「寒川神社に行きたい」「八方除けとは何か」「どんなご利益があるのか」――寒川神社は、日本で唯一の「八方除」の守護神として知られ、あらゆる災厄から守ってくださる関東屈指のパワースポットです。本記事では、寒川神宮の歴史、八方除けの意味、御祭神とご利益、見どころ、正しい参拝方法、アクセス、年間行事、そして参拝の際の注意点まで、寒川神社の全てを詳しく解説します。
寒川神社は、相模国一宮として1600年以上の歴史を持ち、源頼朝、武田信玄、徳川家代々など、多くの武将や為政者から崇敬されてきました。八方除けのご利益で、人生のあらゆる場面で守護していただけます。
寒川神社とは
まず、寒川神社の基本情報を理解しましょう。
基本情報
正式名称:寒川神社(さむかわじんじゃ)
所在地: 〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山3916
社格:
- 式内社(名神大社)
- 相模国一宮
- 旧国幣中社
- 別表神社
創建: 雄略天皇の時代(5世紀)と伝わる ※約1600年以上の歴史
御祭神: 寒川比古命(さむかわひこのみこと) 寒川比女命(さむかわひめのみこと) 二柱を総称して「寒川大明神」
社紋: 三つ巴(みつどもえ)
寒川神社の特徴
1. 日本で唯一の「八方除」の守護神
- 八方除けとは、全方位からの災いを払う
- 方位の吉凶を問わず、全ての方角から守護
- 他に類を見ない独特のご利益
2. 相模国一宮
- 相模国(現在の神奈川県の大部分)で最も格式の高い神社
- 地域の総鎮守
3. 歴代の権力者の崇敬
- 源頼朝、北条氏、武田信玄
- 徳川家康、徳川家代々
- 現代の政財界からも崇敬
4. 初詣の人気スポット
- 神奈川県で最も初詣参拝者数が多い神社の一つ
- 毎年約40万人以上
5. 広大な境内
- 約34,000坪
- 緑豊かで落ち着いた雰囲気
八方除けとは
寒川神社の最大の特徴である「八方除け」について詳しく解説します。
八方除けの意味
八方=全方位
八方とは、方位の八つの方角:
- 北、北東、東、南東、南、南西、西、北西
つまり、全方位、あらゆる方角という意味。
八方除け=全ての方角からの災いを除く
- 方位に関わらず、あらゆる災厄から守る
- 地相、家相、方位、日柄などの吉凶を問わない
- どんな方角に行っても、何をしても守られる
他の厄除けとの違い
厄除け
- 特定の年齢(厄年)の災いを払う
- 期間限定
方位除け
- 特定の悪い方角の災いを払う
- 方角が限定
八方除け(寒川神社)
- 全ての方角、全ての災いを払う
- 年齢、時期、方角を問わない
- 最も包括的な守護
八方除けが特に必要な時
人生の転機・変化の時
- 引っ越し
- どの方角に引っ越しても安心
- 新居の方位が悪くても守られる
- 転職・就職
- 新しい職場への不安を払う
- 良い環境で働けるように
- 開業・起業
- 事業が全方位から守られる
- 順調な発展
- 結婚
- 新生活のスタート
- 家庭円満
- 旅行・出張
- 旅先での安全
- どこに行っても守られる
- 受験・進学
- 新しい環境
- 合格祈願
- 病気・入院
- 健康回復
- 病気平癒
- 家の新築・リフォーム
- 家相の心配を払う
- 安心して住める
- 年回り・厄年
- 厄年でなくても守られる
- 不安な年回りに
- 漠然とした不安
- 「何か悪いことが起こりそう」
- 「ついてない」と感じる時
現代的な解釈
全方位からのリスク管理
- 人生には予期せぬ災難がある
- あらゆる角度からのリスクに備える
- 「転ばぬ先の杖」
- 心の安心、お守り
御祭神とご利益
寒川神社の御祭神とご利益について詳しく解説します。
御祭神
寒川比古命(さむかわひこのみこと) 寒川比女命(さむかわひめのみこと)
二柱を総称して「寒川大明神」
神格
- 相模国の地主神
- 大地の守護神
- 方位の神
- 万物の生成発展を司る
謎の多い神様
- 日本神話にはほとんど登場しない
- 地域独自の神様
- それゆえに、古くからこの地で崇敬されてきた土着の神
ご利益
1. 八方除け(最大の特徴)
- 全方位からの災厄除け
- 方位の吉凶を超えた守護
2. 厄除け
- 厄年の災難除け
- あらゆる厄を払う
3. 方位除け
- 引っ越し、旅行の方位除け
- 悪い方角の災いを防ぐ
4. 家内安全
- 家族の安全と健康
- 家庭円満
5. 交通安全
- 車、バイク、自転車の安全
- 旅の安全
6. 商売繁盛
- 事業の繁栄
- 店舗の発展
7. 身体健全
- 健康維持
- 病気平癒
8. 開運招福
- 全般的な運気上昇
- 幸運を招く
9. 合格祈願
- 受験、試験の合格
- 就職成就
10. 心願成就
- 願いが叶う
- 目標達成
どんな人におすすめ?
- 引っ越しを考えている人(方位が気になる)
- 転職・就職する人(新しい環境)
- 起業・開業する人(事業の安全)
- 結婚する人(新生活)
- 旅行・出張が多い人(旅の安全)
- 厄年の人(厄除け)
- 受験生(合格祈願)
- 新築・リフォームする人(家相が心配)
- 漠然とした不安がある人(全般的な守護)
- 全ての人(誰でも、いつでも参拝して良い)
寒川神社の歴史
寒川神社の長い歴史を紹介します。
創建〜古代
雄略天皇の時代(5世紀)
- 創建と伝わる
- 約1600年以上の歴史
相模国の守護神
- 古くから相模国の人々に崇敬される
- 農耕、漁業の守り神
平安時代
延喜式神名帳
- 延長5年(927年)にまとめられた神社の台帳
- 寒川神社は「名神大社」として記載
- 特に格式の高い神社
鎌倉時代
源頼朝の崇敬
- 源頼朝が深く信仰
- 鎌倉幕府の守護神の一つ
- 武家からの崇敬が篤い
北条氏の保護
- 北条氏も代々崇敬
- 社殿の造営
戦国時代
武田信玄の信仰
- 武田信玄が戦勝祈願
- 甲斐国(山梨)から相模国への侵攻の際
江戸時代
徳川家の崇敬
- 徳川家康が関東入府の際、参拝
- 徳川家代々が崇敬
- 幕府の保護
庶民の参拝
- 「寒川詣り」が盛んに
- 八方除けのご利益で有名に
明治時代以降
国幣中社
- 明治時代、国幣中社に列格
- 国家から認められた神社
現代
- 八方除けの神社として、全国から参拝者
- 初詣の人気スポット
- パワースポットとして注目
境内の見どころ
寒川神社の境内には、多くの見どころがあります。
1. 一之鳥居
入口の大鳥居
- 神池に架かる神嶽山神苑の入口
- ここから神域
2. 神門(しんもん)
朱塗りの美しい門
- 参道を進むと現れる
- 神門をくぐると、神域の中心部
3. 拝殿
参拝する場所
- 大きく立派な拝殿
- 厳かな雰囲気
- 参拝者が願い事を伝える場所
4. 本殿
御祭神が鎮座
- 拝殿の奥
- 参拝者は通常入れない
- 神明造(しんめいづくり)
5. 渾天儀(こんてんぎ)
天体観測儀
- 境内に設置された天文儀器
- 八方除けと方位の象徴
- 写真スポット
6. 方位盤
八方位を示す
- 自分の家の方角を確認できる
- 八方除けの意味を実感
7. 神嶽山神苑(かんたけやましんえん)
日本庭園
- 広大な庭園
- 四季折々の花
- 散策路
- 茶室
入苑料:無料(特別公開時は有料の場合あり)
8. 寒川神社宝物館
貴重な宝物
- 神社の歴史的な宝物
- 特別公開時に開館
9. 末社・摂社
境内の小さな神社
- 宮山神社
- 稲荷神社
- 祖霊社
- その他
10. 御神木
樹齢数百年の木々
- 境内には大きな木が多数
- パワースポット
- 深呼吸してエネルギーをいただく
正しい参拝方法
寒川神社の正しい参拝方法を紹介します。
参拝の順序
1. 一之鳥居
- 鳥居の前で一礼
- 「お邪魔します」という気持ち
- 鳥居をくぐる
2. 参道
- 中央を避けて歩く(中央は神様の通り道)
- 左右どちらかに寄る
- 落ち着いて歩く
3. 神門の手前で一礼
- 神門をくぐる前に一礼
4. 手水舎
- 神門をくぐってすぐ右手
- 心身を清める
正しい手水の作法:
- 右手で柄杓を持つ
- 左手を清める
- 柄杓を左手に持ち替える
- 右手を清める
- 右手に柄杓を戻す
- 左手に水を受けて、口をすすぐ
- 左手を清める
- 柄杓を立てて、柄を清める
- 柄杓を伏せて戻す
5. 拝殿で参拝
正しい参拝作法(二拝二拍手一拝):
- お賽銭を入れる(静かに)
- 鈴を鳴らす(ある場合)
- 二拝:深く2回お辞儀(90度)
- 二拍手:2回拍手
- 祈る:手を合わせたまま
- 一拝:深く1回お辞儀
6. 願い事の伝え方
順番:
- 住所と名前を心の中で伝える
- 感謝:日頃の感謝
- 願い事:具体的に
例: 「神奈川県○○市○○町○○番地に住んでおります、山田太郎と申します。日頃より見守ってくださり、ありがとうございます。この度、東京へ引っ越すことになりました。北東の方角ですが、八方除けのご加護により、新しい土地でも安全に、健康に暮らせますよう、お導きください。どうぞよろしくお願いいたします。」
ポイント:
- 具体的に伝える
- ポジティブな言葉で
- 八方除けの場合、方角や状況を具体的に
7. 末社・摂社に参拝
- 時間があれば、境内の他の神社にも参拝
8. 神嶽山神苑を散策
- 時間があれば、庭園を散策
- 自然のエネルギーを感じる
9. お守り・御朱印
- 授与所で
- 参拝してから受ける
10. 鳥居を出る
- 振り返って一礼
八方除祈祷(ご祈祷)
おすすめ
八方除けは、寒川神社の最大の特徴。せっかく参拝するなら、ご祈祷を受けることをおすすめします。
受付
- 祈祷受付所で
- 予約不要(正月三が日などは混雑)
- 受付時間:8:00〜17:00(時期により変動)
ご祈祷の種類
- 八方除祈願(最も人気)
- 厄除祈願
- 方位除祈願
- 家内安全
- 交通安全
- 商売繁盛
- 心願成就
- 合格祈願
- 病気平癒
- その他
初穂料
- 5,000円〜(八方除祈願)
- 金額によって、お下がり(お札、お守りなど)の内容が異なる
所要時間
- 約20〜30分
服装
- 清潔な服装
- カジュアルでも可
流れ:
- 祈祷受付所で申し込み
- 初穂料を納める
- 待合所で待つ
- 名前が呼ばれたら、祈祷殿へ
- ご祈祷を受ける
- お下がり(お札、お守りなど)をいただく
お守り・御朱印
お守りの種類
- 八方除守:最も人気、全方位からの守護
- 厄除守
- 方位除守
- 交通安全守
- 開運守
- 合格守
- 健康守
- その他多数
御朱印
- 授与所でいただく
- 初穂料:500円
- 参拝してから受ける
- 御朱印帳を持参
御朱印の特徴
- 「八方除」の文字
- 社紋(三つ巴)
アクセス
寒川神社へのアクセス方法を紹介します。
電車
JR相模線「宮山駅」
- 徒歩:約5分(最寄り駅)
東京方面から
- 東京駅→(JR東海道線)→茅ヶ崎駅→(JR相模線)→宮山駅:約1時間〜1時間30分
- 新宿駅→(小田急線)→海老名駅→(JR相模線)→宮山駅:約1時間
横浜方面から
- 横浜駅→(JR東海道線)→茅ヶ崎駅→(JR相模線)→宮山駅:約30分〜40分
バス
茅ヶ崎駅北口から
- 神奈川中央交通バス「寒川神社」行き
- 約20分、終点下車
車
圏央道
- 「寒川北IC」から約3km、約5分
東名高速道路
- 「厚木IC」から約15km、約20分
小田原厚木道路
- 「伊勢原IC」から約10km、約15分
カーナビ設定
- 「寒川神社」または「神奈川県高座郡寒川町宮山3916」
駐車場
- 無料駐車場あり
- 約400台
- 正月三が日、大祭時は周辺に臨時駐車場
東京から
- 約1時間〜1時間30分
おすすめのアクセス方法
電車
- JR相模線「宮山駅」から徒歩5分で便利
- 車がなくても行きやすい
車
- 家族連れ、遠方からなら車が便利
- 駐車場も広い
参拝のベストタイミング
寒川神社を訪れるおすすめの時期や時間帯を紹介します。
おすすめの時期
春(3月〜5月)
- 桜、新緑
- 気候が良い
- 4月:例祭
秋(9月〜11月)
- 紅葉
- 涼しく過ごしやすい
- 9月:秋季例祭
正月(1月1日〜3日)
- 初詣
- 非常に混雑するが、エネルギーが高い
- 八方除けを新年に
人生の転機の時
- 引っ越し前
- 転職前
- 結婚前
- 起業前
- その他、人生の節目
おすすめの時間帯
早朝
- 開門:6:00(時期により変動)
- 人が少ない
- 清々しい空気
平日の午前中
- 比較的空いている
避けた方が良い時間
- 正月三が日:非常に混雑
- 土日祝日の昼頃:混雑
年間行事
1月1日〜3日:歳旦祭、初詣 2月3日:節分祭 4月上旬:例祭(4月8日に近い土日) 6月30日:夏越の大祓 9月20日:秋季例祭 12月31日:大祓式、除夜祭
毎月1日、15日:月次祭
寒川神社の特別な行事
寒川神社ならではの特別な行事を紹介します。
八方除祭
毎年2月の初午の日
- 八方除けの特別な祭典
- 多くの参拝者
迎春ねぶた
正月期間
- 青森のねぶたを展示
- 幻想的な雰囲気
- 夜はライトアップ
レイライン(ご来光の道)
春分・秋分の日の前後
- 富士山頂から昇る太陽が、寒川神社の真東を通過
- 特別なエネルギーの日
- 早朝参拝がおすすめ
周辺の観光スポット
寒川神社の周辺には、他にも見どころがあります。
茅ヶ崎
海辺の街
- 寒川神社から車で約15分
- サザンビーチちがさき
- えぼし岩
- サーフィンの聖地
湘南平(高麗山公園)
展望台
- 360度のパノラマビュー
- 富士山、相模湾、丹沢
- 夜景スポット
大山阿夫利神社
パワースポット
- 寒川神社から車で約40分
- 大山の中腹
- 登山も楽しめる
参拝の際の注意点
寒川神社を参拝する際の注意点をまとめます。
服装
清潔な服装
- カジュアルでも可
- ご祈祷を受けるなら、できれば正装
- 歩きやすい靴
マナー
静かに
- 神聖な場所
- 大声で騒がない
写真撮影
- 境内は基本的に撮影OK
- 本殿内部、祈祷中は撮影禁止
- 他の参拝者への配慮
ゴミ
- ゴミは持ち帰る
その他
正月三が日
- 非常に混雑
- 早朝または平日がおすすめ
トイレ
- 境内にあり
お食事
- 境内に食事処はない
- 周辺に飲食店は少ない
- 茅ヶ崎駅周辺がおすすめ
よくある質問(Q&A)
Q1: 八方除けは誰でも受けられますか?
**A: はい、誰でも受けられます。**年齢、時期を問いません。人生の転機や不安がある時、いつでも参拝・ご祈祷をどうぞ。
Q2: 厄年でなくても八方除けを受けて良いですか?
**A: もちろんです。**八方除けは厄年に関係なく、誰でもいつでも受けられます。
Q3: 引っ越しの方角が悪いのですが…
**A: 八方除けは、方角の吉凶を問いません。**どの方角でも守ってくださいます。安心して引っ越してください。
Q4: 遠方からでも効果はありますか?
**A: 効果はあります。**ただし、可能なら直接参拝することをおすすめします。遠方で難しい場合、郵送でのご祈祷も受け付けています(神社に要確認)。
Q5: お札はどこに飾れば良いですか?
**A: 神棚、または目線より高い清潔な場所に。**南向きまたは東向きが理想です。
Q6: 八方除けと厄除け、両方受けた方が良いですか?
**A: 八方除けは厄除けも含みます。**八方除けのご祈祷で十分です。
まとめ
寒川神社は、日本で唯一の「八方除」の守護神として、1600年以上の歴史を持つ相模国一宮です。全方位からの災厄を払い、人生のあらゆる場面で守護してくださる、関東屈指のパワースポットです。
寒川神社参拝のポイント:
- 御祭神:寒川比古命、寒川比女命(寒川大明神)
- ご利益:八方除け、厄除け、方位除け、家内安全、交通安全、開運
- 八方除け:全方位からの災厄除け、日本で唯一
- 見どころ:拝殿、渾天儀、方位盤、神嶽山神苑
- 参拝方法:手水→二拝二拍手一拝→八方除祈祷(おすすめ)
- アクセス:JR相模線「宮山駅」徒歩5分、車も便利
- おすすめ:早朝、平日、人生の転機の時
- 初詣:神奈川県で最も人気の一つ、非常に混雑
寒川神社はこんな人におすすめ:
- 引っ越しを考えている人
- 転職・就職・起業する人
- 結婚する人
- 旅行・出張が多い人
- 厄年の人
- 新築・リフォームする人
- 漠然とした不安がある人
- 全方位からの守護を求める全ての人
八方除けの強力なご加護をいただき、安心して人生を歩んでいきましょう。寒川大明神が、あなたを全方位から守ってくださいます。
素晴らしい参拝となりますように。八方除けのご加護がありますように。
