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訪問看護の24時間対応体制は夜間や休日の急な体調変化に備える重要な仕組みであり、緊急連絡先を事前に整備しておくことで本人も家族も安心して在宅療養を続けられます。
この記事では訪問看護の24時間対応体制の仕組みと緊急連絡先の整備方法を解説します。
24時間対応体制の仕組み
仕組みを、把握しておきましょう。
第一のポイントとして、24時間対応体制加算を届け出ている訪問看護事業所では、営業時間外でも電話相談と必要に応じた緊急訪問を受けられます。
夜間や早朝に体調が急変した場合、まず事業所の緊急連絡先に電話すると、待機中の看護師が状況を聞き取り、電話での助言または緊急訪問の判断をしてくれます。
第二のポイントとして、すべての訪問看護事業所が24時間対応しているわけではありません。
契約前に「24時間対応体制加算の届出がありますか」と確認することが重要です。
第三のポイントとして、24時間対応体制を利用するには事前の申し込みが必要です。
契約時に24時間対応の利用を希望する旨を伝え、緊急連絡先の電話番号を受け取ります。
費用として、医療保険では月額約6400円(自己負担はその1割から3割)、介護保険では月額約600円(1割負担の場合)が加算されます。
緊急時に備えた連絡先の整備方法
整備方法を、見ていきましょう。
緊急時に慌てないよう、以下の連絡先を一覧にして冷蔵庫の横や電話の近くなど見やすい場所に掲示します。
第一の連絡先は、訪問看護事業所の緊急電話番号です。
夜間や休日に体調が変化した際の最初の連絡先となります。
第二の連絡先は、主治医(かかりつけ医)の連絡先です。
訪問看護師が主治医に連絡を取る場合もありますが、家族が直接連絡する必要がある場合に備えて控えておきます。
在宅療養支援診療所の場合は24時間対応の電話番号があります。
第三の連絡先は、救急車(119番)です。
呼吸停止、心停止、大量出血、意識がないなどの生命に関わる緊急事態では、迷わず119番に連絡します。
ただし在宅看取りを選択している場合は、事前に決めた対応方針に従います。
第四の連絡先は、医療機器メーカーの緊急連絡先です。
人工呼吸器、酸素濃縮器、吸引器などの医療機器にトラブルが発生した場合に連絡します。
第五の連絡先は、家族や親族の連絡先です。
主な介護者以外の家族にも、緊急時の連絡先として共有しておきます。
連絡先の一覧には、氏名、電話番号、対応可能な時間帯、どのような時に連絡するかを記載しておくと、誰が見ても判断できます。
緊急時に家族が取るべき行動
行動を、見ていきましょう。
体調の急変時は、まず本人の安全を確保し、訪問看護事業所の緊急電話に連絡します。
看護師の指示に従い、必要な応急処置を行います。
電話では「いつから」「どのような症状か」「意識はあるか」「呼吸はしているか」を伝えます。
日頃から訪問看護師に「こういう場合はどうすればよいか」を具体的に確認しておくことで、緊急時に落ち着いて対応できます。
ケアマネジャーにも緊急時の対応方針を共有しておきます。
自立支援医療制度や難病医療費助成制度を活用すれば、自己負担を軽減できます。
障害年金の申請は、社会保険労務士のサポートを受けることが推奨されます。
保険の見直しは、ほけんの窓口や保険見直し本舗で無料相談ができます。
つらい気持ちが強まった時は、よりそいホットライン、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤルに連絡できます。
まとめ
訪問看護の24時間対応体制では夜間や休日でも電話相談と緊急訪問を受けられ、訪問看護事業所の緊急電話番号、主治医の連絡先、救急車(119番)、医療機器メーカーの連絡先、家族の連絡先を一覧にして見やすい場所に掲示し、緊急時の対応方法を訪問看護師に事前確認しておくことが大切で、主治医、ケアマネジャー、社会保険労務士、ほけんの窓口、よりそいホットラインなどの支援を活用しながら安心して在宅療養を続けていきましょう。

