障がい者転職を検討中の方必読!
絶対に読むべき必読記事
障害者枠で転職活動中の方の中には、自分のトリセツを数値化したい、伝わりやすい書き方を学びたい、適切な活用方法を知りたいと、こうした切実な悩みを抱えている方は少なくありません。
トリセツの数値化は採用担当者への伝わりやすさを大きく向上させる手法で、適切な数値化で長期勤続できる職場を見つけることが可能です。
ここでは、トリセツの基本、数値化のメリット、数値化の方法、項目別の数値化例、書き方の工夫、注意点、利用できる支援について解説していきます。
トリセツの基本
自分のトリセツは、自分の特性、必要な配慮を、書面でまとめた文書です。
応募書類、面接、入社後の関係者との共有に、活用できます。
精神障害、発達障害のある方の転職活動では、特に重要なツールです。
従来のトリセツは、文章中心の記述が多いものです。
「業務量の調整が必要」「業務指示の書面化を希望」など、定性的な表現中心です。
ただし、定性的な表現は、採用担当者にとって、解釈の幅が大きいものです。
「業務量の調整」と聞いても、具体的にどの程度かが、伝わりません。
数値化することで、具体性、客観性、伝わりやすさが、大きく向上します。
「通常社員の80%の業務量」「週20時間の業務時間」など、具体的な数値で伝えます。
主治医の意見書、エージェント、就労移行支援事業所のサポートで、数値化を整えられます。
数値化のメリット1 具体性の向上
数値化のメリットを、見ていきましょう。
具体性の向上が、最も基本的なメリットです。
「業務量の調整」より、「通常社員の80%」と数値で伝える方が、具体的に伝わります。
数値化のメリット2 採用担当者の理解促進
採用担当者の理解促進も、メリットです。
数値で伝えることで、採用担当者が業務遂行能力を、具体的にイメージできます。
数値化のメリット3 客観性
客観性も、メリットです。
主観的な「困難」「苦手」より、数値での「○○時間継続可能」「○○分の休憩が必要」などの方が、客観的です。
数値化のメリット4 配慮の合意の明確化
配慮の合意の明確化にも、つながります。
入社時の合意、書面化が、数値で具体的にできます。
数値化のメリット5 業務遂行能力のアピール
業務遂行能力のアピールにも、なります。
「○○の業務を、○○時間で処理可能」など、数値で能力を示せます。
数値化のメリット6 主治医の意見書との整合
主治医の意見書との整合性も、保ちやすいものです。
医学的な根拠と、トリセツの数値が、整合します。
数値化のメリット7 入社後の運用
入社後の運用にも、有効です。
合理的配慮の運用、調整が、数値で明確になります。
数値化のメリット8 自己理解の深化
自己理解の深化にも、つながります。
数値化のプロセスで、自分の特性、能力を、明確に把握します。
数値化の方法1 業務時間
数値化の方法を、見ていきましょう。
業務時間が、最も基本的な数値化の項目です。
「週○時間の業務可能」「1日○時間の集中業務可能」「○時間連続業務後、○分の休憩が必要」などです。
数値化の方法2 業務量
業務量も、数値化できます。
「通常社員の○%の業務量」「1日○件のタスク処理可能」「○件のメール対応可能」などです。
数値化の方法3 通院頻度
通院頻度も、数値化できます。
「月○回の主治医との通院」「○ヶ月に1回の検査」などです。
数値化の方法4 服薬
服薬の数値化も、可能です。
「1日○回の服薬」「○○の処方薬を継続中」などです。
ただし、詳細を伝えるかは、判断が必要です。
数値化の方法5 休憩・休息
休憩、休息の数値化です。
「○○分ごとに、○分の休憩が必要」「1日○時間の業務後、○時間の休息が必要」などです。
数値化の方法6 在宅勤務
在宅勤務の数値化です。
「週○日の在宅勤務希望」「完全在宅希望」「月○日の出社可能」などです。
数値化の方法7 業務スキル
業務スキルの数値化も、有効です。
「Excel上級スキル(VLOOKUP、ピボットテーブル、マクロ)」「TOEIC○○点」「簿記○級」などです。
数値化の方法8 業務経験
業務経験の数値化です。
「○○の業務を○年間担当」「○○のスキルを○年間活用」などです。
数値化の方法9 業務遂行速度
業務遂行速度の数値化です。
「データ入力○件/時間」「文書作成○枚/日」などです。
数値化の方法10 体調の波
体調の波の数値化も、可能です。
「月に○回程度の体調不良の日」「年に○回の長期療養が必要な時期」などです。
項目別の数値化例1 業務時間の例
項目別の数値化例を、見ていきましょう。
業務時間の例です。
「週30時間(1日6時間×週5日)の業務が、可能です。8時間以上の業務、または週40時間を超える業務は、症状悪化のリスクがあります。」
項目別の数値化例2 業務量の例
業務量の例です。
「通常社員の80%程度の業務量が、適切です。新入社員の100%を基準とすると、徐々に増やして、3ヶ月後に100%、6ヶ月後に120%を目指します。」
項目別の数値化例3 通院の例
通院の例です。
「月1回、第2金曜日の午後に、主治医との通院を継続中です。年4回の定期検査も、実施しています。」
項目別の数値化例4 休憩の例
休憩の例です。
「2時間の業務ごとに、5分から10分の休憩が必要です。1日に、合計30分から60分の休憩を、確保したいです。」
項目別の数値化例5 在宅勤務の例
在宅勤務の例です。
「週3日の在宅勤務を、希望します。出社日は、火曜日と木曜日の2日です。通勤負担の軽減で、体調管理がしやすくなります。」
項目別の数値化例6 業務スキルの例
業務スキルの例です。
「Excel上級スキル(VLOOKUP、ピボットテーブル、マクロ、Power Query)、TOEIC 750点、日商簿記2級、ITパスポートを保有しています。データ分析、業務改善で、活かせます。」
項目別の数値化例7 業務経験の例
業務経験の例です。
「データ入力業務を5年間、経理事務を3年間、合計8年間の事務経験があります。月間1万件のデータ入力、年間の決算業務も、担当しました。」
項目別の数値化例8 業務遂行速度の例
業務遂行速度の例です。
「データ入力は、1時間あたり120件処理可能です。文書作成は、1日あたり10枚のレポート作成が可能です。」
項目別の数値化例9 ストレス耐性の例
ストレス耐性の例です。
「会議への参加は、週3回まで、1回30分以内が、適切です。それを超えると、集中力の低下、疲労の蓄積が起きやすいものです。」
項目別の数値化例10 緊急対応の例
緊急対応の例です。
「緊急時の電話対応は、週2件まで、1件10分以内が、対応可能です。それを超える緊急対応は、事前の調整が必要です。」
トリセツA4 1枚の数値化された構成例
トリセツA4 1枚の数値化された構成例を、見ていきましょう。
「【自分のトリセツ】
氏名: ○○○○
障害: 精神障害者保健福祉手帳○級(うつ病)
【強み】
業務スキル: Excel上級、Word上級、PowerPoint中級
資格: 日商簿記2級、ITパスポート、TOEIC 750点
業務経験: 経理事務8年、データ入力5年
集中力: 2時間の連続業務が可能
【業務遂行能力】
業務時間: 週30時間(1日6時間×週5日)が可能
業務量: 通常社員の80%が、適切
業務遂行速度: データ入力120件/時間、文書作成10枚/日
【必要な配慮】
業務指示: メール、チャット等の書面で(口頭の指示は、メモを取ります)
業務量: 通常社員の80%程度
通院: 月1回、第2金曜日の午後
残業: 原則禁止、定時退勤
電話対応: 週2件まで、1件10分以内
在宅勤務: 週3日希望(出社は火・木)
【ストレスのサイン】
不眠、食欲不振、業務への集中力低下、頭痛
【ストレス対処法】
深呼吸(3回)、短い休憩(5分)、上司との早期相談、主治医との通院
【緊急時の連絡先】
主治医: ○○病院 ○○先生(○○-○○-○○○○)
家族: ○○○○(○○-○○-○○○○)」
書き方の工夫1 具体的な数値
書き方の工夫を、見ていきましょう。
具体的な数値が、最も基本的な工夫です。
「少し」「多め」より、「○○件」「○○時間」と、具体的な数値で伝えます。
書き方の工夫2 範囲の明示
範囲の明示も、有効です。
「2時間から3時間」「週2回から3回」など、範囲を示します。
体調の波に、対応できます。
書き方の工夫3 段階的な目標
段階的な目標も、示します。
「最初は○○、3ヶ月後に○○、6ヶ月後に○○」など、成長の段階を示します。
書き方の工夫4 主治医の意見書との整合
主治医の意見書との整合性を、保ちます。
医学的な根拠と、トリセツの数値を、合わせます。
書き方の工夫5 強みと配慮のバランス
強みと配慮のバランスを、保ちます。
配慮事項だけでなく、強み、業務スキルも、数値で示します。
書き方の工夫6 視覚的な整理
視覚的な整理も、進めます。
タイトル、項目、数値を、見やすく整理します。
書き方の工夫7 エージェントの添削
エージェントの添削を、活用します。
書面の客観的な評価、改善点を、得られます。
書き方の工夫8 定期的な更新
定期的な更新も、進めます。
業務遂行能力の向上、症状の変化に応じて、数値を更新します。
注意点1 数値の根拠
注意点を、整理しておきましょう。
数値の根拠を、明確にします。
主治医の意見書、過去の業務実績、自己観察などの根拠です。
注意点2 過度な数値化を避ける
過度な数値化を、避けます。
すべてを数値化する必要は、ありません。
定性的な表現も、必要に応じて活用します。
注意点3 体調を最優先
体調を、最優先します。
トリセツ作成のために、体調を悪化させないようにします。
注意点4 主治医との連携
主治医との連携を、続けます。
数値の医学的な根拠を、主治医と共有します。
注意点5 嘘の数値を避ける
嘘の数値を、避けます。
実態と異なる数値は、入社後の運用で問題となります。
注意点6 範囲を持たせる
範囲を持たせることも、大切です。
体調の波を考慮した、現実的な数値です。
注意点7 長期視点
長期視点を、持ちます。
3年、5年、10年のキャリアを、視野に入れます。
数値化が向いている項目1 業務時間
数値化が向いている項目を、見ていきましょう。
業務時間が、最も基本的な項目です。
「週30時間」「1日6時間」など、具体的に数値化できます。
数値化が向いている項目2 業務量
業務量も、数値化が向いている項目です。
「通常社員の80%」「1日○件」などです。
数値化が向いている項目3 通院頻度
通院頻度も、数値化が向いている項目です。
「月1回」「年4回の検査」などです。
数値化が向いている項目4 業務スキル・経験
業務スキル、経験も、数値化が向いている項目です。
「8年の経験」「TOEIC 750点」「簿記2級」などです。
数値化が向いている項目5 業務遂行速度
業務遂行速度も、数値化が向いている項目です。
「データ入力120件/時間」などです。
数値化が向いている項目6 休憩・休息
休憩、休息も、数値化が向いている項目です。
「2時間ごとに5分の休憩」などです。
数値化が向いている項目7 在宅勤務
在宅勤務も、数値化が向いている項目です。
「週3日の在宅」などです。
数値化が難しい項目1 ストレスのサイン
数値化が難しい項目を、見ていきましょう。
ストレスのサインが、最も基本的な数値化が難しい項目です。
「不眠」「食欲不振」「集中力低下」など、定性的な表現が適しています。
数値化が難しい項目2 ストレス対処法
ストレス対処法も、数値化が難しい項目です。
「深呼吸」「主治医との相談」など、定性的な表現が適しています。
数値化が難しい項目3 緊急時の連絡先
緊急時の連絡先は、数値ではなく、具体的な情報が必要です。
主治医、家族、サポート機関の連絡先です。
数値化が難しい項目4 強み
強みは、数値化と定性的表現の組み合わせが、有効です。
「Excelスキル(VLOOKUP、ピボットテーブル使用可能)」「集中力、几帳面さ」などです。
利用できる支援機関
主治医、カウンセラーは、最も重要な相談相手です。
医学的な意見書、数値の根拠、症状管理を、依頼できます。
複数の障害者専門エージェントへの登録が、効果的です。
DODAチャレンジ、アットジーピー、エージェントサーナ、ランスタッドチャレンジド、LITALICOキャリア、マイナビパートナーズ紹介、障害者雇用バンク、かべなし求人ナビなどに登録できます。
トリセツの添削、数値化のアドバイス、模擬面接のサポートを、依頼できます。
ハイクラス向けエージェント(JACリクルートメント、ビズリーチなど)、IT特化型エージェント(レバテック、Geekly、ワークポートなど)も、選択肢です。
ハローワークの専門援助部門は、無料の就労相談窓口です。
地域障害者職業センターでは、職業評価や職業準備支援、ジョブコーチ支援を受けられます。
ジョブコーチによる、ナチュラルサポートシートの作成支援も受けられます。
就労移行支援事業所(LITALICOワークス、ココルポート、ウェルビー、atGPジョブトレ、Manaby、ニューロワークスなど)では、就労準備、自己理解、トリセツの作成の集中的なサポートが受けられます。
数値化されたトリセツの、作成支援も受けられます。
最大2年間、無料、または低価格で利用できます。
障害者就業生活支援センター(ナカポツ)は、就労と生活の両面で長期的な支援を提供します。
精神保健福祉センターでは、無料で心の相談を受けられます。
社会保険労務士は、雇用契約、合理的配慮の専門家です。
ファイナンシャルプランナーは、家計と生活設計の専門家です。
法テラスは、無料の法律相談ができる公的機関です。
厚生労働省の就労パスポートのホームページから、テンプレートを無料でダウンロードできます。
オンラインの自助グループ、当事者コミュニティへの参加も、心の支えになります。
数値化されたトリセツの経験を持つ仲間からの情報、対策の共有が、貴重です。
家族や信頼できる人にも、相談します。
24時間対応の電話相談窓口も、頼れる存在です。
よりそいホットライン0120-279-338、いのちの電話、いのちSOS 0120-061-338などが、無料で利用できます。
これらの支援機関を活用しながら、自分のトリセツを数値化して採用担当者への伝わりやすさを向上させていきましょう。
まとめ
自分のトリセツは特性・必要な配慮を書面でまとめた文書で従来は文章中心の記述が多く定性的な表現中心ですが、定性的な表現は採用担当者にとって解釈の幅が大きく、数値化することで具体性・客観性・伝わりやすさが大きく向上、「通常社員の80%」「週20時間」など具体的な数値で伝えます。
数値化のメリット(具体性、理解促進、客観性、合意明確化、能力アピール、意見書整合、運用、自己理解)、数値化の方法(業務時間、業務量、通院、服薬、休憩、在宅、スキル、経験、遂行速度、体調の波)、項目別の数値化例、トリセツA4 1枚の構成例、書き方の工夫、数値化が向いている項目、数値化が難しい項目(ストレスサイン、対処法、連絡先、強み)、注意点を踏まえ、主治医、エージェント、ハローワーク、ジョブコーチ、就労移行支援事業所、ナカポツ、自助グループなどを活用して伝わりやすさを向上させていきましょう。
