二荒山神社中宮祠 中禅寺湖畔の聖地

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栃木県日光市にある二荒山神社中宮祠は、下野国一宮である二荒山神社の別宮として、中禅寺湖畔に鎮座する神社です。標高1269メートルに位置し、男体山を御神体として崇める山岳信仰の聖地として、古くから崇敬を集めてきました。二荒山神社中宮祠の歴史、御祭神、見どころ、参拝方法について解説します。

二荒山神社中宮祠とは

二荒山神社中宮祠は、栃木県日光市中宮祠に鎮座する神社です。

正式には二荒山神社中宮祠ふたらさんじんじゃちゅうぐうしと称します。

下野国一宮である二荒山神社の別宮の一つで、日光市街地にある本社、男体山山頂にある奥宮とともに、二荒山神社の三社を構成しています。

中禅寺湖の北岸、標高約1269メートルの高地に鎮座しており、日本の神社の中でも標高の高い場所に位置しています。

男体山なんたいさん標高2486メートルを御神体として崇める山岳信仰の拠点です。

中禅寺湖という美しい湖を眼前に望む絶景の地に鎮座しています。

登山者や観光客が多く訪れる、日光を代表する神社の一つです。

御祭神と御利益

二荒山神社中宮祠の御祭神と御利益について説明します。

主祭神は二荒山大神ふたらやまのおおかみで、これは三柱の神の総称です。

大己貴命おおなむちのみこと大国主命、田心姫命たごりひめのみこと、味耜高彦根命あじすきたかひこねのみことの三柱が祀られています。

大己貴命は国造りの神として、田心姫命はその妃神として、味耜高彦根命は御子神として崇敬されています。

男体山を御神体とすることから、山の神、水の神としての信仰もあります。

御利益は、家内安全、開運招福、縁結び、夫婦円満、商売繁盛、登山安全などです。

特に登山安全の御利益が知られており、男体山登山者が安全祈願に訪れます。

中禅寺湖や華厳の滝の水源を守る神として、水の恵みへの感謝の信仰もあります。

二荒山神社中宮祠の歴史

二荒山神社中宮祠の歴史は、日光山岳信仰の歴史と深く結びついています。

日光の山岳信仰は古代から存在し、奈良時代に勝道上人が男体山に登拝したことで本格化しました。

勝道上人は神護景雲元年767年に日光山を開山し、延暦元年782年に男体山の登頂に成功しました。

その際、中禅寺湖畔に中禅寺を建立し、これが中宮祠の起源とされています。

当初は神仏習合の形で、仏教寺院として整備されました。

平安時代から中世にかけて、日光山は修験道の霊場として栄えました。

江戸時代には徳川家康を祀る日光東照宮が創建され、日光全体が徳川幕府の保護を受けました。

明治時代の神仏分離により、中禅寺は二荒山神社中宮祠として神社となりました。

現在も男体山登拝の拠点として、また中禅寺湖観光の中心地として、多くの参拝者や観光客が訪れています。

境内の見どころ

二荒山神社中宮祠の境内には、参拝者が訪れるべき見どころがあります。

本殿は中禅寺湖を見下ろす高台に建っており、荘厳な雰囲気を持っています。

拝殿は参拝者がお参りをする場所です。

境内からは中禅寺湖を一望できます。美しい湖の景色と、背後に聳える男体山の雄大な姿を同時に楽しむことができます。

登拝門は男体山への登山道の入口にあります。登山シーズン5月5日から10月25日には、ここから男体山への登拝ができます。登拝料を納めて登山します。

中禅寺湖の湖畔に面しており、湖畔を散策することもできます。

境内には石灯籠や狛犬など、歴史を感じさせる石造物が配置されています。

社務所では御朱印やお守り、おみくじなどが授与されています。

境内は標高1269メートルの高地にあり、夏でも涼しく快適です。

男体山登拝について

二荒山神社中宮祠を拠点とする男体山登拝について説明します。

男体山は標高2486メートルの火山で、日光を代表する山です。

古くから信仰の対象とされ、山全体が御神体として崇められてきました。

登山は二荒山神社中宮祠の登拝門から始まります。

登拝期間は例年5月5日から10月25日までです。冬季は閉山されます。

登拝料を納め、登拝門から登山道に入ります。

登山道は片道約4キロメートル、標高差約1200メートルで、往復約6時間から8時間かかります。

山頂には二荒山神社奥宮が鎮座しており、参拝することができます。

山頂からの眺望は素晴らしく、中禅寺湖や日光連山、天気が良ければ富士山まで見渡すことができます。

登山は体力を要しますが、信仰登山として多くの人が挑戦します。

登山の際は、登山安全の祈願を中宮祠で行うことをおすすめします。

年中行事

二荒山神社中宮祠では年間を通じて様々な祭事が執り行われます。

5月5日には男体山登拝開山祭が斎行されます。登山シーズンの安全を祈願する神事です。

7月31日から8月7日には男体山登拝講社大祭が執り行われます。多くの講社が参加し、男体山に登拝します。

10月25日には男体山登拝閉山祭が斎行されます。登山シーズンの終了を告げる神事です。

毎月の月次祭も執り行われています。

冬季は積雪のため、祭事は限定的となります。

参拝方法

二荒山神社中宮祠での参拝の基本的な作法を説明します。

鳥居をくぐる前に一礼します。神域に入る際の礼儀です。

手水舎で心身を清めます。右手で柄杓を取り左手を清め、左手に持ち替えて右手を清め、再び右手に持ち替えて左手に水を受け口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めます。

拝殿前で賽銭を入れ、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。深く二度お辞儀をし、二度柏手を打ち、願い事を心の中で唱え、もう一度深くお辞儀をします。

男体山登山を予定している場合は、登山安全を祈願しましょう。

境内から中禅寺湖の景色を楽しむこともおすすめです。

参拝後、授与所で御朱印やお守りをいただくことができます。

御朱印とお守り

二荒山神社中宮祠では御朱印とお守りを授与しています。

御朱印は中宮祠の印が押されます。二荒山神社本社、中宮祠、奥宮の三社すべてで御朱印をいただく人も多くいます。

お守りは各種あり、登山安全、開運招福、家内安全、縁結び、交通安全など、様々な御利益のものが揃っています。

特に登山安全のお守りは、男体山登山者に人気があります。

絵馬も用意されており、願い事を書いて奉納することができます。

授与所の受付時間は午前8時から午後5時頃までが一般的ですが、季節によって変動します。冬季は短縮されることがあります。

アクセス方法

二荒山神社中宮祠へのアクセスを説明します。

公共交通機関を利用する場合、JR日光線または東武日光線の日光駅から東武バスで約45分、中禅寺温泉バス停下車、徒歩約10分です。

日光駅から路線バスで中禅寺湖方面に向かい、いろは坂を上ります。

自家用車の場合、日光宇都宮道路清滝ICから約30分です。いろは坂を通って中禅寺湖に至ります。

中宮祠付近に駐車場がありますが、観光シーズンは混雑します。

住所は栃木県日光市中宮祠2484です。

いろは坂は急カーブが連続する山道ですので、運転には注意が必要です。

冬季は積雪や路面凍結があるため、スタッドレスタイヤやチェーンが必要です。

周辺の見どころ

二荒山神社中宮祠周辺には日光の観光スポットが集まっています。

中禅寺湖は周囲約25キロメートルの美しい湖で、遊覧船やボート、カヌーなどが楽しめます。

華厳の滝は日本三名瀑の一つで、高さ97メートルの壮大な滝です。中宮祠から徒歩約10分です。

中禅寺温泉は中禅寺湖畔の温泉地で、日帰り温泉施設や旅館があります。

戦場ヶ原は奥日光に広がる湿原で、ハイキングが楽しめます。

竜頭の滝は美しい二条の滝で、紅葉の名所としても知られています。

日光東照宮は世界遺産に登録された豪華絢爛な社殿で、中宮祠からいろは坂を下った日光市街地にあります。

二荒山神社中宮祠の魅力

二荒山神社中宮祠は、山岳信仰と美しい自然が融合した魅力ある神社です。

男体山を御神体として崇める山岳信仰の聖地として、古代から続く信仰の歴史を今に伝えています。

標高1269メートルの高地に鎮座し、中禅寺湖を眼前に望む絶景の立地です。

男体山登拝の拠点として、登山者の安全を見守る神社です。

二荒山神社本社、中宮祠、奥宮の三社を巡ることで、より深い信仰体験ができます。

中禅寺湖や華厳の滝など、日光の自然美を楽しみながら参拝できます。

日光を訪れた際には、ぜひ二荒山神社中宮祠に参拝してみてください。中禅寺湖の美しい景色を眺めながら祈りを捧げ、男体山の雄大な姿に畏敬の念を抱くことで、自然と信仰が一体となった日光の魅力を深く感じることができるでしょう。男体山に登拝すれば、山頂の奥宮で達成感とともに神聖な祈りを捧げることができます。日光の山岳信仰の聖地で、心洗われるような特別な時間を過ごしてください。

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