訪問看護師の1日の訪問件数の平均と無理なく働くための考え方

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訪問看護師として働く際に1日の訪問件数がどのくらいかを事前に把握しておくことで、自分の体力やライフスタイルに合った事業所選びができます。

この記事では訪問看護師の1日の訪問件数の平均と無理なく働くための考え方を解説します。

1日の訪問件数の平均的な目安

目安を、把握しておきましょう。

第一のポイントとして、常勤の訪問看護師の1日の訪問件数は4件から6件程度が一般的な目安です。

1件あたりの訪問時間が30分から1時間、移動時間が15分から30分程度として、午前に2件から3件、午後に2件から3件を回るスケジュールが標準的です。

第二のポイントとして、訪問件数は事業所の方針や地域特性により大きく異なります。

都市部では移動距離が短く訪問件数が多めになる傾向があり、1日6件から7件の事業所もあります。

郊外や地方では移動に時間がかかるため、1日3件から5件程度にとどまる場合があります。

第三のポイントとして、1件あたりの訪問時間によっても件数は変動します。

介護保険の20分未満の訪問が多い事業所では件数が増え、1時間以上の長時間訪問が多い事業所では件数が少なくなります。

医療処置が多い利用者を担当する場合は、1件あたりの時間が長くなるため件数が減ります。

第四のポイントとして、訪問件数には記録の時間は含まれていません。

訪問と訪問の間や訪問終了後に記録業務を行う時間が必要であり、実質的な業務量は訪問件数だけでは測れません。

訪問件数に影響する要因

要因を、見ていきましょう。

第一の要因は、利用者の重症度です。

人工呼吸器管理、ターミナルケア、複雑な医療処置が必要な利用者が多い事業所では、1件あたりの訪問時間が長くなるため件数が少なくなります。

精神科訪問看護や生活指導が中心の事業所では、比較的短時間の訪問が多く件数が増える傾向があります。

第二の要因は、移動手段と移動距離です。

自転車での移動が中心の都市部は移動時間が短く件数を確保しやすい一方、車での移動が必要な地域では移動に時間がかかり件数が減ります。

訪問エリアが広い事業所と狭い事業所でも大きな差が出ます。

第三の要因は、事業所の運営方針です。

収益を重視する事業所では訪問件数を多めに設定する傾向があり、ケアの質を重視する事業所では余裕を持ったスケジュールを組む傾向があります。

第四の要因は、記録業務の効率化の度合いです。

タブレット端末での電子記録を導入している事業所では、訪問先で記録を完了でき、事業所に戻ってからの記録時間が短縮されます。

紙での記録が中心の事業所では、事業所に戻ってからの記録業務に時間がかかります。

第五の要因は、初回訪問や退院時カンファレンスの有無です。

初回訪問は通常の訪問より時間がかかり、退院時カンファレンスへの参加がある日は訪問件数が減ります。

無理なく働くための訪問件数の考え方

考え方を、見ていきましょう。

第一の考え方は、自分の体力に合った件数の事業所を選ぶことです。

体力に自信がない方やブランクが長い方は、1日4件程度から始められる事業所が安心です。

面接で「1日の平均訪問件数はどのくらいですか」と必ず確認します。

第二の考え方は、訪問件数だけでなく業務全体の負担で判断することです。

訪問件数が少なくても重症度の高い利用者が多ければ精神的な負担は大きくなります。

訪問件数が多くても短時間訪問が中心で移動距離が短ければ、負担は軽減されます。

第三の考え方は、記録業務の効率化が進んでいるかを確認することです。

タブレット端末の導入、音声入力の活用、テンプレートの整備などが進んでいる事業所は、記録に追われる時間が短く、訪問件数が多くてもワークライフバランスを保ちやすくなります。

第四の考え方は、パートタイムや時短勤務から始めることです。

いきなりフルタイムでの勤務に不安がある場合、パートタイムで1日2件から3件の訪問から始め、慣れてきたら件数を増やす方法もあります。

第五の考え方は、訪問件数の上限が設定されている事業所を選ぶことです。

「1日の訪問は最大5件まで」などの上限を事業所のルールとして設けているところは、スタッフの負担に配慮している証拠です。

転職時に確認すべきポイント

確認ポイントを、見ていきましょう。

1日の平均訪問件数と最大訪問件数、1件あたりの平均訪問時間、移動手段と訪問エリアの広さ、記録業務の方法と所要時間、残業の有無と月の平均残業時間、訪問件数に対するインセンティブの有無を面接で確認します。

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まとめ

訪問看護師の1日の訪問件数は4件から6件程度が一般的な目安で、利用者の重症度、移動手段と距離、事業所の方針、記録業務の効率化度合いにより大きく異なるため、面接で平均訪問件数や残業時間を具体的に確認し、ナース人材バンクやレバウェル看護などの看護師専門エージェント、ハローワーク、よりそいホットラインなどの支援を活用しながら自分の体力やライフスタイルに合った事業所を選んでいきましょう。

いろとりどり編集部

この記事の監修・運営

就労継続支援B型 いろとりどり編集部

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