障がい者転職を検討中の方必読!
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障害者転職で求人を探すとき、「フリーワードに何を入れればよいのか分からない」「希望条件を入れると求人がゼロになり、短い言葉にすると多すぎる」と悩むことがあります。職種名だけで検索すると、希望する仕事内容と少し違う求人まで表示され、比較に時間がかかる場合もあるでしょう。
フリーワードは、希望に近い求人を探すための入口です。最初から正解の言葉を一つに決める必要はありません。職種名、実際に行いたい作業、経験・資格、興味のある事業内容を手掛かりに、短い言葉で検索し、表示された求人票の表現を次の検索に生かしていくことが大切です。この記事では、障害者転職の求人検索でフリーワードを組み立てる方法を解説します。
障害者転職の求人検索でフリーワードを使う場面
職種名だけでは求人を絞り込めないとき
「事務」「軽作業」「IT」といった職種名は便利ですが、仕事内容の幅が広く、求めている仕事と異なる求人も混ざりやすい言葉です。例えば事務職を探していても、データ入力、書類管理、電話対応、経理補助など、担当する業務は求人ごとに異なります。職種名に加えて「データ入力」「書類整理」などの作業を表す語を使うと、自分が確認したい求人に近づきやすくなります。
フリーワードで対象になる求人票の情報
ハローワークの障害者専用求人検索に関する岡山労働局の公式案内では、フリーワード検索に、職種名、仕事の内容、必要な経験等、必要な免許・資格、事業内容等を表す語を入力できると示されています。つまり、職種名だけでなく、求人票に載る業務、経験、資格、企業の事業分野も検索語の手掛かりになります。
検索語を組み立てる4つの手掛かり
職種名・業務の言い換え
希望する仕事に複数の呼び方がある場合は、言い換えを試します。例えば「一般事務」だけでなく、「事務補助」「営業事務」「データ入力」など、求人票に使われやすい言葉で検索してみます。「清掃」を探す場合も、「施設清掃」「ビルメンテナンス補助」など、仕事の場面を表す語に変えると、異なる求人が見つかることがあります。
自分の経験を一言で説明できない場合は、前職で行った作業を名詞にしてみましょう。「伝票」「在庫」「検品」「梱包」「電話」「Excel」など、具体的な作業や道具の言葉が検索語の候補になります。
仕事の内容や作業の言葉
職種名よりも、日々の仕事内容を優先して探したい方は、作業を表す言葉を使います。座って行う作業を中心に探したい場合でも、フリーワードだけで就業環境を判断するのではなく、検索後に求人票の仕事内容、勤務時間、就業場所、特記事項を確認することが必要です。
| 探したい内容 | 検索語の考え方 | 入力例 |
|---|---|---|
| 職種から探す | 職種名を短く入力する | 一般事務、経理補助、軽作業 |
| 作業から探す | 日々行いたい業務を表す | データ入力、検品、書類整理 |
| 経験・資格から探す | 使える知識や資格を手掛かりにする | Excel、簿記、フォークリフト |
| 業界から探す | 企業の事業分野を表す | 物流、医療、製造、小売 |
経験・資格・使用するツール
前職や訓練で身に付けた経験、資格、使用したソフト名も手掛かりです。例えば、WordやExcel、会計ソフト、CADなどを使った経験があるなら、その言葉で検索して求人票の表現を確認します。資格を持っていても、その資格名だけで求人を絞り込みすぎる必要はありません。資格を歓迎条件としている求人を見たいのか、資格を必須とする仕事を探すのかを意識して、職種名・仕事内容とも組み合わせます。
事業内容・業界を表す言葉
特定の業界に興味がある場合は、「物流」「印刷」「福祉」「食品」「EC」など、企業の事業内容を表す言葉で探す方法があります。求人を見つけたら、企業名だけで判断せず、実際の担当業務や就業場所、勤務条件まで確認しましょう。
検索結果を見ながらフリーワードを調整する方法
結果が多すぎる場合は条件を増やす
検索結果が多すぎるときは、語を一度に増やしすぎず、仕事内容や資格を表す語を一つ加えます。例えば「事務」で多すぎる場合に「事務 データ入力」のようにして変化を見ます。さらに勤務地、雇用形態、休日、通勤方法などは、フリーワードではなく条件絞り込みを使うと、何を基準に減らしたのかが分かりやすくなります。
気になる求人が見つかったら、募集職種だけでなく、仕事の内容と必要な経験の欄を読みます。そこで使われている言葉が、自分の希望に近ければ、次の検索語に使えます。検索結果を眺めるだけで終わらせず、求人票から言葉を拾うことがポイントです。
結果が少なすぎる場合は語を広げる
結果が少ない、またはゼロの場合は、入力した語が細かすぎないかを確認します。「事務 データ入力 Excel 経理」のように多くの語を入れているなら、まず一つを外してみましょう。「一般事務」を「事務補助」に変える、「梱包」を「軽作業」に広げるなど、上位の概念や言い換えを試す方法もあります。
希望する職種で見つからないときは、仕事内容が近い別の職種を調べることも有効です。興味を持った求人は、勤務時間、残業、通勤、職場環境などを求人票で確認し、必要な点は応募前に相談しましょう。
求人票に出てきた言葉を次の検索に使う
検索語に迷ったら、希望に近い求人票を一つ選び、「仕事の内容」「必要な経験等」「事業内容」にある言葉を見ます。自分では思い付かなかった職種名や作業名が見つかる場合があります。使えそうな言葉をメモして、一語ずつ再検索すると、検索条件を調整しやすくなります。
障害や配慮に関する言葉を入力するときの考え方
求人検索と配慮の確認を分ける
障害や必要な配慮は、働き続けるうえで重要な事項です。しかし、フリーワード欄に自分の障害や事情を入力すれば、必要な配慮が確認できるとは限りません。まずは仕事内容や勤務条件から求人を探し、求人票の記載、企業の案内、面談の機会を通じて、就業上の配慮や相談先を確認するという順序が役立ちます。
配慮についてどこまで伝えるか、いつ確認するかは、仕事内容や応募先、本人の状況で異なります。ハローワークの障害者専門窓口などでは、障害のある方の求人・就職相談が案内されています。ハローワークインターネットサービス「障害のある皆様へ」を参照し、検索語や求人票の読み方に迷う場合は相談する選択肢もあります。
求人票だけで分からない点は応募前に確認する
フリーワード検索で見つけた求人でも、実際の業務量、職場の設備、休憩の取り方、相談できる担当者などは、求人票だけで判断できないことがあります。分からない点を箇条書きにし、応募前の問い合わせ、企業説明会、面接などで確認する内容を整理しておくと、検索から応募までの流れがつながります。
フリーワードは仮説を試すための入口
障害者転職の求人検索では、フリーワードに正解の言葉を一度で入力する必要はありません。職種名、仕事内容、経験・資格、事業内容の四つから候補を出し、検索結果を見ながら一語ずつ調整することで、希望に近い求人を探しやすくなります。
検索で見つけた求人は、仕事内容や条件を確認して初めて比較できます。検索語は求人に出会うための入口として使い、応募を決める際は、求人票全体と自分が大切にしたい働き方を照らし合わせましょう。

