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栃木県日光市にある輪王寺三仏堂は、天台宗の門跡寺院である輪王寺の本堂であり、日光山信仰の中心的な堂宇です。三体の巨大な仏像を安置し、日光東照宮や二荒山神社とともに日光山の信仰を支えてきました。輪王寺三仏堂の歴史、御本尊、見どころ、参拝方法について解説します。
輪王寺三仏堂とは
輪王寺三仏堂は、栃木県日光市山内に位置する仏教寺院の堂宇です。
正式には輪王寺三仏堂りんのうじさんぶつどうと称します。
天台宗の門跡寺院である日光山輪王寺の本堂です。
三体の巨大な仏像、阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音を安置することから三仏堂と呼ばれています。
日光東照宮、二荒山神社とともに、二社一寺として世界遺産日光の社寺に登録されています。
日光山中で最も大きな建造物で、その堂々たる姿は日光を代表する建築の一つです。
国の重要文化財に指定されており、歴史的価値が高く評価されています。
平成19年2007年から約10年にわたる大規模な修復工事が行われ、平成29年2017年に完成しました。
御本尊と御利益
輪王寺三仏堂の御本尊と御利益について説明します。
御本尊は三体の仏像で、それぞれ日光三山を象徴しています。
中央に阿弥陀如来あみだにょらいが安置されています。男体山を象徴し、高さ約7.5メートルの巨大な座像です。
向かって右に千手観音せんじゅかんのんが安置されています。女峰山を象徴し、高さ約7.5メートルです。
向かって左に馬頭観音ばとうかんのんが安置されています。太郎山を象徴し、高さ約7.5メートルです。
これら三体の仏像は、日光三山男体山、女峰山、太郎山の本地仏ほんじぶつとされています。本地仏とは、神仏習合思想において、神の本来の姿である仏のことです。
御利益は、家内安全、開運招福、病気平癒、心願成就、厄除けなどです。
阿弥陀如来は極楽往生、千手観音は現世利益、馬頭観音は畜生道の救済や交通安全の御利益があるとされています。
輪王寺三仏堂の歴史
輪王寺三仏堂の歴史は、日光山の歴史と深く結びついています。
日光山は奈良時代の神護景雲元年767年に勝道上人によって開山されました。
勝道上人は四本龍寺を創建し、これが輪王寺の起源とされています。
平安時代には天台宗の山として発展し、比叡山延暦寺の別院のような位置づけとなりました。
鎌倉時代から室町時代にかけて、日光山は山岳信仰と仏教が融合した霊場として栄えました。
三仏堂は当初は三社権現本地堂と呼ばれ、神仏習合の堂宇として建立されました。
江戸時代初期、徳川家康が日光東照宮に祀られることとなり、日光山全体が徳川幕府の保護を受けるようになりました。
寛永13年1636年、三代将軍徳川家光の時代に現在の三仏堂が建立されました。
明治時代の神仏分離により、日光山から神社と寺院が分離され、寺院部分が輪王寺となりました。
昭和61年1986年に三仏堂は国の重要文化財に指定されました。
平成11年1999年には世界遺産日光の社寺の一部として登録されました。
平成19年2007年から約10年にわたる平成の大修理が行われ、平成29年2017年に完成しました。
建築の見どころ
輪王寺三仏堂の建築には、参拝者が注目すべき見どころがあります。
三仏堂は東西約54メートル、南北約22メートルという巨大な建物で、日光山中で最も大きな木造建築です。
入母屋造いりもやづくりという建築様式で、重厚な屋根が特徴です。
正面には千鳥破風ちどりはふという装飾的な破風が設けられています。
堂内は広大な空間で、三体の巨大な仏像を安置しています。
平成の大修理により、美しい彩色が復元され、創建当時の荘厳な姿がよみがえりました。
堂内の天井には龍の絵が描かれており、鳴き龍として知られています。特定の場所で拍子木を打つと、龍の鳴き声のような音が響きます。
外陣げじんから仏像を拝観することができ、その巨大さと荘厳さに圧倒されます。
境内の見どころ
輪王寺三仏堂周辺には、他にも見どころがあります。
相輪橖そうりんとうという金色に輝く塔が三仏堂の前に建っています。仏舎利を納めた塔で、高さ約13メートルあります。
護摩堂は三仏堂の隣にあり、護摩祈祷が執り行われます。
逍遥園しょうようえんは輪王寺の庭園で、江戸時代初期に作庭された池泉回遊式庭園です。四季折々の美しい景色が楽しめます。
大猷院たいゆういんは三代将軍徳川家光の廟所で、輪王寺の一部です。国宝に指定された豪華な建築です。
宝物殿には、輪王寺に伝わる貴重な宝物が展示されています。
年中行事
輪王寺三仏堂では年間を通じて様々な法要や行事が執り行われます。
正月三が日には初詣の参拝者が訪れます。日光東照宮と合わせて参拝する人が多くいます。
1月3日には元始祭が執り行われます。
2月3日には節分会が行われ、豆まきが実施されます。
4月2日には強飯式ごうはんしきという独特の儀式が執り行われます。日光山の伝統的な行事です。
5月には春季大祭が斎行されます。
8月には盂蘭盆会うらぼんえが執り行われます。
10月には秋季大祭が斎行されます。
毎日、護摩祈祷が執り行われており、参拝者は護摩祈祷を受けることができます。
参拝方法
輪王寺三仏堂での参拝の基本的な作法を説明します。
入口で拝観料を納めます。三仏堂は拝観料が必要です。
堂内に入る前に、靴を脱ぎます。
堂内に入り、外陣から三体の仏像を拝観します。
仏像の前で合掌し、静かに手を合わせて祈ります。仏教寺院では柏手は打ちません。
堂内の天井絵や装飾も鑑賞しましょう。
鳴き龍の実演がある場合は、その音響効果を体験できます。
御朱印をいただく場合は、堂内の授与所で御朱印帳を預けます。
参拝後、逍遥園などの周辺施設を見学することもおすすめです。
御朱印とお守り
輪王寺三仏堂では御朱印とお守りを授与しています。
御朱印は三仏堂の印が押されます。輪王寺の他の堂宇の御朱印も別途いただくことができます。
お守りは各種あり、家内安全、開運招福、厄除け、病気平癒、交通安全など、様々な御利益のものが揃っています。
三仏堂のお守りや、日光山のお守りなどがあります。
絵馬も用意されており、願い事を書いて奉納することができます。
授与所の受付時間は午前8時から午後5時頃までが一般的ですが、季節によって変動します。
アクセス方法
輪王寺三仏堂へのアクセスを説明します。
公共交通機関を利用する場合、JR日光線または東武日光線の日光駅から東武バスで約7分、西参道バス停下車、徒歩約3分です。
日光駅から徒歩の場合、約30分です。
自家用車の場合、日光宇都宮道路日光ICから約5分です。
輪王寺周辺に有料駐車場が複数あります。日光東照宮と共通の駐車場も利用できます。
住所は栃木県日光市山内2300です。
日光東照宮や二荒山神社と近接しているため、合わせて参拝することができます。
周辺の見どころ
輪王寺三仏堂周辺には日光の観光スポットが集まっています。
日光東照宮は世界遺産に登録された豪華絢爛な社殿で、徳川家康を祀っています。三仏堂から徒歩約5分です。
二荒山神社は下野国一宮で、日光の山岳信仰の中心です。三仏堂から徒歩約10分です。
大猷院は徳川家光の廟所で、輪王寺の一部です。国宝に指定されています。
神橋は日光山の入口にかかる朱塗りの美しい橋で、日本三大奇橋の一つです。
日光山内には他にも多くの寺社や史跡があり、世界遺産の構成資産を巡ることができます。
輪王寺三仏堂の魅力
輪王寺三仏堂は、日光山信仰の中心を担う荘厳な堂宇です。
三体の巨大な仏像は、日光三山の本地仏として、神仏習合の歴史を今に伝えています。
日光山中で最も大きな木造建築として、その堂々たる姿は圧巻です。
世界遺産日光の社寺の一部として、国際的にも認められた文化遺産です。
平成の大修理により、美しい彩色が復元され、創建当時の荘厳な姿を見ることができます。
鳴き龍という音響効果の不思議を体験できます。
日光東照宮や二荒山神社と合わせて参拝することで、日光山の信仰を総合的に理解できます。
日光を訪れた際には、ぜひ輪王寺三仏堂に参拝してみてください。三体の巨大な仏像の前で手を合わせ、日光山の長い歴史と神仏習合の文化に触れることで、日本の信仰の深さを感じることができるでしょう。世界遺産の荘厳な堂宇で、心静かに祈りを捧げることができます。日光山の中心で、あなたの願いを叶えてください。

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