「自社のSNSで何を投稿すれば良いの?」
「せっかく投稿しても反応がない」
企業のSNS担当者様でこのようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、企業のSNS投稿で効果的な内容の具体例を8つ ご紹介します。
さらに、投稿前に必ずチェックしたい「投稿前チェックリスト 」もご用意しました。
ぜひ、あなたの企業のSNS運用にお役立てください。
企業のSNSで投稿の内容が決まらない原因
企業のSNSでどのような内容の投稿をすればいいかわからない場合、まずはわからない原因を確認しましょう。
原因を把握することで、発信内容の軸が再確認できます。
SNSでできることを理解していない
企業のSNS運用で、どこまでのマーケティング効果を得られるか把握していますか?
SNSを使って次のような効果が期待できます。
- 認知度アップ
- ブランドイメージ向上
- 販売促進
- 新規顧客獲得
- 顧客ロイヤリティの向上
しかし、SNSでは達成するのがむずかしいマーケティング施策もあります。
例えば高額商品を販売する場合、実際に商品に触れて購入を検討される方が多いため簡単に効果は得られません。
またBtoBマーケティングは、SNSだけでは信頼関係を築くのがむずかしいでしょう。
SNSでできることを把握し運用することで、効率良く効果を得られます。
SNSで投稿する目的が定まっていない
SNS運用ではコンセプト設計が重要です。
「どのような目的を達成するために、誰に向けて、どのような発信をするか」という3点は、最初に必ず決めておきましょう。
例えば、アパレルブランドのSNSでも目的が異なると発信内容も変わります。
- 商品の魅力を伝える高品質なビジュアル訴求
- 着こなし方法
- 自社ブランドのハッシュタグを必ずつけ認知度向上
- 購入データにもとづき属性や興味関心でセグメント化し、それぞれに向けたコンテンツの発信
- アンケートやライブ配信など
SNS運用の目的を明確にし、それにそった発信内容を考える必要があります。
SNS投稿のデータを計測していない
SNSで投稿したら、必ずデータを計測し分析しましょう。
どのような投稿がいいねやコメント、シェアなどのエンゲージメントを獲得しているか分析します。
効果的なコンテンツを把握できたり、投稿する時間帯や、ハッシュタグについても戦略を立てたりできます。
エンゲージメントが低い投稿の原因を探ることで、改善にもつながるでしょう。
またデータ分析によりターゲット層がより理解でき、ニーズの深掘りも可能です。
SNS運用の長期的な展望が見えていない
SNSは一時的に投稿が注目されるだけでは、マーケティングツールとして不十分です。
ユーザーにとって有益な投稿を重ね、集客や顧客との関係性を築くツールとして育てましょう。
少ない労力で効果を得られるよう、継続的に改善し長期的な視点で戦略を立てることが重要です。
企業のSNSで投稿内容に迷ったときのヒント
SNSを利用するユーザーの心理で、「読まない、信じない、行動しない」3つの壁があるといわれています。
そのためユーザーが一目で読みやすく、信じられる根拠を提示し、簡単に行動できるもしくはこんな風になりたいと思われるよう、工夫して投稿を作成することが重要です。
またSNSの投稿内容は、ただ発信したいことを発信するのではなく、ユーザーの悩みやトレンドを把握して発信しましょう。
- 過去の投稿で反応がいい投稿を別角度から発信
- 別のSNSやGoogle検索
- 本や雑誌
- ラッコキーワード
- Yahoo!知恵袋
- 体験談
- アンケートや質問機能を使って悩みを集める
企業SNSの投稿内容具体例8つ
ここからは、企業SNSの投稿内容を具体例とともに8つ紹介します。
目的や状況に合わせて使い分けてください。
例1.ランキングやまとめ
ユーザーは時間をかけたくない、努力をしたくないという心理の中で投稿を見ています。
ランキングやまとめなどは、手軽に情報を知りたい方にとって有益です。
ランキングであれば、下位から表示し最後のページで1位を見せると最後まで投稿を見てもらえる可能性があがります。
例2.ハウツー
やり方や手順を紹介するハウツー投稿は、動画との相性がいい内容です。
何度も見たいユーザーは保存するので、エンゲージメント向上につながります。
ハウツーを投稿する場合、具体的に詳しく解説することが重要です。
例3.成功談・コツ
体験談は独自性が強く、どのSNSでも評価が高くなる傾向があります。
成功体験や成功のコツは、何度も見返したくなると思ってもらえたら保存やフォローにつながるでしょう。
まねできること、まねしやすいようにかみ砕いて解説することが好まれる為、工夫が必要です。
例4.失敗談
人は失敗したくない時には、行動を起こしやすい傾向があります。
失敗談は、同じ状況に置かれている方の共感を得たり、親近感を持ってもらえたりするでしょう。
失敗に対しどのような対処法をとって、どのような成果につながったかを合わせて発信すると効果的です。
例5.心が動かされたエピソード
最近感動した人の言葉やエピソードなどを共有することで、さまざまな効果が期待できます。
最近のSNS運用では、スタッフが実際に登場する人を感じられる投稿が多く見られます。
心が動く投稿は、人間味を感じ、共感を得られ、好感度向上にもつながるでしょう。
またコメントやシェアの増加にも期待できます。
例6.作業風景
実際に作業している風景や、現場の写真などを投稿することも効果的です。
企業として透明性を高め、製品開発の裏側などは品質に対する自信を示せます。
またブランドイメージの向上や、競合との差別化を図れるでしょう。
親近感や共感を得られ、ユーザーとの距離を縮めることも期待できます。
例7.最新情報
新商品の情報やイベント情報、プレゼントキャンペーンなどの企画情報、季節に合わせた情報(ゴールデンウィークやクリスマスなど)なども発信しましょう。
また、業種によっては新制度発足に合わせ、自社商品やサービスを使うことで不具合を対策できることなどを発信するのも効果的です。
例8.口コミ・お客様の声
口コミやお客様の声を紹介するのもおすすめです。
そのまま載せるだけでは、スルーされて読んでもらえません。
お客様の声を載せる場合は、そのお客様が商品やサービスを使ってどのような成果を得たのか、またなぜその成果を得られたのかなども記載します。
自分ごととして見てもらえるよう、プラスアルファして記載する工夫が必要です。
企業のSNSで注意したいこと
SNSは拡散力が高い分、気をつけなければ悪影響な内容も瞬く間にひろまります。
SNS投稿で失敗しないために、ぜひ注意したいことをチェックしておいてください。
炎上などのリスク対策
企業のSNS運用では、炎上やガイドライン違反に対し、必ずリスク対策をしなければいけません。
- 競合他社を誹謗中傷する
- 差別的な発言などの内容は発信
- 情報漏えい
- 著作権の侵害
企業のSNS運用で失敗しないためには、SNS運用のルールを策定し、社内で共有します。
また投稿前にチェックする体制を作っておくといいでしょう。
ブランドイメージを統一する
トレンドにのった内容を発信しようとするあまり、ブランドイメージとかけ離れた投稿をしてしまうこともあります。
また複数の担当者が運用する場合、ブランドイメージやSNS運用のコンセプトに対する認識違いにより、投稿の統一感がぶれることもあるでしょう。
どのような企業、ブランドに見られたいかは常に意識し、イメージに合った投稿をする必要があります。
投稿前のチェックリスト
たくさんの方に見てもらえる投稿になっているかが確認できる、チェックリストを作りました。
- ターゲットが自分ごとと思える内容になっているか
- タイトルが誇張しすぎていないか
- 文章は簡潔か
- 専門用語を使っていないか
- 数字や例を使って具体的に書かれているか
- 1投稿1メッセージになっているか
- ターゲットが明確になっているか
投稿前にぜひチェックしてみてください。
まとめ
本記事では、企業のSNSでどのような内容を投稿すればいいか具体例を8つ紹介しました。
日々アンテナをはり、気づいたことや発見があればメモする習慣をつけると、発信内容のヒントになるでしょう。
また本来の業務と兼業しているため、投稿内容を考える時間がないという方もいますよね。
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