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障害者枠の非正規で働いている方の中には、正社員になりたい、登用実績の多い業界が知りたい、どうすればステップアップできるかと、こうした切実な悩みを抱えている方は少なくありません。 非正規から正社員への登用は特定の業界で実績が多く、適切な業界選びと準備で正社員への道を開くことが可能です。 ここでは、非正規と正社員の違い、登用実績の多い業界の特徴、業界別の解説、登用への道のり、応募時のコツ、入社後の戦略、利用できる支援について解説していきます。
非正規と正社員の違い
非正規雇用は、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなどの雇用形態です。
雇用期間が限定的で、契約更新により継続する形態が一般的です。
正社員は、雇用期間の定めがない、無期雇用の形態です。
給与、賞与、退職金、昇進機会、福利厚生などで、非正規より優遇されています。
社会的信用も、正社員の方が高いものです。
住宅ローン、クレジットカード、賃貸契約などで、正社員の信用が活きます。
長期勤続を前提とした、安定的な雇用です。
障害者雇用でも、非正規で入社して実績を積んだ後、正社員に登用されるケースが多くあります。
登用実績の多い業界の特徴1 大手企業
登用実績の多い業界の特徴を、見ていきましょう。
大手企業が、非正規から正社員への登用実績が多い傾向があります。
雇用の安定、長期勤続を重視する文化が、根付いています。
人材育成にも、力を入れています。
登用実績の多い業界の特徴2 製造業
製造業も、登用実績が多い業界です。
工場、事業所での事務職、軽作業などから始め、長期勤続で正社員に登用される事例があります。
伝統的な日本企業の文化が、強い業界です。
登用実績の多い業界の特徴3 特例子会社
特例子会社も、登用ルートが整備されています。
非正規からスタートし、業務に習熟した後、正社員に登用される制度があります。
合理的配慮を受けながら、ステップアップできます。
登用実績の多い業界の特徴4 公務員・準公務員
公務員、準公務員も、登用ルートがあります。
非常勤、会計年度任用職員、嘱託職員などから始め、正規職員に登用されることがあります。
ただし、公務員の正規職員は採用試験が必要なため、別途試験を受ける必要があります。
登用実績の多い業界の特徴5 介護・福祉業界
介護、福祉業界も、登用が活発な業界です。
人材不足のため、非正規から正社員への登用に積極的です。
事務職、施設運営サポートなどで、障害者枠の求人があります。
登用実績の多い業界の特徴6 流通・小売業
流通、小売業も、登用実績がある業界です。
店舗運営、物流、事務職などで、非正規から正社員への登用ルートがあります。
登用実績の多い業界の特徴7 サービス業
サービス業、特に大手チェーンも、登用ルートが整備されている業界です。
飲食、宿泊、清掃、警備などです。
ただし、対人ストレス、不規則勤務が伴う場合もあります。
業界別の解説1 製造業
業界別の解説を、見ていきましょう。
製造業は、長期勤続を重視する文化があります。
マツダ、トヨタ、日産、JFEスチール、三菱重工業、シャープなどの大手製造業では、特例子会社を含め、非正規から正社員への登用ルートがあります。
工場での事務、軽作業、データ管理などから始め、業務に習熟した後、正社員になる事例があります。
社員寮、福利厚生も充実しており、長期勤続に向いています。
業界別の解説2 金融業界
金融業界も、登用実績がある業界です。
メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ)、地方銀行、生命保険、損害保険などです。
特例子会社、事務センター、サポート業務などで、障害者枠の非正規ポジションがあります。
長期勤続後、正社員に登用される事例があります。
業界別の解説3 IT業界
IT業界も、登用ルートが整備されている業界です。
NTTグループ、富士通、NEC、日立製作所などの大手IT企業では、障害者雇用に積極的です。
業務委託、契約社員から、正社員に登用される事例があります。
スキルアップが、登用の鍵となります。
業界別の解説4 メーカー
メーカー全般も、登用ルートがあります。
食品メーカー、化学メーカー、機械メーカーなどです。
事務職、業務サポート、品質管理サポートなどから始められます。
業界別の解説5 商社
商社も、登用ルートがある業界です。
総合商社、専門商社などで、特例子会社、事務センターなどがあります。
業務に習熟した後、正社員に登用される事例があります。
業界別の解説6 病院・医療機関
病院、医療機関も、登用が活発な業界です。
事務職、看護助手、受付業務などで、非正規から正社員への登用があります。
医療法人、大学病院、総合病院などです。
業界別の解説7 教育機関
教育機関、大学などにも、登用ルートがあります。
事務職、教務支援、学生支援などで、契約職員から正規職員に登用されることがあります。
公務員、準公務員と同様の安定的な雇用です。
業界別の解説8 福祉施設
福祉施設、社会福祉法人にも、登用ルートがあります。
福祉サービス、事務職、施設管理などで、非正規から正社員への登用があります。
障害福祉サービスの事業所では、当事者として活躍できる場合もあります。
登用への道のり1 業務での実績
登用への道のりを、整理しておきましょう。
業務での実績を、積み重ねることが最も重要です。
非正規期間中に、業務スキル、業務知識を確実に習得します。
ミスのない正確な業務、業務改善の提案、リーダーシップなどで、評価を高めます。
登用への道のり2 評価面談
評価面談を、活用します。
定期的な評価面談で、正社員登用への意欲を明確に伝えます。
具体的な目標、計画を、上司、人事と共有します。
登用への道のり3 資格取得
資格取得を、計画的に進めます。
業務に関連する資格を、取得します。
MOS、簿記、TOEIC、ITパスポート、基本情報技術者、宅建、衛生管理者などです。
資格は、登用の根拠となります。
登用への道のり4 業務範囲の拡大
業務範囲の拡大を、目指します。
通常業務に加えて、追加の業務、責任のある業務を引き受けます。
業務範囲の拡大が、正社員への意欲の証明になります。
登用への道のり5 体調管理
体調管理を、徹底します。
長期勤続の前提は、健康の維持です。
主治医、カウンセラー、産業医との連携を、続けます。
登用への道のり6 サポート機関の活用
サポート機関の活用を、続けます。
ナカポツ、地域障害者職業センター、ジョブコーチなどです。
長期勤続を、サポートしてもらえます。
登用への道のり7 長期視点
長期視点を、持ちます。
非正規期間が、1年、2年、3年と続くこともあります。
焦らず、確実にステップアップを目指します。
応募時のコツ1 正社員登用の実績の確認
応募時のコツを、見ていきましょう。
正社員登用の実績の確認が、最も重要です。
応募する企業の、過去の登用実績を確認します。
エージェント、企業ホームページ、口コミサイトで、情報を集めます。
具体的な登用実績がある企業を、優先します。
応募時のコツ2 登用条件の確認
登用条件の確認も、欠かせません。
勤続年数、業務実績、評価などの登用条件を、確認します。
入社前面談で、具体的に質問できます。
応募時のコツ3 長期勤続への意欲
長期勤続への意欲を、明確に示します。
非正規でスタートしても、長期的に貢献し、正社員を目指したい気持ちを、率直に伝えます。
応募時のコツ4 業務での貢献
業務での貢献を、強調します。
過去の業務経験、スキル、保有資格を、具体的にアピールします。
業務で十分に貢献できることを、示します。
応募時のコツ5 学ぶ姿勢
学ぶ姿勢を、強調します。
業務に関連する新しいスキル、知識を学ぶ意欲を、示します。
スキルアップの実績、計画も、伝えます。
応募時のコツ6 合理的配慮
合理的配慮の依頼を、具体的に行います。
業務量、勤務時間、業務内容への配慮を、依頼します。
過度な要求にならないよう、必要最小限の配慮を依頼します。
応募時のコツ7 障害者専門エージェント
障害者専門エージェントを、活用します。
正社員登用の実績がある求人を、紹介してもらえます。
担当者の専門知識を、活用します。
入社後の戦略1 最初の3ヶ月
入社後の戦略を、考えていきましょう。
最初の3ヶ月は、業務に慣れることを優先します。
ペース配分を、最優先します。
体調管理、業務遂行のリズムを、確立します。
入社後の戦略2 業務スキルの習得
業務スキルの習得を、計画的に進めます。
業務マニュアル、業務手順を、確実に理解します。
業務に必要なPCスキル、専門知識を、習得します。
入社後の戦略3 ミスのない業務
ミスのない業務を、心がけます。
業務の正確性、品質を、最優先します。
評価の基盤となります。
入社後の戦略4 業務改善の提案
業務改善の提案も、選択肢です。
業務効率化、品質向上の提案を、積極的に行います。
業務への貢献として、評価されます。
入社後の戦略5 評価面談での意思表示
評価面談での意思表示を、明確に行います。
正社員登用への意欲を、率直に伝えます。
具体的な目標、計画を、上司と共有します。
入社後の戦略6 関係構築
関係構築も、丁寧に行います。
上司、同僚との関係を、業務上のコミュニケーションで築きます。
長期勤続が前提のため、人間関係への投資が大切です。
入社後の戦略7 サポートネットワーク
サポートネットワークを、保ちます。
主治医、家族、自助グループ、ナカポツとのつながりを、続けます。
社外のサポートが、長期勤続の基盤です。
利用できる支援機関
主治医、カウンセラーは、最も重要な相談相手です。
複数の障害者専門エージェントへの登録が、効果的です。 DODAチャレンジ、アットジーピー、エージェントサーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOキャリア、マイナビパートナーズ紹介、障害者雇用バンクなどです。 正社員登用実績のある求人を、紹介してもらえます。
ハイクラス向けエージェント(JACリクルートメント、ビズリーチなど)、業界特化型エージェント(レバテック、Geekly、ワークポートなど)も、選択肢です。
ハローワークの専門援助部門は、無料の就労相談窓口です。 公務員、準公務員の試験情報も、得られます。
地域障害者職業センターでは、職業評価や職業準備支援を受けられます。
就労移行支援事業所(LITALICOワークス、ココルポート、ウェルビー、atGPジョブトレなど)では、就労準備とスキルアップのサポートが受けられます。
障害者就業生活支援センター(ナカポツ)は、就労と生活の両面で長期的な支援を提供します。
精神保健福祉センターでは、無料で心の相談を受けられます。
産業医、産業カウンセラーは、入社後の社内サポートです。
社会保険労務士は、雇用契約や正社員登用、合理的配慮の専門家です。
ファイナンシャルプランナーは、家計と生活設計の専門家です。
法テラスは、無料の法律相談ができる公的機関です。
オンラインの自助グループ、当事者コミュニティへの参加も、心の支えになります。 非正規から正社員登用された先輩の体験談を、聞けることがあります。
家族や信頼できる人にも、相談します。
24時間対応の電話相談窓口も、頼れる存在です。 よりそいホットライン0120-279-338、いのちの電話、いのちSOS 0120-061-338などが、無料で利用できます。
これらの支援機関を活用しながら、非正規から正社員への登用を実現していきましょう。
まとめ
非正規雇用は契約社員・派遣社員・パートなどで雇用期間が限定的、正社員は無期雇用で給与・賞与・退職金・福利厚生などで優遇され社会的信用も高く、障害者枠でも非正規からスタートして正社員登用される事例が多くあります。
登用実績の多い業界の特徴は、大手企業、製造業、特例子会社、公務員・準公務員、介護・福祉業界、流通・小売業、サービス業の7つで、業界別解説は製造業、金融、IT、メーカー、商社、病院・医療機関、教育機関、福祉施設の8業界です。登用への道のりは業務での実績、評価面談、資格取得、業務範囲の拡大、体調管理、サポート機関の活用、長期視点で、応募時は登用実績の確認、登用条件の確認、長期勤続意欲、業務での貢献、学ぶ姿勢、合理的配慮、障害者専門エージェントの活用を意識します。
入社後は最初の3ヶ月の業務慣れ、業務スキルの習得、ミスのない業務、業務改善の提案、評価面談での意思表示、関係構築、サポートネットワークを意識しながら、エージェント、ナカポツ、就労移行支援事業所などを活用して非正規から正社員への登用を実現していきましょう。
