はじめに
就労継続支援B型事業所に通い始めたものの、「辞めたい」と感じている方は少なくありません。しかし、その気持ちを誰にも話せず、一人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「せっかく始めたのに辞めるなんて情けない」「周りに迷惑をかけてしまう」「辞めたら次がない」といった不安や罪悪感から、辛い状況でも我慢し続けてしまうこともあるでしょう。
しかし、辞めたいと感じることは決して恥ずかしいことではありません。事業所との相性、体調の変化、環境の問題など、様々な理由で「合わない」と感じることは自然なことです。
大切なのは、なぜ辞めたいと感じているのか、その理由を整理し、本当に辞めるべきなのか、それとも改善できる方法があるのかを冷静に考えることです。
本記事では、就労継続支援B型を辞めたいと感じる主な理由、辞める前に試してほしい対処法、実際に辞める場合の手続き、そして辞めた後の選択肢まで、包括的に解説していきます。
就労継続支援B型を辞めたいと感じる主な理由
人間関係の問題
人間関係の悩みは、辞めたいと感じる最も多い理由の一つです。
他の利用者との関係で悩むケースがあります。価値観の違い、コミュニケーションのすれ違い、グループ内での孤立感などを感じることがあります。特に発達障害のある方の中には、集団行動や雑談が苦手で、休憩時間や昼食時が苦痛に感じる方もいます。
スタッフとの関係も重要な要素です。スタッフの言葉遣いがきつい、自分の障害特性を理解してもらえない、相談しても適切に対応してもらえないなど、スタッフとの相性が合わないと感じることがあります。
いじめやハラスメントが発生している深刻なケースもあります。陰口、無視、物を隠される、過度に監視されるといった行為に悩んでいる方もいます。このような状況は放置すべきではありません。
孤立感を感じる方もいます。「周りと話が合わない」「一人だけ浮いている気がする」「誰も自分を理解してくれない」といった孤独を感じることで、通所が辛くなります。
作業内容が合わない
作業内容への不満も、辞めたい理由としてよく挙げられます。
単調すぎてつまらないと感じるケースがあります。毎日同じ作業の繰り返しで、やりがいや達成感を感じられず、モチベーションが保てなくなります。
身体的に辛い作業もあります。長時間の立ち仕事、重いものを持つ作業、細かい手作業など、自分の体力や身体機能に合わない作業を続けることで、体調を崩してしまうこともあります。
精神的に負担が大きい場合もあります。ノルマがきつい、ミスを責められる、作業スピードを求められるなど、プレッシャーを感じて精神的に疲弊してしまいます。
スキルアップできないことへの焦りもあります。「このまま続けていても何も身につかない」「将来につながらない」と感じ、時間を無駄にしている気持ちになることがあります。
興味が持てない作業を続けることも苦痛です。本当はパソコン作業がしたいのに軽作業ばかり、クリエイティブな仕事がしたいのに単純作業ばかりなど、希望と現実のギャップに苦しむこともあります。
工賃の低さ
工賃に関する不満も、辞めたい理由の一つです。
生活できるほどの収入にならないことへの焦りがあります。月額1万円〜2万円程度では、自立した生活は難しく、「いつまでも家族に頼らなければならない」という現実に悩みます。
努力が報われないと感じることもあります。一生懸命働いても工賃がほとんど変わらず、やりがいを失ってしまいます。
他の事業所と比較して低いことに気づき、「もっと工賃が高い事業所に移りたい」と考えることもあります。
将来への不安も大きな要因です。「このままで本当にいいのか」「一般就労は無理なのか」と悩み、現状に満足できなくなります。
体調や症状の悪化
心身の健康問題も、辞めたいと感じる重要な理由です。
通所すること自体が負担になっているケースがあります。朝起きられない、家を出る準備ができない、電車に乗るのが怖いなど、通所までのハードルが高すぎて続けられなくなります。
事業所で体調が悪化することもあります。頭痛、吐き気、動悸、過呼吸など、事業所にいると身体症状が出てしまう場合、環境が合っていない可能性があります。
精神的に不安定になることも深刻です。通所前の不安、帰宅後の疲労感、夜眠れない、休日も事業所のことを考えてしまうなど、精神的な負担が大きくなっています。
薬の調整が必要な状態になることもあります。症状が悪化し、主治医から「しばらく休養が必要」と言われることもあります。
うつ状態の悪化も見られます。「何もやりたくない」「生きている意味がない」といった重い抑うつ状態になっている場合、すぐに休養と治療が必要です。
事業所の環境や方針への不満
事業所の運営や環境に問題を感じることもあります。
設備や環境が悪いケースがあります。暗い、狭い、汚い、暑すぎる・寒すぎる、騒音がひどいなど、作業環境が整っていないと、毎日通うのが苦痛になります。
スタッフの支援が不十分と感じることもあります。困ったときに相談できる体制がない、個別の配慮がない、一方的に指示されるだけなど、適切な支援が受けられないと感じます。
約束が守られないこともあります。「パソコン作業ができると言われたのに軽作業ばかり」「週3日からでいいと言われたのに週5日を求められる」など、契約時の説明と実態が違うことがあります。
運営方針に疑問を感じる場合もあります。利益優先で利用者のことを考えていない、安全管理がずさん、個人情報の扱いが適切でないなど、事業所の運営姿勢に不信感を抱くこともあります。
改善を求めても変わらないことへの失望もあります。問題を訴えても対応してもらえず、「ここにいても何も変わらない」と感じてしまいます。
生活状況の変化
個人的な事情による退所もあります。
家庭の事情で通えなくなることがあります。家族の介護が必要になった、引っ越しが決まった、家庭内の問題で精神的余裕がなくなったなど、生活環境の変化で継続が難しくなります。
経済的な理由もあります。交通費が負担になる、昼食代が出せない、通所するための服や靴を買う余裕がないなど、金銭的な問題で通えなくなることもあります。
他のサービスとの両立が難しい場合もあります。医療機関への通院頻度が増えた、他の福祉サービスを利用することになったなど、スケジュール的に両立できなくなることがあります。
より良い選択肢が見つかった
前向きな理由で辞めたいと考えることもあります。
一般就労の機会が得られた場合、B型を卒業することになります。これは喜ばしいステップアップです。
就労継続支援A型への移行を目指すこともあります。スキルが向上し、雇用契約を結んで最低賃金以上の給与を得られるA型に挑戦したいと考えることは自然です。
別のB型事業所に魅力を感じたこともあります。より高い工賃、自分に合った作業内容、良好な環境の事業所を見つけ、移りたいと考えることもあります。
就労移行支援で訓練を受けたいと思うこともあります。一般就労を本格的に目指すため、就労移行支援で専門的な訓練を受けたいと考えることもあります。
辞める前に試してほしい対処法
辞めたいと感じたとき、すぐに退所を決断する前に、以下の対処法を試してみることをおすすめします。状況が改善される可能性があります。
まずは相談する
一人で抱え込まず、誰かに相談することが第一歩です。
事業所のスタッフに相談する サービス管理責任者や信頼できる支援員に、正直に悩みを打ち明けてみましょう。「辞めたい」とまで言わなくても、「最近辛いことがある」「困っていることがある」と伝えるだけでも構いません。
事業所側も、利用者が辞めてしまうことは避けたいと考えています。改善できる点があれば、対応してくれる可能性があります。
相談支援専門員に相談する サービス等利用計画を作成した相談支援事業所の相談支援専門員は、あなたの味方です。事業所との間に入って調整してくれたり、他の選択肢を提案してくれたりします。
事業所に直接言いにくいことも、相談支援専門員を通じて伝えてもらうことができます。
主治医に相談する 体調や症状の悪化を感じている場合は、主治医に必ず相談してください。医学的な視点から、今の環境が適切かどうかを判断してもらえます。
場合によっては診断書を書いてもらい、一時的な休養や環境調整の必要性を事業所に伝えることもできます。
家族や信頼できる人に相談する 家族、友人、他の支援者など、あなたのことをよく知る人に話を聞いてもらいましょう。客観的な意見や、自分では気づかなかった視点をもらえることがあります。
環境調整を依頼する
事業所に環境の調整を依頼することで、状況が改善することがあります。
作業内容の変更 今の作業が合わないと感じているなら、別の作業に変えてもらえないか相談してみましょう。多くの事業所では、複数の作業メニューがあります。
座席や作業場所の変更 人間関係で悩んでいる場合、席を変えてもらうだけで関係性が改善することもあります。静かな場所に移してもらう、窓際の明るい場所にしてもらうなど、小さな変更でも効果があります。
勤務時間や日数の調整 体調が優れない場合、通所日数を減らす、1日の時間を短くするなどの調整ができないか相談しましょう。週5日から週3日に減らすだけで、負担が大きく軽減されることがあります。
休憩の取り方の調整 疲れやすい方は、こまめに休憩を取らせてもらえないか相談してみましょう。別室で一人で休める時間を設けてもらうことも有効です。
個別対応の依頼 発達障害など、特定の配慮が必要な場合は、具体的にどんな配慮が必要かを伝えましょう。「急な予定変更が苦手なので、事前に教えてほしい」「指示は口頭だけでなく書面でもらえると助かる」など、具体的に伝えることが大切です。
一時的な休養を取る
無理に通い続けるよりも、一度休んで心身を回復させることが効果的な場合があります。
短期間の休養 1週間〜1ヶ月程度休んでみましょう。心身の疲労が回復すれば、また通えるようになることもあります。
通院を優先する 症状が悪化している場合は、まず治療に専念しましょう。主治医と相談しながら、体調が安定してから通所を再開することもできます。
段階的な復帰 休養後は、いきなり元のペースに戻すのではなく、週1日から、1日2時間からなど、段階的に増やしていきましょう。
休むことは「逃げ」ではありません。回復のための大切なステップです。事業所には正直に「体調を整えるために少し休みたい」と伝えましょう。
個別支援計画の見直し
定期的に行われる個別支援計画の見直しのタイミングで、目標や支援内容を変更することができます。
目標の再設定 当初の目標が現実的でなかった場合、もっと達成しやすい目標に変更してもらいましょう。「週5日通う」から「週3日安定して通う」に変更するなど、無理のない目標に修正します。
支援内容の変更 どんな支援が必要かを改めて伝え、支援計画に反映してもらいましょう。「毎朝、今日の予定を確認する時間を作ってほしい」「週1回、個別面談の時間を設けてほしい」など、具体的な支援を依頼します。
事業所の変更を検討する
今の事業所での改善が難しい場合、別の事業所への移行を検討することも選択肢です。
他の事業所を見学する 受給者証があれば、他のB型事業所も利用できます。いくつかの事業所を見学し、今の事業所と比較してみましょう。
体験利用をする 気になる事業所があれば、体験利用をさせてもらいましょう。実際に作業を体験することで、自分に合っているか判断できます。
相談支援専門員に同行してもらう 事業所見学に相談支援専門員に同行してもらうと、専門的な視点でアドバイスをもらえます。
事業所の変更は決して珍しいことではありません。自分に合った環境を見つけることは、あなたの権利です。
実際に辞める場合の手続き
様々な対処法を試しても改善せず、やはり辞めたいと決断した場合の手続きを説明します。
退所の意思を伝えるタイミング
退所を決めたら、できるだけ早めに事業所に伝えましょう。
一般的には、退所希望日の1ヶ月前までに伝えることが望ましいとされています。事業所によっては、利用契約書に「○日前までに申し出る」という規定がある場合もあるので、確認しておきましょう。
ただし、心身の健康を害している緊急の場合は、すぐに辞めることも可能です。無理に通い続ける必要はありません。
誰に伝えるか
退所の意思は、まずサービス管理責任者または施設長に伝えます。
担当の支援員に先に相談し、サービス管理責任者との面談を設定してもらうのも良いでしょう。
直接伝えるのが難しい場合は、相談支援専門員に間に入ってもらうこともできます。
伝え方
退所の意思を伝える際は、以下の点を明確にしましょう。
退所したい理由 正直に理由を伝えることが理想ですが、詳しく話したくない場合は「体調の都合で」「家庭の事情で」程度でも構いません。
退所希望日 いつまでに辞めたいのかを明確に伝えます。
今後の予定 別の事業所に移る、就労移行支援を利用する、しばらく休養するなど、分かる範囲で今後の予定を伝えます。
例文: 「体調が優れず、通所を続けることが難しくなりました。○月末で退所させていただきたいのですが、お願いできますでしょうか」
「他の事業所で自分に合った作業が見つかりそうなので、○月末で退所させていただきたいと思います」
退所手続きの流れ
退所の申し出 サービス管理責任者に退所の意思を伝えます。
退所日の決定 事業所と相談して、具体的な退所日を決めます。
退所届の提出 事業所から退所届(退所申出書)をもらい、記入して提出します。
契約解除 利用契約が解除されます。契約解除の書類に署名・押印します。
受給者証の返却または変更 事業所から受給者証を返してもらいます。別の事業所を利用する場合は、受給者証の事業所名を変更する手続きが必要です。
私物の整理 ロッカーや作業スペースに置いていた私物を持ち帰ります。
最終工賃の受け取り 退所日までに働いた分の工賃は、通常通り支払われます。支払い時期や方法を確認しておきましょう。
相談支援事業所への報告
事業所を辞めることを、相談支援専門員にも必ず報告しましょう。
相談支援専門員は、サービス等利用計画を作成している責任者です。事業所を変更する場合、新しい事業所での利用計画を作成する必要があります。
また、今後の方向性について相談に乗ってもらえます。
市区町村への手続き
事業所を辞めて別の事業所に移る場合、市区町村での手続きが必要になることがあります。
受給者証の事業所名変更 新しい事業所名を受給者証に記載するため、市区町村の障害福祉窓口で手続きをします。
サービス等利用計画の変更届 利用する事業所が変わるため、サービス等利用計画の変更届を提出します。
これらの手続きは、相談支援専門員がサポートしてくれるので、心配しすぎなくて大丈夫です。
引き止められた場合
退所を申し出たとき、事業所から引き止められることがあります。
「もう少し頑張ってみませんか」「改善するから続けてください」などと言われることもあるでしょう。
引き止めに応じるかどうかは、あなた自身が決めることです。改善策が具体的で実現可能なものであれば、もう少し様子を見るのも選択肢ですが、無理に引き留められる理由はありません。
「決心は固まっています」「これ以上は難しいです」ときっぱり断ることも大切です。
強引に引き止められる、退所を認めてもらえないといった場合は、相談支援専門員や市区町村の障害福祉窓口に相談しましょう。
辞めた後の選択肢
就労継続支援B型を辞めた後、どのような選択肢があるのかを見ていきましょう。
別の就労継続支援B型事業所に移る
最も多い選択肢は、別のB型事業所に移ることです。
受給者証があれば、他のB型事業所を利用できます。今の事業所が合わなかっただけで、別の事業所なら問題なく通える可能性があります。
より良い条件の事業所を探す 工賃が高い、自分の興味に合った作業がある、雰囲気が良い、自宅から近いなど、今の事業所より条件が良い事業所を探しましょう。
複数の事業所を見学・体験する 同じ失敗を繰り返さないために、複数の事業所をしっかり見学・体験してから決めることが大切です。
就労継続支援A型に移行する
スキルが向上し、もっと働きたいと思えるようになったら、就労継続支援A型への移行を検討できます。
A型は雇用契約を結ぶため、最低賃金以上の給与が保障されます。B型よりも収入が大きく増える可能性があります。
ただし、A型はB型よりも作業時間が長く(週20時間以上が一般的)、求められる作業レベルも高めです。体調や能力に自信がついてから挑戦するのが良いでしょう。
就労移行支援を利用する
一般就労を本格的に目指したい場合は、就労移行支援の利用を検討しましょう。
就労移行支援では、以下のような訓練やサポートを受けられます。
- ビジネスマナーやコミュニケーションスキルの訓練
- パソコンスキルや専門スキルの習得
- 職場体験や企業実習
- 履歴書作成や面接練習
- 就職後の定着支援
利用期間は原則2年間で、その間に一般企業への就職を目指します。
一般就労に挑戦する
B型で自信をつけた方の中には、直接一般就労に挑戦する方もいます。
障害者雇用枠での就職 障害者雇用促進法により、企業には一定割合の障害者を雇用する義務があります。障害者雇用枠なら、配慮された環境で働けます。
ハローワークの障害者窓口に相談すると、障害者雇用の求人を紹介してもらえます。
障害者就業・生活支援センターでも、就職活動のサポートを受けられます。
しばらく休養する
心身の健康が第一です。無理に次のサービスを探す必要はありません。
医療に専念する 症状が悪化している場合は、まず治療に専念しましょう。主治医と相談しながら、体調が安定するまでゆっくり休みます。
生活リズムを整える 在宅で過ごしながら、規則正しい生活リズムを整えることも大切です。朝決まった時間に起きる、散歩をする、趣味を楽しむなど、無理のない範囲で活動します。
焦らない 「何かしなければ」と焦る必要はありません。今は休む時期だと割り切り、心身の回復を最優先にしましょう。
回復したら、改めて次のステップを考えれば良いのです。
他の福祉サービスを利用する
就労系以外の福祉サービスも選択肢です。
生活介護 就労よりも、日常生活の維持・向上を目的とするサービスです。創作活動、軽作業、レクリエーションなどを通じて、生活の質を高めます。
自立訓練(生活訓練) 地域生活を送るために必要な生活能力を向上させる訓練を受けられます。利用期間は原則2年間です。
地域活動支援センター 創作活動や生産活動の機会を提供し、社会との交流を促進する施設です。就労にこだわらず、自分のペースで活動できます。
在宅で過ごす
すぐに福祉サービスを利用せず、在宅で過ごすことも選択肢の一つです。
無理に何かをする必要はありません。自分のペースで生活し、準備ができたら次のステップを考えましょう。
辞めることへの罪悪感との向き合い方
「辞めたら周りに迷惑をかける」「せっかく受け入れてくれたのに申し訳ない」という罪悪感を持つ方は多いです。
しかし、以下の点を思い出してください。
あなたの健康が最優先 どんな状況でも、あなたの心身の健康が最も大切です。我慢して体調を崩すよりも、適切な選択をすることが重要です。
合わないことは誰の責任でもない 事業所との相性が合わなかったのは、誰のせいでもありません。人と環境には相性があるのです。
辞めることは失敗ではない 辞めることは、新しい一歩を踏み出すための選択です。失敗ではなく、自分に合った環境を探すプロセスの一部です。
事業所も利用者の幸せを願っている 良心的な事業所なら、利用者が無理をして通い続けることは望んでいません。あなたがより良い選択をすることを応援してくれるはずです。
次のステップがある 辞めたら終わりではありません。別の事業所、別のサービス、休養など、次のステップがあります。
罪悪感を感じる必要はありません。自分の人生を大切にすることは、当然の権利です。
よくある質問
Q1: 辞めたいと言ったら、スタッフに怒られませんか?
適切に運営されている事業所なら、怒られることはありません。もし怒られたり、不当な扱いを受けたりした場合は、相談支援専門員や市区町村の窓口に相談してください。
Q2: 辞めると受給者証はどうなりますか?
受給者証は返却されますが、有効期限内であれば他の事業所で使えます。別のB型事業所や他の福祉サービスを利用する際に引き続き使用できます。
Q3: 辞めた後、再び同じ事業所に戻ることはできますか?
可能です。一度辞めても、定員に空きがあり、双方が同意すれば再度契約して利用することができます。
Q4: 辞めるときに違約金などは発生しますか?
通常、違約金などは発生しません。ただし、事業所から貸与されていた物品(制服、道具など)があれば返却する必要があります。
Q5: すぐに辞めたい場合、1ヶ月待たないといけませんか?
緊急の場合(健康上の理由など)は、すぐに辞めることも可能です。事業所と相談して、できるだけ早い退所日を設定してもらいましょう。
Q6: 辞めることを家族に反対されています。どうすればいいですか?
家族と一緒に相談支援専門員や主治医と面談し、専門家から説明してもらうと理解が得られやすくなります。あなたの健康と幸せのための選択であることを伝えましょう。
Q7: 辞めた後、受給者証を使わない期間があっても大丈夫ですか?
大丈夫です。受給者証は有効期限内であれば、使わない期間があっても問題ありません。必要になったときに再度利用できます。
まとめ
就労継続支援B型を辞めたいと感じることは、決して恥ずかしいことでも失敗でもありません。
辞めたいと感じる理由は人それぞれです。人間関係、作業内容、工賃、体調、事業所の環境など、様々な要因があります。
大切なのは、一人で抱え込まず、まず誰かに相談することです。相談することで、改善策が見つかることもあれば、辞める決断を後押ししてもらえることもあります。
辞める前に、環境調整、休養、事業所の変更など、いくつかの対処法を試してみることをおすすめします。しかし、それでも改善しない場合は、無理に続ける必要はありません。
辞めることを決めたら、適切な手続きを踏んで退所し、次のステップを考えましょう。別のB型事業所、A型、就労移行支援、一般就労、休養など、様々な選択肢があります。
あなたの人生です。あなた自身が納得できる選択をすることが何より大切です。
辞めたいと感じている今、それは新しい一歩を踏み出すサインかもしれません。自分の気持ちを大切にして、あなたに合った環境を見つけてください。応援しています。

コメント