラームを活用する
  • 作業時間を決めて守る(例  9時〜12時、13時〜15時)
  • スタッフに定期的に進捗を報告する
  • 作業スペースと生活スペースを分ける

生活と仕事の境界が曖昧になる

オンオフの切り替えが難しい 自宅で作業すると、仕事とプライベートの区別がつきにくくなります。

対処法

  • 作業専用のスペースを作る
  • 作業時は「仕事用の服」に着替える
  • 作業開始と終了の儀式を作る(例  コーヒーを淹れる、ストレッチをする)
  • 作業終了後はパソコンを閉じる

作業内容が限られる

在宅でできる作業は限定される 事業所での軽作業(箱折り、組み立てなど)は在宅では難しいことが多く、主にパソコンを使った作業になります。

パソコンやネット環境が必要 在宅作業の多くはパソコンとインターネット環境が必須です。初期費用がかかる場合があります。

対処法

  • 事業所がパソコンを貸し出しているか確認する
  • 自治体の支援制度(パソコン購入補助など)を調べる
  • スマートフォンでもできる作業があるか聞く

コミュニケーションの難しさ

オンラインでのやり取りに慣れが必要 メール、チャット、ビデオ通話など、オンラインでのコミュニケーションに不安を感じる方もいます。

対処法

  • 最初は通所して、スタッフと顔を合わせて関係を築く
  • オンラインツールの使い方を丁寧に教えてもらう
  • 分からないことはすぐに質問する

工賃が下がる可能性

事業所によって在宅時の工賃が異なる 在宅作業の方が工賃が低く設定されている事業所もあります。

対処法

  • 契約前に在宅時の工賃体系を確認する
  • 通所と在宅で工賃が変わらない事業所を探す

在宅利用ができる条件

事業所側の条件

在宅支援を実施している事業所であること すべての事業所が在宅支援を提供しているわけではありません。事前に確認が必要です。

在宅でできる作業があること パソコン作業、ライティング、デザイン、データ入力、プログラミングなど、在宅で実施可能な作業を提供している必要があります。

オンラインでの支援体制があること 定期的な面談、進捗管理、相談対応などをオンラインで行える体制が整っていることが重要です。

利用者側の条件

一定期間の通所実績があること 多くの事業所では、いきなり完全在宅ではなく、まず通所して作業に慣れ、スタッフとの関係を築いてから在宅に移行する形を取っています。

自宅に作業環境があること

  • パソコン(またはスマートフォン)
  • インターネット環境
  • 作業スペース

自己管理ができること スケジュール管理、進捗報告、期限を守るなど、基本的な自己管理能力が求められます。

オンラインでコミュニケーションが取れること メール、チャット、ビデオ通話などで、スタッフとやり取りができることが必要です。

医師や相談支援専門員の同意

通所が困難であることの証明 身体的・精神的理由で通所が難しいことを、主治医の意見書や診断書で証明する必要がある場合があります。

個別支援計画への記載 在宅での作業を個別支援計画に明記し、目標や支援内容を設定します。

在宅でできる作業内容

データ入力

内容 紙の資料をパソコンに入力したり、Excelでデータを整理したりする作業です。

必要なスキル

  • 基本的なタイピング
  • Excel、Wordの基本操作

メリット 初心者でも始めやすく、正確性が求められるため、丁寧な作業が得意な方に向いています。

ライティング

内容 ブログ記事、商品説明文、ウェブサイトのコンテンツなどを執筆します。

必要なスキル

  • 基本的な文章力
  • 調べる力
  • Wordやテキストエディタの操作

メリット 文章を書くことが好きな方、調べることが得意な方に向いています。テーマに関する知識が深まり、スキルアップにつながります。

デザイン・画像編集

内容 Illustrator、Photoshop、Canvaなどを使って、チラシ、バナー、SNS用画像などを作成します。

必要なスキル

  • デザインソフトの基本操作
  • 色彩感覚
  • 創造性

メリット クリエイティブな仕事が好きな方に向いています。ポートフォリオを作れば、将来フリーランスとしても活動できます。

動画編集

内容 YouTube動画、企業のプロモーション動画などを編集します。

必要なスキル

  • 動画編集ソフト(Premiere Pro、Final Cut Pro、DaVinciResolveなど)の操作
  • 編集センス

メリット 動画需要が高まっている分野で、スキルを身につければ高収入も期待できます。

プログラミング・Web制作

内容 ウェブサイトの作成、簡単なアプリ開発、WordPressのカスタマイズなどを行います。

必要なスキル

  • HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語
  • 論理的思考

メリット 専門性の高いスキルが身につき、将来の収入アップにつながります。

オンライン販売サポート

内容 楽天、Amazon、ヤフーショッピングなどのECサイトで、商品登録、在庫管理、顧客対応などを行います。

必要なスキル

  • パソコンの基本操作
  • メールでのコミュニケーション
  • 正確性

メリット 実際のビジネスに関わる経験が得られ、ECサイト運営のスキルが身につきます。

文字起こし・翻訳

内容 音声データを文字に起こしたり、簡単な翻訳を行ったりします。

必要なスキル

  • タイピング
  • 聞き取り能力
  • (翻訳の場合)語学力

メリット 集中力と正確性が求められる作業で、自分のペースで進められます。

SNS運用

内容 企業や事業所のSNSアカウント(Twitter、Instagram、Facebookなど)の投稿作成、画像編集、コメント対応などを行います。

必要なスキル

  • SNSの基本的な使い方
  • 文章力
  • トレンド感覚

メリット 現代のマーケティングに欠かせないスキルが身につきます。

在宅利用ができる事業所の探し方

探し方のポイント

インターネットで検索 「就労継続支援B型 在宅」「地域名 B型 在宅ワーク」などで検索すると、在宅支援を行っている事業所が見つかることがあります。

事業所のホームページを確認 「在宅支援」「リモートワーク」「テレワーク」などのキーワードがあるか確認しましょう。

相談支援事業所に相談 相談支援専門員は地域の福祉サービスに詳しいので、在宅支援を行っている事業所を紹介してもらえます。

市区町村の障害福祉窓口に問い合わせ 自治体の窓口でも、在宅支援を行っている事業所の情報を持っている場合があります。

障害者就業・生活支援センターに相談 就労支援に特化した機関なので、在宅での就労支援について情報を持っています。

見学・問い合わせ時の確認事項

事業所に問い合わせる際は、以下の点を確認しましょう。

在宅支援の実施状況

  • 在宅での作業は可能か
  • 完全在宅か、併用型か
  • 在宅に移行するまでの期間はどのくらいか

作業内容

  • どんな在宅作業があるか
  • 自分のスキルでできる作業があるか
  • 作業は選べるか

必要な環境

  • パソコンは貸し出してもらえるか
  • インターネット環境は必須か
  • 特別なソフトは必要か

サポート体制

  • どのような頻度でオンライン面談があるか
  • 困ったときにどう連絡すればいいか
  • 進捗管理はどのように行われるか

工賃

  • 在宅時の工賃はいくらか
  • 通所時と在宅時で工賃は変わるか
  • 出来高制か時給制か

コミュニケーション方法

  • 使用するツール(Zoom、Slack、メールなど)
  • 頻度(週1回の面談など)

在宅利用を成功させるコツ

作業環境を整える

専用の作業スペースを作る できれば生活スペースと分けて、「ここは仕事場」というスペースを確保します。

快適な椅子と机 長時間作業するため、体に負担がかからない椅子と机を用意しましょう。

照明 目に優しい照明を選び、手元が明るくなるようにします。

静かな環境 集中できる静かな場所を選びます。難しい場合は、ノイズキャンセリングイヤホンなどを活用します。

生活リズムを整える

毎日決まった時間に起床 在宅でも、決まった時間に起きることで生活リズムが整います。

作業時間を決める 「9時〜12時」「13時〜16時」など、作業時間を決めて守ります。

休憩を取る 1〜2時間ごとに休憩を取り、ストレッチや軽い運動をします。

終業時間を守る ダラダラと作業を続けず、終業時間になったらきちんと終わります。

コミュニケーションを大切にする

定期的に報告する スタッフに定期的に進捗を報告します。毎日の作業終了時に簡単な報告メールを送るなど、ルーティン化すると良いでしょう。

困ったらすぐに相談 分からないこと、できないことがあったら、抱え込まずにすぐにスタッフに相談します。

オンライン交流会に参加 事業所が開催するオンライン交流会やミーティングには積極的に参加し、他の利用者との交流を持ちます。

自己管理ツールを活用する

タスク管理アプリ Trello、Notion、Todoistなどのアプリで、やるべきことを可視化します。

時間管理アプリ Pomodoroタイマー、Togglなどで、作業時間を管理します。

カレンダー Googleカレンダーなどで、スケジュールを管理します。

進捗管理 スプレッドシートやノートで、毎日の作業量や達成度を記録します。

健康管理を怠らない

定期的に体を動かす 在宅だと運動不足になりがちです。休憩時にストレッチ、散歩などを取り入れましょう。

目を休める パソコン作業が多いと目が疲れます。1時間ごとに遠くを見る、目を閉じるなど、目を休めましょう。

適度な日光を浴びる 一日中家にいると気分が沈みがちです。窓を開ける、ベランダに出る、散歩するなど、日光を浴びる時間を作りましょう。

体験談

Mさん(30代、広場恐怖症)

「パニック障害から広場恐怖症になり、電車に乗れなくなりました。事業所まで徒歩30分の距離ですが、途中で何度もパニック発作が起きて通えませんでした。

在宅でのデータ入力作業を始めてから、生活が一変しました。自宅という安全な場所で作業できるため、パニック発作が起きる心配がありません。

週1回、Zoomでスタッフと面談があります。最初は顔出しも緊張しましたが、今では楽しみになっています。月の工賃は3万円ほどで、障害年金と合わせて生活しています。

『外に出られない自分はダメだ』と思っていましたが、在宅でも働けることを知って救われました」

Nさん(40代、身体障害)

「脊髄損傷で車椅子を使用しています。バリアフリーの事業所はあっても、自宅から通える範囲にはありませんでした。

在宅でWebデザインを学べる事業所を見つけ、利用を始めました。最初の1ヶ月は週2日通所してスタッフと関係を築き、その後は完全在宅に移行しました。

自宅なら車椅子での移動も楽ですし、トイレも自分の使いやすいものです。天気が悪くて外出が億劫な日も、作業は続けられます。

IllustratorとPhotoshopを使えるようになり、今では企業のチラシデザインも任されています。月の工賃は5万円を超えるようになりました。将来はフリーランスのデザイナーとして独立したいです」

Oさん(20代、自閉症スペクトラム)

「感覚過敏がひどく、事業所の蛍光灯の光や雑音に耐えられませんでした。イヤーマフをしても疲れてしまい、週2日が限界でした。

在宅でのプログラミング作業に切り替えてから、週5日働けるようになりました。自宅では照明を調整し、静かな環境を作れます。

Slackでスタッフや他の利用者とやり取りしています。テキストベースのコミュニケーションは、対面よりずっと楽です。

在宅勤務のおかげで、自分の特性に合った環境で働けています。今はPythonを学んでいて、将来は在宅プログラマーとして就職したいです」

Pさん(30代、うつ病+子育て中)

「2歳の子どもを育てながら、うつ病の治療をしています。保育園に預けて事業所に通うのは体力的に厳しく、諦めかけていました。

週2日だけ保育園に預けて通所し、他の日は子どもが昼寝している間や夫が帰宅後に在宅でライティング作業をしています。

完全在宅ではなく、週2日通所することで孤立感も防げています。スタッフや他のママさん利用者と話すことで、育児の悩みも共有できます。

月の工賃は2万5千円ほどですが、『自分で稼いでいる』という実感が自信につながっています。子どもが大きくなったら、もっと日数を増やしたいです」

よくある質問

Q1   在宅利用は最初から可能ですか?

多くの事業所では、まず一定期間(1〜3ヶ月程度)通所して、作業に慣れ、スタッフとの関係を築いてから在宅に移行する形を取っています。ただし、身体的理由で通所が全く不可能な場合は、最初から在宅を認めてもらえることもあります。

Q2   完全在宅でも個別支援計画は作られますか?

はい、作られます。在宅での作業内容、目標、支援方法などが記載されます。

Q3   在宅だと工賃は下がりますか?

事業所によります。通所と同じ工賃の事業所もあれば、在宅の方が若干低い事業所もあります。契約前に確認しましょう。

Q4   パソコンを持っていないのですが、貸してもらえますか?

事業所によっては、パソコンの貸し出しを行っているところもあります。また、自治体の補助制度でパソコン購入費用の助成を受けられる場合もあります。

Q5   インターネット環境がないのですが、どうすればいいですか?

在宅作業の多くはインターネット環境が必須です。ポケットWi-Fiなど、比較的安価なサービスもあるので、検討してみてください。自治体によっては、通信費の助成がある場合もあります。

Q6   在宅だと孤独になりませんか?

孤独感を防ぐために、週に1〜2日は通所する併用型を選ぶ、オンライン交流会に参加する、チャットツールで他の利用者と交流するなどの方法があります。

Q7   在宅から通所に戻ることはできますか?

できます。「やはり通所の方が自分に合っている」と感じたら、スタッフに相談して通所に戻ることも可能です。

Q8   家族と同居しているのですが、在宅作業はできますか?

できます。ただし、集中できる環境を確保することが大切です。家族に理解を求め、作業時間中は静かにしてもらうなどの協力をお願いしましょう。

Q9   在宅利用でも受給者証は必要ですか?

はい、必要です。在宅でも通所でも、就労継続支援B型を利用するには障害福祉サービス受給者証が必要です。

Q10   在宅から一般就労(在宅勤務)に移行できますか?

できます。B型で在宅作業のスキルと実績を積めば、在宅勤務可能な企業への就職も視野に入ります。

まとめ

就労継続支援B型の在宅利用は、通所が困難な方にとって画期的な選択肢です。

外出への不安、身体的負担、感覚過敏、育児や介護との両立など、様々な理由で通所が難しい方でも、在宅なら働くことができます。

在宅利用には、孤独感や自己管理の難しさといった課題もありますが、適切なサポート体制と工夫で克服できます。併用型を選ぶ、オンラインで交流する、生活リズムを整える、自己管理ツールを活用するなど、自分に合った方法を見つけましょう。

在宅で身につけたスキルは、将来のフリーランスや在宅勤務可能な企業への就職にもつながります。

「通所できないから働けない」ではなく、「在宅でも働ける」時代になりました。まずは在宅支援を行っている事業所を探し、相談してみてください。

あなたのペースで、あなたの環境で、働く道が必ず見つかります。一歩ずつ、前に進んでいきましょう。応援しています。

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