就労継続支援B型で放置される サポート不足の対処法と改善方法

はじめに

就労継続支援B型事業所を利用しているものの、「支援員が何も教えてくれない」「質問しても無視される」「困っていても助けてくれない」「自分だけ放置されている気がする」こうしたサポート不足や放置を感じている方がいらっしゃいます。本来、支援を受けるために通っているはずなのに、放置されていると感じることは、非常に辛く孤独な体験です。

しかし、放置されていると感じる状況には、いくつかのパターンと理由があります。実際に支援が不足している場合もあれば、事業所の方針(自立を促すため)、支援員の人手不足、またはコミュニケーションのすれ違いなど、様々な要因が考えられます。重要なのは、その状況を正しく理解し、適切に対処することです。

放置されている状況は、改善できる可能性があります。支援員に相談する、具体的なサポートを依頼する、相談支援専門員に介入してもらういくつかの対処法があります。それでも改善しない場合は、事業所の変更も選択肢です。我慢し続ける必要はありません。

本記事では、放置されていると感じる状況のパターン、その理由、対処法、改善が見込めない場合の判断基準、そして適切なサポートを受けられる事業所の見つけ方まで、詳しく解説していきます。

「放置される」と感じる状況のパターン

パターン1  作業を教えてもらえない

状況 作業のやり方を教えてもらえず、放置される。

具体例 

  • 「これやっといて」と作業を渡されるだけ
  • やり方を聞いても「見て覚えて」と言われる
  • 分からないまま作業を続けている
  • ミスをしても指摘されない

影響  作業ができず、自信を失う。

パターン2  質問しても答えてもらえない

状況 質問しても、無視される、適当な返事をされる。

具体例 

  • 「後でね」と言われて、そのまま忘れられる
  • 「自分で考えて」と突き放される
  • 忙しそうで声をかけづらい
  • 質問すると嫌な顔をされる

影響  分からないことを聞けなくなる。

パターン3  困っていても助けてくれない

状況 明らかに困っているのに、助けてくれない。

具体例 

  • 作業が進まず固まっているのに、声をかけてくれない
  • 体調が悪そうなのに、気づいてくれない
  • 他の利用者とトラブルになっているのに、介入してくれない

影響  孤立感、見捨てられた感覚。

パターン4  話しかけてくれない

状況 支援員から話しかけてくれることがない。

具体例 

  • 挨拶以外、会話がない
  • 様子を見に来てくれない
  • 「大丈夫?」と声をかけてくれない
  • 他の利用者とは話しているのに、自分には話しかけてくれない

影響  自分だけ無視されている感覚。

パターン5  目標設定やフィードバックがない

状況 個別の目標設定や、作業のフィードバックがない。

具体例 

  • 「何のために通っているか」分からない
  • 作業の評価をしてくれない
  • 褒められることも、注意されることもない
  • 成長している実感がない

影響  モチベーションの低下、無意味感。

パターン6  相談に乗ってくれない

状況 悩みを相談しても、真剣に聞いてくれない。

具体例 

  • 「そうなんだ」と流される
  • 具体的なアドバイスがない
  • 話を遮られる
  • 「みんな我慢してる」と言われる

影響  孤独感、誰も理解してくれない感覚。

パターン7  作業の割り振りがない

状況 作業を割り振ってもらえず、することがない。

具体例 

  • 通所しても、やることがない
  • 「適当に何かやって」と言われる
  • 他の利用者は忙しそうなのに、自分だけ暇
  • ずっと待機している

影響  居場所がない感覚、無価値感。

パターン8  特定の利用者だけ優遇される

状況 他の利用者は手厚くサポートされているのに、自分は放置される。

具体例 

  • 支援員が特定の利用者とばかり話している
  • 他の人には丁寧に教えているのに、自分には教えてくれない
  • 明らかに対応が違う

影響  差別されている感覚、不公平感。

パターン9  体調不良を気にかけてくれない

状況 体調が悪そうなのに、気にかけてくれない。

具体例 

  • 明らかに顔色が悪いのに、声をかけてくれない
  • 休憩したいと言っても、反応が薄い
  • 早退したいと言っても、引き止められる

影響  自分の健康が軽視されている感覚。

パターン10  存在を忘れられている

状況 自分の存在を忘れられているような感覚。

具体例 

  • 名前を覚えてもらえない
  • 欠席しても連絡がない
  • イベントの案内が来ない
  • 自分だけ情報が伝わっていない

影響  存在価値を感じられない。

放置される理由

理由1  支援員の人手不足

最も多い理由 支援員の数が少なく、一人ひとりに十分なサポートができない。

背景 

  • B型事業所の人員配置基準 利用者10人に対し支援員1人
  • この基準では、個別サポートが困難
  • 支援員が常に忙しい状態

結果  意図的に放置しているわけではなく、物理的に手が回らない。

理由2  自立を促す方針

事業所の方針 あえて手を出さず、自分で考えて行動することを促している。

考え方 

  • 「自立支援」の一環
  • 「自分で解決する力をつけてほしい」
  • 「甘やかさない」方針

問題  説明なしに放置すると、利用者は「見捨てられた」と感じる。

理由3  コミュニケーション不足

すれ違い 支援員と利用者のコミュニケーションが不足している。

例 

  • 利用者が「困っている」と言わないので、支援員が気づかない
  • 支援員が「自分から聞いてくるだろう」と思っている
  • お互いに「察してほしい」と思っている

結果  悪気はないが、サポートが行き届かない。

理由4  支援員のスキル不足

能力の問題 支援員自身のスキルや経験が不足している。

例 

  • 新人支援員で、何をすればいいか分からない
  • 障害特性の理解が不足している
  • コミュニケーション能力が低い

結果  サポートしたくても、できない。

理由5  事業所の体制不備

組織的な問題 事業所全体として、支援体制が整っていない。

例 

  • 支援計画が作られていない
  • 役割分担が不明確
  • マニュアルがない
  • 研修が不足している

結果  組織的にサポートが機能していない。

理由6  利用者の特性を理解していない

理解不足 利用者の障害特性やニーズを理解していない。

例 

  • 「自分から聞けばいい」と思っている(利用者が質問できない特性を理解していない)
  • 「できるはず」と思っている(実際には困難な作業を理解していない)

結果  適切なサポートができない。

理由7  優先順位の問題

トリアージ 問題行動のある利用者、重度の利用者に時間を取られ、他の利用者が後回しになる。

現実  限られたリソースの中で、支援員は優先順位をつけざるを得ない。

結果  「手がかからない」利用者が放置される。

理由8  事業所の経営方針

利益優先 利益を優先し、サポートにコストをかけない事業所。

問題 

  • 支援員を最低限しか配置しない
  • 研修にコストをかけない
  • 利用者の満足度より、利益を優先

結果  質の低いサービス。

理由9  支援員の燃え尽き(バーンアウト)

疲弊 支援員自身が燃え尽きており、サポートする余裕がない。

背景 

  • 低賃金、長時間労働
  • 精神的ストレス
  • やりがいを感じられない

結果  サポートの質が低下する。

理由10  意図的な無視(最悪のケース)

ネグレクト 意図的に特定の利用者を無視している(虐待の一種)。

稀だが深刻  これは稀なケースですが、あってはならないことです。

対応  このようなケースでは、即座に外部機関に相談すべきです。

放置されている時の対処法

対処法1  支援員に直接相談する

最初のステップ まず、支援員に直接相談しましょう。

伝え方  「少しお時間いただけますか? 相談したいことがあります」

内容  「作業のやり方が分からないので、教えていただけますか」 「困った時に、誰に聞けばいいか分からないので、教えてください」 「もう少しサポートしていただけると助かります」

ポイント 

  • 具体的に伝える
  • 責めるのではなく、「お願い」のスタンスで

対処法2  具体的なサポートを依頼する

明確に 「もっとサポートして」ではなく、具体的に依頼しましょう。

例 

  • 「この作業のやり方を教えてください」
  • 「週に1回、15分程度面談の時間をいただけますか」
  • 「分からないことがあった時、誰に聞けばいいか教えてください」

理由  具体的な方が、支援員も対応しやすいです。

対処法3  別の支援員に相談する

担当を変える 担当支援員が対応してくれない場合、別の支援員に相談しましょう。

方法  「○○さん(別の支援員)に相談したいのですが」

効果  支援員によって、対応が異なることがあります。

対処法4  管理者・施設長に相談する

上に報告 支援員が対応してくれない場合、管理者や施設長に相談しましょう。

伝え方  「サポートが不足していると感じているので、相談させてください」

内容 

  • 具体的にどんなサポートが不足しているか
  • どう改善してほしいか

対処法5  相談支援専門員に介入してもらう

第三者の介入 相談支援専門員に、状況を説明し、介入してもらいましょう。

役割  相談支援専門員が、事業所と話し合い、改善を促してくれます。

効果  第三者が介入することで、事業所が対応を改善することがあります。

対処法6  書面で要望を伝える

記録に残す 口頭で伝えても改善しない場合、書面で要望を伝えましょう。

方法 

  • 要望書を作成
  • 日付、具体的な内容、改善要望を記載
  • 事業所に提出(コピーを保管)

効果  書面にすることで、事業所も真剣に受け止めやすくなります。

対処法7  市区町村に相談する

行政に相談 改善しない場合、市区町村の障害福祉課に相談しましょう。

内容 

  • 事業所でサポートが不足している
  • 改善を求めたが、改善されない

対応  市区町村が、事業所に指導することがあります。

対処法8  運営適正化委員会に相談

苦情解決 各都道府県の運営適正化委員会に、苦情を申し立てることができます。

方法  「[都道府県名] 運営適正化委員会」で検索し、連絡しましょう。

対応  中立的な立場で、苦情の解決をサポートしてくれます。

対処法9  記録をつける

証拠 放置されている状況を、記録につけましょう。

内容 

  • 日付、時間
  • 何があったか(何を依頼したか、どう対応されたか)
  • 誰が関わったか

用途  相談支援専門員、市区町村、運営適正化委員会に相談する際の証拠になります。

対処法10  事業所の変更を検討

最終手段 改善が見込めない場合、事業所の変更を検討しましょう。

判断  後述の「改善が見込めない場合の判断基準」を参考にしてください。

自分でできる工夫

工夫1  積極的に質問する

待たない サポートを待つのではなく、自分から積極的に質問しましょう。

タイミング  支援員が忙しくなさそうな時を狙う。

伝え方  「今、少しお時間ありますか?」と前置きする。

工夫2  具体的に伝える

曖昧さを避ける 「何となく困っている」ではなく、具体的に伝えましょう。

例 

  • ✗「作業が分かりません」
  • ◯「この部品をどこに取り付けるか分かりません」

工夫3  自分から歩み寄る

関係構築 支援員との関係を、自分から構築しましょう。

方法 

  • 挨拶を丁寧にする
  • 感謝の気持ちを伝える
  • 雑談をする(可能なら)

工夫4  他の利用者と協力する

ピアサポート 他の利用者に教えてもらう、助け合うことも有効です。

方法  「これ、どうやるか教えてもらえますか?」

注意  ただし、事業所によっては利用者同士の教え合いを禁止している場合もあります。

工夫5  時間帯を選ぶ

空いている時間 支援員が比較的空いている時間帯を見つけ、その時に質問しましょう。

例 

  • 朝一番
  • 昼休憩の前後
  • 作業開始直後

工夫6  メモを取る

自立 教えてもらったことをメモに取り、次回からは自分でできるようにしましょう。

効果  同じことを何度も聞かずに済み、支援員の負担も減ります。

工夫7  優先順位をつける

重要なことから すべてを一度に解決しようとせず、優先順位をつけましょう。

 「まず作業のやり方を教えてもらう」→「次に目標設定を相談する」

工夫8  フィードバックを求める

自分から 支援員からフィードバックがない場合、自分から求めましょう。

 「今日の作業、どうでしたか?」 「改善点があれば教えてください」

工夫9  定期面談を提案する

仕組み化 週1回、または月1回の定期面談を提案しましょう。

提案  「週に一度、15分程度お時間いただいて、困っていることを相談できませんか?」

工夫10  期待値を調整する

現実的に 理想的なサポートを期待しすぎず、現実的な期待値に調整しましょう。

受け入れる  人手不足などの事情を理解し、ある程度は自分で対処する覚悟も必要です。

改善が見込めない場合の判断基準

判断基準1  3ヶ月経っても改善しない

期間 相談してから3ヶ月経っても、改善が見られない。

判断  事業所が改善する意思がないと判断できます。

判断基準2  相談を拒否される

対応拒否 相談しても、「忙しい」「後で」と拒否され続ける。

判断  サポートする意思がない事業所です。

判断基準3  改善の約束が守られない

口だけ 「改善します」と約束しても、実行されない。

判断  信頼できない事業所です。

判断基準4  体調が悪化している

健康被害 放置される状況で、体調が悪化している。

判断  すぐに事業所を変更すべきです。健康が最優先です。

判断基準5  明らかな差別・虐待

人権侵害 明らかに差別的、虐待的な扱いを受けている。

判断  即座に退所し、市区町村や運営適正化委員会に通報すべきです。

判断基準6  他の利用者も同じ状況

組織的問題 他の利用者も同様に放置されている。

判断  事業所全体の体質的な問題です。改善は困難です。

判断基準7  管理者も対応しない

組織全体 管理者や施設長に相談しても、改善されない。

判断  組織全体が機能不全です。

判断基準8  通所が苦痛

精神的苦痛 通所すること自体が、精神的苦痛になっている。

判断  無理に続ける必要はありません。

判断基準9  成長を感じられない

停滞 数ヶ月通っても、何も成長を感じられない。

判断  その事業所で得られるものがありません。

判断基準10  直感

違和感 直感的に「ここは自分に合わない」と感じる。

判断  直感も大切です。無視しないでください。

適切なサポートを受けられる事業所の見つけ方

ポイント1  支援員の配置数を確認

人員比率 見学時に、支援員の配置数を確認しましょう。

理想  利用者5〜7人に対し支援員1人が理想的です。

質問  「支援員は何人いらっしゃいますか?」

ポイント2  個別支援計画の有無

計画的支援 個別支援計画を作成し、定期的に見直している事業所を選びましょう。

質問  「個別支援計画は作成されますか?」 「どれくらいの頻度で見直しますか?」

ポイント3  定期面談の有無

コミュニケーション 定期的に面談の機会がある事業所を選びましょう。

質問  「利用者との定期面談はありますか?」

ポイント4  見学・体験時の対応

丁寧さ 見学・体験時の対応が丁寧な事業所を選びましょう。

観察 

  • 質問に丁寧に答えてくれるか
  • 利用者への対応が優しいか
  • 忙しくても、時間を作ってくれるか

ポイント5  利用者の表情

雰囲気 見学時に、利用者の表情を観察しましょう。

良い兆候 

  • 利用者が楽しそう
  • 笑顔が多い
  • 支援員と自然に会話している

ポイント6  小規模事業所

手厚さ 小規模(定員20名以下)の事業所の方が、手厚いサポートが期待できます。

理由  人数が少ない方が、一人ひとりに目が届きやすいです。

ポイント7  専門性

障害特性の理解 自分の障害特性を理解している事業所を選びましょう。

例 

  • ASD専門の事業所
  • 精神障害専門の事業所

ポイント8  口コミ

評判 可能なら、実際に利用している人の口コミを聞きましょう。

方法 

  • 相談支援専門員に聞く
  • ピアサポート団体で聞く
  • Googleマップのレビュー(参考程度)

ポイント9  体験利用を活用

実際に体験 必ず体験利用をして、サポートの質を確認しましょう。

確認 

  • 分からないことを質問した時の対応
  • 困っている時に気づいてくれるか
  • 声をかけてくれる頻度

ポイント10  直感を信じる

フィーリング 見学・体験時の直感も大切にしましょう。

良い兆候  「ここなら安心できそう」と感じる。

よくある質問(FAQ)

Q1  放置されていると感じるのは、自分の被害妄想ですか?

A  いいえ、あなたの感じ方は大切です。ただし、客観的に状況を確認するために、相談支援専門員など第三者に相談することをお勧めします。

Q2  支援員に「放置されている」と直接言ってもいいですか?

A  直接「放置されている」と言うと、支援員が防御的になる可能性があります。「もう少しサポートしていただけると助かります」と、建設的に伝える方が良いでしょう。

Q3  他の利用者は手厚くサポートされているのに、自分だけ放置されます。差別ですか?

A  差別の可能性もありますが、他の利用者の障害が重度で、優先的にサポートが必要な場合もあります。まずは支援員に相談しましょう。

Q4  人手不足だから仕方ないと我慢すべきですか?

A  人手不足は事業所側の問題であり、あなたが我慢する理由にはなりません。適切なサポートを求める権利があります。

Q5  相談しても改善しません。どうすればいいですか?

A  相談支援専門員に介入してもらう、市区町村に相談する、または事業所の変更を検討しましょう。

Q6  事業所を変更したいですが、罪悪感があります…

A  罪悪感を感じる必要はありません。自分に合った事業所を選ぶことは、あなたの権利です。

Q7  「自立支援だから」と言われて、何も教えてもらえません。

A  自立支援とネグレクト(放置)は違います。適切なサポートなしに「自立しろ」というのは、適切ではありません。

Q8  支援員が忙しそうで、声をかけづらいです。

A  忙しくても、質問する権利はあります。「今、少しお時間ありますか?」と前置きして、声をかけましょう。

Q9  放置される状況を記録していますが、これは役立ちますか?

A  はい、非常に役立ちます。相談支援専門員や市区町村に相談する際の証拠になります。

Q10  放置されるのが辛くて、B型を辞めたいです。

A  辞める前に、別のB型事業所への変更を検討しましょう。適切なサポートを受けられる事業所は必ずあります。

まとめ 適切なサポートを受ける権利がある

就労継続支援B型で放置されている状況は、決して我慢すべきものではありません。あなたには、適切なサポートを受ける権利があります。まずは支援員に相談し、改善を求めましょう。それでも改善しない場合は、相談支援専門員、市区町村、運営適正化委員会など、外部の力を借りましょう。最終的には、事業所の変更も選択肢です。

大切なポイント

  1. 放置は我慢すべきでない 適切なサポートを受けることは、あなたの権利です。
  2. 理由を理解する 人手不足、方針、コミュニケーション不足など、様々な理由があります。
  3. まず支援員に相談 具体的に、建設的に、サポートを依頼しましょう。
  4. 相談支援専門員を活用 改善しない場合、相談支援専門員に介入してもらいましょう。
  5. 記録をつける 状況を記録することで、証拠になります。
  6. 自分でできる工夫も 積極的に質問する、具体的に伝えるなど、自分でできる工夫もあります。
  7. 改善の期限を設ける 3ヶ月程度を目安に、改善が見られるか判断しましょう。
  8. 体調優先 体調が悪化している場合は、すぐに事業所を変更しましょう。
  9. 事業所変更も選択肢 改善が見込めない場合、別の事業所を探しましょう。
  10. あなたは一人ではない 相談支援専門員、市区町村など、サポートしてくれる人がいます。

あなたへのメッセージ

「放置されている」その感覚は、とても辛いものです。

本来、支援を受けるために通っているはずのB型事業所で、誰も助けてくれない、誰も気にかけてくれない、自分は見捨てられているそう感じることは、深い孤独と無価値感をもたらします。

毎日、通所しても、誰も話しかけてくれない。作業のやり方が分からなくても、教えてくれない。困っていても、気づいてさえもらえないそんな日々は、本当に辛いことです。

そして、「自分が悪いのかもしれない」「我慢すべきなのかもしれない」と、自分を責めているかもしれません。

でも、知ってください。あなたは悪くありません。我慢する必要もありません

B型事業所は、あなたをサポートする場所です。適切な支援を受けることは、あなたの権利です。放置されている状況は、あってはならないことです。

人手不足、支援員のスキル不足、事業所の方針放置される理由は様々ですが、それはあなたが我慢する理由にはなりません。事業所側の問題であり、あなたの問題ではありません。

まず、勇気を出して、支援員に相談してください。「もう少しサポートしていただけると助かります」「作業のやり方を教えてください」「困った時に、誰に聞けばいいか教えてください」具体的に、お願いしてみてください。

もしかしたら、支援員は気づいていないだけかもしれません。あなたが「困っている」と伝えることで、状況が改善するかもしれません。

でも、それでも改善しないなら、遠慮しないでください。相談支援専門員に相談してください。「事業所でサポートが不足しています。助けてください」と。相談支援専門員が、事業所と話し合い、改善を促してくれます。

それでもダメなら、市区町村の障害福祉課、運営適正化委員会外部の力を借りてください。あなたは一人ではありません。あなたを守ってくれる仕組みがあります。

そして、もし事業所が改善しないなら、別の事業所を探しましょう。今の事業所が全てではありません。適切なサポートをしてくれる、温かい事業所は必ずあります。

放置されている今の状況を、我慢し続ける必要はありません。あなたには、より良い環境を求める権利があります。自分を大切にしてください。

あなたが、適切なサポートを受けられる事業所で、安心して通所できる日が来ることを心から願っています。

放置される状況は、変えられます。諦めないでください。声を上げてください。助けを求めてください。

あなたには、価値があります。あなたは、サポートされるに値する人です。放置されるべき人など、誰一人いません。

自分を信じて、一歩を踏み出してください。あなたには、その力があります。

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