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茨城県那珂郡東海村にある村松虚空蔵堂は、日本三大虚空蔵の一つとして知られる古刹です。十三詣りの寺として有名で、特に学業成就や知恵授けの御利益を求める参拝者が全国から訪れます。村松虚空蔵堂の歴史、御本尊、見どころ、参拝方法について解説します。
村松虚空蔵堂とは
村松虚空蔵堂は、茨城県那珂郡東海村村松に鎮座する寺院です。
正式には日高山東海寺村松虚空蔵堂むらまつこくうぞうどうと称します。地元では虚空蔵さまと親しまれています。
真言宗豊山派の寺院で、虚空蔵菩薩を本尊として祀っています。
日本三大虚空蔵の一つとされており、他の二つは福島県柳津の円蔵寺福満虚空蔵尊と千葉県天津の能満寺能満虚空蔵尊です。
十三詣りの寺として有名で、数え年13歳になった子供が虚空蔵菩薩に知恵と福徳を授かるために参拝します。
学業成就、合格祈願、知恵授けの御利益で知られ、受験生や学生の参拝が多くあります。
広大な境内には多くの堂宇があり、見どころが豊富です。
御本尊と御利益
村松虚空蔵堂の御本尊と御利益について説明します。
御本尊は虚空蔵菩薩こくうぞうぼさつです。虚空蔵菩薩は、広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持つ菩薩とされています。
虚空蔵菩薩は、虚空すなわち宇宙のように広大無辺の功徳を持ち、人々に知恵や記憶力、福徳を授けるとされています。
特に知恵授けの仏様として信仰が厚く、学業成就や記憶力向上の御利益があるとされています。
御利益は、学業成就、合格祈願、知恵授け、記憶力向上、商売繁盛、開運招福、家内安全、厄除けなどです。
特に学業成就と知恵授けの御利益が有名で、受験生が合格祈願に訪れることが多くあります。
十三歳の子供が知恵を授かるために参拝する十三詣りの習慣があります。
村松虚空蔵堂の歴史
村松虚空蔵堂の歴史は古く、創建は大同2年807年と伝えられています。
社伝によれば、平城天皇の勅願により、弘法大師空海が創建したとされています。
弘法大師は若き日に虚空蔵求聞持法という修行を行い、虚空蔵菩薩から無限の智恵を授かったとされており、虚空蔵菩薩への信仰が深かったことで知られています。
平安時代から中世にかけて、常陸国の有力な寺院として栄えました。
戦国時代には戦乱により一時衰退しましたが、江戸時代に復興しました。
徳川光圀水戸黄門も参拝し、寺領を寄進したと伝えられています。
江戸時代には十三詣りの寺として広く知られるようになり、多くの参詣者が訪れました。
明治時代の神仏分離や廃仏毀釈の影響を受けましたが、地域の人々の信仰により維持されました。
現在も日本三大虚空蔵の一つとして、また十三詣りの寺として、全国から多くの参拝者が訪れています。
境内の見どころ
村松虚空蔵堂の境内には、参拝者が訪れるべき見どころが数多くあります。
本堂は立派な堂宇で、御本尊の虚空蔵菩薩が安置されています。参拝者は本堂でお参りをします。
三重塔は境内のシンボルとも言える美しい塔です。江戸時代の建築で、茨城県の文化財に指定されています。
仁王門は境内への入口にそびえる立派な門で、仁王像が安置されています。
鐘楼には梵鐘があり、除夜の鐘などが撞かれます。
観音堂には観音菩薩が祀られています。
不動堂には不動明王が祀られています。
境内には他にも多くの堂宇や石仏があり、見どころが豊富です。
御神木の大きな杉の木があり、樹齢数百年の巨木として境内に聳えています。
境内は広く、緑豊かな環境です。
社務所では御朱印やお守り、おみくじなどが授与されています。
十三詣りについて
村松虚空蔵堂の重要な行事である十三詣りについて説明します。
十三詣りは、数え年13歳になった子供が虚空蔵菩薩に知恵と福徳を授かるために参拝する習慣です。
13歳は十三番目の干支が巡ってくる年で、大人への第一歩とされる重要な年齢です。
虚空蔵菩薩は十三仏の一つでもあり、13という数字と深い関わりがあります。
十三詣りでは、子供が一人で参拝し、知恵を授かるよう祈願します。
参拝後、本堂を出て最初の橋や角を曲がるまで後ろを振り返ってはいけないという習わしがあります。振り返ると授かった知恵が戻ってしまうとされています。
村松虚空蔵堂では、春3月中旬から5月上旬と秋10月中旬から11月下旬が十三詣りの時期とされています。
十三詣りの時期には、着物を着た子供たちが多く参拝に訪れます。
年中行事
村松虚空蔵堂では年間を通じて様々な法要や行事が執り行われます。
正月三が日には初詣の参拝者で賑わいます。学業成就や合格祈願をする受験生も多く訪れます。
1月13日には初虚空蔵祭が執り行われます。
2月3日には節分会が行われ、豆まきが実施されます。
3月中旬から5月上旬は春の十三詣りの時期です。多くの13歳の子供たちが参拝に訪れます。
4月13日には春季大祭が斎行されます。
7月13日には夏季大祭が執り行われます。
10月中旬から11月下旬は秋の十三詣りの時期です。
11月13日には秋季大祭が斎行されます。
大晦日には除夜の鐘が撞かれます。
毎月13日には月例祭が執り行われています。13日は虚空蔵菩薩の縁日です。
参拝方法
村松虚空蔵堂での参拝の基本的な作法を説明します。
仁王門をくぐって境内に入ります。
手水舎で心身を清めます。右手で柄杓を取り左手を清め、左手に持ち替えて右手を清め、再び右手に持ち替えて左手に水を受け口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めます。
本堂前で賽銭を入れ、合掌礼拝します。仏教寺院では神社とは異なり、柏手は打ちません。静かに手を合わせて祈ります。
学業成就や知恵授けを祈願する場合は、心を込めてお祈りしましょう。
十三詣りの場合は、子供が一人で本堂に入り参拝します。参拝後、最初の橋や角を曲がるまで後ろを振り返らないようにします。
境内の他の堂宇にもお参りすると良いでしょう。
三重塔など境内の見どころを見学することもおすすめです。
参拝後、授与所で御朱印やお守りをいただくことができます。
御朱印とお守り
村松虚空蔵堂では御朱印とお守りを授与しています。
御朱印は力強い書体で書かれます。御朱印帳を持参するか、書き置きの御朱印をいただくこともできます。
お守りは各種あり、学業成就、合格祈願、知恵授け、家内安全、厄除け、交通安全など、様々な御利益のものが揃っています。
特に学業成就や合格祈願のお守りが人気で、受験生が多く授与しています。
十三詣りのお守りもあり、13歳の子供が授与することが多いです。
絵馬も用意されており、合格祈願や学業成就の願い事を書いて奉納する人が多くいます。
授与所の受付時間は午前8時30分から午後5時頃までが一般的です。
アクセス方法
村松虚空蔵堂へのアクセスを説明します。
公共交通機関を利用する場合、JR常磐線東海駅から茨城交通バスで約10分、村松虚空蔵尊前バス停下車すぐです。
東海駅からタクシーを利用する場合、約10分です。
自家用車の場合、常磐自動車道那珂ICから約10分、または日立南太田ICから約15分です。
境内に無料駐車場があり、約400台分のスペースがあります。十三詣りの時期や大祭の際は混雑することがあります。
住所は茨城県那珂郡東海村村松8です。
周辺の見どころ
村松虚空蔵堂周辺には東海村やひたちなか市の観光スポットがあります。
東海村は原子力関連施設が集まる村として知られており、原子力科学館では原子力について学ぶことができます。
国営ひたち海浜公園は四季折々の花が美しい公園で、特にネモフィラの丘が有名です。村松虚空蔵堂から車で約20分です。
酒列磯前神社は太平洋に面した神社で、車で約20分の距離です。
阿字ヶ浦海岸は美しい海岸で、夏には海水浴が楽しめます。
村松虚空蔵堂の魅力
村松虚空蔵堂は、古代から続く信仰と学業成就の御利益が息づく寺院です。
日本三大虚空蔵の一つとして、格式と歴史を持つ古刹です。
虚空蔵菩薩という知恵と福徳を授ける仏様を祀り、学業成就や合格祈願の御利益で知られています。
十三詣りの寺として、13歳の子供たちの成長を見守る重要な場所となっています。
三重塔をはじめとする美しい堂宇が立ち並ぶ広大な境内は、見どころが豊富です。
弘法大師空海ゆかりの寺として、真言宗の信仰の場でもあります。
茨城県を訪れた際には、ぜひ村松虚空蔵堂に参拝してみてください。虚空蔵菩薩に学業成就や知恵授けを祈り、美しい三重塔を眺め、広大な境内を散策することで、心が落ち着き、学びへの意欲が高まるでしょう。受験を控えた学生や、知恵を授かりたい人、13歳の節目を迎えた子供たちにとって、特別な意味を持つ場所です。日本三大虚空蔵の一つで、あなたの願いを叶えてください。

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