【例文あり】障害特性を伝える自己紹介シート(ナビゲーションブック)の書き方・作成のコツ

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新しい職場で、上司、同僚に障害特性を伝える時、自己紹介シート、いわゆるトリセツは、有効なツールです。

「障害特性を、口頭で説明するのは難しい」

「書面で整理して、確実に伝えたい」

「どんな項目を、どんな表現で書けばいいか」

「具体的な例文を知りたい」

と悩む方は多いものです。

自己紹介シートは、自分の特性、強み、配慮の希望などを、簡潔に整理した文書です。

新しい職場での合理的配慮の合意、上司、同僚への理解促進、長期就労の基盤づくりに、役立ちます。

本記事では、自己紹介シートの基本、項目、具体的な例文について整理します。

自己紹介シートの基本

自己紹介シートの基本を整理します。

自己紹介シート、いわゆるトリセツ、または自分の取扱説明書は、自分の特性、強み、配慮の希望などを、書面で整理した文書です。

A4サイズ1枚から2枚程度の、簡潔な分量が、適切です。

口頭での説明だけでなく、書面で渡すことで、上司、同僚に確実に伝えられます。

新しい職場での入社時、面談時、合理的配慮の合意時などで、活用します。

書面は、後で読み返せるため、上司、同僚が理解を深める時間を持てます。

人事、産業医、ジョブコーチなどとの面談でも、活用できます。

口頭での説明の補完として、書面の整理が、信頼関係の構築に役立ちます。

自己紹介シートの主な項目

自己紹介シートの主な項目を整理します。

項目1、基本情報。

名前、所属、入社日、診断名、または障害特性の概要などを、簡潔に記載します。

項目2、自分の強み。

業務で活かせる強み、得意なこと、専門スキルなどを、具体的に書きます。

項目3、苦手なこと、業務での難しさ。

業務で難しさを感じる場面、苦手なことを、率直に書きます。

項目4、希望する合理的配慮。

業務遂行のために希望する配慮を、具体的に書きます。

項目5、コミュニケーションの希望。

口頭、書面、メール、チャットなど、好ましいコミュニケーション方法を書きます。

項目6、緊急時、症状悪化時の対応。

体調が悪化した時、ストレスが高まった時の、自分の状態、対応の希望を書きます。

項目7、医療、サポート体制。

主治医、ジョブコーチ、家族のサポート、定期的な通院などを書きます。

項目8、長期就労への意欲、お願い。

長く貢献したい気持ち、職場へのお願いを、丁寧に書きます。

自己紹介シート例文1 自閉スペクトラム症の方向け

自閉スペクトラム症の方向けの例文を整理します。

タイトル、自己紹介シート、いわゆる私のトリセツ

基本情報、名前、○○○○、入社日、2026年○月○日、診断、自閉スペクトラム症、症状は安定しており、主治医のもとで治療を続けています。

私の強み。

決められた手順での作業を、正確に遂行できます。

長時間の集中力があり、細部への注意力が高いです。

ルーチンワーク、データ処理、文書作成などが得意です。

論理的な思考、整理整頓を、得意としています。

苦手なこと、業務での難しさ。

抽象的な指示、曖昧な業務内容を、理解するのが難しいです。

複数のタスクを、同時に並行することが、苦手です。

急な業務変更、予定の変更で、混乱することがあります。

長時間の対面コミュニケーション、特に大人数の会議で、エネルギーを消耗します。

大きな音、強い光などの感覚刺激で、集中力が低下します。

雑談、急なコミュニケーションが、苦手です。

希望する合理的配慮。

業務指示を、できる限り文書で、メール、チャット、ドキュメントでいただきたいです。

業務手順、業務範囲、業務の終了条件を、明確にしていただきたいです。

業務変更がある場合、できる限り事前にお知らせいただきたいです。

業務は、一つずつ集中して取り組めるよう、タスクの優先順位を明確にしていただきたいです。

会議は、少人数で、または静かな会議室でお願いしたいです。

業務環境として、できる限り静かなエリア、または個室、ブースでの業務を希望します。

骨伝導イヤホン、ノイズキャンセリングイヤホンの使用許可をお願いしたいです。

コミュニケーションの希望。

業務に関するやり取りは、原則としてメール、チャットでお願いしたいです。

雑談、急なコミュニケーションは、エネルギーを消耗するため、最小限にしていただきたいです。

挨拶は、丁寧に行わせていただきます。

緊急時、症状悪化時の対応。

ストレスが高まると、集中力の低下、過敏な反応、強い疲労感が出ます。

そのような時は、短時間の休憩、または静かな場所での休息で、回復します。

私から、率直に「少し休ませてください」とお願いすることがあります。

医療、サポート体制。

月1回、主治医の○○病院に通院しています。

通院日は、半休をお願いします。

家族のサポート体制があり、緊急時の対応も整っています。

ジョブコーチの支援も検討中です。

長期就労への意欲、お願い。

合理的配慮をいただきながら、長期的に貢献していきたいです。

業務での課題、疑問は、率直にお伺いします。

定期的な面談で、業務の状況、合理的配慮の見直しをご相談させていただきたいです。

ご質問、ご相談があれば、いつでもお声かけください。

よろしくお願いいたします。

自己紹介シート例文2 ADHDの方向け

ADHDの方向けの例文を整理します。

タイトル、自己紹介シート

基本情報、名前、○○○○、入社日、2026年○月○日、診断、ADHD、注意欠如多動症、主治医のもとで治療を続けており、症状は管理されています。

私の強み。

新しいアイデア、創造的な発想を出すことが得意です。

行動力があり、新しい業務、変化への適応力があります。

短時間の集中で、集中力を発揮できます。

人とのコミュニケーション、対人関係に、興味を持っています。

困難な状況でも、柔軟に対応できます。

苦手なこと、業務での難しさ。

長時間の単純作業、長時間の同じ業務で、集中力が続かないことがあります。

複雑な書類整理、複数の業務の同時並行で、混乱することがあります。

スケジュール管理、納期管理が、苦手です。

メール、チャットの返信を、忘れることがあります。

会議での長時間集中が、難しいです。

希望する合理的配慮。

業務は、タスクリストでの管理ができるようにしていただきたいです。

業務の優先順位、納期を、明確にしていただきたいです。

業務の細分化、いわゆる大きな業務を小さなタスクに分けていただきたいです。

定期的な進捗確認の機会を、上司との面談で設けていただきたいです。

短時間の休憩を、業務の合間に取ることを許容していただきたいです。

スケジュール管理、リマインダーのデジタルツールの活用を、許可していただきたいです。

コミュニケーションの希望。

業務指示は、メール、チャット、または書面でも記録に残していただきたいです。

口頭の指示は、書面で確認できる形でもお願いしたいです。

会議は、議事録の事前共有、事後共有を、お願いしたいです。

緊急時、症状悪化時の対応。

ストレス、疲労が蓄積すると、集中力の低下、ミスの増加、衝動的な行動が出ます。

そのような時は、短時間の休憩、または業務の調整で、回復します。

医療、サポート体制。

月1回、主治医の○○病院に通院しています。

服薬を、続けています。

家族のサポートも、活用しています。

長期就労への意欲、お願い。

合理的配慮をいただきながら、自分の強みを活かして、長期的に貢献していきたいです。

業務での課題、疑問は、率直にお伺いします。

定期的な面談で、業務の状況、合理的配慮の見直しを、ご相談させていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

自己紹介シート例文3 精神疾患の方向け

うつ病、双極性障害、不安障害などの精神疾患の方向けの例文を整理します。

タイトル、自己紹介シート

基本情報、名前、○○○○、入社日、2026年○月○日、診断、うつ病、または双極性障害、または不安障害、主治医のもとで治療を続けており、症状は安定しています。

私の強み。

慎重な判断、細かい配慮ができます。

人の気持ちへの理解、共感力があります。

責任感が強く、業務を丁寧に遂行できます。

長期的な視点で、業務に取り組めます。

繊細な感受性で、業務の質を高められます。

苦手なこと、業務での難しさ。

体調の波があり、症状が悪化する時期があります。

過度なストレス、急な業務量の増加で、症状に影響が出ます。

長時間の対人接触、特に緊張する場面で、エネルギーを消耗します。

予測不可能な状況、急な変更で、不安が高まることがあります。

希望する合理的配慮。

業務量の調整を、お願いしたいです。

体調の波に応じて、柔軟に業務量を調整いただけると、安定して取り組めます。

通院のための休暇を、月1回、確保していただきたいです。

定期的な面談で、上司、産業医、ジョブコーチと、業務の状況を相談できる機会を、お願いしたいです。

無理のないペースでの業務遂行を、許容していただきたいです。

フレックスタイム制、リモートワーク、時差出勤などの活用が可能であれば、お願いしたいです。

体調が悪い日の、休暇取得を、柔軟にお願いしたいです。

コミュニケーションの希望。

業務に関するやり取りは、メール、チャットでも、口頭でも対応できます。

緊張する場面では、文字でのコミュニケーションが、ありがたいです。

緊急時、症状悪化時の対応。

抑うつ、不安、不眠などの症状が悪化した時、業務に影響が出ることがあります。

そのような時は、主治医と相談しながら、業務調整、または休養を取らせていただきたいです。

休職、復職の場合は、産業医、上司と相談しながら、進めていきたいです。

医療、サポート体制。

月1回、主治医の○○病院に通院しています。

服薬を、続けています。

カウンセリングも、活用しています。

家族のサポート、当事者会のピアサポートも、活用しています。

長期就労への意欲、お願い。

合理的配慮をいただきながら、長期的に貢献していきたいです。

体調管理を最優先にしながら、業務での貢献を、積み重ねていきたいです。

業務での課題、症状の変化があれば、率直にご相談させていただきます。

よろしくお願いいたします。

自己紹介シート例文4 身体障害、難病の方向け

身体障害、難病の方向けの例文を整理します。

タイトル、自己紹介シート

基本情報、名前、○○○○、入社日、2026年○月○日、診断、○○、身体障害、または難病など、現在の症状、機能の状況を、簡潔に記載します。

私の強み。

業務遂行能力、専門知識、業務経験を、活かせます。

長年の経験から、業務の優先順位、効率化を、判断できます。

責任感、誠実さで、業務を丁寧に遂行できます。

問題解決能力、コミュニケーション能力を、活かせます。

苦手なこと、業務での難しさ。

長距離の移動、長時間の同じ姿勢が、難しいです。

階段の利用、重い物の運搬が、困難です。

○○の身体動作が、制限されます。

通院、リハビリのための時間が、必要です。

希望する合理的配慮。

専用の椅子、設備の使用を、お願いしたいです。

通勤手段の調整、通勤の負担軽減を、お願いしたいです。

休憩時間の確保、定期的な短時間休憩を、お願いしたいです。

業務エリアのバリアフリー化、必要に応じた設備の調整を、お願いしたいです。

リモートワーク、在宅勤務の活用を、お願いしたいです。

通院、リハビリのための休暇を、確保していただきたいです。

業務範囲、業務内容の調整を、必要に応じてお願いしたいです。

コミュニケーションの希望。

業務に関するやり取りは、メール、チャット、または口頭でも対応できます。

緊急時、症状悪化時の対応。

体調が悪化した時、専門医、または救急の対応が必要な場合があります。

家族、または救急連絡先を、緊急時に連絡いただけるよう、お願いします。

医療、サポート体制。

月1回、主治医の○○病院に通院しています。

リハビリ、または専門医療を、続けています。

家族のサポートが、整っています。

長期就労への意欲、お願い。

合理的配慮をいただきながら、長期的に貢献していきたいです。

業務での課題、症状の変化があれば、率直にご相談させていただきます。

よろしくお願いいたします。

自己紹介シートの作成のポイント

自己紹介シートの作成のポイントを整理します。

ポイント1、簡潔に、A4サイズ1枚から2枚に収める。

長すぎると、読まれない可能性があります。

要点を整理し、簡潔に書きます。

ポイント2、ポジティブな表現を、心がける。

「苦手」「できない」だけでなく、「強み」「業務で活かせる」など、ポジティブな表現を含めます。

ポイント3、具体的に、書く。

「コミュニケーションが苦手」だけでなく、「3人以上の会議では発言が難しい」など、具体的な状況を書きます。

ポイント4、業務との関連で、書く。

業務遂行に関連する範囲で、特性、配慮を書きます。

業務に関連しない過度な個人情報は、避けます。

ポイント5、合理的配慮の希望を、明確に書く。

「業務量の調整」だけでなく、「1日の業務量を○件程度に調整いただきたい」など、具体的な希望を書きます。

ポイント6、長期就労への意欲を、伝える。

「長く貢献したい」「腰を据えて働きたい」という気持ちを、最後に伝えます。

ポイント7、定期的に、見直す。

業務内容の変化、自分の状況の変化に応じて、半年から1年ごとに、見直します。

自己紹介シートの活用方法

自己紹介シートの活用方法を整理します。

活用方法1、入社時の上司、人事との面談で渡す。

入社直後、または初出社時に、上司、人事担当者に手渡します。

口頭での説明と合わせて、書面で渡すことで、確実に伝わります。

活用方法2、産業医、ジョブコーチとの面談で活用する。

医療、専門の支援者と、共有することで、合理的配慮の医学的根拠、専門的な視点を裏付けられます。

活用方法3、新しい同僚との関係づくりで活用する。

業務で関わる同僚に、必要に応じて、自己紹介シートの一部を共有することで、お互いの理解を深められます。

活用方法4、合理的配慮の合意書の参考にする。

雇用条件通知書、合理的配慮の合意書を作成する時、自己紹介シートの内容を、参考にできます。

活用方法5、上司、人事の異動時に活用する。

新しい上司、人事担当者に、改めて自己紹介シートを渡すことで、配慮の継続性を確保します。

活用方法6、転職活動でも活用する。

新しい職場の面接、内定後の面談などで、自己紹介シートを活用できます。

自己紹介シートの作成の支援

自己紹介シートの作成の支援を整理します。

就労移行支援事業所、いわゆるLITALICOワークス、Manaby、ATARAXIA、ニューロワークス、ウェルビーなどでは、自己紹介シートの作成支援を受けられます。

地域障害者職業センターのジョブコーチも、自己紹介シートの作成をサポートしてくれます。

dodaチャレンジ、アットジーピー、サーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOワークス、Manaby Worksなどの障害者専門エージェントの担当者も、自己紹介シートの添削をしてくれます。

主治医、カウンセラーとの対話で、医学的な視点での助言を受けられます。

家族、信頼できる人、当事者仲間との対話で、視点を広げられます。

注意点

自己紹介シートの注意点を整理します。

過度な個人情報を、含めないようにします。

家族の病歴、過去の入院歴の全詳細、プライベートな事情などは、業務に関連しない場合、含めません。

書面の管理を、慎重に行います。

自己紹介シートは、個人情報を含むため、職場での管理に注意します。

「人事のファイルに保管していただきたい」「閲覧者を限定していただきたい」と、お願いします。

定期的な見直しを、忘れないようにします。

業務内容の変化、自分の状況の変化に応じて、内容を更新します。

過度な期待を、しないようにします。

自己紹介シートを渡しても、すべての上司、同僚が完全に理解してくれるとは限りません。

書面と口頭での説明、定期的な対話を、組み合わせます。

まとめ

自己紹介シート、いわゆるトリセツは、自分の特性、強み、配慮の希望などを書面で整理した文書で、新しい職場での合理的配慮の合意、上司、同僚への理解促進、長期就労の基盤づくりに、有効なツールです。

主な項目として、基本情報、強み、苦手なこと、希望する合理的配慮、コミュニケーションの希望、緊急時、症状悪化時の対応、医療、サポート体制、長期就労への意欲、お願いなどがあります。

障害特性別の例文として、自閉スペクトラム症、ADHD、精神疾患、身体障害、難病の方向けのテンプレートがあります。

作成のポイントとして、簡潔に、ポジティブな表現、具体的に、業務との関連、合理的配慮の明確化、長期就労への意欲、定期的な見直しなどがあります。

活用方法として、入社時の上司、人事との面談、産業医、ジョブコーチとの面談、新しい同僚との関係づくり、合理的配慮の合意書、上司、人事の異動時、転職活動などがあります。

作成の支援として、就労移行支援事業所、地域障害者職業センターのジョブコーチ、dodaチャレンジ、アットジーピー、サーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOワークス、Manaby Worksなどの障害者専門エージェント、主治医、カウンセラー、家族、当事者仲間などのサポートがあります。

過度な個人情報を含めない、書面の管理、定期的な見直し、過度な期待をしないなどの注意点を、意識します。

法テラスを利用すれば、収入が一定以下の方は無料法律相談を受けられます。

明るい未来は、必ずあなたの前に開かれています。

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