障がい者転職を検討中の方必読!
絶対に読むべき必読記事
精神障害があり障害者枠で応募する方の中には、履歴書の特記事項に障害をどこまで書けばいいか分からない、テンプレートを知りたい、適切な書き方を学びたいと、こうした切実な悩みを抱えている方は少なくありません。
履歴書の特記事項の書き方は採用結果に大きく影響し、適切なテンプレートで企業に必要な情報を伝えることが可能です。
ここでは、特記事項の基本、記載する内容、テンプレート、書き方のコツ、注意点、利用できる支援について解説していきます。
特記事項の基本
履歴書の特記事項(備考欄、本人希望欄)は、応募者が企業に伝えたい情報を記載する欄です。
障害者枠での応募では、障害情報、配慮事項、業務希望などを記載します。
書く内容、量は、応募者の判断です。
ただし、企業が必要とする情報、配慮事項の根拠を、明確に伝えることが大切です。
過度に詳細な情報は、避けます。
抽象的な表現も、避けます。
具体的かつ簡潔な記述が、評価されます。
主治医の意見書を、別途添付することもできます。
エージェント、就労移行支援事業所のサポートで、文面を整えられます。
記載する内容1 障害の概要
記載する内容を、見ていきましょう。
障害の概要が、最も基本的な項目です。
診断名、障害者手帳の種類、等級などです。
詳細な症状、発症の経緯などは、必要に応じて記載します。
記載する内容2 現在の状況
現在の状況も、記載します。
「症状は主治医の指導で安定」「業務遂行可能」などです。
記載する内容3 治療の状況
治療の状況も、記載します。
主治医との通院頻度、服薬の状況などです。
記載する内容4 必要な配慮
必要な配慮も、記載します。
業務指示の書面化、業務量の調整、通院の保障、電話対応の免除などです。
記載する内容5 業務遂行への姿勢
業務遂行への姿勢も、記載します。
業務での貢献、長期勤続への意欲などです。
記載する内容6 強み・スキル
強み、スキルも、記載できます。
過去の業務経験、スキル、保有資格、性格的な強みなどです。
記載する内容7 希望勤務条件
希望勤務条件も、記載します。
勤務時間、勤務地、在宅勤務の希望などです。
記載する内容8 主治医の意見書の添付
主治医の意見書の添付の有無も、明記します。
テンプレート1 基本的なテンプレート
テンプレートを、見ていきましょう。
基本的なテンプレートの例です。
「精神障害者保健福祉手帳○級を所持しております。診断名は○○です。
主治医との月1回の通院、毎日の服薬を継続しており、症状は安定しております。主治医からも、業務遂行可能との意見書をいただいております。
合理的配慮として、以下をご検討いただけますと幸いです。
業務指示の書面化(メール、チャット)。
業務量の調整(通常社員の○割程度を目安)。
月1回の通院のための半休取得。
残業の原則禁止。
電話対応の免除、または最小限。
業務での貢献として、過去の○○の経験、○○のスキル、○○の資格を、活かせると考えております。
合理的配慮を受けながら、御社で長く貢献したいと考えております。」
テンプレート2 簡潔なテンプレート
簡潔なテンプレートの例です。
「精神障害者保健福祉手帳○級所持。
うつ病の治療を継続中、症状は安定しております。
希望する配慮は、業務指示の書面化、月1回の通院のための半休、残業の原則禁止です。
業務遂行可能、長期勤続を希望いたします。
主治医の意見書を、添付しております。」
テンプレート3 詳細なテンプレート
詳細なテンプレートの例です。
「精神障害者保健福祉手帳○級を所持しております。
【診断名】○○
【発症時期】○○年
【治療状況】月1回の主治医との通院、○○の服薬を継続中。症状は安定。
【現在の状態】業務遂行可能、主治医の意見書あり。
【希望する合理的配慮】
業務指示は、可能な範囲でメール、チャット等の書面でいただけますと幸いです。
業務量は、通常社員の○割程度を目安に調整いただき、業務に慣れた段階で徐々に増やす形を希望します。
月1回の通院のため、半休、または時間単位の有給で対応させていただきます。
残業は原則として控え、定時退勤を基本とさせていただきます。
電話対応については、症状の特性上、メール、チャット中心のコミュニケーションを希望いたします。
【業務での貢献】
過去の○○の業務経験、○○のスキル、○○の資格を活かして、貢献いたします。
【長期勤続への意欲】
合理的配慮を受けながら、御社で長く貢献したいと考えております。3年、5年、10年と勤続し、業務スキルを深化させていきたいです。
【その他】
主治医の意見書を、添付しております。詳細な配慮内容については、面接、または入社前面談で、ご相談させていただけますと幸いです。」
テンプレート4 発達障害のテンプレート
発達障害のテンプレートの例です。
「精神障害者保健福祉手帳○級を所持しております。発達障害(ASD、または ADHD)の診断を受けております。
特性として、○○、○○がございます。
希望する配慮として、業務指示の書面化、業務手順のマニュアル化、静かな業務環境、業務量の調整があります。
過去の○○の業務経験、○○のスキルで、貢献いたします。
主治医の意見書を、添付しております。」
テンプレート5 身体障害のテンプレート
身体障害のテンプレートの例です。
「身体障害者手帳○級を所持しております。○○障害があり、○○の制約がございます。
希望する配慮として、業務環境の調整(○○)、通勤への配慮(○○)、定期的な通院の保障があります。
業務遂行能力には支障がなく、○○の業務、○○のスキルで貢献いたします。」
テンプレート6 オープン就労初心者のテンプレート
オープン就労初心者のテンプレートの例です。
「初めての障害者枠での応募となります。○○の診断を受けており、主治医の意見書では業務遂行可能とされております。
必要な配慮は、業務指示の書面化、月1回の通院のための半休、業務量の段階的な調整です。
過去の○○の業務経験を活かして、合理的配慮を受けながら、長期勤続を目指したいと考えております。」
書き方のコツ1 簡潔さ
書き方のコツを、見ていきましょう。
簡潔さが、最も基本的なコツです。
長すぎる記述は、読まれません。
要点を、簡潔にまとめます。
書き方のコツ2 具体性
具体性も、大切です。
「色々と配慮してほしい」より、「業務指示の書面化」など、具体的に書きます。
書き方のコツ3 ポジティブな表現
ポジティブな表現を、心がけます。
「○○ができない」より、「○○の配慮があれば、業務遂行可能」と書きます。
書き方のコツ4 主治医の意見書
主治医の意見書の活用を、進めます。
詳細な医学的情報は、意見書に任せます。
書き方のコツ5 自己分析の深化
自己分析の深化も、進めます。
自分の特性、必要な配慮を、明確に把握します。
書き方のコツ6 段階的な情報開示
段階的な情報開示も、有効です。
履歴書では概要、面接で詳細、入社前面談で具体的な合意です。
書き方のコツ7 エージェントの添削
エージェントの添削を、活用します。
書面の客観的な評価、改善点を、得られます。
注意点1 過度な詳細を避ける
注意点を、整理しておきましょう。
過度な詳細を、避けます。
履歴書は、概要を伝える書類です。
詳細は、別途の書面、面接で伝えます。
注意点2 ネガティブな表現を避ける
ネガティブな表現を、避けます。
ポジティブな表現で、書きます。
注意点3 主治医との連携
主治医との連携を、続けます。
書面の内容、医学的根拠を、主治医と共有します。
注意点4 体調を最優先
体調を、最優先します。
転職活動で、体調を犠牲にしないようにします。
注意点5 サポート機関の活用
サポート機関の活用を、進めます。
エージェント、就労移行支援事業所、ジョブコーチなどです。
注意点6 嘘の記載を避ける
嘘の記載を、避けます。
経歴詐称となります。
注意点7 長期視点
長期視点を、持ちます。
3年、5年、10年のキャリアを、視野に入れます。
利用できる支援機関
主治医、カウンセラーは、最も重要な相談相手です。
医学的な意見書、配慮内容の根拠を、依頼できます。
複数の障害者専門エージェントへの登録が、効果的です。
DODAチャレンジ、アットジーピー、エージェントサーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOキャリア、マイナビパートナーズ紹介、障害者雇用バンク、かべなし求人ナビなどに登録できます。
特記事項の文面の添削、模擬面接などのサポートが、受けられます。
ハイクラス向けエージェント(JACリクルートメント、ビズリーチなど)、業界特化型エージェント(レバテック、Geekly、ワークポートなど)も、選択肢です。
ハローワークの専門援助部門は、無料の就労相談窓口です。
地域障害者職業センターでは、職業評価や職業準備支援、ジョブコーチ支援を受けられます。
就労移行支援事業所(LITALICOワークス、ココルポート、ウェルビー、atGPジョブトレなど)では、就労準備、応募書類の添削、模擬面接の集中的なサポートが受けられます。
障害者就業生活支援センター(ナカポツ)は、就労と生活の両面で長期的な支援を提供します。
精神保健福祉センターでは、無料で心の相談を受けられます。
社会保険労務士は、雇用契約、合理的配慮の専門家です。
ファイナンシャルプランナーは、家計と生活設計の専門家です。
法テラスは、無料の法律相談ができる公的機関です。
オンラインの自助グループ、当事者コミュニティへの参加も、心の支えになります。
応募書類の書き方の経験を持つ仲間からの情報も、貴重です。
家族や信頼できる人にも、相談します。
24時間対応の電話相談窓口も、頼れる存在です。
よりそいホットライン0120-279-338、いのちの電話、いのちSOS 0120-061-338などが、無料で利用できます。
これらの支援機関を活用しながら、履歴書の特記事項を整えて転職を成功させていきましょう。
まとめ
履歴書の特記事項は応募者が企業に伝えたい情報を記載する欄で、障害者枠での応募では障害情報・配慮事項・業務希望を記載、書く内容・量は応募者の判断ですが、企業が必要とする情報・配慮事項の根拠を明確に伝え、具体的かつ簡潔な記述が評価されます。
記載する内容(障害概要、現在状況、治療状況、必要な配慮、業務姿勢、強み・スキル、希望勤務条件、意見書添付)、テンプレート(基本、簡潔、詳細、発達障害、身体障害、オープン就労初心者)、書き方のコツ(簡潔、具体性、ポジティブ表現、主治医意見書、自己分析、段階的開示、エージェント添削)、注意点を踏まえ、主治医、エージェント、ハローワーク、就労移行支援事業所、ナカポツ、社労士、自助グループなどを活用して転職を成功させていきましょう。
