チック症(成人) 大人のチック障害を理解し対処する

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チック症は、本人の意思とは無関係に突然、素早く、繰り返される運動や音声のことです。

まばたき、首振り、顔をしかめる、咳払い、鼻を鳴らすなどが典型的です。多くは小児期に発症し、思春期までに改善または消失しますが、約1パーセントの成人ではチックが持続します。

成人のチック症は、小児期から続いているケースと、成人になってから初めて発症するケース(まれ)があります。

仕事中や社交場面でチックが出ることで、恥ずかしさや不安を感じ、対人関係や職業生活に影響が出ることがあります。しかし適切な理解と対処により、症状をコントロールし、充実した生活を送ることができます。

この記事では成人のチック症の症状、原因、診断、治療法、生活での対処法について詳しく解説します。

チック症とは

定義

チックとは、突然起こる、素早い、反復的で、非律動的な運動または発声です。本人の意思に反して起こりますが、一時的に抑制できることもあります。

チックの特徴

不随意だが一時的に抑制可能
完全に無意識ではなく、意識すれば短時間抑えられます。しかし抑えると緊張感や不快感が高まり、後で強く出ることがあります。

前駆衝動
チックが起こる直前に、むずむず感、圧迫感、緊張感などの不快な感覚(前駆衝動、予感)を感じることが多いです。チックをすることでこの不快感が一時的に解消されます。

変動する
症状は日によって、時期によって変動します。ストレス、疲労、緊張で悪化します。

抑制の反動
無理に抑えると、後でより強く出ることがあります。

チックの分類

1. 運動チック
体の動き。

単純運動チック
単一の筋肉群の素早い動き。

  • まばたき、目をぎゅっとつぶる
  • 顔をしかめる
  • 首を振る、傾ける
  • 肩をすくめる
  • 鼻をひくひくさせる
  • 口をゆがめる

複雑運動チック
複数の筋肉が関与する、より長く複雑な動き。

  • 顔を触る、髪を触る
  • 飛び跳ねる
  • 物に触る、叩く
  • 自分を叩く
  • 他人の動きを真似る(反響動作)
  • わいせつな動作(汚言動作、まれ)

2. 音声チック
音や声。

単純音声チック
単純な音。

  • 咳払い
  • 鼻をすする、鼻を鳴らす
  • うなり声
  • 「ん」「あー」などの音
  • 吠える
  • 舌打ち

複雑音声チック
意味のある言葉やフレーズ。

  • 単語やフレーズの繰り返し
  • 他人の言葉を繰り返す(反響言語)
  • 自分の言葉を繰り返す(反復言語)
  • 汚言(わいせつな言葉、罵倒語を言う、汚言症。トゥレット症候群の10から15パーセント)

チック症の診断分類(DSM-5)

1. トゥレット症候群(トゥレット障害)
複数の運動チックと1つ以上の音声チックが、1年以上続く。最も重度のチック症。

2. 持続性(慢性)運動または音声チック症
運動チックまたは音声チックのどちらか一方が1年以上続く。

3. 暫定的チック症
チックが1年未満。

4. 他の特定されるチック症、特定不能のチック症

有病率

成人のチック症
成人人口の約0.5から1パーセントがチック症を持つと推定されます。

トゥレット症候群
成人では約0.05から0.1パーセント。小児期は約1パーセントですが、多くは成人前に改善します。

性差
男性に多く、男女比は約3対1から4対1です。

発症年齢

典型的な発症
多くは小児期(5から7歳)に発症します。青年期にピークを迎え、その後軽快または消失することが多いです。

成人での持続
小児期に発症したチックの約30から40パーセントは成人期まで持続します。ただし多くは軽症化します。

成人発症のチック(まれ)
18歳以降に初めてチックが出現することはまれです。成人発症の場合、薬剤性、脳疾患、心因性などの二次性チックの可能性を検討する必要があります。

成人チック症の症状

運動チックの具体例

顔面
まばたき、目をぎゅっとつぶる、目を見開く、顔をしかめる、眉をひそめる、鼻をひくひくさせる、口をゆがめる、唇を噛む、舌を出す。

頭頸部
首を振る、首を傾ける、首をひねる、頭を振る。

肩・上肢
肩をすくめる、腕を振る、手を振る、指を動かす。

体幹
腹筋に力を入れる、体をひねる。

下肢
足を蹴る、つま先立ちをする。

複雑な動作
顔や髪を触る、物を触る、整える、叩く、飛び跳ねる、スキップするような動き。

音声チックの具体例

単純音声
咳払い(最も多い)、鼻をすする、鼻を鳴らす、「んっ」という音、うなり声、口を鳴らす、舌打ち、喉を鳴らす。

複雑音声
特定の言葉やフレーズを繰り返す、他人の言葉を繰り返す(反響言語)、汚言(わいせつな言葉、約10から15パーセント)。

チックの変動

場面による変動
ストレス、緊張、興奮で増加。リラックス、集中(好きなことに没頭)している時は減少。

時間による変動
疲労時、夜に増えることが多い。睡眠中は通常消失します(ただしまれに睡眠中も出現)。

時期による変動
数週間から数ヶ月の単位で症状の強さが変動します。

チックの種類の変化
まばたきから首振りへなど、チックの種類が変わることがあります。

前駆衝動(予感)

成人のチック症患者の多くは、チックが起こる直前に不快な感覚を感じます。

  • むずむず感
  • 圧迫感、緊張感
  • かゆみ
  • 「やらないと気が済まない」という衝動
  • 特定の体の部位に感じる

チックをすることで、この不快感が一時的に解消されます。これが「チックをやめられない」理由の一つです。

日常生活への影響

身体的問題
首を振るチックにより首の痛み、頭痛。まばたきチックにより目の疲れ、ドライアイ。

社会的問題
会議中、プレゼン中にチックが出て恥ずかしい。咳払いや鼻すすりを風邪と間違われる。汚言により誤解される(非常にまれだが深刻)。

心理的問題
チックを見られることへの不安、恥ずかしさ。人前でチックを抑えようとして疲弊。自尊心の低下。

職業的問題
接客業、営業職などで支障が出ることがある。面接で不利になるのではという不安。

対人関係
チックにより誤解される。「変な癖がある人」と思われる。

ただし多くの成人チック症患者は、症状が軽度から中等度であり、日常生活に大きな支障なく生活しています。

成人チック症の原因

チック症の原因は完全には解明されていませんが、生物学的、遺伝的、環境的要因が関与すると考えられています。

生物学的要因

1. 脳の機能異常

大脳基底核の異常
チック症では大脳基底核(特に線条体)、視床、前頭葉皮質を結ぶ回路(皮質-線条体-視床-皮質回路)の機能異常が示唆されています。

ドーパミン系の異常
ドーパミン神経伝達の過活動がチックに関与すると考えられています。ドーパミン受容体遮断薬(抗精神病薬)がチックを軽減することから示唆されます。

その他の神経伝達物質
セロトニン、GABA、グルタミン酸などの異常も関与する可能性があります。

2. 遺伝的要因

家族集積性
チック症、特にトゥレット症候群は家族内で発症しやすいです。一親等の親族にチック症がある場合、発症リスクは約10から100倍になります。

遺伝率
双生児研究により、遺伝率は約50から77パーセントと推定されています。

遺伝子
特定の原因遺伝子は見つかっていませんが、複数の遺伝子が少しずつ関与する多因子遺伝と考えられています。

3. 免疫・感染(一部の症例)

PANDAS(小児自己免疫性神経精神障害)
A群溶血性連鎖球菌感染後に突然チックや強迫症状が出現する小児の症候群。免疫が脳を攻撃することが原因。

成人では関与は限定的ですが、一部の症例では感染が悪化因子になる可能性があります。

心理社会的要因(悪化因子)

チックの原因ではありませんが、悪化させる要因です。

ストレス
仕事のストレス、対人関係のストレス、経済的問題など。

不安
チックを見られることへの不安が、逆にチックを悪化させる悪循環。

疲労
睡眠不足、過労。

興奮
嬉しい興奮でも悪化することがあります。

特定の刺激
きつい襟、暑さ、アレルギーなど身体的不快感。

成人発症チックの原因

18歳以降に初めてチックが出現する場合(まれ)、以下を検討する必要があります。

薬剤性

  • 覚醒剤、コカイン
  • 抗精神病薬(遅発性ジスキネジア)
  • 抗てんかん薬
  • 抗パーキンソン病薬(レボドパ)
  • 興奮剤(メチルフェニデート)

脳疾患

  • 脳炎、脳症
  • 頭部外傷
  • 脳卒中
  • 脳腫瘍
  • ハンチントン病
  • 一酸化炭素中毒

心因性
心理的要因により運動症状が出現(機能性運動障害)。真のチックとは区別されます。

成人発症の場合、神経内科での精査が必要です。

成人チック症の診断

診断基準(DSM-5)

トゥレット症候群の診断基準

A. 複数の運動チックおよび1つ以上の音声チックが、同時に存在するとは限らないが、疾患のある時期に存在したことがある

B. チックは初発以来1年以上続いている

C. 発症は18歳以前

D. その障害は、物質(コカイン)または他の医学的疾患(ハンチントン病、ウイルス性脳炎)の生理学的作用によるものではない

診断のプロセス

1. 病歴聴取

  • チックの種類、頻度、持続期間
  • 発症時期(小児期から? 最近?)
  • 経過(改善した時期、悪化した時期)
  • 家族歴(親族にチック、トゥレット、強迫症、ADHD)
  • 併存症状(強迫症状、注意欠如、多動)
  • 生活への影響
  • 悪化要因

2. 症状の観察
診察中にチックを観察します。ただしチックは診察室では抑制されることもあります。

3. 身体診察、神経学的診察
他の神経疾患を除外。

4. 心理検査
必要に応じて、強迫症状、注意欠如・多動、不安、抑うつの評価。

5. 画像検査、血液検査
成人発症の場合や非典型的な場合、MRI、脳波、血液検査などで二次性チックを除外します。

重症度の評価

イェール全般チック重症度評価尺度(YGTSS)
チックの数、頻度、強度、複雑さ、障害の程度を評価する標準的尺度。

鑑別診断

他の不随意運動との区別

  • ミオクローヌス: より素早い筋収縮
  • ジストニア: 持続する筋収縮、姿勢異常
  • 舞踏運動: 流れるような不規則な動き
  • 常同運動: より律動的、意図的
  • 強迫行為: より複雑、強迫観念に伴う

強迫症との区別
強迫行為は強迫観念(侵入的な不安を引き起こす思考)に対する反応であるのに対し、チックは前駆衝動(身体的な不快感)に対する反応です。ただし両者は併存することが多く、区別が難しいこともあります。

機能性運動障害との区別
心因性の運動症状。チックと異なる特徴があります。

併存症

成人チック症患者の多くは他の精神疾患を併存します。

強迫症(OCD)

有病率
トゥレット症候群患者の約30から50パーセントが強迫症を併存します。

症状
繰り返される侵入的な考え(強迫観念)と、それを打ち消すための行為(強迫行為)。対称性への執着、確認行為、洗浄行為など。

チックとの関連
チック関連の強迫症は、典型的な強迫症と少し異なることがあります。対称性、順序、「ちょうど良い感じ」への執着が多い。

注意欠如・多動症(ADHD)

有病率
トゥレット症候群患者の約50から60パーセントがADHDを併存します(小児期)。成人では持続率は低下しますが、依然として多い。

症状
不注意、衝動性、多動性(成人では多動は目立たないことが多い)。

影響
仕事の効率、対人関係、生活管理に影響。チックそのものより、ADHDが生活に大きな影響を与えることもあります。

不安障害

有病率
約30から40パーセント。

種類
全般性不安障害、社交不安障害(チックを見られることへの不安)、パニック障害。

うつ病

有病率
約20から30パーセント。

原因
チックによる生活の質の低下、社会的孤立、自尊心の低下などが関与。

衝動制御の問題

間欠性爆発症
突然の怒りの爆発。

その他
衝動買い、ギャンブル、リスクの高い行動。

併存症の治療

チックそのものより併存症が生活に大きな影響を与えることが多いです。併存症の適切な治療が重要です。

成人チック症の治療

治療の必要性

すべてのチック症に治療が必要なわけではありません。

治療を検討する場合

  • チックが日常生活、仕事、対人関係に支障をきたしている
  • 身体的問題(痛み、けがなど)を引き起こしている
  • 心理的苦痛が強い
  • 併存症がある

軽症の場合
心理教育のみで対処できることもあります。

心理教育

チックについて正しく理解することが第一歩です。

  • チックは意図的ではない
  • ストレスで悪化する
  • 抑制しようとすると悪化することがある
  • 多くは成人期に軽快する
  • 治療により改善可能

行動療法

包括的行動的介入(CBIT: Comprehensive Behavioral Intervention for Tics)
チック症に最も効果的な心理療法。

習慣逆転法(HRT: Habit Reversal Training)
CBITの中核。

手順

  1. 気づき訓練: チックと前駆衝動に気づく
  2. 拮抗反応訓練: チックと拮抗する(反対の)動作を行う
    例: 首振りチックに対して、首を固定する動作
  3. 社会的サポート: 家族や友人の協力
  4. リラクゼーション訓練
  5. 機能的介入: チックを悪化させる状況を特定し、対処

効果
薬物療法と同等の効果があり、副作用がないため第一選択として推奨されます。ただし専門家が少なく、受けられる機会が限られているのが課題です。

曝露・反応妨害法(ERP)
前駆衝動に身をさらし、チックを我慢する練習。強迫症の治療法を応用。

薬物療法

適応
行動療法が利用できない、または効果不十分な場合。中等度から重度のチック。

1. 抗精神病薬(最も効果的)

定型抗精神病薬

  • ハロペリドール(セレネース): 最も効果的だが副作用も多い
  • ピモジド(オーラップ)

非定型抗精神病薬

  • アリピプラゾール(エビリファイ): 副作用が比較的少ない
  • リスペリドン(リスパダール)

作用機序
ドーパミン受容体を遮断。

副作用
眠気、体重増加、錐体外路症状(パーキンソン様症状、アカシジア)、代謝異常。長期使用で遅発性ジスキネジアのリスク。

2. α2アドレナリン作動薬

  • クロニジン
  • グアンファシン

効果
軽度から中等度の効果。ADHDの併存にも有効。

副作用
眠気、低血圧、口渇。

3. その他

  • ボツリヌス毒素注射: 局所的な運動チックに対して。特定の筋肉に注射し、一時的に麻痺させる。
  • 抗てんかん薬(トピラマート): 一部の患者に効果。
  • カンナビノイド: 一部の国で研究されているが、日本では未承認。

薬物療法の原則

  • 少量から開始
  • 効果と副作用を見ながら調整
  • 最小有効量を使用
  • 定期的に減量・中止を試みる
  • 併存症の治療も併せて行う

併存症の治療

強迫症
SSRI(セルトラリン、フルボキサミンなど)、認知行動療法(曝露反応妨害法)。

ADHD
興奮剤(メチルフェニデート)はチックを悪化させる可能性があるため注意が必要。アトモキセチン、グアンファシンはチックへの影響が少ない。

不安・うつ
SSRI、認知行動療法、カウンセリング。

併存症の治療がチックの改善にもつながることがあります。

その他の治療

深部脳刺激療法(DBS)
重度で治療抵抗性のトゥレット症候群に対して、脳の特定部位に電極を埋め込み刺激する治療。日本でも一部の施設で研究的に行われています。最後の選択肢。

支持的精神療法
心理的サポート、対処スキルの向上。

リラクゼーション
ストレス管理。ヨガ、瞑想、深呼吸。

日常生活での対処法

ストレス管理(最重要)

ストレスを減らす
無理なスケジュールを避ける。休息を取る。自分のペースを守る。

リラクゼーション
深呼吸、瞑想、ヨガ、ストレッチ。音楽、趣味。

適度な運動
ストレス解消、全般的な健康に良い。

十分な睡眠
睡眠不足はチックを悪化させます。7から8時間の睡眠を確保。

チックとの付き合い方

抑制しすぎない
人前では抑えたいのは自然ですが、抑制しすぎると反動で悪化します。可能な場所では出させる。

前駆衝動に気づく
前駆衝動に気づくことで、早めに対処(拮抗反応)できます。

集中できることを見つける
好きなこと、没頭できることをしている時はチックが減ります。

カフェイン、アルコールを控える
カフェインは神経を興奮させ、チックを悪化させる可能性。アルコールも避けるべき。

職場での対処

上司・人事に説明する
チック症について説明し、理解を求めます。必要に応じて診断書を提出。

配慮を求める

  • 静かな場所での仕事
  • プレッシャーの少ない業務
  • 休憩時間の確保
  • 在宅勤務の検討

職種の選択
ストレスの少ない、自分のペースでできる仕事が向いています。チックが業務に大きな影響を与えない職種。

対人関係

親しい人には説明する
家族、親しい友人にはチック症について説明し、理解を求めます。

自己開示の判断
すべての人に説明する必要はありません。信頼できる人に限定。

サポートグループ
同じ悩みを持つ人との交流。オンライングループも。

カミングアウト

職場や恋愛でのカミングアウトは難しい判断です。

メリット
理解が得られる、配慮してもらえる、隠すストレスから解放される。

デメリット
偏見、誤解、差別のリスク。

判断基準
相手との関係性、信頼度、必要性を考慮して判断します。

予後

成人チック症の経過

多くは軽快
小児期に発症したチックの約60から70パーセントは成人前に消失または著しく軽快します。

成人まで持続する場合
約30から40パーセントは成人期まで持続しますが、多くは軽症化します。

重症例
約5から10パーセントは成人期も中等度から重度の症状が持続します。

予後に影響する要因

良好な予後の要因

  • 軽症
  • 早期に軽快傾向
  • 音声チックが少ない
  • 併存症が少ない

不良な予後の要因

  • 重症
  • 複雑なチック
  • 多数の併存症
  • 家族機能の問題

長期的展望

チック症があっても、多くの成人は学業、職業、社会生活で成功しています。適切な治療とサポート、自己理解により、充実した人生を送ることができます。

まとめ

成人のチック症は、意思とは関係なく起こる反復的な運動や音声が特徴で、多くは小児期発症が成人まで続いたものです。

まばたきや咳払いなどが代表的で、ストレスや疲労で悪化します。脳機能や遺伝的要因が関与し、強迫症やADHDを併存することも少なくありません。

治療は心理教育と行動療法が中心で、必要に応じて薬物療法を行います。多くは軽症で、適切な対処により日常生活への影響は抑えられます。気になる場合は専門科の受診が勧められます。

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