就労継続支援B型で工賃が高い事業所はある?高工賃施設の見分け方

お子さんの将来を考え、B型施設を探している保護者の方へ
障害のあるお子さんに合った選択をするために、まず知っておきたい基本ガイド

初めての方は、基礎知識と不安解消をセットで押さえると安心です。

まず読むべき基礎知識5記事

就労継続支援B型とは? 仕事内容・対象者・A型との違いをわかりやすく解説
就労継続支援A型とB型の違いを徹底比較 就労支援A型・B型の違いを徹底解説!あなたはどっち!?
就労継続支援B型の利用条件と対象者 年齢制限はある?利用条件と年代別のポイント
就労継続支援B型の工賃はいくら? 月収はいくら?工賃の実態と生活費のシミュレーション
就労継続支援B型の利用までの流れ 利用開始までの日程と全体の流れを解説

施設選びでつまずきやすいポイント5記事

B型施設の選び方で失敗しないポイント 合わない事業所を選ばないための判断基準と注意点
見学時に必ず確認すべきチェックリスト 見学で確認すべきポイントを整理して、選定ミスを防ぐ
親ができるサポートと距離感 親が相談するときのポイントと関わり方
利用を断念せざるを得なかったケース 諦めざるを得なかった理由
よくある質問 工賃・通所頻度・人間関係 利用への不安を整理し、よくある悩みと解決策をまとめました

目次

はじめに

就労継続支援B型事業所を選ぶ際、「少しでも工賃が高い事業所を利用したい」と考えるのは、自然なことです。B型の平均工賃は月額1万円〜2万円程度と低く、「もっと稼ぎたい」「生活費の足しにしたい」という思いを持つ方は少なくありません。

実際、B型事業所の工賃には大きな差があります。月額5,000円以下の事業所もあれば、月額3万円〜5万円、中には月額10万円近くを支払う事業所も存在します。この差は、事業所の運営方針、作業内容、受注先、地域性など、様々な要因によって生まれます。

しかし、工賃が高い事業所には、それなりの理由と条件があります。専門的なスキルが必要、作業量が多い、生産性が求められる、厳しい雰囲気工賃が高い分、利用者への要求も高くなる傾向があります。そのため、「工賃だけ」を基準に事業所を選ぶと、後悔することもあります。

本記事では、工賃が高い事業所の特徴、高工賃事業所の見つけ方、工賃が高い理由、高工賃事業所のメリット・デメリット、そして工賃以外に重視すべきポイントまで、詳しく解説していきます。

B型事業所の工賃の実態

全国平均

令和4年度の平均工賃 厚生労働省の調査によると、令和4年度のB型事業所の平均工賃は、月額16,507円です。

時給換算   時給換算すると、約233円です。

低い水準   最低賃金(時給1,000円前後)と比べると、非常に低い水準です。

工賃の分布

ばらつきが大きい B型事業所の工賃は、事業所によって大きく異なります。

分布の例  

  • 月額5,000円以下  約20%
  • 月額5,001円〜10,000円  約30%
  • 月額10,001円〜20,000円  約35%
  • 月額20,001円〜30,000円  約10%
  • 月額30,001円以上  約5%

上位と下位の差   最も高い事業所と最も低い事業所では、10倍以上の差があります。

地域差

都市部が高い傾向 都市部の事業所の方が、工賃が高い傾向があります。

理由  

  • 受注が多い
  • 企業との直接契約が多い
  • 専門的な作業が多い

地方   地方の事業所は、工賃が低い傾向があります。

作業内容による差

専門的な作業が高い 専門的なスキルを要する作業の方が、工賃が高い傾向があります。

高工賃の作業  

  • パソコン作業(プログラミング、デザイン、データ入力)
  • 製パン、製菓
  • 印刷
  • 清掃(専門的な清掃)

低工賃の作業  

  • 単純な軽作業(袋詰め、シール貼りなど)
  • 内職系

工賃が高い事業所の特徴

特徴1   専門的なスキルを要する作業

スキルが必要 高工賃の事業所は、専門的なスキルを要する作業を提供しています。

具体例  

  • プログラミング  ウェブサイト制作、アプリ開発
  • デザイン  グラフィックデザイン、動画編集
  • データ入力  高度なExcel操作、専門的なデータベース入力
  • 製パン・製菓  本格的なパン、ケーキの製造
  • 印刷  専門的な印刷技術

スキルが工賃に反映   スキルがあるほど、高い工賃がもらえます。

特徴2   独自製品の開発・販売

利益率が高い 下請け作業ではなく、独自製品を開発・販売している事業所は、利益率が高く、工賃も高い傾向があります。

具体例  

  • オリジナルブランドのパン、お菓子
  • 手工芸品(アクセサリー、雑貨)
  • 農産物の直売
  • カフェ運営

ブランド化   ブランド化に成功している事業所は、特に工賃が高いです。

特徴3   企業との直接契約

下請けではない 企業と直接契約している事業所は、中間マージンがなく、単価が高いです。

例  

  • 企業のウェブサイト制作を直接受注
  • 企業のデータ入力を直接受注
  • 企業の清掃業務を直接受注

安定した受注   大手企業と契約している事業所は、安定した受注があり、工賃も高いです。

特徴4   生産性を重視

効率を求める 高工賃の事業所は、生産性を重視します。

具体的  

  • 作業スピードを求められる
  • 品質管理が厳しい
  • 無駄な時間を減らす

結果   生産性が高いほど、工賃も高くなります。

特徴5   工賃向上計画に積極的

厚生労働省の施策 厚生労働省は「工賃向上計画」を推進しており、これに積極的に取り組んでいる事業所は、工賃が高い傾向があります。

取り組み  

  • 新しい仕事の開拓
  • 利用者のスキルアップ研修
  • 販路拡大
  • 設備投資

公表   工賃向上計画は、事業所のホームページなどで公表されていることがあります。

特徴6   利用者の能力が高い

選抜 高工賃の事業所は、利用者に一定の能力を求めることがあります。

条件  

  • 基本的なパソコンスキル
  • コミュニケーション能力
  • 一定の体力
  • 安定した通所

選抜   面接や体験利用で、能力を見極めることがあります。

特徴7   都市部に立地

地域性 都市部(東京、大阪、名古屋など)の事業所は、工賃が高い傾向があります。

理由  

  • 企業が多く、受注が多い
  • 専門的な仕事が多い
  • 競争が激しく、工賃を上げないと利用者が集まらない

特徴8   規模が大きい

大規模事業所 定員が30名以上の大規模事業所は、スケールメリットがあり、工賃が高いことがあります。

理由  

  • 大量受注が可能
  • 設備投資ができる
  • 専門スタッフを雇える

特徴9   長い運営歴

実績がある 運営歴が長い事業所は、取引先との信頼関係があり、安定した受注があります。

結果   工賃が安定して高い傾向があります。

特徴10   福祉よりビジネス重視

ビジネスとしての運営 「福祉」より「ビジネス」としての側面を重視している事業所は、工賃が高い傾向があります。

特徴  

  • 利益を追求する
  • 効率を重視する
  • 利用者を「労働力」として見る

注意   この傾向が強すぎると、利用者への配慮が薄くなることもあります。

高工賃事業所の見つけ方

方法1   WAM NETで検索

平均工賃を確認 WAM NET(ワムネット)で、各事業所の平均工賃を確認できます。

手順  

  1. WAM NETにアクセス(https  //www.wam.go.jp/)
  2. 「障害福祉サービス等情報検索」を選択
  3. 「就労継続支援B型」を選択
  4. 地域を選択
  5. 検索結果から、各事業所の詳細ページを開く
  6. 「平均工賃」の欄を確認

比較   複数の事業所の平均工賃を比較しましょう。

注意   WAM NETの情報は、更新が遅れていることがあります。必ず事業所に直接確認しましょう。

方法2   相談支援専門員に聞く

専門家に相談 相談支援専門員に「工賃が高い事業所を紹介してください」と依頼しましょう。

情報   相談支援専門員は、地域の事業所の工賃情報を把握していることが多いです。

効率的   最も効率的な方法です。

方法3   市区町村の窓口で聞く

障害福祉課で確認 市区町村の障害福祉課で、「工賃が高い事業所はどこですか?」と聞いてみましょう。

情報   職員が把握している範囲で、教えてくれます。

方法4   事業所のホームページを確認

公表している事業所 一部の事業所は、ホームページに平均工賃を公表しています。

確認箇所  

  • 「利用案内」のページ
  • 「工賃について」のページ
  • 「事業報告」のページ

工賃向上計画   工賃向上計画を公表している事業所は、工賃向上に力を入れている証拠です。

方法5   見学時に質問する

直接確認 見学時に、平均工賃を質問しましょう。

質問例  

  • 「平均工賃はいくらですか?」
  • 「最も高い人で、いくらもらっていますか?」
  • 「最も低い人で、いくらもらっていますか?」
  • 「時給換算でいくらですか?」

詳しく聞く   遠慮せず、詳しく聞きましょう。

方法6   口コミを確認

Googleマップのレビュー Googleマップのレビューで、工賃について書かれていることがあります。

注意   口コミは、個人の主観です。参考程度にしましょう。

方法7   作業内容から推測

専門的な作業 パソコン作業、製パン、印刷など、専門的な作業を提供している事業所は、工賃が高い可能性があります。

推測   ホームページで作業内容を確認し、推測してみましょう。

確認   ただし、必ず実際の工賃を確認しましょう。

方法8   都市部で探す

地域を絞る 都市部の事業所の方が、工賃が高い傾向があります。

都市部   東京、大阪、名古屋、福岡、札幌など。

探す   都市部で事業所を探しましょう。

方法9   新聞・ニュースで話題の事業所

メディア掲載 高工賃で話題になっている事業所が、メディアで取り上げられることがあります。

検索   「B型 高工賃」「B型 成功事例」などで検索してみましょう。

方法10   複数見学して比較

比較が大切 複数の事業所を見学し、工賃を比較しましょう。

最低3ヶ所   最低3ヶ所は見学することをお勧めします。

比較表   工賃を比較表にまとめると、分かりやすいです。

工賃が高い理由

理由1   受注単価が高い

高単価の仕事 企業との直接契約、専門的な作業など、受注単価が高い仕事を受けています。

例  

  • ウェブサイト制作  1件数万円〜数十万円
  • データ入力  1件数千円
  • 製パン  1個数百円

対比   単純な軽作業  1個1円以下

理由2   利益率が高い

独自製品の販売 独自製品を開発・販売している事業所は、利益率が高いです。

例  

  • オリジナルブランドのパン  1個300円で販売、原価100円 → 利益200円
  • 手工芸品  1個1,000円で販売、原価300円 → 利益700円

利益が工賃に   利益の多くが、利用者の工賃に回ります。

理由3   生産性が高い

効率的な作業 利用者の作業スピードが速い、無駄が少ないなど、生産性が高いです。

結果   同じ時間で、より多くの仕事をこなせるため、工賃が高くなります。

理由4   スキルが高い

利用者のスキル 利用者が専門的なスキルを持っています。

例  

  • プログラミングができる
  • デザインができる
  • 調理師免許を持っている

スキルが価値   スキルが高いほど、高単価の仕事ができ、工賃も高くなります。

理由5   安定した受注

安定収入 大手企業との長期契約など、安定した受注があります。

安定   安定した受注があることで、工賃も安定して高く保てます。

理由6   設備投資

良い設備 高性能なパソコン、専門的な機械など、設備投資をしています。

効率化   良い設備があることで、作業効率が上がり、工賃も上がります。

理由7   事業所の方針

工賃向上を重視 事業所が「工賃向上」を最優先の方針としています。

努力   新しい仕事の開拓、販路拡大、利用者のスキルアップなど、様々な努力をしています。

理由8   利用者の通所率が高い

出席率 利用者の出席率が高いと、安定した生産ができ、受注も安定します。

結果   工賃が高くなります。

理由9   少人数精鋭

選抜された利用者 能力の高い利用者を選抜し、少人数で高品質・高生産性を実現しています。

結果   一人当たりの工賃が高くなります。

理由10   地域の経済状況

都市部 都市部は、全体的に賃金水準が高く、B型の工賃も高い傾向があります。

高工賃事業所のメリット

メリット1   収入が増える

最大のメリット 工賃が高いことで、収入が増えます。

例  

  • 平均的な事業所  月1.5万円
  • 高工賃の事業所  月3万円〜5万円

差   月2万円〜3.5万円の差は、大きいです。

メリット2   スキルが身につく

専門的なスキル 高工賃の事業所は、専門的な作業が多く、スキルが身につきます。

例  

  • パソコンスキル
  • デザインスキル
  • 調理スキル

将来   これらのスキルは、一般就労にも活かせます。

メリット3   やりがいがある

達成感 高い工賃をもらえることで、やりがいや達成感があります。

モチベーション   「頑張れば稼げる」というモチベーションが生まれます。

メリット4   一般就労への近道

ステップアップ 高工賃の事業所で専門的なスキルを身につけることで、一般就労への道が開けます。

実績   高工賃の事業所からは、一般就労に移行する人が多い傾向があります。

メリット5   自己肯定感の向上

「稼げている」という実感 高い工賃をもらうことで、「自分は稼げている」という自己肯定感が高まります。

自信   自信につながります。

メリット6   生活の質の向上

余裕 収入が増えることで、生活に余裕が生まれます。

例  

  • 趣味にお金を使える
  • 欲しいものが買える
  • 貯金ができる

メリット7   障害年金との併用

合計収入 障害年金と高工賃を併用することで、生活がより安定します。

例  

  • 障害年金(2級)  月6.5万円
  • B型工賃  月4万円
  • 合計  月10.5万円

安定   これだけあれば、一人暮らしも可能です。

高工賃事業所のデメリット

デメリット1   要求が高い

生産性を求められる 高工賃の事業所は、利用者に一定の生産性を求めます。

具体的  

  • 作業スピード
  • 品質
  • 出席率

プレッシャー   プレッシャーを感じることがあります。

デメリット2   スキルが必要

ハードルが高い 専門的なスキルが必要な場合、初心者には難しいです。

例  

  • プログラミング経験が必要
  • Photoshopが使える必要がある
  • 調理経験が必要

受け入れ   スキルがない人は、受け入れてもらえないことがあります。

デメリット3   競争的な雰囲気

厳しい雰囲気 高工賃の事業所は、競争的で厳しい雰囲気のことがあります。

特徴  

  • ノルマがある(または、実質的なノルマ)
  • できない人への風当たりが強い
  • ピリピリした雰囲気

ストレス   ストレスを感じやすいです。

デメリット4   体力が必要

ハードワーク 高い生産性を求められるため、体力が必要です。

例  

  • 長時間の立ち仕事
  • 速いペースでの作業
  • 休憩が少ない

疲労   疲れやすい人には、厳しいです。

デメリット5   柔軟性が低い

融通が利かない 高工賃の事業所は、利用者への要求が高い分、柔軟性が低いことがあります。

例  

  • 週3日以上の通所が必須
  • 遅刻・欠席に厳しい
  • 体調不良でも休みにくい

制約   自分のペースで通いたい人には、合わないことがあります。

デメリット6   人間関係のストレス

能力主義 能力主義の雰囲気があり、できない人が肩身の狭い思いをすることがあります。

比較   他の利用者と比較され、プレッシャーを感じることがあります。

デメリット7   数が少ない

見つけにくい 高工賃の事業所は、全体の中では少数です。

競争   人気があり、満員であることが多いです。

デメリット8   遠い

立地 高工賃の事業所は、都市部に集中しており、地方では見つけにくいです。

通所   遠い事業所に通うのは、負担です。

デメリット9   「居場所」としての機能が弱い

ビジネス重視 高工賃の事業所は、「居場所」より「ビジネス」を重視する傾向があります。

雰囲気   アットホームさに欠けることがあります。

デメリット10   期待とのギャップ

思ったより稼げない 「高工賃」といっても、一般企業の給料と比べれば低いです。

例  

  • 高工賃の事業所  月4万円
  • 一般企業(パート)  月10万円

ギャップ   期待とのギャップに失望することがあります。

工賃以外に重視すべきポイント

ポイント1   雰囲気

居心地の良さ 工賃が高くても、雰囲気が悪ければ続きません。

確認   見学時に、雰囲気をよく観察しましょう。

直感   「ここなら続けられそう」という直感も大切です。

ポイント2   支援員の対応

サポートの質 支援員の対応が良いかどうかは、非常に重要です。

確認  

  • 親切か
  • 話しやすいか
  • 困った時にサポートしてくれるか

ポイント3   作業内容

自分に合っているか 工賃が高くても、作業が合わなければ苦痛です。

確認  

  • 作業は楽しいか
  • 自分にできるか
  • やりがいがあるか

ポイント4   通いやすさ

継続性 遠い事業所は、続きにくいです。

確認  

  • 自宅からの距離
  • 交通手段
  • 所要時間
  • 送迎サービスの有無

ポイント5   柔軟性

自分のペース 週何日から利用できるか、1日何時間からOKかなど、柔軟性は重要です。

確認  

  • 週1日からでもOKか
  • 短時間でもOKか
  • 欠席や遅刻への対応

ポイント6   人間関係

利用者との相性 他の利用者との相性も大切です。

確認  

  • 年齢層
  • 雰囲気
  • 自分が馴染めそうか

ポイント7   スキルアップの機会

成長できるか 工賃だけでなく、スキルアップの機会があるかも重要です。

確認  

  • 研修はあるか
  • 新しいスキルを学べるか
  • 一般就労へのサポートはあるか

ポイント8   目的との一致

自分の目的 自分がB型を利用する目的と、事業所の特徴が一致しているかを確認しましょう。

目的の例  

  • 工賃を稼ぎたい → 高工賃の事業所
  • 居場所が欲しい → アットホームな事業所
  • スキルを身につけたい → 専門的な作業がある事業所

ポイント9   長期的な視点

将来を見据える 今だけでなく、将来を見据えて選びましょう。

質問  

  • ここで長く働けそうか
  • 一般就労を目指せそうか
  • 自分の成長につながるか

ポイント10   総合評価

バランス 工賃、雰囲気、作業内容、通いやすさなど、すべてを総合的に評価しましょう。

70%ルール   すべてが完璧な事業所はありません。70%満足できれば、良い選択です。

よくある質問(FAQ)

Q1   B型で一番工賃が高い事業所は、どれくらいもらえますか?

A   一部の事業所では、月額10万円近くを支払うところもあります。ただし、非常に稀です。一般的な高工賃の事業所で、月額3万円〜5万円程度です。

Q2   工賃が高い事業所は、厳しいですか?

A   傾向として、生産性を求められるため、一般的な事業所より厳しいことが多いです。ただし、事業所によって異なります。見学・体験で確認しましょう。

Q3   スキルがなくても、高工賃の事業所に入れますか?

A   スキルが必要な事業所もあれば、未経験OKで研修を提供する事業所もあります。事業所によって異なります。

Q4   工賃だけで事業所を選んでもいいですか?

A   お勧めしません。工賃だけでなく、雰囲気、作業内容、通いやすさなど、総合的に判断しましょう。工賃が高くても、続かなければ意味がありません。

Q5   工賃が高い事業所は、どうやって見つけますか?

A   WAM NETで平均工賃を確認する、相談支援専門員に聞く、見学時に質問するなどの方法があります。

Q6   工賃が高い事業所は、満員が多いですか?

A   はい、人気があるため、満員のことが多いです。空き待ちリストに登録するなど、根気よく探しましょう。

Q7   地方でも、高工賃の事業所はありますか?

A   あります。ただし、都市部より少ない傾向があります。相談支援専門員に相談して、探してもらいましょう。

Q8   A型とB型、どちらが工賃が高いですか?

A   A型の方が高いです。A型は最低賃金が保証されており、月額7万円〜10万円程度です。B型は平均月額1.5万円〜2万円程度です。

Q9   工賃が高い事業所に入るためには、どうすればいいですか?

A   スキルを身につける、体験利用で良い印象を与える、相談支援専門員から推薦してもらうなどの方法があります。

Q10   工賃の交渉はできますか?

A   基本的にできません。工賃は、作業量やスキルに応じて決まります。ただし、スキルを上げることで、高い工賃の作業を任されることはあります。

まとめ  工賃も大切、でもそれだけで決めないで

B型事業所の工賃は事業所によって差が大きく、月5,000円程度から3〜5万円、なかには10万円近い高工賃の事業所もあります。高工賃の背景には、専門スキルが必要な作業、独自製品の販売、企業との直接契約などがあり、収入増やスキルアップ、一般就労への近道になるメリットがあります。

一方で生産性や体力を求められやすく、競争的で柔軟性が低いなどのデメリットもあるため、工賃だけで選ばず雰囲気・作業内容・通いやすさ・支援員の対応も含め総合判断が重要です。探す際はWAM NETで平均工賃を確認し、相談支援専門員に情報を得つつ、見学で工賃の条件を質問し、最低3ヶ所は比較して「70%満足できる」事業所を選ぶのが現実的です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。