春日大社 千年の都を守る世界遺産、神鹿と藤と万燈籠の聖地

奈良県奈良市、春日山の麓に鎮座する春日大社(かすがたいしゃ)。平城京の守護神として768年に創建され、1250年以上にわたり古都奈良を見守り続けてきた、日本を代表する神社の一つです。

朱塗りの社殿が立ち並ぶ境内、神の使いとされる鹿が自由に歩く参道、藤の花が美しく咲き誇る春、そして年に二度行われる幻想的な万燈籠。春日大社は、歴史、信仰、自然、芸術が見事に調和した、まさに日本文化の結晶と言える場所です。1998年には「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されました。

本記事では、春日大社の歴史と由緒、御祭神と御利益、境内の見どころ、万燈籠、若宮十五社めぐり、国宝殿、アクセス方法、周辺観光まで、詳しくご紹介します。古都奈良の心、春日大社の魅力を存分に感じてください。

春日大社の基本情報

神社の概要

正式名称:春日大社(かすがたいしゃ)

所在地:〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160

御祭神:春日神(かすがのかみ)

  • 武甕槌命(たけみかづちのみこと)第一殿
  • 経津主命(ふつぬしのみこと)第二殿
  • 天児屋根命(あめのこやねのみこと)第三殿
  • 比売神(ひめがみ)第四殿

社格

  • 式内社(名神大社)
  • 二十二社(上七社)
  • 旧官幣大社
  • 勅祭社
  • 別表神社
  • 神社本庁の本宗

創建:768年(神護景雲2年)

世界遺産:1998年「古都奈良の文化財」として登録

例祭日:3月13日(春日祭・勅祭)

参拝時間

  • 開門時間:
    • 4月〜9月:6:00〜18:00
    • 10月〜3月:6:30〜17:00
  • 本殿前特別参拝:9:00〜16:00(500円)
  • 国宝殿:10:00〜17:00(最終入館16:30)

拝観料

  • 境内無料
  • 本殿前特別参拝:500円
  • 国宝殿:一般500円、大学・高校生300円、中学・小学生200円

駐車場

  • 春日大社駐車場(有料)
  • 普通車100台
  • バス専用駐車場あり

公式サイト:https://www.kasugataisha.or.jp/

アクセス

電車・バス

最寄り駅から:

近鉄奈良駅から

  • 徒歩約25分
  • 奈良交通バス「春日大社本殿」行き、約10分、終点下車すぐ
  • または市内循環バス「春日大社表参道」下車、徒歩10分

JR奈良駅から

  • 徒歩約35分
  • 奈良交通バス「春日大社本殿」行き、約15分、終点下車すぐ
  • または市内循環バス「春日大社表参道」下車、徒歩10分

推奨ルート

  • 近鉄奈良駅から徒歩がおすすめ
  • 奈良公園を通って、鹿と触れ合いながら
  • 春日大社表参道(二の鳥居)まで徒歩約15分
  • そこから本殿まで徒歩約10分

  • 第二阪奈道路「宝来IC」から約15分
  • 名阪国道「天理IC」から約20分
  • 西名阪自動車道「郡山IC」から約20分

駐車場:

  • 春日大社駐車場(有料)
  • 1,000円/日

アクセスのポイント

  • 奈良公園を散策しながら徒歩がおすすめ
  • 鹿と触れ合える
  • 古都の雰囲気を楽しめる
  • バスは本殿直近まで行ける

春日大社の歴史

創建の歴史

平城京遷都と春日大社

710年(和銅3年)、平城京が造営されると、奈良は日本の都となりました。その平城京の守護神として、春日大社は創建されました。

768年(神護景雲2年)の創建

藤原氏の氏神である春日神を、この地に勧請しました。

四柱の神の勧請

  1. 武甕槌命(たけみかづちのみこと)
    • 常陸国鹿島神宮から勧請
    • 白鹿に乗って御蓋山(みかさやま)に降臨したという伝説
    • 鹿が神使とされる由来
  2. 経津主命(ふつぬしのみこと)
    • 下総国香取神宮から勧請
  3. 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
    • 藤原氏の祖神
    • 枚岡神社から勧請
  4. 比売神(ひめがみ)
    • 天児屋根命の妃神
    • 枚岡神社から勧請

藤原氏の氏神として

藤原氏の繁栄

藤原氏は、平安時代を通じて摂関政治を行い、朝廷の中心的存在でした。

  • 藤原不比等
  • 藤原道長
  • 藤原頼通

春日大社の隆盛

藤原氏の繁栄とともに、春日大社も隆盛を極めました。

  • 朝廷からの篤い崇敬
  • 莫大な寄進
  • 壮麗な社殿の造営
  • 春日祭は勅祭に

神仏習合と春日信仰

興福寺との関係

春日大社と隣接する興福寺(藤原氏の氏寺)は、神仏習合の形態をとりました。

  • 春日権現
  • 僧侶が神事に関与
  • 寺社一体の運営

春日曼荼羅

春日大社と御蓋山、興福寺を描いた曼荼羅が多く描かれ、信仰を広めました。

春日造の建築様式

春日造(かすがづくり)

春日大社の本殿は「春日造」という独特の建築様式です。

特徴:

  • 切妻造、平入
  • 正面に向拝(階段と屋根)
  • 朱塗り
  • 優美な曲線

春日大社が起源で、全国の春日神社に広まりました。

式年造替

20年に一度の大改修

伊勢神宮の式年遷宮と同様、春日大社も定期的に社殿を造り替える「式年造替」を行ってきました。

  • 開始:平安時代初期
  • 周期:当初は20年ごと
  • 現在:時代により変動

2016年に第60次式年造替が行われました。

近代以降

明治時代

  • 神仏分離令により、興福寺と分離
  • 官幣大社に列格

現代

  • 1998年、世界遺産登録
  • 年間約200万人が参拝
  • 日本を代表する神社

御祭神と御利益

御祭神

春日神(かすがのかみ)

四柱の神を総称して「春日神」と呼びます。

第一殿:武甕槌命(たけみかづちのみこと)

  • 鹿島神宮の神
  • 雷神・剣の神
  • 武神、勝利の神
  • 国譲り神話で活躍

第二殿:経津主命(ふつぬしのみこと)

  • 香取神宮の神
  • 剣の神
  • 武神、勝利の神
  • 武甕槌命とともに国譲りを成功させた

第三殿:天児屋根命(あめのこやねのみこと)

  • 藤原氏の祖神
  • 祭祀の神、言霊の神
  • 天岩戸神話で祝詞を奏上
  • 知恵の神

第四殿:比売神(ひめがみ)

  • 天児屋根命の妃神
  • 女性の守護神

御利益

春日大社は、藤原氏の氏神であり、国家鎮護の神として、幅広い御利益があります。

国家安泰・国家鎮護

  • 朝廷の守護神
  • 国の平和と繁栄

武運長久・勝負運

  • 武神を祀る
  • 勝利祈願
  • スポーツ、受験、試合

開運・出世運

  • 藤原氏の繁栄にあやかる
  • 仕事運、出世
  • 立身出世

交通安全・旅行安全

  • 武甕槌命が鹿に乗って来た伝説
  • 旅の安全
  • 車のお祓い

家内安全

  • 家族の健康と幸せ
  • 家の守護

厄除け

  • 災難除け
  • 魔除け
  • 厄年の厄払い

縁結び・夫婦和合

  • 比売神の御神徳
  • 良縁
  • 夫婦円満

学業成就

  • 天児屋根命の知恵
  • 受験合格
  • 学力向上

境内の見どころ

参道

春日大社表参道(二の鳥居から)

奈良公園から春日大社へ続く参道。

特徴

  • 約2kmの石畳の参道
  • 両側に約2,000基の石燈籠
  • 鹿が自由に歩く
  • 古木の森
  • 神聖な雰囲気

石燈籠

  • 江戸時代以降、参拝者が奉納
  • 現在約3,000基(境内全体)
  • 苔むした古いものも
  • 万燈籠で灯される

鹿

神の使い

春日大社の鹿は、神鹿(しんろく)として古くから大切にされてきました。

由来

  • 武甕槌命が白鹿に乗って御蓋山に降臨
  • 鹿は神の使い
  • 鹿を殺すと厳罰(歴史的に)

現在

  • 奈良公園一帯に約1,200頭
  • 国の天然記念物
  • 参道で鹿と触れ合える
  • 鹿せんべいを与えられる

注意点

  • 野生動物なので注意
  • 噛まれたり、突かれたりすることも
  • 鹿せんべい以外の食べ物を与えない
  • お辞儀をすると鹿もお辞儀を返す

南門

朱塗りの美しい門

参道を進むと現れる春日大社の正門。

  • 重要文化財
  • 1613年再建
  • 朱塗りの美しさ
  • ここから境内へ

中門・御廊

朱塗りの回廊

本殿を取り囲む美しい回廊。

  • 中門は国宝
  • 御廊は重要文化財
  • 吊り燈籠が並ぶ
  • 約1,000基の燈籠
  • 万燈籠で灯される
  • 朱塗りの柱と白い壁

本殿

四棟の本殿

中門の奥に、四つの本殿が並びます。

構造

  • 第一殿から第四殿まで
  • それぞれに一柱ずつ祀る
  • 春日造
  • 国宝

通常の参拝

  • 中門の前から参拝
  • 本殿は見えない

本殿前特別参拝(有料500円)

  • 中門の中に入り、本殿の前で参拝
  • より近くで参拝できる
  • 回廊の燈籠も見られる
  • 受付時間:9:00〜16:00

藤の花

春日大社の象徴

春日大社は藤の名所として有名です。

砂ずりの藤

  • 社殿前にある藤
  • 藤原氏の象徴
  • 地面を擦るほど長い(伝説)
  • 4月下旬〜5月上旬が見頃

萬葉植物園

  • 境内の植物園
  • 約200種の藤(20品種)
  • 藤の園
  • 5月上旬が最も美しい
  • 入園料:大人500円

若宮神社

春日大社の摂社

本社の南に鎮座する重要な摂社。

御祭神

  • 天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)
  • 春日神の御子神

おん祭

  • 12月17日
  • 春日若宮おん祭
  • 900年近い歴史
  • 奈良の冬の風物詩
  • 重要無形民俗文化財

若宮十五社めぐり

若宮周辺の十五の摂末社

若宮神社の周辺には、様々な御利益の神社が点在しています。

主な社

  1. 一言主神社:願い事一つを叶える
  2. 水谷神社:子授け
  3. 夫婦大國社:夫婦円満、縁結び
  4. 金龍神社:金運
  5. 紀伊神社:病気平癒
  6. 佐良気神社:食の神

専用の朱印帳

  • 若宮十五社めぐりの専用朱印帳
  • スタンプを集める
  • 達成感がある

万燈籠

幻想的な光の世界

年に二度、境内の全ての燈籠に火が灯されます。

開催日

  • 節分の日(2月3日)
  • 中元万燈籠(8月14日・15日)

内容

  • 石燈籠約2,000基
  • 吊燈籠約1,000基
  • 合計約3,000基に点灯
  • 夕方から夜にかけて
  • 幻想的で神秘的
  • 無料で見学可能(一部有料エリアあり)

混雑

  • 非常に混雑する
  • 早めの到着推奨
  • 写真撮影の名所

国宝殿

春日大社の宝物を展示

2016年、式年造替に合わせてリニューアル。

展示品

  • 国宝・重要文化財の刀剣
  • 鎧兜
  • 春日曼荼羅
  • 古文書
  • 美術工芸品

企画展

  • 定期的に展示替え
  • テーマに沿った展示

開館時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)

入館料:一般500円

萬葉植物園

約300種の萬葉植物

万葉集に詠まれた植物を集めた植物園。

藤の園

  • 約200種の藤
  • 5月上旬が見頃
  • 藤の花のトンネル

開園時間:9:00〜17:00(12月〜2月は16:30まで)

入園料:大人500円

参拝の作法

基本的な参拝の流れ

1. 一の鳥居で一礼

  • 奈良公園から参道に入る鳥居
  • または二の鳥居(表参道の入口)

2. 参道を歩く

  • 石燈籠の並ぶ参道
  • 鹿と触れ合いながら
  • 中央を避けて左右を歩く

3. 手水舎で清める

南門の手前に手水舎。

正しい手順で心身を清める。

4. 南門をくぐる

  • 一礼してから
  • 神域へ

5. 中門前で参拝

一般的な参拝はここで。

  • 二拝二拍手一拝
  • まず感謝
  • 願い事

6. 本殿前特別参拝(希望者)

  • 受付で500円
  • 中門の中へ
  • 本殿の前で参拝
  • 御廊の燈籠も見学

7. 若宮神社へ

  • 本社の南側
  • 参拝

8. 若宮十五社めぐり(希望者)

  • 専用朱印帳を購入
  • 各社を巡る
  • スタンプを集める

9. 国宝殿・萬葉植物園(希望者)

  • 有料施設を見学

マナー

  • 鹿に注意(噛まれないように)
  • 鹿せんべい以外を与えない
  • 静かに参拝
  • 写真撮影はOKだが、他の参拝者への配慮
  • ゴミは持ち帰る

御朱印・お守り・授与品

御朱印

春日大社の御朱印

  • 「春日大社」の墨書
  • 神社の印
  • 日付入り

初穂料:500円

受付時間:9:00〜17:00

受付場所:授与所

若宮神社の御朱印

  • 若宮神社の御朱印もいただける
  • 若宮十五社めぐりの専用朱印帳もあり

御朱印帳

春日大社オリジナルの御朱印帳も授与されています。

デザイン:

  • 藤の花
  • 鹿
  • 社殿

お守り

主なお守り

  1. 鹿守
    • 春日大社ならでは
    • 鹿のデザイン
    • 開運・交通安全
  2. 勝守
    • 武神の御神徳
    • 勝負運、受験
  3. 藤守
    • 藤原氏の象徴
    • 開運、出世
  4. 縁結守
    • 良縁祈願
    • 夫婦和合
  5. 交通安全守
    • 車用、バイク用
  6. 厄除守
    • 厄年の方に
  7. 学業成就守
    • 受験合格

鹿の土鈴

  • 可愛らしい鹿の鈴
  • お土産に人気

おみくじ

  • 一般的なおみくじ
  • 鹿みくじ(可愛い)
  • 初穂料:各種あり

絵馬

  • 鹿のデザイン
  • 藤の花のデザイン
  • 願い事を書いて奉納

その他

  • お札
  • 破魔矢
  • 熊手

年中行事・祭事

主な祭事

1月

  • 春日若宮おん祭(12月17日から続く)
  • 初詣

2月

  • 節分万燈籠(2月3日)
    • 全ての燈籠に点灯
    • 幻想的
    • 混雑

3月

  • 春日祭(3月13日)
    • 例大祭
    • 勅祭
    • 最も重要な祭典
    • 天皇陛下の勅使が参向

4月〜5月

  • 藤の花
    • 4月下旬〜5月上旬
    • 萬葉植物園の藤

8月

  • 中元万燈籠(8月14日・15日)
    • 全ての燈籠に点灯
    • 夏の風物詩
    • 混雑

11月

  • 七五三詣

12月

  • 春日若宮おん祭(12月15日〜18日)
    • 12月17日がメイン
    • 900年近い歴史
    • 重要無形民俗文化財
    • 様々な神事・芸能
    • 時代行列

参拝のベストシーズン

春(3月〜5月)

藤の花(4月下旬〜5月上旬)

  • 春日大社の象徴
  • 萬葉植物園が特に美しい
  • 砂ずりの藤
  • 最も人気のシーズン

新緑

  • 緑が美しい
  • 爽やかな空気

夏(6月〜8月)

中元万燈籠(8月14日・15日)

  • 幻想的な燈籠
  • 夏の夜の特別な体験
  • 混雑必至

注意点

  • 暑さ対策
  • 水分補給

秋(9月〜11月)

紅葉(10月下旬〜12月上旬)

  • 境内の紅葉
  • 奈良公園一帯の紅葉
  • 美しい季節

春日若宮おん祭(12月中旬)

  • 伝統的な祭り
  • 見応えあり

冬(12月〜2月)

節分万燈籠(2月3日)

  • 冬の幻想的な燈籠
  • 寒いが美しい

初詣(1月1日〜3日)

  • 混雑する
  • 防寒対策

周辺観光スポット

奈良公園

春日大社の前面に広がる広大な公園

  • 約660ヘクタール
  • 鹿が自由に歩く
  • 芝生の広場
  • 散策に最適

東大寺

奈良の大仏で有名

  • 春日大社から徒歩約20分
  • 大仏殿、南大門
  • 世界遺産

興福寺

藤原氏の氏寺

  • 春日大社から徒歩約15分
  • 五重塔、阿修羅像
  • 世界遺産

奈良国立博物館

仏教美術の宝庫

  • 春日大社から徒歩約15分
  • 国宝・重要文化財多数
  • 正倉院展(秋)が有名

新薬師寺

天平時代の寺

  • 春日大社から徒歩約10分
  • 十二神将像が有名
  • 国宝の本堂

若草山

奈良のシンボル

  • 芝生に覆われた山
  • 山焼き(1月)が有名
  • 登山可能
  • 頂上から奈良盆地を一望

ならまち

奈良の古い町並み

  • 格子の家
  • カフェ、雑貨店
  • 散策が楽しい

奈良グルメ

奈良名物

柿の葉寿司

  • 奈良・和歌山の郷土料理
  • お土産に最適

奈良漬

  • 酒粕に漬けた漬物
  • 奈良の特産品

茶粥

  • 奈良の郷土料理
  • 朝食に

三輪そうめん

  • 奈良県桜井市の名産
  • 細くてコシがある

大和肉鶏

  • 奈良のブランド鶏

大和茶

  • 奈良のお茶

鹿グルメ

鹿サブレ

  • 鹿の形のクッキー
  • お土産の定番

鹿の舟

  • おしゃれなカフェ・レストラン
  • 奈良の食材を使った料理

参拝時の注意点

鹿への注意

鹿せんべいを与える時

  • 鹿は野生動物
  • 興奮して突いたり、噛んだりすることも
  • 小さな子供は注意
  • せんべいは1枚ずつ
  • 全部あげたら手を広げて「ない」を示す

鹿せんべい以外の食べ物

  • 絶対に与えない
  • 人間の食べ物は鹿に有害
  • ビニール袋も食べてしまう危険

その他

  • 鹿は車も怖がらず道路を横断
  • ドライバーは注意

服装・持ち物

  • 歩きやすい靴(参道が長い)
  • 季節に応じた服装
  • カメラ
  • 御朱印帳

所要時間

参拝のみ:1〜1.5時間 若宮十五社めぐり含む:2〜3時間 国宝殿・萬葉植物園含む:3〜4時間 奈良公園散策含む:半日〜1日

マナー

  • 鹿に食べ物を見せない(せんべい以外)
  • 鹿を追いかけたり、驚かせたりしない
  • 参道は鹿優先で歩く
  • ゴミは持ち帰る

よくある質問

Q1: 鹿は危険ですか?

A: 基本的に温厚ですが、野生動物なので注意が必要です。特に鹿せんべいを持っている時は、興奮して突いたり、噛んだりすることがあります。小さな子供は大人が見守りましょう。また、発情期(秋)や出産期(春)は攻撃的になることもあります。

Q2: 万燈籠はいつですか?

A: 年に二度、節分の日(2月3日)と中元万燈籠(8月14日・15日)に開催されます。非常に混雑するので、早めの到着をおすすめします。

Q3: 藤の花の見頃はいつですか?

A: 4月下旬〜5月上旬です。特に萬葉植物園の藤が素晴らしいです。ゴールデンウィークは混雑します。

Q4: 本殿前特別参拝は必要ですか?

A: 中門の前からの通常参拝でも十分ですが、より近くで参拝したい方、回廊の燈籠を間近で見たい方には、500円の価値があります。

Q5: 所要時間はどれくらいですか?

A: 参拝のみなら1〜1.5時間。若宮十五社めぐりや国宝殿も含めると3〜4時間。東大寺など周辺観光も含めると半日〜1日は必要です。

まとめ:千年の都の守護神

春日大社は、平城京遷都とともに創建され、1250年以上にわたり古都奈良を見守り続けてきた、日本の歴史と文化を体現する神社です。藤原氏の氏神として朝廷の篤い崇敬を集め、春日造の美しい社殿、神鹿、藤の花、そして幻想的な万燈籠など、独特の魅力を持っています。

奈良公園の鹿と触れ合いながら参道を歩き、石燈籠の並ぶ古の道を進み、朱塗りの美しい社殿で祈りを捧げる。春日大社への参拝は、まさに古都奈良の心に触れる体験です。

世界遺産に登録された春日大社は、過去と現在、そして未来をつなぐ、日本文化の宝です。奈良を訪れたなら、ぜひこの聖地で、千年の時を超えた祈りを体験してください。

春日神の御加護が、あなたとともにありますように。

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