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日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)は、栃木県日光市に鎮座する神社で、日光山信仰の中心として約1200年以上の歴史を持つ古社です。日光東照宮、日光山輪王寺とともに「日光の社寺」として世界遺産に登録されており、日光を代表する神社の一つです。
二荒山(男体山、標高2,486メートル)を御神体とする山岳信仰の聖地であり、本社、中宮祠、奥宮の三社から構成されています。縁結びの神としても知られ、良縁や家庭円満を願う多くの参拝者が訪れます。
本記事では、日光二荒山神社の歴史、御祭神と御神徳、本社・中宮祠・奥宮それぞれの見どころ、そして参拝のポイントについて詳しく解説していきます。日光の歴史や山岳信仰に興味のある方、日光二荒山神社への参拝を考えている方にとって、有益な情報となれば幸いです。
日光二荒山神社とは
日光山信仰の中心
日光二荒山神社は、栃木県日光市山内に鎮座する神社で、日光山信仰の中心的な神社です。二荒山(男体山)を御神体とする山岳信仰の聖地として、古くから崇敬されてきました。
「二荒(ふたら)」という名称が転じて「日光」になったとされ、日光という地名の由来ともなっています。
世界遺産「日光の社寺」
日光二荒山神社は、日光東照宮、日光山輪王寺とともに、平成11年(1999年)に「日光の社寺」として世界遺産に登録されました。
日光の豊かな自然と調和した歴史的建造物群として、国際的にも高い評価を受けています。
三社構成
日光二荒山神社は、以下の三社から構成されています。
本社は日光市山内(日光東照宮の隣)に位置し、一般的に「日光二荒山神社」と言えば、この本社を指します。
**中宮祠(ちゅうぐうし)**は中禅寺湖畔に位置し、男体山登拝の起点となっています。
奥宮は男体山山頂(標高2,486メートル)に位置しています。
日光二荒山神社の歴史
創建と古代の信仰
日光二荒山神社の創建は、神護景雲元年(767年)、勝道上人(しょうどうしょうにん)によって開かれたとされています。
勝道上人は、日光山を開いた僧侶で、男体山の登頂に成功し、山頂に奥宮を創建しました。その後、中禅寺湖畔に中宮祠を、現在地に本社を創建しました。
神仏習合の時代
奈良時代から江戸時代まで、日光山は神仏習合の霊場として栄えました。二荒山神社と輪王寺が一体となり、「日光山」として発展しました。
平安時代には、山岳修験の霊場として、多くの修験者が訪れました。
江戸時代の隆盛
江戸時代には、徳川家康を祀る日光東照宮が創建され、日光は江戸幕府の聖地として大いに栄えました。
二荒山神社も、徳川将軍家の崇敬を受け、社殿の造営や整備が行われました。
明治の神仏分離
明治時代の神仏分離により、二荒山神社と輪王寺が分離され、現在の形となりました。
現代
現在も、日光を代表する神社として、また世界遺産として、国内外から多くの参拝者や観光客を迎えています。
御祭神と御神徳
主祭神
日光二荒山神社の主祭神は、以下の三柱です。これらを総称して「二荒山大神(ふたらさんのおおかみ)」と呼びます。
**大己貴命(おおなむちのみこと)**は大国主命の別名で、男体山に鎮座する親神です。
**田心姫命(たごりひめのみこと)**は女峰山に鎮座する母神です。
**味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)**は太郎山に鎮座する子神です。
男体山、女峰山、太郎山の三山をそれぞれ神格化した、家族神として祀られています。
御神徳
日光二荒山神社に参拝することで期待される御神徳には、以下のようなものがあります。
縁結び、良縁成就、夫婦和合、家内安全、開運招福、商売繁盛、厄除け、心願成就などです。
特に、家族神を祀ることから、縁結びや夫婦和合、家庭円満の御神徳が強いとされています。「良い縁(二荒=良縁)」という語呂合わせからも、縁結びの神社として広く知られています。
本社の見どころ
本殿・拝殿
本社の本殿と拝殿は、江戸時代初期の建築で、重要文化財に指定されています。日光東照宮ほどの絢爛さはありませんが、落ち着いた美しさを持っています。
神門
朱塗りの美しい神門が参拝者を迎えます。
神苑
境内には「神苑」と呼ばれる庭園があります(拝観料が必要)。四季折々の美しさを楽しめます。
縁結びの笹
神苑内には、「縁結びの笹」があります。良縁を願う人々が、笹に願いを込めた絵馬を結びます。
夫婦杉
境内には、「夫婦杉」と呼ばれる二本の杉が根元で結ばれた御神木があります。夫婦和合や縁結びのシンボルとされています。
化灯籠(ばけどうろう)
境内にある石灯籠で、夜になると化けて人を驚かせたという伝説があります。刀傷が残されています。
親子杉
三本の杉が寄り添って立つ御神木で、家族の絆を象徴しています。
中宮祠の見どころ
中禅寺湖畔に鎮座
中宮祠は、中禅寺湖畔、男体山の登山口に位置しています。男体山登拝の起点となる重要な場所です。
男体山登拝
中宮祠から、男体山の登山道が始まります。登山シーズンは5月上旬から10月下旬です。登拝料が必要です。
山頂の奥宮まで、往復約8時間の本格的な登山です。
中禅寺湖の絶景
中宮祠の境内からは、美しい中禅寺湖を望むことができます。
奥宮の見どころ
男体山山頂
奥宮は、男体山の山頂(標高2,486メートル)に鎮座しています。中宮祠から約4時間の登山が必要です。
山頂からの絶景
晴れた日には、山頂から関東平野や富士山を望むことができます。360度の大パノラマは圧巻です。
古代の遺物
山頂からは、古代の祭祀遺物が多数発見されており、古くから信仰の対象であったことが分かります。
年中行事
例大祭(弥生祭)
毎年4月13日から17日まで、本社で執り行われる春の例大祭です。「弥生祭」とも呼ばれ、神輿や花家体(はなやたい)が町を練り歩きます。
男体山登拝大祭
毎年8月1日から7日まで、中宮祠で執り行われます。8月1日の早朝には、多くの登山者が山頂を目指す「登拝行事」が行われます。
初詣
新年には、日光を代表する神社として多くの初詣客が訪れます。
その他の行事
節分祭、七五三など、年間を通じて様々な行事が執り行われます。
参拝のポイント
本社のみか三社すべてか
多くの参拝者は、日光東照宮とともに本社を訪れます。時間と体力があれば、中宮祠や奥宮にも参拝することで、より深い御神徳をいただけるとされています。
参拝の作法
日光二荒山神社を参拝する際は、基本的な神社参拝の作法に従いましょう。
鳥居をくぐる前に一礼します。手水舎で手と口を清めます。拝殿前で賽銭を入れ、二拝二拍手一拝の作法で拝礼します。
縁結びを願う場合は、神苑の縁結びの笹や夫婦杉にも参拝しましょう。
御朱印
本社、中宮祠、奥宮それぞれで御朱印をいただくことができます。三社の御朱印を集めることも、参拝の楽しみの一つです。
おすすめの参拝時期
日光二荒山神社は年間を通じて参拝できますが、紅葉の美しい秋(10月から11月)や、新緑の春が特におすすめです。
男体山登拝は、5月上旬から10月下旬が登山シーズンです。
アクセス情報
本社へのアクセス
公共交通機関:東武日光線東武日光駅、またはJR日光線日光駅から東武バス「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで約5分、「西参道」バス停下車、徒歩約7分。または、両駅から徒歩約30分。
自動車:日光宇都宮道路日光ICから約2キロメートル。駐車場あり(有料)。
中宮祠へのアクセス
公共交通機関:東武日光駅、JR日光駅から東武バス「中禅寺温泉」行きで約45分、「二荒山神社中宮祠」バス停下車すぐ。
自動車:日光宇都宮道路清滝ICから、いろは坂経由で約20キロメートル。駐車場あり(無料)。
周辺の見どころ
日光東照宮
徳川家康を祀る世界遺産の神社。日本を代表する建築美を誇ります。
日光山輪王寺
日光山の中心的な寺院。三仏堂や大猷院など、見どころが多くあります。
華厳の滝
日本三大名瀑の一つ。高さ97メートルから流れ落ちる壮大な滝です。
中禅寺湖
標高1,269メートルに位置する美しい湖。遊覧船やカヌー体験も楽しめます。
いろは坂
日光市街から中禅寺湖へ向かう曲がりくねった山道。紅葉の名所として有名です。
まとめ
日光二荒山神社は、約1200年以上の歴史を持つ日光山信仰の中心的な神社であり、世界遺産「日光の社寺」の一つです。男体山を御神体とする山岳信仰の聖地として、本社、中宮祠、奥宮の三社から構成されています。
家族神を祀ることから、縁結びや夫婦和合、家庭円満の御神徳で知られ、「良縁(二荒=良縁)」の神社として多くの参拝者が訪れます。日光東照宮とともに、日光を代表する神社として、国内外から注目を集めています。
日光を訪れる機会があれば、ぜひ日光二荒山神社に参拝してみてください。世界遺産の神聖な雰囲気と、日光の美しい自然の中で、心を落ち着け、良き縁と新たな力を得る時間は、かけがえのない体験となるでしょう。
あなたが日光二荒山神社を訪れ、その歴史と自然の中で心穏やかな時間を過ごし、二荒山大神の御神徳に包まれることを心から願っています。

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