「Instagramのフィード投稿でいまひとつ効果がでない」と、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
せっかく渾身のコンテンツを作っても、適切な画像サイズで作成できていないことで、訴求ポイントが届いていないのかもしれません。
そこで本記事では、2024年の最新情報をもとにInstagramフィード投稿における適切な画像サイズを徹底解説します。
適切なサイズでの画像作成の方法やテクニックも紹介します。
Instagramでご自身の目的に合ったサイズを選択し、効果をInstagramで成果をだしましょう。
Instagramの適切な画像サイズ一覧
Instagramで投稿に使える画像サイズの一覧は次の通りです。
適切な画像サイズ | 推奨アスペクト比 | |
縦長 | 1080×1350ピクセル | 4:5 |
縦長(フルスクリーン) | 1080×1920ピクセル | 9:16 |
正方形 | 1080×1080ピクセル | 1:1 |
横長 | 1080×566ピクセル | 1.91:1 |
幅が320~1080ピクセルで、アスペクト比1.91:1~4:5の画像の場合、解像度は元の画像のものが適用されます。
上記よりも小さいサイズの画像であれば、幅320ピクセルまで画像が拡大され、画質が荒くなってしまうので注意しましょう。
参考:Instagramヘルプセンター「Instagramでシェアする写真の画像解像度」
投稿の目的ごとに最適な画像サイズが異なりますので、それぞれ詳しく解説していきます。
フィード投稿
フィード投稿での推奨されているサイズは次の通りです。
適切なサイズ | 推奨アスペクト比 | |
縦長 | 1080×1350ピクセル | 4:5 |
正方形 | 1080×1080ピクセル | 1:1 |
横長 | 1080×566ピクセル | 1.91:1 |
最近では縦長の画像がトレンドで多く使われています。
縦長は画面上に大きく表示されるので情報量が多い場合に有効です。
サムネイルなど投稿の一覧上では、正方形で表示されるので表紙は正方形の中に情報を入れるようにしましょう。
ストーリーズ
ストーリーズの推奨画像・動画サイズはこちらです。
適切なサイズ | 推奨アスペクト比 | |
縦長(フルスクリーン) | 1080×1920ピクセル | 9:16 |
ストーリーズは全画面表示されるため、視認性が高くインパクトがあります。
上下にアイコンやユーザー名、メッセージ送信ボタンが表示されるので、かぶらないように作成しましょう。
Instagramストーリーズを効果的に運用する方法を下記記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。【2024年最新】インスタグラムストーリーズの攻略法!使い方や運用ポイント、成功事例を紹介
リール
リールでの最適な画像・動画サイズはこちらです。
適切なサイズ | 推奨アスペクト比 | |
縦長(フルスクリーン) | 1080×1920ピクセル | 9:16 |
リールは動画や音声を使って簡潔に解説する場合などに使いやすく、拡散力の高いことが特徴です。
画面の上部・下部・右下に、文字やいいねなどのボタンが表示されるため、該当の箇所には重要な情報を入れないように気をつけましょう。
上記のサイズであれば、秒数に気をつければTikTokにも流用が可能です。
画像広告
Instagramの画像広告は、掲載場所ごとに推奨サイズが異なります。
掲載箇所 | 推奨アスペクト比 | 特徴 |
フィード | 1:1 | 比較的低い単価で配信が可能 |
ストーリーズ | 9:16 | エンゲージメント率が高い |
発見タブ | 9:16 | 関心が高いユーザーにリーチできる |
正しいサイズで広告を配信することで、より多くのユーザーへのリーチが期待でき、コンバージョン率向上につながるでしょう。
動画広告
Instagramの動画広告も、画像広告と同じく掲載場所ごとに推奨サイズが異なります。
掲載箇所 | 推奨アスペクト比 | 特徴 |
フィード | 4:5 | 比較的低い単価で配信が可能 |
ストーリーズ | 9:16 | エンゲージメント率が高い |
リール | 9:16 | 拡散力が高い |
発見タブ | 4:5 | 関心が高いユーザーにリーチできる |
動画広告では、画像と比べて多くの情報を伝えられるので訴求力が高くなります。
訴求したい内容やターゲットに合わせて、掲載方法を選ぶといいでしょう。
Instagram広告の推奨画像・動画サイズ
Instagram広告での推奨画像サイズ、動画サイズは広告の種類ごとに異なります。
広告の種類 | 画像 | 動画 |
カルーセル | 正方形 | 正方形 |
Instagramストーリーズ | 縦型(フルスクリーン) | 縦型(フルスクリーン) |
リール | – | 縦型(フルスクリーン) |
ショップ | 正方形 | 正方形 |
発見タブ | 縦型(フルスクリーン) | 縦型(4:6) |
適切なサイズで広告を配信し、効果的な広告運用を行いましょう。
画像サイズを変更する方法
Instagramの投稿画面で画像サイズを変更する方法を紹介します。
- 「+」マークをタップし投稿画面を開きます
- 投稿したい画像を選択しましょう
- 選択した画像の左下にサイズ変更ボタンがあるのでタップしましょうすると正方形と縦長に切り替えができます
そのほか「Photoshop」や「CANVA」などのツールを使えば、サイズ変更とともに画像編集もできます。
ご自身の使いやすいツールを見つけて、より魅力的な投稿を作成してみてください。
画像作成のテクニック
Instagramの投稿画像を適切なサイズで作成することで、美しく表示されユーザーの印象に残りやすくなります。
決められたファイル容量のなかで、なるべく高画質なものを利用するようにしましょう。
その他画像作成のテクニックとして次の3つを紹介します。
写真撮影の時点で画像サイズを意識する
画像サイズを意識して、投稿に使う写真を撮影しましょう。
スマートフォンで撮れる写真のアスペクト比は、9:16などが多く、フィード投稿などの推奨画像サイズよりも縦に長い場合があります。
上下の一部分が、切り取られてしまうことを念頭において撮影すると編集しやすくなるでしょう。
あらかじめ画像サイズを、投稿画像のアスペクト比に設定してから撮影するのもおすすめです。
適切なサイズでないと届けたい情報が見切れることも
画像のサイズが大きすぎると切り取られてしまい、情報が見切れてしまうこともあります。
また画像サイズが小さすぎても、拡大されて表示されることで画質が悪くなり、読み取りづらくなってしまうでしょう。
またフィード投稿で画像を複数投稿する場合は、縦横比が1枚目の画像に合わせられます。
複数枚の画像を投稿する場合は、画像サイズを統一しておきましょう。
ブランドイメージを高める
フィード投稿のデザイン次第で、ブランドイメージを高めることも可能です。
特に表紙画像はサムネイルに表示されたときを想定して、統一感のあるものを作るようにしましょう。
ブランドイメージに合うよう、色合いやグラフィック、フォントなどを選びます。
その際自分の好みではなく届けたいターゲットが求めるもの、好みそうなものによせるようにしましょう。
デザインが決まれば、テンプレートを作っておくと投稿を作成するうえで時間短縮につながります。
まとめ
今回はInstagramの適切な画像サイズ一覧を中心に、画像サイズの変更方法や画像作成のテクニックについて紹介しました。
画像サイズを適切に使い分けることで、次のような効果に期待できます。
- より多くの人にリーチできる
- エンゲージメント率の向上
- ブランドイメージの確率
- コンバージョン率アップ
今回ご紹介した内容を参考に、Instagramのフィード投稿を洗練されたものにしましょう。
またどうしてもInstagramの運用が難しい、という場合は運用代行を利用するのも効果的です。
下記記事でInstagramの運用代行の費用相場などについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
インスタ代行結局いくらぐらいかかるの?最適な価格で依頼するための3つのポイント
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