はじめに
就労継続支援B型事業所に通所しているものの、「体調が悪化して通所が難しくなった」「通勤の負担が大きい」「在宅で働きたい」という理由で、在宅ワークへの切り替えを考えている方がいらっしゃいます。また、最初から在宅B型を利用していたが、「通所に切り替えたい」と考える方もいます。
近年、新型コロナウイルスの影響もあり、在宅就労支援を提供するB型事業所が増えています。在宅B型では、パソコンを使った作業(データ入力、記事作成、デザインなど)を自宅で行い、通所する必要がありません。体調に波がある方、外出が困難な方、通勤の負担を減らしたい方にとって、在宅B型は魅力的な選択肢です。
しかし、在宅B型にもデメリットがあります。孤立しやすい、自己管理が必要、コミュニケーションが取りにくい——こうした点を理解した上で、在宅への切り替えを検討する必要があります。また、すべての事業所が在宅対応しているわけではなく、切り替え手続きも必要です。
本記事では、通所から在宅への切り替え方法、在宅B型のメリット・デメリット、切り替え時の手続き、在宅に適した人・適さない人、そして在宅と通所のハイブリッド型という選択肢まで、詳しく解説していきます。
在宅B型とは
在宅就労支援の定義
自宅で作業 在宅B型(在宅就労支援)とは、B型事業所に通所せず、自宅で作業を行う形態のサービスです。
利用契約: 通常のB型と同様、事業所と利用契約を結び、受給者証が必要です。
工賃: 作業に応じて、工賃が支払われます。
在宅B型の作業内容
在宅B型で提供される作業は、主にパソコンを使ったものです。
1. データ入力
- Excelへのデータ入力
- 名簿作成
- アンケート入力
2. 記事作成・ライティング
- ブログ記事の執筆
- 商品説明文の作成
- SEO記事の作成
3. デザイン
- バナー作成
- チラシデザイン
- 画像編集
4. ウェブサイト制作
- HTMLコーディング
- WordPress構築
5. 動画編集
- YouTube動画の編集
- 字幕入れ
6. その他
- 翻訳
- 文字起こし
- SNS運用代行
共通点: 自宅でパソコンを使ってできる作業が中心です。
在宅B型の利用形態
完全在宅型 一度も事業所に通所せず、完全に在宅で作業します。
メリット: 通所の負担が全くない。
デメリット: 事業所や他の利用者との接点がほとんどない。
ハイブリッド型 週に1〜2日は通所し、残りの日は在宅で作業します。
メリット: 通所と在宅の良いところを取れる。
デメリット: スケジュール管理が必要。
在宅B型の増加
コロナ禍の影響 新型コロナウイルスの影響で、在宅B型を提供する事業所が増えました。
現在: コロナ禍が落ち着いた後も、在宅B型を継続している事業所が多いです。
需要: 在宅B型の需要は、今後も増えると予想されます。
通所から在宅への切り替え方法
ステップ1: 現在の事業所に相談
まず相談 現在通所している事業所に、「在宅に切り替えたい」と相談しましょう。
相談内容:
- 在宅対応は可能か
- どのような作業が在宅でできるか
- 切り替え手続き
- 在宅の条件(パソコン、インターネット環境など)
2つのパターン:
- **在宅対応可能:**現在の事業所で在宅に切り替えられる
- **在宅対応不可:**在宅対応している別の事業所に移る必要がある
ステップ2: 在宅対応可能な場合の手続き
現在の事業所が在宅対応可能な場合、以下の手続きが必要です。
1. サービス等利用計画の変更 相談支援専門員に、サービス等利用計画を「在宅」に変更してもらいます。
内容:
- 利用形態:通所 → 在宅
- 通所日数:週○日 → 在宅で作業
2. 市区町村への届出(必要な場合) 自治体によっては、市区町村への届出が必要な場合があります。相談支援専門員に確認しましょう。
3. 事業所との契約変更 事業所との利用契約を、在宅に対応した内容に変更します。
4. 必要な環境の準備
- パソコン(自己所有または事業所から貸与)
- インターネット環境
- 作業スペース
5. 在宅作業の開始 準備が整ったら、在宅作業を開始します。
期間: 手続きには、1〜2週間程度かかることがあります。
ステップ3: 在宅対応不可の場合
現在の事業所が在宅対応していない場合、在宅対応している別の事業所に移る必要があります。
1. 在宅対応の事業所を探す 相談支援専門員に、在宅対応のB型事業所を紹介してもらいましょう。
検索方法:
- 「就労継続支援B型 在宅 [地域名]」で検索
- 相談支援専門員に依頼
- 市区町村の窓口で聞く
2. 見学・面談(オンライン可) 新しい事業所と、見学・面談をします(オンラインで可能なことが多いです)。
確認事項:
- 作業内容
- 工賃
- サポート体制
- 必要な機材
- 稼働時間
3. 現在の事業所を退所 現在の事業所に、退所の意向を伝えます。
伝え方: 「体調の都合で在宅で働きたいので、在宅対応の事業所に移ります」
退所手続き: 通常、退所届を提出します。
4. サービス等利用計画の変更 相談支援専門員に、新しい事業所を利用する計画に変更してもらいます。
5. 受給者証の変更(必要な場合) 受給者証に記載されている事業所名を変更する必要がある場合があります(自治体によって異なります)。
6. 新しい事業所と契約 新しい事業所と利用契約を結びます。
7. 在宅作業の開始 新しい事業所で、在宅作業を開始します。
期間: 事業所の変更には、1〜2ヶ月程度かかることがあります。
ステップ4: 体験利用
まず体験 いきなり完全在宅に切り替えるのではなく、まず体験利用をすることをお勧めします。
体験期間: 1〜2週間程度、在宅で作業を体験します。
確認事項:
- 在宅作業が自分に合っているか
- 自己管理ができるか
- 孤独を感じないか
- 作業環境は整っているか
判断: 体験後、正式に在宅に切り替えるか判断します。
ステップ5: ハイブリッド型も検討
完全在宅ではなく 完全在宅ではなく、週1〜2日は通所し、残りは在宅というハイブリッド型も検討しましょう。
メリット:
- 通所と在宅の良いところを取れる
- 孤立を防げる
- 事業所や他の利用者との接点を保てる
相談: 「週1日は通所、残りは在宅にできませんか?」と事業所に相談しましょう。
在宅B型のメリット
メリット1: 通所の負担がない
最大のメリット 通所の必要がないため、通勤時間、交通費、体力的な負担がありません。
特に:
- 体調に波がある人
- 外出が困難な人
- 遠方に住んでいる人
**にとって、大きなメリットです。
メリット2: 自宅で作業できる
リラックス 慣れた自宅で、リラックスして作業できます。
環境: 自分好みの環境(音楽をかける、温度調整など)で作業できます。
メリット3: 時間の自由度が高い
柔軟なスケジュール 在宅B型は、時間の自由度が高いことが多いです。
例:
- 朝起きられない日は、午後から作業
- 体調が良い日にまとめて作業
- 短時間ずつ、何度かに分けて作業
ただし: 事業所によっては、稼働時間が指定されることもあります。
メリット4: 通院や用事と両立しやすい
予定が組みやすい 通院、買い物、家事などの予定と両立しやすいです。
例:
- 午前中に通院、午後に在宅作業
- 家事の合間に作業
メリット5: 感染症のリスクが低い
安全 人との接触が少ないため、感染症(インフルエンザ、新型コロナなど)のリスクが低いです。
メリット6: 人間関係のストレスが少ない
対人ストレス軽減 他の利用者や支援員との対面がないため、人間関係のストレスが少ないです。
適性: 対人不安が強い人、一人で作業する方が集中できる人に適しています。
メリット7: 服装が自由
リラックス 通所する必要がないため、服装が自由です。
楽: パジャマでも、部屋着でもOKです。
メリット8: 自分のペースで作業できる
ペース配分 自分のペースで、無理なく作業できます。
例:
- 集中できる時にまとめて作業
- 疲れたらすぐに休憩
メリット9: 家族のケアと両立しやすい
介護や育児 家族の介護や育児と、両立しやすいです。
例:
- 子どもが学校に行っている間に作業
- 親の介護の合間に作業
メリット10: 交通費がかからない
経済的 通所しないため、交通費がかかりません。
節約: 月数千円〜1万円程度の節約になります。
在宅B型のデメリット
デメリット1: 孤立しやすい
最大のデメリット 在宅では、他の利用者や支援員との接点がほとんどなく、孤立しやすいです。
影響:
- 孤独を感じる
- 社会とのつながりが薄れる
- メンタルヘルスの悪化
デメリット2: 自己管理が必要
自律性 在宅では、自己管理能力が求められます。
必要なこと:
- スケジュール管理
- 時間管理
- 作業の進捗管理
- 健康管理
難しい: 自己管理が苦手な人には、難しいです。
デメリット3: サボりやすい
誘惑 自宅には、テレビ、ゲーム、ベッドなど、誘惑が多いです。
リスク: 誘惑に負けて、作業が進まないことがあります。
デメリット4: オンオフの切り替えが難しい
境界線 自宅で作業すると、仕事とプライベートの境界線が曖昧になります。
影響:
- 仕事モードに入れない
- 仕事が終わっても、リラックスできない
デメリット5: コミュニケーションが取りにくい
対面がない 支援員や他の利用者と対面できないため、コミュニケーションが取りにくいです。
手段: メール、チャット、ビデオ通話などのオンラインツールを使いますが、対面ほどスムーズではありません。
影響:
- 質問しにくい
- 誤解が生じやすい
- 孤独を感じる
デメリット6: 設備が必要
パソコン・インターネット 在宅B型では、パソコンとインターネット環境が必須です。
費用:
- パソコン:数万円〜十数万円
- インターネット:月数千円
負担: 自己負担の場合、経済的な負担があります(事業所から貸与される場合もあります)。
デメリット7: 作業スペースが必要
スペース 自宅に、作業スペースを確保する必要があります。
難しい: 狭い住居では、作業スペースの確保が難しいことがあります。
デメリット8: 家族の理解が必要
同居家族 同居家族がいる場合、理解と協力が必要です。
問題:
- 家族に「仕事中」と理解してもらえない
- 騒音で集中できない
- 家事を頼まれる
デメリット9: 生活リズムが崩れやすい
不規則 在宅では、生活リズムが崩れやすいです。
リスク:
- 昼夜逆転
- 不規則な食事
- 運動不足
デメリット10: 事業所が少ない
選択肢が少ない 在宅B型を提供している事業所は、まだ少数です。
地域差: 都市部には増えていますが、地方では少ないです。
在宅に適した人・適さない人
在宅に適した人
1. 体調に波がある人 体調に波があり、通所が困難な日が多い人。
2. 外出が困難な人 パニック障害、広場恐怖症など、外出が困難な人。
3. 通勤の負担が大きい人 事業所が遠い、交通の便が悪いなど、通勤の負担が大きい人。
4. 対人不安が強い人 人と会うことに強い不安がある人。
5. 自己管理ができる人 スケジュール管理、時間管理など、自己管理ができる人。
6. 一人で作業する方が集中できる人 一人で黙々と作業する方が、集中できる人。
7. パソコンスキルがある人 基本的なパソコン操作ができる人。
8. 家族の介護や育児がある人 家族のケアと仕事を両立したい人。
9. 通院が多い人 頻繁に通院する必要があり、通所の予定が立てにくい人。
10. 自宅に作業スペースがある人 自宅に、静かな作業スペースを確保できる人。
在宅に適さない人
1. 孤独に弱い人 一人でいることが辛く、孤独に弱い人。
2. 自己管理が苦手な人 スケジュール管理、時間管理が苦手で、サボりやすい人。
3. 居場所を求めている人 仕事より「居場所」を求めている人(通所の方が適しています)。
4. 人と交流したい人 他の利用者や支援員と交流したい人。
5. 生活リズムを整えたい人 通所することで、生活リズムを整えたい人。
6. パソコンスキルがない人 パソコンの基本操作ができない人(ただし、研修がある事業所もあります)。
7. 自宅の環境が整っていない人 作業スペースがない、騒音が多いなど、自宅の環境が整っていない人。
8. 家族の理解が得られない人 同居家族が、在宅ワークを理解してくれない人。
9. 運動不足が心配な人 通所することで適度な運動をしたい人。
10. モチベーションの維持が難しい人 一人では、モチベーションを維持できない人。
在宅と通所のハイブリッド型
ハイブリッド型とは
両方の良いところ 週に1〜2日は通所し、残りの日は在宅で作業する形態です。
例:
- 月・水:通所
- 火・木・金:在宅
柔軟性: 体調や予定に合わせて、柔軟に調整できます。
ハイブリッド型のメリット
1. 孤立を防げる 週に数日は通所するため、孤立を防げます。
2. 人との交流 他の利用者や支援員と、定期的に交流できます。
3. 通所の負担軽減 毎日通うより、負担が軽減されます。
4. 在宅作業の相談ができる 通所日に、在宅作業の進捗や困りごとを相談できます。
5. 生活リズムを保ちやすい 週に数日は外出するため、生活リズムが崩れにくいです。
6. 両方の作業ができる 通所では対面が必要な作業、在宅ではパソコン作業、と使い分けられます。
ハイブリッド型のデメリット
1. スケジュール管理が必要 通所日と在宅日を管理する必要があります。
2. 中途半端に感じることも 完全在宅でも、完全通所でもないため、中途半端に感じることがあります。
3. 事業所によっては対応していない すべての事業所がハイブリッド型に対応しているわけではありません。
ハイブリッド型の活用例
体調による調整
- 体調が良い週:週3日通所、週2日在宅
- 体調が悪い週:週1日通所、週4日在宅
季節による調整
- 夏・冬(通勤が辛い):在宅中心
- 春・秋(通勤が楽):通所中心
段階的移行
- 最初:週4日通所、週1日在宅
- 慣れたら:週2日通所、週3日在宅
- 最終的に:完全在宅
在宅対応の事業所の見つけ方
方法1: インターネットで検索
検索ワード 「就労継続支援B型 在宅 [地域名]」で検索しましょう。
例: 「就労継続支援B型 在宅 東京」
方法2: 相談支援専門員に依頼
最も効率的 相談支援専門員に「在宅対応のB型事業所を紹介してください」と依頼しましょう。
情報: 地域の在宅対応事業所の情報を持っています。
方法3: 市区町村の窓口で聞く
障害福祉課 市区町村の障害福祉課で、「在宅対応のB型事業所はありますか?」と聞いてみましょう。
方法4: 事業所のホームページを確認
「在宅」の記載 事業所のホームページに、「在宅就労支援」「在宅ワーク」などの記載があるか確認しましょう。
方法5: 現在の事業所に相談
在宅対応の可能性 現在通所している事業所に、「在宅に切り替えられませんか?」と相談してみましょう。
対応してくれることも: コロナ禍以降、在宅対応を始めた事業所も多いです。
方法6: 医療機関のPSWに相談
ソーシャルワーカー 通院先のPSW(精神保健福祉士)に、在宅対応の事業所を紹介してもらいましょう。
方法7: SNSで情報収集
Twitter、Facebookなど 「#就労継続支援B型 #在宅」などのハッシュタグで検索すると、情報が見つかることがあります。
方法8: オンライン説明会に参加
気軽に参加 在宅対応の事業所は、オンライン説明会を開催していることが多いです。
参加: 気軽に参加して、情報を得ましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1: 現在通所している事業所で、在宅に切り替えられますか?
A: 事業所によります。まず現在の事業所に相談しましょう。在宅対応していない場合、在宅対応の事業所に移る必要があります。
Q2: 在宅に切り替える手続きは、どれくらい時間がかかりますか?
A: 現在の事業所が在宅対応している場合、1〜2週間程度です。事業所を変更する場合、1〜2ヶ月程度かかります。
Q3: 在宅B型でも、工賃はもらえますか?
A: はい、作業に応じて工賃が支払われます。工賃は、通所と同程度、または作業内容によって異なります。
Q4: 在宅B型では、どんな作業をしますか?
A: 主にパソコンを使った作業です。データ入力、記事作成、デザイン、ウェブサイト制作、動画編集などがあります。
Q5: パソコンを持っていないのですが、在宅B型は利用できますか?
A: 事業所によっては、パソコンを貸与してくれることがあります。事業所に確認しましょう。
Q6: 完全在宅ではなく、週に数日だけ通所することはできますか?
A: はい、ハイブリッド型と呼ばれる形態です。多くの事業所が対応しています。
Q7: 在宅だと孤独になりませんか?
A: 孤独を感じることがあります。対策として、ハイブリッド型にする、オンラインミーティングに参加する、他のコミュニティに参加するなどがあります。
Q8: 在宅B型は、どの地域でも利用できますか?
A: 在宅B型を提供している事業所は、都市部に多く、地方では少ないです。ただし、在宅なので、遠方の事業所でも利用できることがあります。
Q9: 在宅から、また通所に戻ることはできますか?
A: はい、できます。事業所と相談支援専門員に相談しましょう。
Q10: 在宅B型の工賃は、通所より低いですか?
A: 事業所や作業内容によります。通所と同程度のこともあれば、在宅の方が高いこともあります。
まとめ:自分に合った形態を選ぼう
就労継続支援B型における通所から在宅への切り替えは、体調、生活状況、希望に応じて、柔軟に選択できます。在宅B型には、通所の負担がない、自宅で作業できる、時間の自由度が高いなどのメリットがある一方、孤立しやすい、自己管理が必要、コミュニケーションが取りにくいなどのデメリットもあります。
大切なポイント
- まず現在の事業所に相談 在宅対応可能か確認しましょう。
- 在宅対応の事業所を探す 相談支援専門員に依頼するのが効率的です。
- 体験利用をする いきなり完全在宅ではなく、まず体験しましょう。
- ハイブリッド型も検討 週に数日通所、残りは在宅という形も選択肢です。
- メリット・デメリットを理解 両方を理解した上で判断しましょう。
- 自己管理が重要 在宅では、自己管理能力が求められます。
- 孤立対策 孤立を防ぐ工夫が必要です。
- 必要な環境を整える パソコン、インターネット、作業スペースを確保しましょう。
- 柔軟に調整 在宅が合わなければ、通所に戻ることもできます。
- 自分に合った形態を 完全通所、完全在宅、ハイブリッド——自分に最も合った形態を選びましょう。
あなたへのメッセージ
「在宅に切り替えたい」——その希望は、あなたの状況や体調を考えた、大切な選択です。
通所することが辛い、体調に波がある、通勤の負担が大きい——こうした理由で在宅を選ぶことは、決して「逃げ」ではありません。自分に合った働き方を選ぶことは、賢い選択です。
在宅B型には、多くのメリットがあります。通所の負担がなく、自宅でリラックスして作業でき、時間の自由度も高い。体調が悪い日でも、自宅で無理なく作業できます。通院や家事との両立もしやすくなります。
ただし、在宅にはデメリットもあります。孤立しやすい、自己管理が必要、サボりやすい——これらは、在宅特有の課題です。完全在宅が不安なら、週に1〜2日は通所するハイブリッド型を検討してください。通所と在宅の良いところを取ることで、孤立を防ぎながら、通所の負担も軽減できます。
まずは、現在通所している事業所に相談してみてください。「体調が悪化して通所が難しいので、在宅に切り替えたい」と正直に伝えましょう。事業所が在宅対応していれば、スムーズに切り替えられます。対応していなくても、相談支援専門員が在宅対応の事業所を紹介してくれます。
そして、いきなり完全在宅に切り替えるのではなく、まず体験してみてください。1〜2週間、在宅で作業してみて、自分に合っているか確認しましょう。合っていれば継続、合わなければ通所に戻る、またはハイブリッド型にする——柔軟に調整できます。
在宅B型は、あなたに新しい可能性を開いてくれるかもしれません。通所が難しくても、在宅なら働ける。自分のペースで、無理なく、長く続けられる。そして、在宅で身につけたスキルは、将来のフリーランスや在宅ワークにも活かせます。
あなたが、自分に最も合った形態を見つけ、無理なく働き続けられることを心から願っています。通所でも、在宅でも、ハイブリッドでも——あなたが選んだ道が、正しい道です。自分のペースで、自分らしく、働いていきましょう。あなたには、その権利があります。

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