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和歌山県和歌山市にある日前神宮は、國懸神宮とともに一つの境内に鎮座する古社です。天照大御神を祀る鏡を御神体とし、紀伊国の総鎮守として古くから崇敬を集めてきました。日前神宮の歴史、御祭神、見どころ、参拝方法について解説します。
日前神宮とは
日前神宮は、和歌山県和歌山市秋月に鎮座する神社です。
正式には日前神宮ひのくまじんぐうと称します。
同じ境内に國懸神宮くにかかすじんぐうが鎮座しており、両社を合わせて日前宮にちぜんぐうと通称されています。
二つの神宮が一つの境内に並んで鎮座するという、全国的にも珍しい形態です。
両社とも神宮の称号を持ち、伊勢神宮に次ぐ格式を持つとされています。
延喜式神名帳では名神大社という最高の社格を持つ神社でした。
紀伊国の総鎮守として、和歌山県で最も重要な神社の一つとされてきました。
御神体は鏡で、日前神宮には日像鏡ひがたのかがみ、國懸神宮には日矛鏡ひぼこのかがみが祀られています。
御祭神と御利益
日前神宮の御祭神と御利益について説明します。
日前神宮の御祭神は日前大神ひのくまのおおかみです。天照大御神の別名とも、またはその荒魂とも言われています。
國懸神宮の御祭神は國懸大神くにかかすのおおかみです。こちらも天照大御神に関連する神とされています。
御神体は日像鏡ひがたのかがみ日前神宮と日矛鏡ひぼこのかがみ國懸神宮です。
社伝によれば、この二つの鏡は天照大御神が天岩戸に隠れた際に作られた鏡で、八咫鏡やたのかがみ伊勢神宮の御神体に次いで作られた鏡とされています。
伊勢神宮の八咫鏡と同等、またはそれに準じる神聖な鏡として崇敬されてきました。
御利益は、家内安全、開運招福、厄除け、商売繁盛、五穀豊穣、縁結びなどです。
天照大御神に関連する神を祀ることから、太陽の恵みや生命力の御利益があるとされています。
紀伊国の総鎮守として、地域全体の守護神としての信仰もあります。
日前神宮の歴史
日前神宮と國懸神宮の歴史は非常に古く、創建は神武天皇2年紀元前658年と伝えられています。
社伝によれば、神武天皇の時代に、天照大御神を祀る鏡を紀伊国に遷し祀ったのが始まりとされています。
この鏡は、天照大御神が天岩戸に隠れた際に作られた鏡で、伊勢神宮の八咫鏡の前に試作された鏡とされています。
当初は別々の場所に鎮座していましたが、垂仁天皇16年紀元前14年に現在の地に遷座し、両社が並んで鎮座するようになったと伝えられています。
延喜式神名帳927年編纂には、日前神宮と國懸神宮の両社が名神大社として記載されており、最高の社格を持つ神社でした。
平安時代には紀伊国の一宮的な存在として崇敬を受けました。
中世には紀伊国を治めた武士たちからも崇敬を受けました。
江戸時代には紀州藩徳川家の保護を受け、社殿の造営などが行われました。
明治時代には官幣大社に列せられ、両社とも高い社格を持ちました。
現在も紀伊国の総鎮守として、多くの崇敬を集めています。
境内の見どころ
日前神宮と國懸神宮の境内には、参拝者が訪れるべき見どころがあります。
日前神宮本殿と國懸神宮本殿が並んで建っています。両社は同じ形式の社殿で、同じ境内に鎮座しています。
拝殿も両社それぞれにあり、参拝者は両社それぞれにお参りをします。
神門は立派な門で、境内への入口となります。
鏡池という池が境内にあり、かつてはここで神事が執り行われました。
御神木の楠の巨木があり、境内に聳えています。
境内には複数の摂社末社があります。
中言神社なかごとじんじゃ、深草神社などの摂社が境内に鎮座しています。
社務所では御朱印やお守り、おみくじなどが授与されています。
境内は静かで、都市部にありながら神聖な雰囲気に満ちています。
日前神宮と國懸神宮の関係
日前神宮と國懸神宮の関係について説明します。
両社は同じ境内に並んで鎮座しており、運営も一体で行われています。
社務所も共通で、宮司も両社を兼務しています。
しかし、両社はそれぞれ独立した神社であり、本殿も拝殿もそれぞれに存在します。
参拝者は両社それぞれに参拝することが一般的です。
両社を合わせて日前宮にちぜんぐうと通称され、地元では日前宮さんと親しまれています。
なぜ二つの神宮が一つの境内に並んで鎮座しているかについては、古代の氏族の関係や、二つの鏡を祀る信仰形態などが関係していると考えられていますが、詳細は不明です。
両社を参拝することで、より完全な参拝となるとされています。
年中行事
日前神宮と國懸神宮では年間を通じて様々な祭事が執り行われます。
正月三が日には初詣の参拝者で大変賑わいます。和歌山県内でも有数の初詣スポットです。
2月3日には節分祭が執り行われます。
4月には春季大祭が斎行されます。
9月26日には例大祭が斎行されます。日前神宮と國懸神宮の最も重要な祭りで、神輿の渡御などが行われます。
11月には七五三の参拝で賑わいます。
毎月1日と15日には月次祭が執り行われています。
大晦日には除夜祭が行われ、新年を迎える準備が整えられます。
参拝方法
日前神宮と國懸神宮での参拝の基本的な作法を説明します。
鳥居をくぐる前に一礼します。神域に入る際の礼儀です。
手水舎で心身を清めます。右手で柄杓を取り左手を清め、左手に持ち替えて右手を清め、再び右手に持ち替えて左手に水を受け口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めます。
日前神宮と國懸神宮の両社にお参りします。どちらから参拝しても構いませんが、一般的には日前神宮から参拝する人が多いようです。
それぞれの拝殿前で賽銭を入れ、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。深く二度お辞儀をし、二度柏手を打ち、願い事を心の中で唱え、もう一度深くお辞儀をします。
両社それぞれに御祭神が鎮座していることを心に留めて、丁寧に参拝しましょう。
境内の摂社末社にもお参りすると良いでしょう。
参拝後、授与所で御朱印やお守りをいただくことができます。
御朱印とお守り
日前神宮と國懸神宮では御朱印とお守りを授与しています。
御朱印は日前神宮と國懸神宮、それぞれの御朱印をいただくことができます。
両社の御朱印を集める人も多くいます。
お守りは各種あり、家内安全、開運招福、厄除け、交通安全、商売繁盛など、様々な御利益のものが揃っています。
絵馬も用意されており、願い事を書いて奉納することができます。
授与所の受付時間は午前9時から午後5時頃までが一般的です。
アクセス方法
日前神宮と國懸神宮へのアクセスを説明します。
公共交通機関を利用する場合、JR紀勢本線和歌山駅または南海本線和歌山市駅から和歌山バスで約15分、日前宮バス停下車すぐです。
南海貴志川線日前宮駅から徒歩約1分という非常にアクセスの良い立地です。
自家用車の場合、阪和自動車道和歌山ICから約15分です。
境内に無料駐車場があります。
住所は和歌山県和歌山市秋月365番地です。
周辺の見どころ
日前神宮と國懸神宮周辺には和歌山市の観光スポットがあります。
和歌山城は徳川御三家の一つ紀州徳川家の居城で、天守閣から和歌山市街を一望できます。日前宮から車で約10分です。
紀三井寺は西国三十三所霊場の第二番札所で、桜の名所としても知られています。
和歌山マリーナシティはテーマパークや温泉、海鮮市場などがある複合施設です。
加太淡嶋神社は人形供養で知られる神社です。
日前神宮の魅力
日前神宮と國懸神宮は、古代から続く歴史と独特の信仰形態を持つ神社です。
二つの神宮が一つの境内に並んで鎮座するという、全国的にも珍しい形態です。
伊勢神宮に次ぐ格式を持つとされ、神宮の称号を持つ由緒ある神社です。
御神体は天照大御神を祀る鏡で、伊勢神宮の八咫鏡に準じる神聖な鏡とされています。
紀伊国の総鎮守として、長い歴史と伝統を誇ります。
南海貴志川線日前宮駅から徒歩約1分という抜群のアクセスの良さも魅力です。
和歌山市を訪れた際には、ぜひ日前神宮と國懸神宮に参拝してみてください。両社それぞれに丁寧に祈りを捧げ、伊勢神宮に準じる神聖な鏡を御神体とする神宮の格式を感じることで、紀伊国の深い信仰の歴史に触れることができるでしょう。都市部にありながら静謐な境内で、心静かに参拝することができます。二つの神宮で、あなたの願いを叶えてください。

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