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障害のあるお子さんに合った選択をするために、まず知っておきたい基本ガイド
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「義母が孫の障害を認めない」「しつけの問題だと言われる」「孫に会わせたくないと言われた」「夫が義母の味方をする」「親戚の集まりで針のむしろ」「義実家に行くのが苦痛」「縁を切りたい」。障害のある子を持つ親にとって、義母(義父や親戚も含む)の無理解は、大きなストレスです。
義母が障害を理解しない理由は、世代の違い、知識不足、孫への期待、世間体、認めたくない気持ちなど、様々です。無理に理解させようとすると関係が悪化します。適切な距離を保ちながら、必要最低限のコミュニケーションを取ることが重要です。本記事では、理解されない理由、言われて傷つく言葉、やってはいけない対応、効果的な対応法、夫との連携、距離の取り方、そして自分の心を守る方法について詳しく解説します。
義母が障害を理解しない理由
義母が孫の障害を理解しない、認めない理由を理解しましょう。
1. 世代の違い
発達障害の認知度
義母の世代(60代以上)は、発達障害という言葉がなかった時代です。
理由
- 「昔はそんな言葉はなかった」
- 「ちょっと変わった子」で済まされていた
- 障害=重度の知的障害、身体障害というイメージ
2. 知識不足
わからない
発達障害について、知識がありません。
結果
- 「見た目は普通なのに」
- 「わがままと何が違うの」
- 理解できない
3. 孫への期待
期待が崩れる
孫への期待があり、障害を認めることは期待が崩れることです。
期待
- 「将来は○○大学に」
- 「跡取りになってほしい」
- 「スポーツ選手に」
4. 世間体
恥ずかしい
世間体を気にする世代です。孫の障害を恥ずかしいと感じます。
理由
- 「近所に何と言われるか」
- 「親戚に顔向けできない」
5. 認めたくない
現実逃避
孫の障害を認めたくない、という心理です。
心の声
- 「まさかうちの孫が」
- 「そのうち治る」
6. 嫁のせいにしたい
責任転嫁
障害を、嫁(あなた)のせいにしたい心理があります。
言い分
- 「嫁の育て方が悪い」
- 「嫁の家系の問題」
7. 自分の子育てを否定されたくない
プライド
孫の障害を認めることは、自分の子育て(息子の育て方)を否定されることだと感じます。
8. 変化を受け入れられない
保守的
高齢になると、変化を受け入れることが難しくなります。
9. 愛情がない
冷たい
残念ながら、孫への愛情が薄い場合もあります。
10. 嫁を嫌っている
嫁姑問題
嫁姑問題があり、嫁(あなた)を嫌っている場合、孫の障害も否定的に捉えます。
言われて傷つく言葉
義母から言われて傷つく言葉の例を紹介します。これらは、決して言ってはいけない言葉です。
障害を否定する言葉
- 「そんな障害があるわけない」
- 「普通の子と変わらないじゃない」
- 「そのうち治るわよ」
- 「大げさよ」
母親(嫁)を責める言葉
- 「あなたの育て方が悪い」
- 「しつけができていない」
- 「甘やかしすぎ」
- 「あなたの家系の問題じゃないの」
- 「ちゃんと見ていないから」
孫を否定する言葉
- 「わがままね」
- 「行儀が悪い」
- 「恥ずかしい」
- 「困った子ね」
世間体を気にする言葉
- 「近所に何と言われるか」
- 「親戚に顔向けできない」
- 「隠したい」
比較する言葉
- 「○○ちゃん(他の孫)はちゃんとしているのに」
- 「うちの息子(夫)は、こんなじゃなかった」
無責任な提案
- 「もっと厳しくしつければ治る」
- 「叩けばわかる」
- 「昔はこうしたものよ」
会わせたくないという言葉
- 「連れてこないで」
- 「親戚の集まりには来ないで」
やってはいけない対応
義母への対応で、やってはいけないことを説明します。
1. 無理に理解させようとする
逆効果
無理に理解させようとすると、関係が悪化します。
理由
- 義母の価値観は変わらない
- 反発を招く
2. 感情的になる
火に油
感情的に怒ると、火に油を注ぎます。
3. 義母を責める
関係悪化
「あなたが理解しないから」と責めると、関係が悪化します。
4. 夫に愚痴ばかり言う
板挟み
夫に愚痴ばかり言うと、夫が板挟みになります。
ただし
夫と連携することは重要(後述)
5. 子どもを義母に会わせない(一方的に)
関係断絶
一方的に会わせないと、関係が断絶します。
ただし
子どもを守るために必要な場合もある(後述)
6. 親戚中に言いふらす
火種
義母の無理解を、親戚中に言いふらすと、火種になります。
7. SNSで愚痴る
バレる
SNSで愚痴ると、義母や親戚にバレる可能性があります。
効果的な対応法
義母への効果的な対応法を説明します。
1. 期待しない
諦める
義母が理解することを、期待しないようにしましょう。
心構え
- 「理解されなくても仕方ない」
- 「世代が違うから」
効果
期待しないことで、傷つきにくくなります。
2. 冷静に、淡々と
感情的にならない
義母から何を言われても、冷静に、淡々と対応します。
心の中
- 「はいはい、そうですね」(聞き流す)
3. 最低限の情報共有
必要最低限
義母には、必要最低限の情報だけ伝えます。
伝えること
- 診断名
- 通院していること
- 療育に通っていること
伝えないこと
- 詳しい症状
- 日々の困りごと
- 学校でのトラブル
4. 資料を渡す
理解のきっかけ
発達障害のパンフレット、本などを渡します。
ポイント
- わかりやすいもの
- 読むかどうかは義母次第
5. 第三者から説明してもらう
専門家の力を借りる
医師、カウンセラー、相談支援専門員などから、義母に説明してもらいます。
効果
親(嫁)が言うより、専門家が言う方が説得力があります。
6. 具体的にお願いする
曖昧ではなく
「理解してください」ではなく、具体的にお願いします。
例
- 「大きな音が苦手なので、静かにしてください」
- 「予定変更が苦手なので、急な変更はしないでください」
- 「叱らないでください」
7. できることをお願いする
役割を与える
義母にもできることをお願いすることで、関係が改善することもあります。
例
- 「○○(孫の好きなこと)を一緒にやってもらえますか」
- 「本を読んでもらえますか」
8. 感謝を伝える
ポジティブに
義母が何かしてくれたら、感謝を伝えます。
例
- 「ありがとうございます」
- 「助かります」
9. 距離を置く
会う頻度を減らす
ストレスが大きい場合、会う頻度を減らします。
方法
- 月1回→2か月に1回
- 夫だけ行く
- 子どもは連れて行かない
詳細は後述
10. 夫に対応してもらう
窓口は夫
義母との窓口は、夫にしてもらいます。
詳細は後述
夫との連携
夫との連携が、最も重要です。
1. 夫と話し合う
味方になってもらう
まずは夫と話し合い、味方になってもらいます。
伝えること
- 義母から言われて傷つく言葉
- つらい気持ち
- どうしてほしいか
冷静に
感情的にならず、冷静に伝えます。
2. 夫から義母に説明してもらう
息子の言葉
夫(息子)から義母に説明してもらいます。
理由
嫁が言うより、息子が言う方が、義母は聞きます。
説明内容
- 孫の障害について
- 専門家の診断
- 妻(嫁)を責めないでほしい
- 孫を否定しないでほしい
3. 夫に窓口になってもらう
嫁は関わらない
義母とのやり取りは、夫に窓口になってもらいます。
具体例
- 義実家への連絡は夫がする
- 義実家訪問は夫だけ行く
- 義母からの電話は夫が出る
4. 夫が義母の味方をする場合
深刻な問題
夫が義母の味方をする場合、夫婦問題です。
対応
- 夫婦カウンセリング
- 第三者(医師、カウンセラー)から夫に説明してもらう
- 別居も視野
相談先
- 夫婦カウンセラー
- 離婚カウンセラー
- 弁護士(最終手段)
5. 夫が板挟みで苦しんでいる場合
夫の気持ちも理解
夫も板挟みで苦しんでいます。夫の気持ちも理解しましょう。
対応
- 夫を責めすぎない
- 夫の努力を認める
- 夫婦で協力する
距離の取り方
義母と距離を取る方法を説明します。
1. 会う頻度を減らす
ストレス軽減
会う頻度を減らすことで、ストレスが軽減されます。
方法
- 月1回→2か月に1回→半年に1回
- 盆正月だけ
2. 子どもを連れて行かない
子どもを守る
義母が孫を否定する場合、子どもを連れて行かないことも選択肢です。
理由
- 子どもが傷つく
- 子どもの自己肯定感を守る
夫だけ行く
夫だけ義実家に行きます。
3. 電話に出ない
窓口は夫
義母からの電話は、夫に出てもらいます。
4. SNSでつながらない
見えないように
義母とSNS(Facebook、Instagramなど)でつながらないようにします。
理由
- 日常が見えると、口を出される
5. 親戚の集まりを欠席
無理に参加しない
親戚の集まりが苦痛なら、欠席します。
理由
- 「夫だけ参加」でもいい
- 子どもの体調不良を理由にする
6. 物理的な距離
引っ越し
可能であれば、義実家から離れた場所に引っ越します。
7. 完全に縁を切る
最終手段
どうしても無理な場合、完全に縁を切ることも選択肢です。
ただし
- 夫との関係にも影響
- 慎重に判断
義母からの心ない言葉への切り返し
義母から心ない言葉を言われたときの切り返し例を紹介します。
「あなたの育て方が悪い」
切り返し
- 「医師からも、育て方の問題ではないと言われています」
- 「脳の特性なので、育て方は関係ありません」
「しつけができていない」
切り返し
- 「発達障害です。しつけの問題ではありません」
- 「専門家の指導を受けています」
「そのうち治る」
切り返し
- 「治るものではありませんが、成長とともに落ち着きます」
- 「療育で支援しています」
「普通の子と変わらない」
切り返し
- 「見た目はわかりにくいですが、脳の特性があります」
「連れてこないで」
切り返し
- 「わかりました。では、夫だけ伺います」(冷静に)
「もっと厳しくしつければ」
切り返し
- 「専門家から、厳しくすると逆効果だと言われています」
自分の心を守る方法
義母の無理解から、自分の心を守る方法を説明します。
1. 義母の言葉を真に受けない
スルー
義母の言葉を真に受けず、スルーしましょう。
心の中
- 「わかってないな」
- 「時代が違うから仕方ない」
2. 誰かに話す
吐き出す
つらい気持ちを、誰かに話しましょう。
話す相手
- 夫(味方の場合)
- 自分の親
- 友人
- 相談支援専門員
- カウンセラー
- 親の会のママ友
- SNSのフォロワー(鍵アカウント)
3. 親の会で共感してもらう
ピアサポート
親の会には、同じ悩みを持つ人がたくさんいます。
共感
- 「うちもそう!」
- 「わかる!」
4. 自分の親を頼る
味方
自分の親が味方なら、頼りましょう。
5. 義実家に行かない
ストレス回避
どうしても無理なら、義実家に行かないことも選択肢です。
6. カウンセリング
専門家のサポート
カウンセリングを受けることで、気持ちが整理されます。
7. 距離を置く
自分を守る
自分の心を守るために、距離を置くことは、悪いことではありません。
8. 割り切る
諦める
「理解されない」と割り切ることで、楽になります。
9. 自分の人生を優先
義母より自分
義母との関係より、自分と子どもの幸せを優先しましょう。
10. 完璧を求めない
できる範囲で
義母と良好な関係を築くことを、完璧に求めないようにしましょう。
義父や親戚への対応
義母だけでなく、義父や親戚も無理解な場合があります。
義父
基本的には義母と同じ対応
義父も、義母と同じように対応します。
ただし
義父の方が理解がある場合、義父を味方につけることも有効です。
親戚
最低限の関わり
親戚とは、最低限の関わりにとどめます。
欠席
親戚の集まりは、欠席してもいいです。
義母が理解を示した場合
稀ですが、義母が理解を示す場合もあります。
感謝を伝える
ポジティブに
義母が理解を示したら、感謝を伝えましょう。
例
- 「ありがとうございます」
- 「理解していただけて嬉しいです」
できることをお願い
協力してもらう
義母にもできることをお願いします。
例
- 「○○を一緒にやってもらえますか」
- 「見守ってもらえますか」
情報共有
共有を増やす
理解がある場合、情報共有を増やします。
よくある質問
Q1: 義母が孫の障害を認めません。どうすればいいですか?
A: 無理に認めさせようとせず、距離を置きましょう。
無理に認めさせようとすると、関係が悪化します。必要最低限の情報だけ伝え、距離を置きましょう。
Q2: 「嫁の育て方が悪い」と言われます。
A: 「医師から、育て方の問題ではないと言われています」と伝えましょう。
医師や専門家の言葉を引用することで、説得力が増します。
Q3: 夫が義母の味方をします。
A: 夫婦カウンセリングを検討しましょう。
夫が義母の味方をするのは、深刻な夫婦問題です。夫婦カウンセリング、第三者からの説明を検討しましょう。
Q4: 義実家に行くのが苦痛です。
A: 会う頻度を減らす、子どもを連れて行かないなど、距離を置きましょう。
無理に行く必要はありません。夫だけ行く、欠席するなど、距離を置きましょう。
Q5: 親戚の集まりで針のむしろです。
A: 欠席しましょう。
親戚の集まりが苦痛なら、欠席してもいいです。子どもの体調不良などを理由にしましょう。
Q6: 義母と縁を切りたいです。
A: 慎重に判断しましょう。
縁を切ることは最終手段です。夫との関係にも影響するため、慎重に判断しましょう。
Q7: 義母から心ない言葉を言われて、傷つきます。
A: 真に受けず、誰かに話して吐き出しましょう。
義母の言葉を真に受けず、スルーしましょう。つらい気持ちは、誰かに話して吐き出しましょう。
まとめ
義母が孫の障害を理解しない理由は、世代の違い、知識不足、孫への期待、世間体、認めたくない気持ち、嫁のせいにしたい、自分の子育てを否定されたくない、変化を受け入れられない、愛情がない、嫁を嫌っているなどです。
言われて傷つく言葉は、障害を否定する言葉、母親を責める言葉、孫を否定する言葉、世間体を気にする言葉、比較する言葉、無責任な提案、会わせたくないという言葉です。
やってはいけない対応は、無理に理解させようとする、感情的になる、義母を責める、夫に愚痴ばかり言う、子どもを一方的に会わせない、親戚中に言いふらす、SNSで愚痴ることです。
効果的な対応法は、期待しない、冷静に淡々と、最低限の情報共有、資料を渡す、第三者から説明してもらう、具体的にお願いする、できることをお願いする、感謝を伝える、距離を置く、夫に対応してもらうことです。
夫との連携として、夫と話し合う、夫から義母に説明してもらう、夫に窓口になってもらう、夫が義母の味方をする場合は夫婦カウンセリング、夫が板挟みで苦しんでいる場合は夫の気持ちも理解することが重要です。
距離の取り方は、会う頻度を減らす、子どもを連れて行かない、電話に出ない、SNSでつながらない、親戚の集まりを欠席、物理的な距離、完全に縁を切るなどの方法があります。
自分の心を守るために、義母の言葉を真に受けない、誰かに話す、親の会で共感してもらう、自分の親を頼る、義実家に行かない、カウンセリング、距離を置く、割り切る、自分の人生を優先、完璧を求めないことが大切です。
一人で抱え込まず、夫、自分の親、友人、相談支援専門員、カウンセラー、親の会などに相談しながら、自分と子どもを守りましょう。義母との関係より、自分と子どもの幸せが最優先です。
主な相談窓口
夫婦カウンセラー
- 夫婦関係の相談
相談支援事業所
- 継続的な相談
親の会
- ピアサポート
カウンセラー
- 自分の心のケア
一人で悩まず、必ず相談してください。義母の無理解から、自分の心を守ることが最優先です。

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