感情がない人の特徴と心理的背景の理解

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感情がないと感じる方やそう周囲から見られる方は、背景にある心理的・医学的要因を理解した上で適切な対処を進めることで、自分らしい感情との付き合い方を見つける道筋が見えてきます。感情がないと感じますが、感情が無くなった訳ではありません。感情を捉える力が弱くなっている場合と、感情を表現する能力が低い場合があります。適切な治療を受けたり、技術を身に付ければ、解決に近づきます。

この記事では感情がない人の特徴と心理的背景の理解を解説します。

感情がない人の主な特徴

感情がない人の主な特徴を、まず正確に把握しておきましょう。

第一の特徴は、感情表現の少なさです。

喜び、悲しみ、怒り、驚きなどの感情を、表情、声のトーン、身振り手振りで表現することが少ない傾向があります。

周囲から見ると、無表情、無感動、クールなどの印象を与えることがあります。

ただし表現が少ないだけで、内面では感情を感じている場合も多くあります。

第二の特徴は、共感の表現の難しさです。

他人の喜びや悲しみに対して、適切な共感を示すことが難しい傾向があります。

相手が泣いている時、どう反応すれば良いか分からない、相手の悲しみに対して論理的なアドバイスをしてしまう、相手の喜びを一緒に喜ぶことが難しいなどの問題が起こります。

第三の特徴は、自分の感情の認識の難しさです。

自分が今どんな感情を感じているかを言葉で表現できない、自分の感情を理解できない、感情と身体の感覚の区別がつかないなどの問題があります。

このような特性は、アレキシサイミア(失感情症)と呼ばれる状態として知られています。

第四の特徴は、感動の薄さです。

映画、音楽、芸術、自然の景色、人生の節目などの場面で、強い感動を感じることが少ない傾向があります。

周囲が感動している場面でも、自分だけ冷めている感覚を持つことがあります。

第五の特徴は、対人関係の距離感の独特さです。

人との心理的な距離が遠い、深い関係を築くことが難しい、表面的な関係に留まりやすいなどの傾向があります。

第六の特徴は、論理的・分析的な思考の優位です。

感情ではなく、論理や事実に基づいて判断する傾向が強いことがあります。

このような特性は、職業によっては強みとなる場合もあります。

第七の特徴は、ストレス反応の独特さです。

ストレスを感じても、感情として表現されず、身体症状(頭痛、胃痛、不眠、疲労感など)として現れることが多い傾向があります。

これをストレスの身体化と言います。ストレスを言語化できるようになると身体化は減ります。

第八の特徴は、過去のトラウマの影響による感情の麻痺です。

過去の辛い経験(トラウマ)から自分を守るために、感情を切り離して生きてきた結果として、感情を感じにくくなっている場合があります。

第九の特徴は、生まれつきの気質や特性です。

生まれつきの気質として、感情の起伏が少ない方もいます。

これは個性の一部であり、必ずしも問題とは限りません。

第十の特徴は、感情の処理に時間がかかることです。

その場で感情を感じるのではなく、後になってから感情が湧いてくることがあります。

周囲には冷たい人と見られても、自宅で一人になってから感情が湧き上がる方もいます。

背景にある心理的・医学的要因

背景にある心理的・医学的要因を、見ていきましょう。

第一の要因は、アレキシサイミア(失感情症)です。

アレキシサイミアは、自分の感情を認識し、言葉で表現することが困難な特性を指します。

医学的な疾患ではなく、性格傾向や特性として位置づけられています。

人口の約10パーセントの方に見られると言われています。

第二の要因は、自閉スペクトラム症の特性です。

自閉スペクトラム症がある方の中には、感情の認識や表現が独特な方が多くいます。

ただし、感情を感じていない訳ではありません。

自閉スペクトラム症の方は、表現の仕方や感じ方が定型発達の方と異なる場合があります。

感情は感じていますが、自分の感情をうまく認識できず、言葉で表現するのが苦手な方がいます。

感情を表現する語彙力が不足している場合もあります。

気持ちを表現したいのにできなくて、もどかしく感じている場合も多いです。

第三の要因は、うつ病うつ状態です。

うつ病の症状の一つに、感情の麻痺、興味や喜びの喪失、感情の平板化などがあります。

「何も感じない」「楽しいことが分からない」「無感情になった」などの状態が続く場合、うつ病の可能性が考えられます。

第四の要因は、解離性障害です。

過去のトラウマや強いストレスから自分を守るため、「意識・記憶・感覚」を一時的に切り離す病気です。

現実感の喪失、感情の麻痺、自分が自分でないような感覚などが現れます。

第五の要因は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)です。

PTSDには単回性と複雑性の2種類があります。

災害や交通事故などの単回性トラウマによるPTSDと、日常的・長期的なトラウマによる複雑性PTSDがあります。

特に複雑性PTSD(C-PTSD)では、感情の麻痺が重要な症状の一つとして現れます。

過去のトラウマから自分を守るために、感情を遮断する反応が起こります。

複雑性PTSDでは、解離性障害を併発しやすいです。

第六の要因は、抗うつ薬の副作用です。

SSRIなどの抗うつ薬の副作用として、感情の平板化、感情の麻痺、感動の薄さなどが現れることがあります。

服薬中に感情の変化を感じる場合は、主治医への相談をお勧めします。

第七の要因は、統合失調症の陰性症状です。

統合失調症の陰性症状として、感情の平板化(感情鈍麻)、意欲の低下(無為)、思考の貧困(自発語の減少)、社会的引きこもり(自閉)などが現れることがあります。

陽性症状より静かなので周囲は良くなったと感じることがありますが、本人にとって辛い状況です。

薬物療法や、デイケアや作業療法を組み合わせて治療していきます。

第八の要因は、認知症の症状です。

認知症の進行に伴い、感情の表現が乏しくなることがあります。

特に前頭側頭型認知症では、感情の変化が早期から見られます。

第九の要因は、慢性的なストレスや燃え尽き症候群です。

長期間のストレスや過労により、心が疲弊し、感情を感じる余裕がなくなる状態です。

仕事や育児などで自分を犠牲にしてきた方に多く見られます。

第十の要因は、愛着の問題です。

幼少期の養育環境の問題により、健全な愛着関係を築けなかった経験から、感情を感じにくくなる場合があります。

心理療法を通じて、安心・安全の経験を積み重ね、自己肯定感を身に付けることにより、安心して感情を感じられるようになり、安全な環境なら感情を表現できるようになります。

時間はかかりますが、感情を感じて表現できるようになります。

これらの要因の中で、どれが当てはまるかは、個々の状況により異なります。

複数の要因が絡むこともあります。

長期間感情の問題を抱えている場合、自己判断するのではなく、医療機関や専門家への相談が推奨されます。

主要な医療機関の検索サービスとして、厚生労働省の医療情報ネット(ナビイ)、各地の医師会のウェブサイト、病院情報局、病院ナビ、病院口コミ検索カルー(Caloo)、ドクターズ・ファイルなどがあります。

感情を取り戻すための取り組み

感情を取り戻すための取り組みを、見ていきましょう。

第一の取り組みは、自分の感情に意識を向けることです。

一日に何度か、「今、自分はどんな気持ちか」と自分に問いかける習慣を作ります。

最初は答えられなくても、繰り返すことで自分の感情への意識が高まります。

第二の取り組みは、身体の感覚への注目です。

感情は、身体の感覚とつながっています。

胸が締め付けられる、お腹が重い、肩がこる、呼吸が浅いなどの身体の感覚に気づくことが、感情の認識への第一歩となります。

最初は難しいので1日3つだけなどと決めて取り組むことが、継続への鍵です。

第三の取り組みは、感情の言語化です。

感情を表す言葉のレパートリーを増やすことで、自分の感情を認識しやすくなります。

「嬉しい」「悲しい」「怒り」だけでなく、「もどかしい」「切ない」「ほっとした」「誇らしい」「気まずい」など、細かい感情の言葉を学びます。

主要な感情の言語化に役立つリソースとして、感情語彙の本、ノンバイオレントコミュニケーション(NVC)の書籍、感情ホイール、きもちカードなどがあります。

第四の取り組みは、ジャーナリングです。

日記やジャーナリングを通じて、自分の経験と感情を書き出します。

書き出すことで、自分が感じていた感情を後から発見できることがあります。

主要なジャーナリングアプリとして、Day One、Grid Diary、Moodnotes、Journeyなどがあり、紙では5年連用ライフログなどがあります。

第五の取り組みは、芸術や創作活動です。

絵を描く、楽器を演奏する、歌を歌う、詩を書く、写真を撮るなどの創作活動を通じて、言葉にできない感情を表現できます。

第六の取り組みは、自然との触れ合いです。

公園での散歩、森林浴、海岸へ行く、ガーデニングなど、自然に触れる時間を作ります。

自然の中での体験が、感情の動きを取り戻すきっかけとなることがあります。

第七の取り組みは、信頼できる人との深い会話です。

表面的な会話ではなく、自分の本音や悩みを話せる関係を作ります。

カウンセラー、信頼できる友人、家族などとの会話を通じて、安全な環境の中で感情を表現する練習ができます。

第八の取り組みは、身体を動かすことです。

運動、ヨガ、ダンス、武道、太極拳などの身体を動かす活動が、感情の流れを取り戻す効果があります。

特にダンスやヨガなどの自由な動きが、感情の解放につながることがあります。

第九の取り組みは、瞑想、座禅、マインドフルネスです。

瞑想を通じて、自分の内面に意識を向ける時間を作ります。

主要なマインドフルネスアプリとして、Calm(カーム)、Upmind(アップマインド)、Meditopia(メディトピア)、Awarefy(アウェアファイ)、などがあります。

第十の取り組みは、感情を扱う心理療法です。

フォーカシング、感情焦点化療法、EMDR、ボディサイコセラピー、内的家族システム療法などの心理療法が、感情へのアクセスを助けます。

これらの療法は、専門のカウンセラーや心理士のもとで受けます。

EMDRは扱える専門家が少ないのが現状です。

第十一の取り組みは、過去のトラウマへの対応です。

過去のトラウマが感情の麻痺の原因となっている場合、トラウマ専門の治療が必要となります。

EMDR、トラウマフォーカスト認知行動療法、ソマティック・エクスペリエンシングなどの専門的な治療が選択肢となります。

海外では、STAIR Narrative Therapy(ステア・ナラティブ・セラピー)という治療法が使われたりしています。

日本国内でも有効性を確認する検証を行っています。

第十二の取り組みは、薬物療法の見直しです。

抗うつ薬の副作用で感情が平板化している場合、主治医との相談で薬の種類や量を見直すことができます。

自己判断で薬をやめると中止後症状が出てめまいなどに苦しんだり、急に調子が落ちてしまったりするので、必ず主治医と相談しながら進めてください。

周囲との関係の築き方

周囲との関係の築き方を、見ていきましょう。

第一の取り組みは、自分の特性を周囲に伝えることです。

感情表現が少ないことを、家族、友人、職場の信頼できる人に伝えておくことで、誤解を防げます。

「私は感情表現が少ない傾向があるけれど、内面では感じている」「冷たく見えるかもしれないが、決して相手のことを大切に思っていないわけではない」などと伝えます。

病院やカウンセリングオフィスで心理検査を受けて、カウンセラーと特性を伝わりやすい形に整理し、どうして欲しいかをまとめることが必要です。

特性の理解を押し付けるのではなく、自分のできることを伝えて、歩み寄ることも大切な姿勢です。

第二の取り組みは、言葉での表現の工夫です。

表情や態度で感情を伝えることが難しい場合、言葉で明確に伝える工夫をします。

「ありがとう」「嬉しい」「心配している」「悲しい」などの感情の言葉を、意識的に使う習慣を作ります。

第三の取り組みは、書面でのコミュニケーションです。

口頭での感情表現が難しい場合、手紙、メール、メッセージなどでの表現を活用します。

書面では、時間をかけて言葉を選べるため、感情の表現がしやすくなります。

第四の取り組みは、相手の感情への対応の学習です。

相手が感情的になっている時の対応の仕方を学びます。

「それはお辛かったですね」「うれしいことがあったんですね」など、相手の感情に共感を示す定型句を準備しておくことが有効です。

専門家との感情表現をテーマにしたSST(ソーシャルスキルトレーニング)を通じて自分の気持ちを言葉や表情で正しく伝え、相手の感情を理解する練習をすることも大切です。

絵カードを用いた感情当てゲームや、状況に応じた適切な表現方法を学ぶロールプレイをします。

第五の取り組みは、対人関係の選択です。

感情表現の少ない自分を受け入れてくれる相手との関係を大切にします。

無理に感情豊かな自分を演じる必要はなく、ありのままの自分を受け入れてくれる相手との関係を築きます。

第六の取り組みは、職場での対応です。

職場では、感情表現の少なさが冷たい、やる気がないと誤解されることがあります。

業務での丁寧な対応、明確な言葉での感謝の表現、書面での丁寧な対応などで、誠実さを示せます。

第七の取り組みは、家族関係の構築です。

配偶者や子どもとの関係では、感情表現の少なさが愛情の薄さと誤解されることがあります。

家族との時間を意識的に作る、行動で愛情を示す、言葉で気持ちを伝える努力を続けます。

何かしてもらったら「ありがとう」と伝えるなど、パターン化して行動するのも良い方法です。

上手く話せなくても、感謝の言葉で円滑に回ることが多いです。

第八の取り組みは、恋愛関係の構築です。

恋愛関係では、感情表現が関係の維持に重要な役割を果たします。

自分の特性をパートナーに理解してもらい、お互いに尊重し合える関係を築くことが大切です。

ただし、歩み寄りの姿勢が必要です。

特性を理解してくださいと押し付けるばかりでなく、できること、どうしてもできないことをはっきりさせることが必要です。

第九の取り組みは、子育てへの配慮です。

親として子どもに感情を伝えることは、子どもの健全な発達に重要です。

子どもへの愛情を言葉や行動で明確に示す、子どもの感情に丁寧に向き合うなどの工夫が必要です。

第十の取り組みは、自助グループや当事者会への参加です。

同じ立場の方々との交流を通じて、心の支えとなる人間関係を築けます。

X(旧Twitter)、Threds(スレッズ)、Facebook、LINEオープンチャット、などのオンラインコミュニティでも、同じ悩みを抱える方々と情報交換ができます。

アレキシサイミアや発達障害がある方の自助グループとして、おとなのADHD当事者会、発達障害者ピアサポートグループ、各地の発達障害家族会、自閉スペクトラム症の当事者会などがあります。

専門家のサポートと長期的な改善

専門家のサポートと長期的な改善を、見ていきましょう。

第一に取り組むべきは、自分の状況を客観的に評価することです。

感情がないと感じる状態が、いつから始まったか、どのような状況で強くなるか、生活への影響はどの程度かなどを振り返ります。

医学的な疾患が背景にある場合は、適切な治療を受けることで状況が改善する可能性があります。

第二に取り組むべきは、医療機関での相談です。

長期間感情の問題が続く場合、精神科、心療内科、発達障害専門外来などでの相談が推奨されます。

うつ病、解離性障害、PTSD、自閉スペクトラム症などの可能性を、専門家に評価してもらえます。

主治医との関係を継続的に維持することで、長期的な治療と改善が可能となります。

第三に取り組むべきは、カウンセリングです。

公認心理師や臨床心理士による個人カウンセリングを通じて、感情の問題を深く扱えます。

民間のカウンセリングサービスはたくさんあり、大きく分けて病院併設のもの、個人開業のものがあります。

一般社団法人日本臨床心理士会の「臨床心理士と出会うには」を使って臨床心理士を探すことができます。

カウンセラーを探す場合は公認心理師か臨床心理士の資格を持っている方をお勧めします。

臨床心理士指定大学院のある大学併設のカウンセリングルームは、学生の実習も兼ねているので安価に利用できます。

指導者が陪席、または指導するので安心して受けることができます。

費用を抑えたい方にお勧めです。

オンラインカウンセリングサービスとして、うららか相談室、cotreeなどがあります。

特に感情を扱う心理療法に詳しいカウンセラーを選ぶことが推奨されます。

第四に取り組むべきは、長期的な治療への取り組みです。

感情の問題は、短期間での改善が難しいことが多くあります。

数ヶ月から数年単位での治療を覚悟しながら、焦らずに取り組むことが大切です。

第五に取り組むべきは、生活基盤の安定です。

経済的な安定、住居の安定、健康保険などの社会保障の確保が、長期的な治療の前提となります。

ファイナンシャルプランナーへの相談を通じて、長期的な家計設計を進められます。

主要なファイナンシャルプランナーへの相談先として、役所の家計相談、ほけんの窓口、保険見直し本舗、保険クリニック、独立系FP事務所などがあります。

役所の家計相談は無料でファイナンシャルプランナーに相談できます。

第六に取り組むべきは、医療費の負担軽減です。

うつ病、解離性障害、PTSD、発達障害などの精神疾患は、自立支援医療制度の対象となります。

医療費の自己負担が3割から1割に軽減され、低所得者は月額の自己負担上限額も設定されます。

低所得者は月額2500円から5000円程度の上限額が設定され、長期的な医療費の負担を抑えられます。

役所に提出するための診断書料が必要になり、自由診療になるため文書料は病院ごとに異なります。

2年に1回提出が必要となるので、病院選びの際は文書料も考慮に入れた方がよいでしょう。

第七に取り組むべきは、精神障害者保健福祉手帳の活用です。

うつ病、双極性障害、解離性障害、PTSD、発達障害などの精神疾患の場合、症状の程度により手帳の取得が可能です。

手帳の取得により、所得税と住民税の障害者控除、各種公共料金の割引、福祉サービスの利用、障害者雇用枠での就職などが選択肢となります。

手帳の取得のための診断書発行のためには、初診日から6カ月経過していることが必要です。

手帳取得のための診断書の文書料がかかります。

第八に取り組むべきは、各種保険の活用です。

精神疾患の通院歴があると、生命保険、医療保険、就業不能保険などの加入が制限されることがあります。

引受基準緩和型保険、無告知型保険、各種共済などの選択肢があります。

主要な引受基準緩和型保険として、オリックス生命のキュアサポートプラス、メットライフ生命の終身医療保険シンプルエス、朝日生命のスマイルセブン、SOMPOひまわり生命の健康のお守りSなどがあります。

主要な共済として、ぜんち共済、JLSAあんしん総合補償制度、都道府県民共済、CO・OP共済などがあります。

第九に取り組むべきは、就労支援の活用です。

感情の問題により就労が困難となっている場合、就労移行支援事業所、就労支援センターでの就労準備支援が選択肢となります。

地域によっては自治体が就労支援センターを設置している場合もあります。

主要な就労移行支援事業所として、LITALICOワークス、ココルポート、ウェルビー、などがあります。

最大2年間の就労準備支援を受けられます。

利用料は世帯所得に応じて設定されており、低所得世帯は無料で利用できます。

第十に取り組むべきは、障害者雇用枠での就職の検討です。

精神疾患の手帳を取得している方には、障害者雇用枠での就職という選択肢もあります。

主要な障害者雇用の転職エージェントとして、dodaチャレンジ、ランスタッド、マイナビパートナーズ、LITALICO仕事ナビ、atGPエージェントなどがあります。

第十一に取り組むべきは、法的なサポートの活用です。

職場でのハラスメント、不当解雇、休職時の権利の問題などには、弁護士のサポートが必要となる場合があります。

法テラスを活用すれば、初期費用なしで3回まで弁護士に相談できます。

経済的に困窮している方を対象とした民事法律扶助制度を活用すれば、月々5000円から1万円程度の少額分割で立替金を返済できます。

民事法律扶助制度を利用できる弁護士は、ひまわりサーチという弁護士のデータベースで検索でき、自分で依頼することもできます。

第十二に取り組むべきは、自分を受け入れる姿勢です。

感情表現の少なさは、自分を変えるべき欠点ではなく、自分の特性の一部として受け入れることが大切です。

無理に感情豊かに振る舞おうとせず、自分らしいペースで生きていく姿勢が、長期的な心の安定につながります。

主治医、カウンセラー、相談支援専門員、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、税理士、弁護士、家計相談、法テラス、精神保健福祉センター、発達障害者支援センター、社会福祉協議会の自立相談支援機関、ハローワーク、地域障害者職業センター、LITALICOワークスやatGPジョブトレなどの就労移行支援事業所、アットジーピーやdodaチャレンジなどの障害者雇用エージェント、よりそいホットライン、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤル、いのちSOSなどの専門家と組織のサポートを継続的に活用しながら、自分らしい長期的な生き方を築いていきます。

もしご自身が心の不調を抱えていらっしゃる場合は、ぜひ専門の相談窓口を活用されてください。

まとめ

感情がない人の特徴として感情表現の少なさ、共感の表現の難しさ、自分の感情の認識の難しさ、感動の薄さ、対人関係の距離感の独特さ、論理的・分析的な思考の優位などがあり、背景にはアレキシサイミア(失感情症)、自閉スペクトラム症、うつ病、解離性障害、PTSD、抗うつ薬の副作用、慢性的なストレスなどの要因があり、心療内科や精神科、カウンセリング、LITALICOワークスなどの就労移行支援事業所、主治医、家計相談、法テラス、よりそいホットラインなどの専門家と組織のサポートを活用しながら、自分らしい生き方を築いていきましょう。

いろとりどり編集部

この記事の監修・運営

就労継続支援B型 いろとりどり編集部

当メディアは、障がいを持つライターたちが自ら発信する、障がい者のための転職・就労支援情報メディアです。現役の就労継続支援B型事業所「いろとりどり」が福祉の現場視点から、信頼できる正確な就労ノウハウやリアルな体験談をお届けしています。

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